2017/11/18 のログ
ご案内:「訓練施設」にファウラさんが現れました。
ファウラ > ……何だか騒がしいです。

(おじいちゃん、目を開けるとそこは冬国でした。
 呟きながら大き目の建物のドアをゆっくり開ける
 以前と比べて眠る時間が少しずつ伸び、気が付けば辺りの気温も随分と低くなってしまった。
 スリープモードが随分と長くなったせいで時間を跳躍してしまったよう。)

ん―……、これちょっとぶかぶかです。

(気が付けば廃神社近くの洞くつで数か月も眠り続けていた。
 原因はエネルギー供給が追い付いていない事とあたりをつけ
 なにやら浮足立った生徒に紛れて保持電力の多そうな建物へとやってきた。
 その際に手洗い場にかけてあった生徒用のコートをそっと拝借して
 生徒ですよ―みたいな顔をしてみたり。)

でも軍服よりは着やすいです。ふわふわです。

(自分では完璧でしょ!と思っているが
 挙動が小動物チックなせいでどちらかというと
 姉妹の服を着て学校に迷い込んだ感に近い印象を与えるかもしれない)

暁 名無 > うんうん、活気があって大変よろしい。
俺はそっとのぞき窓から離れ、再び廊下を歩き出していた。
時折すれ違う生徒と挨拶を交わしたりしながら、廊下の角を曲がって、

「……んー?」

不審な人影を発見。
見たところ学祭の準備で来た様ではない風だ。
さては転入生が迷子にでもなったかと見当をつけると、俺は声を掛けつつ近づいた。

「おーい、そこの。
 一体何をしてるんだ、迷子にでもなったか?」

ファウラ > とりあえず供給元を探すです。えいおー。

(ゆるーーーいテンションで一人手を振り上げる。
 袖が思ったより長く手の先で余った分がドアに当たって
 ペちんと少し間抜けな音がしたけれど気にしない。)

びすけっとーをたたくとびすけっとーは粉砕!玉砕!だいかっさーぃ♪

(スラムで仕入れた間違った知識の鼻歌を歌いつつ天井を眺める。
 見た感じ多分電力の形が最も多く利用されていると推察されるので
 大型バッテリーとか電力供給口とか見つかるんじゃないかなぁと、とことこと歩き始めた。
 まさか廊下の所々に空いている小さな穴が目的の物とは露知らず。
 きょろきょろと辺りを見渡しながら歩き始めて)

はいー。ふぁうらは元気です。

(かけられた声に無駄に堂々と答えながら片手をあげる。
 潜入なのは間違いないけれど別に戦地でもなし、
 変に慌てる方が疚しい事があると思われる可能性が高い。
 そう考えつつも若干気も漫ろ感は否めない。)

暁 名無 > 「元気なのは良いこった。
 まあ、それはそれとして俺は何してるのかと訊いたんだけどな?」

どうやら言葉が通じないわけではないらしいが、話は通じない。
いやいや、まだファーストコンタクトだ。たった一言二言言葉を交わしたくらいで理解するのは尚早だろう。
いや、まあ、別に言葉が通じなかったところで慣れてるけども。

「迷子……にしちゃ楽天的過ぎるな。
 何か探し物か?お前さんの、クラスと名前は?」

生徒じゃなかった場合はどうするんだったか。
そんな事を考えながら質問を重ねる。
見るからに怪しいと言った風体では無いものの、学園の、ひいては生徒に害を与えるような存在であればそれなりに対処も必要になってくる。
そういう事態になったら面倒極まりないので、ひとまず穏便に事を済ませたいもんだ。

ファウラ > 今は貴方とお話しているですー。

(何してるのかと言われたのでとりあえず今している事を返した。
 喋ってるんだから当たり前だろうといった表情で若干首を傾げる。
 まぁこのヒトは普段音声で会話しないヒトなのかもしれないし)

現在探索行動中ですー。
私のクラスは独立機動型指揮官機、コードネームはファウラですー。
それ以上の情報開示は現在のセキュリティクリアランスには許可されていませんー。

(情報規制が緩いのか厳しいのか定かではないものの緩い口調のまま
 現在の思考AIはかなり日常寄りの物。だってこの島平和だし。
 最もお爺ちゃんはこれが一番好きだった気がする。
 ふと普通とは違う気配を近づいてくる相手から感じ取る)

ん―……魔術性の香りがするです?
幻惑性の物と推察されるです。

(少しだけ警戒心が芽生えた。
 両手を突き出してそれ以上近づかないようにと表しつつじりじり距離を取る。)

暁 名無 > 「あー、いや、まあそうなんだが
 俺が訊いてんのはそういう事じゃなくてな……」

さてどうしたものか。
いや、こちらが言葉を選べば、それに沿った返答が来そうではある。
それなら……いや、いいや。めんどくさい。

「はいはい、探索行動中か。
 で、ファウラ……と。学生証は?いや持ってねえと思うけど一応な。」

だだっ広いとはいえ学校は学校、そして俺は教師という立場にある。
それはつまり生徒にはある程度顔が割れているということで、それを踏まえ目の前の少女の反応を見るに。
日の浅い転入生か、あるいはまだ生徒ですら無いか。
ファウラ、という名前に心当たりが無いので、どちらかと言えば後者の方が確率は高そうだ。

「とりあえず生徒じゃないんならあんまり施設内をうろうろすんじゃないぞ。
 ほれ、エントランスはこっちだ……と?」

近付くことを拒否されれば足を止めるしかない。
ふむ、なるほど。解析……だなこれは。

「おっと、悪いな。
 知り合いの匂いがちょっと移っちまってるだけなんだ。
 大した害は無いと思うが、まあ近づくなってんならこれ以上近付かねえから。」

ふう、と小さく息を吐いて頭を掻く。
まあ近づかなければ話も出来ないという訳でもなし、不都合も不便も無いわけだけど。

ファウラ > がくせいしょーは、ふけーたいです。
ファウラここに来て日が浅いので-。

(とりあえず用意しておいた回答でしらばっくれてみたり。
 教導官のうちの一人に入って早々遭遇したというのは運がいいのか悪いのか)

というわけで提示できないですー。

(目の前のヒトを改めて見つめてみる
 人のよさそうな雰囲気でちょっと不真面目感
 でもどちらかというと男性的な物を好みそうなのに
 とても女性的な香りを纏っていて……)

ん―…何だか泣きそうな香りなのに
貴方からはそれに類する感情が感じられないです。
移り香なら納得なのです。

(要するに制御出来ていないらしい。
 そもそもあまり影響を受ける類の物でもないので気にする必要もないのだけれど。
 その違和感が解消されたなら特に警戒する必要もない。)

暁 名無 > 「だろうな。分かってた。」

やれやれだ。
とはいえ相手に関して知り得たい事柄は大半を知れた。
あとは何か目的があってこの施設に来たのか否か、程度だけども。

「泣きそうな香りってどんな例えだそりゃ。
 まあ、納得して貰えたんなら良いけどよ。
 
 そんで、ファウラはこの訓練施設に何の用があって来たんだ?
 探索行動っつってたが、探し物か?
 それともただの物見遊山なら、この辺りは常世祭の準備やらでどいつもこいつも忙しいから、邪魔になっちまうんであんまオススメはしねえぞ。
それとも明確な目的があるなら達成に助力はするけどよ。」

ファウラ > 魔力性の香りは感情に起因するものが多いですー。
特に幻惑する物は自身の感情に同調しやすいですー。

(このヒトに残り香を残した相手はきっと何か悲しい事があったのだろう。
 別にいちいち詮索するつもりもないけれど。余計なお世話だろうし)

目的?お腹が空いたです―。
たらふく食べたいですー。

(とりあえず魔力でも電力でも光子でも良い。
 エネルギー補充が割と深刻な今、動力源は多いに越した事は無い。)

なんならそれ、ファウラがもぐもぐしてあげましょーか?
いらない、なら、ですけどー。

(意識できないなら、邪魔になるなら食べてしまった方が良いでしょう?と小首を傾げて。)

暁 名無 > 「なるほどな、そういうことか。
 まー俺は魔術師じゃねーから、その辺の理屈はさっぱりだけどな。」

ひょいと肩を竦めて、続く目的に、一つ瞬きをする。
腹が減って、訓練施設に?
普通なら一番除外する選択肢だと思うんだが。

「えぁ?ああ、匂いの事か?
 いやいや、いい。別に毒にも薬にもなりゃしねえ程度だ。
 邪魔にすらなんねえし、香水代わりにでも漂わせといて損は無えさ。」

……それに、何となくあいつとの繋がりが断たれる気がして、少しだけ癪だ。

「ま、お前さんの目的は分かった。
 腹減ってんならとりあえずそっちの自販で菓子パンでも買ってやるから。
 ……それ食ったらひとまず学校の食堂の方に行くぞ。
 それにしたって腹が減ったからって何でこんな場所に来たんだ?飯の匂いでもしたか?」

人に奢れるほど所持金に余裕はねーんだが。
とりあえずさっさと食い物を与えてしまおうと、俺は自販機へと向かった。
あんぱんで良いか、あんぱんで良いよな。

ファウラ > さっぱりですか。
まぁひつようないならいーことです。

(それこそ命に係わるなら今頃ひっしになってるだろーし
 のんびり生活してるなら特に困ってないという事だとも思う)

あんぱん!あんまんのお友達ですか?
食堂に並び良い響きなのですー!
あ、はぃ、ご飯の匂いがしました。

(本人は知る由もないが仮にコンセントから電力供給した場合
 一瞬動力が落ちる程度の騒動は起きるかもしれない。
 とりあえず食べ物でもある程度のエネルギー補給は出来る。効率は良くないけれど。
 それに美味しい事は良い事なのでそちらの方が良いに決まってる。
 香りの事など綺麗さっぱり忘れ去り既にあんパンという謎の食べ物への夢想で意識は遠く彼方)

暁 名無 > 「そーそー、必要なもんでもないしな。
 ごちゃごちゃ設定背負ってプロフ長くすんのもかったりーだけだし、と……。」

自販機に入れる小銭を探しつつ半ば上の空で相槌を打つ。
ちなみにあんぱんを選んだ理由は安いから。信頼と実績の菓子パン最安値だから。
ちなみにこの自販機で一番安いのは塩せんべいだな。

「ほれ、ちゃんと袋から出して食えよ。
 ……にしても、飯の匂いがねえ。
 もしかすると食料以外で空腹を満たす方法があんのかい?」

あるいはすごーく鼻が利くので自販機の中の物の匂いも嗅ぎ取れるとか。
流石に芸達者過ぎてドン引きするレベルだけど、そこはそれ。
ひとまずファウラに今買ったばかりのあんぱんを放って寄越すと、俺も小腹満たしに塩せんべいを買った。

ファウラ > なんというせって―ちゅー涙目の発言。
最近のゲームはそういうの多いとかよくきくですけど
せって―って要はユーザーへの押し付けに近い物がありますしー。
自己満足と考えるとしんぷるいずざべすとですよね。うん。

(どちらかというと目の前の機械の方が興味をそそる。
 改造魔としてはやはり自販機とか自動ドアとか自走砲とか改良したくなるお年頃。
 そういった訳でこちらも若干上の空。
 どこのゲーマーだよという(メタい)発言をしつつ目の前の機械を眺める。)

そりゃもぅ。ファウラはこーせーのーですし。
継戦能力の維持のために沢山補給方法があるですよ?
その内の一つがこーして食べる事ですいただきます。

(一切躊躇せずにいただきますするちょっとあれな子だった。)

暁 名無 > 「はいよ、召し上がれっと。
 高性能ねえ……継戦能力だとか、キナ臭い単語まで飛び出してきたな。
 まあいい、ともかく補給方法が幾つかあって、そのうちの一つをこの施設で満たせるってのは分かった。
 だけどまあその方法は多分迷惑が掛かるから、体が一ミリも動かないって時以外は普通に食べ物を食え、な。」

塩せんべいを齧りながら言うと説得力があるのか無いのか分からない。
そんなセリフを吐きながらさてどうするかと考える。
ここから食堂までの間にファウラの腹の減り具合はどうなのだろうか、とか、
そもそもあんぱん一つでどうにかなるのだろうか、とか、
そんなことよりもうちょい目の保養したかった、とか色々だ。

「それでファウラ。
 お前さん腹いっぱいになったらその後はどーすんだ?」

ファウラ > んー、今の所大ごとにはしたくないので指示には従うのです。
もっとたくさん食べたいですけど、貨幣価値が分からないです……

(ただ動力確保が出来なくなったなら一度施設丸々動力を奪って
 リセットしてしまうのもありかもしれない。何にせよ動けなくなってしまうのはとても困る。
 折角のこの空をもっと飛びたい。少し補給しただけでもあの願いが鎌首をもたげる。)

とりあえず飛ぶです。
沢山沢山飛ぶです。

(またあの青い空に向かって、雪を切りながら。

暁 名無 > 「全力で従ってくれ。
 まあ、事情を説明すりゃ多少なりと学園側から助成金も出るだろうし。
 とりあえず何はともあれ一時的に回復したら、生徒登録かな……。」

空を飛ぶのはその後だな……空?
自分でも分かるほどに怪訝な顔をしたが、まあもう飛ぼうが泳ごうが驚く事じゃないだろと自分に言い聞かせる。

「まあ好きなだけ飛べばいいが、とりあえず通す筋は通そうな。
 大ごとにはしたくねーんだろ?」

そう告げて俺は塩せんべいの入っていた袋をポケットに仕舞う。
ファウラの方もいつまでも食い続ける様な量なあんぱんでもないしな。

ファウラ > 保護者と―ろくには住所聞いてこないとです……
にーぐぅに会ったらそーだんしてみるです。

(生徒登録した場合身体検査等される可能性は高い。
 保護者に近い相手にも、友人にも学校登録はしない方が吉と言われている分
 少々お茶を濁しながら眼を逸らす。
 いちいち規則とかで縛られて空を自由に飛べなくなるのも困る所)

筋……?うーん……
オトナのいう事は時々よくわからないです。
なんにせよ邪魔な事は少ないに越した事は無いのです。

(最後にひと切れ残ったあんパンを口に含み
 しばらく惜しむように咀嚼した後ごくりと飲み込む。
 お行儀に関してはどうだかわからないけれど多めに見てくれたら嬉しい)

暁 名無 > この辺りじゃ生徒登録されてない方がよっぽど制限を強いられるだろうに。
目を逸らす様子から何か不都合でもあるのだろうと察した俺は、それ以上は何も言わず小さく肩を竦めた。
人の事情にとやかく言う気はないが、アウトロ気取りは大概にして貰いたいもんだ。

「面倒を回避して生きてく為の約束事、ってことさ。
 そんじゃま行きますかねぇ。食堂までちょっと歩くけど、歩けるよな?
 あと、そのコートはちゃんとあったトコに戻しとけ。お前のじゃねーだろそれ。」

食う物の買い物も困るような生徒じゃない人間が学生用コートなんて買える訳がない。
念の為釘を刺してから、俺は施設の出入り口へと向かって歩き出した。
こうして食堂まで案内した後は、今日出せるだけのはした金で奢る羽目になったそうな。

ファウラ > 規則や優先順位の設定は大事……
無いと思考ルーチンに影響が出ますしぃ

(教導官だけあってまず治安維持の方向で思考するらしい。
 問題が起こればそれを処理させられる側なのだからその思考は想像に難くはない。共感は別の話。
 そうでなくとも島が浮足立っている今、きっと色々な事が起こるだろうとも思う。
 それらの対処も含め面倒事を減らしたいのだろう)

想定距離内であればあるけるですー。
島外とかでなければ…

(そんな事を言いながら結局食堂へ案内してもらって
 どこに入ったのお前と呆れられるほど
 沢山幸せそうに頬張って居たとか。

ご案内:「訓練施設」からファウラさんが去りました。
ご案内:「訓練施設」から暁 名無さんが去りました。