2018/09/16 のログ
柊 真白 >  
(挑発には乗らないらしい。)

先生なんですから勝つのが当然だと思いますけど。
それに卑怯な手なんて言っても、勝負なら勝つのが第一であって、そのためなら卑怯も何もないとは思います。
卑怯な手が取れるって言うのも強さだと。

(そもそも卑怯な戦法に対応しきれない方が悪い。
 そういう手は大抵ちゃんと対処すればむしろ仕掛けた側が不利になることが多いし。)

――あれ、先生ペット飼ってましたっけ。

(首をかしげて。
 別に彼のことをよく知っているわけではないが、そんな話は聞いたことがなかった。)

暁 名無 > 「それは流石に買い被りだと思うが……まあいいか。
 とーもーかーく、俺に利益の無い戦いはしーまーせん。
 疲れると言う不利益を覆せるだけの益があるならやるけどね。」

尚現在のレートは自給1万円よりもタバコ吸って寝たい、が勝っております。
これに勝る報酬なんて目の前の少女には用意出来る筈がない。だって俺にも用意できないからね。

「んー?まあ、ちょいちょい飼ってるよ。
 特別製の飼育室をこさえてな、大きいのから小さいのまで、揃いも揃ってとびきり面倒な連中を。」

もちろん学校には内緒で。
だってそんな部屋作ったって知られたら絶対給料から工費天引きされるからね。

柊 真白 >  
じゃあ、一戦してくれたら五万円。

(じゃあシンプルに金で釣る。
 とりあえず手堅い値段から攻めてみる。)

大きいの、面倒な……。
――先生って、下の名前、なんでしたっけ。

(なんか引っかかる。
 もしかしたら、もしかして。)

暁 名無 > 「その条件だと戦闘開始と同時に白旗挙げるけど。」

あるいは適当に時間を稼いで白旗振るけど。
そもそも俺は勝敗に頓着してないのだという事を解って貰いたい。
さっきのは、まあ、今後の授業に支障が出そうだったから相手してやっただけで。
あとは単純に嫌がらせ。

「……ん?名無。英名はネームレス=デイブレイク先生だよ。」

英名は今咄嗟に口から出たけど格好いいなコレ。
よし、ネトゲのハンネにしよう。

柊 真白 >  
――まじめに勝負して、勝ったら五万円。

(そうだったこの人不真面目だった。
 難しい顔になって、条件を組みなおす。)

名無、ナナイ……。
……先生。
ラフィっていう腕の大きい子、飼ってません?

(条件は合う。
 彼女が言っていた「ナナイ」というのが彼のことかどうか、確認。)

暁 名無 > 「そいつぁちと安過ぎるな。」

というわけで諦めて貰いたい。
そもそも金銭で釣られる気もあんまり無いのが正直なところだ。

「ラフィ?
 ……ああ、会ったことあるのか。校内で?
 あと人名を出した後に飼ってるかどうかを問うなよ。」

変な趣味だと思われるだろ。いや、変な趣味は否定せんが。

柊 真白 >  
わかった。
あきらめます。

(何があってもやりたくないらしい。
 残念だがあきらめることにしよう。)

スラムで会いました。
――でもさっき大きいのから小さいのまで飼ってるって。

(やはり彼だった。
 これで彼女へ連絡したいときは誰に言えばいいかが分かった。)

とりあえず先生、連絡先教えてください。

暁 名無 > 「そうしてくれると有り難いね。
 もっと早く諦めてくれりゃ余計な問答もしなくて済んだものを。」

やれやれ、と自分の首筋を撫でながら嘆息。
これでまだ自分のカラダを賭けます。とか言われりゃやる気も多少出たのだが。
……前言撤回。あんまり賭けられても乗り気にならなそう。

「スラム……あいつめそんなとこまで出歩いたのか。
 まあちゃんと帰って来てたし、後で軽く注意しとくとして。」

連絡先、連絡先。
ええと、確か、

「新学期始まって配られたシラバスに多分載ってるぞ。
 いや、覚えて無いわけじゃねえんだけどな。おいそれと口外するもんじゃねえからな、こういうのは。」

柊 真白 >  
頑固なので。

(それは恋人のお墨付きでもある。
 なんだか失礼なことを思われたような気がする。
 じとっとした目を向けておく。)

ラフィなら大丈夫だとは思いますけど。
――あと何かイライラしてるみたいでした。

(飼い主である彼はその辺把握しているだろうか。
 ペットの体調管理は飼い主の役目だ。)

じゃあ帰ったら確認しておきます。
ラフィに連絡するときは先生に連絡するので。

暁 名無 > 「そこまで頑なになる対象がおかしいだろって話だ。」

やれやれまったく。だから動きたくないんだ。
ま、これで暫く生徒との模擬戦なんてしなくて済むだろうから良しとしよう。

「うーん……まあ、最近はそうでも無さそうだけどな。
 ああ見えて獣よりも人に近い奴だ。周期的にそういう時期があるのかもしれない。」

流石にそこまでは面倒見きれん。
そもそも奴は物言わぬ獣じゃないのだから、多少は自分の世話は自分で見て貰わないと。

「そこは本人に直接……いや、そうだな。
 そのうちメールアカウントを作って使い方を教えとくから、それまでは中継役になろう。」

多忙の時期は遠慮なくスルーするのでよろしく、と言っておくことも忘れない。

柊 真白 >  
先生とやるのが一番練習になりそうなので。

(フィジカルでガンガン押してくる相手とはまともに戦わなければいい。
 けれど、戦略で躱しながら攻めてくる相手の場合、どうやっても最終的に「戦闘」が必要になることが多い。
 だから、と思ったのだけれど。)

私と喋ってちょっと落ち着いたみたいですけど。
先生が飼ってるんなら、ラフィが人を襲った時は先生の責任になりますから。
ちゃんと管理してあげてください。

(そうじゃないと彼女がかわいそうだ。
 じとっとした視線。)

よろしくお願いします。

暁 名無 > 「なーんか勘違いしてそうだから言っとくが、
 俺はあくまで100パーセント受け身の戦術しか取れないからな?」

勝敗に拘らず、ただただ生き延びることに特化した戦術。
どちらかと言えばサバイバル能力に近いが、人外相手に亘り合うのだからそれくらいでないとならない。
命あっての物種を地でやってるだけだ。

「まあ、うん、人を襲わない様に、ってのは最初に言いつけたんだけどね。
 多少なりと理解はされてるように見えるものの、根本的なところは異邦人だからな。
 俺とは決定的に価値観が異なるだろうし。」

流石にその辺り、押し付けにならないか心配だと言うのもある。
その辺は、まあ、手探りで把握していくしかない。
とはいえそろそろ編入の受理もされる頃だけど。

「はいはい、りょーかいりょーかい。
 急ぎの時はタイトルに急用が解るようにしといてね。」

柊 真白 >  
さっきの見ればわかります。
私もレベルの高い守備的な相手を押し切る戦い方が欲しいので。

(単純なスピードだけならこの島のだれよりも速い自信はある。
 だがそれだけで押し切れる相手ばかりだと言うことはない。
 こちらの速さに対応できる相手を押し切る力はあって困るものではない。)

人外、特に吸血鬼に強い警戒心を持ってるように見えました。
そういう存在が「人」の範疇に入ってるかどうか、ちゃんと見ててあげないと。

(常識の違いと言うのは色々厄介だ。
 こちらが当たり前だと思って言わないことが、相手にとっては違うかもしれない。)

わかりました。
そろそろ帰ります、お疲れさまでした。

(ぺこりとお辞儀。
 そのあと足音少なく施設を後に。)

ご案内:「訓練施設」から柊 真白さんが去りました。
暁 名無 > 「うーん、まあ、そういう事なら……
 余計にそういう戦闘術を専門に教えてる先生の方が良いと思うけど。」

出来る事なら座学だけで済ませたいと言うのが本音。
なるべくなら身体を動かすような事、というよりは動ける人なのだという事は伏せていたい。
だって絶対余計な事が舞い込んでくるもん。

「吸血鬼……ねえ。
 そこらは一度ちゃんと話し合う必要があるな。」

これから編入させるにしても、種族間の問題はなるべく少ない方が良いだろう。
そろそろあいつの元居た世界での話も聞いてくべきなのかもしれない。話す気がラフィーにあれば、だけど。

「じゃあな、気を付けてけよ。」

とは言っておくものの、まあ心配はいらないだろう。
足音少なくその場を去っていく背を見送って、さて──

暁 名無 > 「──帰るか。」

帰ってからこなさなきゃならないタスクが増えている。
まず真っ先にラフィーと今後の話をしていかなければならないだろう。
口で言って伝わるか怪しい所ではあるが、まったく理解されないという事も無さそうだ。
最悪、また翻訳と思念会話の術式を引っ張り出せば良い。

「そうと決まればさっさと帰るかねー」

帰りがけにたい焼きか何か買って帰ってやろうか。
そんな事を考えつつ、俺は訓練施設を後にする

ご案内:「訓練施設」から暁 名無さんが去りました。