2015/08/30 のログ
ご案内:「転移荒野」にダナエさんが現れました。
■ダナエ >
──ゴッ…………ゴ、ス…… ゴッ…………ゴ、ス……
ゴッ…………ゴ、ス…… ゴッ…………ゴ、ス……
転移荒野の奥の方角から、草原へ引き返してくる異形の重騎士。
朝から粘った今日もここで『門』を見つけることはできず、
心身ともに疲労していつも以上に重い足を引きずっている。
【本人をLv30と仮定し、出現モンスターを決定。
ゾロ目は高経験値系モンスター、十の倍数は高額モンスター】
出現モンスターのLv→ [1d99→51=51]
■ダナエ > 出現モンスターの数→ [1d6→1=1]
■ダナエ > 少し離れた林から、ふいに角のようなものがニョキリと突き出る。
「!?」
生木の裂ける音、鳥の飛び立つ音にそちらを見れば──
その正体は、一つ目の巨人。
どうやらお昼寝中だったところ、目を覚ましたらしい。
半眼でゆっくりと立ち上がる巨人。
(まずいまずいまずい、見つかるわけには──!)
どっと冷や汗をかきながら、ひとまず草むらに身を隠そうとする。
奇数で行動成功→ [1d6→2=2]
■ダナエ >
──ゴッゴス、ゴッゴス、ゴッゴス……
先日から練習中の魔法を使い、鎧の軽減化を図りながら必死に走る。
だが岩が歩くようなその奇怪な足音を、モンスターが聞き逃すはずもなく。
一つ目の巨人の視線は草原の重騎士へと注がれ、
眠そうだった大きな一つ目は驚きに見開かれてしまう。
「みっ、見つかったか!!」
当然と言えば当然だが、不運と言えば不運。
■ダナエ > ──ズシン…… ズシン…… ズシン……
ご案内:「転移荒野」にトトさんが現れました。
■トト > 【トト】にとって、この世界での故郷といえば転移荒野、それも遺跡群の事だ、なにせ自身の記憶の始まりが其処なのだから
だから、ふと、此方に遊びに来たり、なんなら、はずれにある湖で泳いで見たりするのだが
「……… 少し騒がしいね?」
そんな訳で、地面を踏みしだく音が聞こえたのも全くの偶然で、だが、聞こえたからには首を突っ込まずにはいられなかった
■トト > ぱたぱたと、最近買ったばかりの靴を鳴らしながら、音の方に走る、其処には一つ目の巨人と、もう一人は…
「……… そのファッション、珍しいね、まるで鎧みたいだ。」
全身鎧に身を包んだ人物に気づき、近づきながらダナエに対して声をかけてみる
■ダナエ > 地響きを慣らしながら近付いてくる、一つ目の巨人。
「くっ!」
こちらも覚悟を決めて大剣と大盾を装備する。
ふと人の声が聞こえた気がして、そちらを見れば人影。
しかも見た目で判断するに、非戦闘員のようだ。
「危ない!! 逃げろ!!」
ご案内:「転移荒野」にミウさんが現れました。
■ミウ > 白い翼を生やし、白のワンピースを着用した少女、ミウがそこにいた。
この場所に来た理由は、門についての調査だった。
異世界の創造神であるミウは、同時に元の世界に帰れなくなった異邦人でもあるのだ。
自分の世界に帰る手掛かりを見つけるべく、この転移荒野へと足を運んでいた。
そんな時、一つ目の巨人を見かける。
なんと、その一つ目の巨人と対峙している少女がいた。
そしてもう一人、見覚えのある人物、トト君。
ミウは少しだけ宙に浮きながら、巨人の正面へと近づく。
「穏やかではないわね」
■ダナエ > 「ふぁっしょ……?」
一瞬何を言われたのか理解できず、きょとんとしたのち、
「こ、これは鎧だ!!どう見ても鎧だろう!!
何をのんきな……早く逃げろ!!」
■トト > 「わ、剣だ!銃は見たことあるけれど、こっちでちゃんとした剣は初めて見たかもしれないね。」
おぉ、と少し吃驚したような声を上げて
「危険?この大きな人は危険なのかい?ああ、そうだ、それ以前に、この人は人ではないようだけど
君はこの大きな… 巨人?と戦うつもりなのかい、模擬戦には見えないけれど。」
こてん、と首をかしげて、今度は巨人のほうを見る、ダナエと巨人の間で視線を暫し往復させて
「良く分からないけれど、人にとって危ない存在なら、相手をしないとね、僕は人に似ているようだし。」
自分が人間と判断されたという前提を元に、巨人の方を向き、ポシェットをごそごそと漁り始める
「ん、あ、ミウちゃんじゃないか、この間ぶりだね、元気だった?」
ミウに気づいたのか、彼女に向かって軽く手を振ったり
ご案内:「転移荒野」に嶋野陽子さんが現れました。
■ダナエ > 慌てている最中に、モンスターの正面に近付くもう一人の少女。
こちらも『見た目は』どう見ても非戦闘員で──
「なっ、何をしている!?!?
危険だ、下がれっ!!!!」
■ミウ > 「逃げてほしい、という事はあなたがこの巨人の足止めをしてくださるのかしら?」
そう、鎧姿の少女に質問する。
「一人で本当に大丈夫なの?」
上品な笑みを浮かべつつ、きょとんと首を傾げた。
■嶋野陽子 > カフェテラスから寮に戻ると、
生活委員会から、転移荒野のパトロールに欠員が出た
ので補充要員を緊急募集とあり、戦闘モード使用可で
ある事を確認して応募した陽子。
自室で戦闘モードにチェンジしてから、パトロール区
域に転送してもらう。転送先には、一つ目の巨人と、
二人の顔見知りと、見慣れぬ巨大な鎧がいた。
取り敢えず危険なので、一つ目の巨人に向き直ると、
近距離ではあるが練習中の大型狙撃銃を取り出して
構える陽子。
「ミウさん!トトさん!そして見知らぬ鎧の方も!
ここは私が何とかしますので、早く逃げてください!」
という声は3人に届くだろうか?
■ダナエ > この非戦闘員、とてものん気だ。
「きょ、巨大なモンスターより剣が珍しいのかっ!?!?」
その価値観が理解できん!!と錯乱。
「模擬戦ではない!!実戦だ実戦!!
死にたくなければ下がってろ!!!!」
キレる。
人に似ている、との言葉には思わず、
「人に似ている……? ひ、ヒトではないのか?」
うろたえる。
「ああ、知り合いか…………いやいやいや!!
のん気に挨拶している場合か!!
両者下がれ!!!!さーがーれー!!!!!!」
血管が切れそう。
■ミウ > トト君の方に向く。
「トト君、お久しぶりね」
と笑顔で手を振る。
「元気ではない時もあったけれど、ひとまず今は元気よ。
トト君も元気そうね」
そして続けて、陽子ちゃんの方に向く。
「陽子ちゃん、お久しぶりね」
と、呑気にご挨拶。
陽子ちゃんと鎧の少女にさがれと言われているので、神は少し後方へと飛行しながら移動する。
ただし、その表情に危機感はなく、優雅な笑顔は潰さない。
■トト > 「どっちも、かなぁ、ねぇ、後で見せてくれないかな?鎧の色といい、海みたいで少し親近感が沸くよ。」
にこー、と笑顔をダナエに向けて
「うん、僕はゴーレムだよ?… 多分。」
自身は人ではない、と告げる、但し、最近自身の種族にあんまり自信がなくなってきたトトであった
「あ、陽子だね、久しぶり! え、下がったほうがいいの?確かに【君】なら、どうとでもなりそうだけど…。」
「ああ、そうか、後方支援というやつだね!PTプレイは模擬戦でしかした事ないから新鮮だね。」
と、ミウちゃんの傍にとことこと走りよりつつ、笑顔を崩さない
「うん、僕は元気さ、最近ちょっと色々あったけれど、結果的に今は大分幸せだよ♪」
ふわん、とちょっとだけ惚けた笑顔になってみたり
■嶋野陽子 > 3キロを超える距離で練習
してきたので、数百m先の巨人ならば、目を狙える。
荷電粒子砲の発射準備ができたので、巨人の目を
狙って《Fire》と念じる陽子。
立射の体勢で構えた狙撃銃から、1.2GWの青い光の槍
が、巨人めがけて発射される
【2d6で8以上で目に命中、4以上で頭に命中】 [2d6→1+1=2]
■ダナエ > 「無論!
弱い者を助けるのは騎士の務めッ!!」
水色の髪の少女に胸を張り、大盾をドゴンと地に置いて防御魔法。
大盾を中心に、聖属性の光る蜘蛛の巣のような防御結界が張られる。
結界は一度の攻撃を吸収し消えるタイプのものを選択。
残りの魔力が乏しいこともあり、結界を張り続けるより使い捨てにした方がいいとの判断。
モンスターの速度的にも、次の攻撃までに魔法をかけ直す余裕はあるだろうと考えている。
そうこうしているうちに戦闘員らしき人物も登場したようだ。
少しほっとしながら、
「すまない、では私は少女らを安全な場所へ逃がす!」
■嶋野陽子 > 撃つ直前に方向転換され、
第一撃を外してしまう陽子!どうやら声を上げたせい
で巨人にも気付かれてしまったらしい。
改めて巨人の中心を狙い、今度は4点バーストで撃つ
陽子。
■嶋野陽子 > 1発目 [2d6→4+6=10]
■嶋野陽子 > 向かって来た巨人の胸に、
雷撃のように突き刺さるビーム。そして雷撃を食らった
かのように硬直する巨体。
感電と同じ症状を見せながら、倒れていく巨人の目には
生気は宿っていなかった。
■ミウ > 後方支援という言葉に、笑みを浮かべる。
「後方支援もPTプレイには確かに大事よね。だけど正直な話、そういう発想で後ろに下がったわけではなかったわ」
と、正直に述べる。
この場は彼女達に任せようという、ミウの判断である。
「あなたにも、色んな事があったのね。
でも、今は元気なようで何よりだわ」
にこりと、トト君に笑みを浮かべる。
そうこうしている間に、陽子ちゃんは巨人と交戦している。
■ダナエ > 「海、そうか、海が好きか」
自分も海とは縁がある。悪縁に近いが。
少し親近感を覚えつつ。
「ゴッ……!?」
ゴーレムというと、岩の巨人しか知らないので思わずじろじろと華奢な相手を見て。
「……冗談だな。うむ、そうだろう?」
「外れた!?!?
少女ら!!もっとだ、もっと下がるぞ!!!!」
一発目の弾道を確認後、
緑色の髪の少女(という認識)と水色の髪の少女に巨人から離れるよう促す。
かよわい(という認識)少女らを守ろうと必死。
■トト > 「おや、違ったのかい?何だか、最近七生も特訓とかしているみたいでさ、僕も少し動いておこうとは思ってたんだけど。」
此処にはいない、ミウが知っているかはわからない人の名前を嬉しそうに呼んでから、こてん、と首をかしげてみせて
「海は好きだよ、泳ぐという行為は気持ちいいものだし、海水で生きている豊富な微生物は混ざりものとしては十分だ。」
海が好きか、という言葉に、こくこくと頷きつつ
「少なくとも種族的に人間ではないよ、実際どうなのかは、今調べている途中、かな?」
冗談だろう?という言葉にはうーん、と唇尖らせて、困ったようにダナエに言いながら、取り敢えず一緒に下がってみる
■ダナエ > ──ズ、シィン……ッ…………
舞う草と土埃。
「おお!!!!」
一発目は外れたのではなく、当たった上で巨人が硬直していただけだったようだ。
巨人が倒れていくさまを見て歓声を上げる。
■トト > 「おー。」
ぱちぱちぱち、と見事巨人を倒した陽子に向かって拍手をしてみる
■ミウ > 「わたしは単に、あなた達に巨人対峙を任せようと思っただけよ。
動く前に、陽子ちゃんが巨人を倒してしまったわね」
七生君とは、過去に一度だけ会った事があった。
「お見事ね。
見た所、巨人もかなり強力だったはずだけれど、
さすがは、陽子ちゃんだわ」
トト君に続き、観戦組のミウも和やかな雰囲気でぱちぱちと拍手する。
■嶋野陽子 > 巨人が起き上がらない事を確認
しつつ、3人の所に向かう陽子。戦闘装備で会うのは
初めてだ。近付くにつれて、磯の香りがするのは気の
さいか?
「いやはや、初弾を外して、お見苦しい所をお見せし
ました。保健課一年生、嶋野陽子、戦闘モードでご
挨拶します」と、恥ずかしげに一礼する陽子。
■トト > 「ふぅん… うん、そうだね、出る幕?も無いって言うんだよねこういうのを、僕は知っているよ。」
ミウに対して、同意するように頷きながら
「流石だね、… それにしても、大分感じ方が違うね、くーるびゅーてぃー?」
多分絶対に間違っているだろう表現で陽子を呼びながら、コチラも取り敢えず挨拶してみる
■ミウ > 「そうね。
出る幕が無いというのも、仕方がないわね。
戦闘モードの陽子ちゃん、とても強かったもの。
あの巨人をあっさりと倒してしまったわ」
対する陽子ちゃんは、初段を外した事を理由に謙虚な姿勢。
彼女らしいと言えば、らしいのかもしれない。
■ダナエ > 「私も泳ぐのは好きだ。
………『混ざりもの』?」
緑色の髪の少女の不思議な言葉に、思わず繰り返す。
「なるほど……。暫定ゴーレムという訳だな」
改めて相手の中性的な顔を見る。
(美しい、ゴーレムとはとても思えない)
少し前に友人に、自分はゴーレムよりは美人だと宣言したことを思い出して冷や汗。
いやいや、ゴーレムに負けてます。
叫んで守って下がって、鎧の中身は汗だく。
戦いを終えた戦闘員にはゴッゴッゴッとガントレット拍手。
「危ないところを助けてもらい、感謝する。
……しかし、すごい銃だな!」
一礼し、銃に視線。
「ああ、私はダナエと言う。見ての通り重騎士だ。
試験を通れば学生になるはずの身分だ。
よろしく頼む」
自己紹介を受けて、こちらも三人に向けて自己紹介。
■トト > 「うん、混ざりものが多ければ多いほど、僕の能力は強力になるからね、海水なら手軽に手に入るし
それに、海には、いい思い出があるもの、うん、実にいいものだ、海は。」
「そうだね、暫定ゴーレム、って感じだよ… 調べてみたけど、この世界のゴーレムと、僕は大分違うようだし。」
ちょっとだけしゅーん、とした感じに肩を下ろしてから、にこー、と笑みを浮かべてみせる
「うん、ダナエだね?僕の名前はトトだよ、ところで、君は人間なのかい?重戦士ということは、中の人がいるんだね。」
興味津々、といった様子でこちらからもダナエに近づいたり
■嶋野陽子 > トトさんにクールビューティーと
言われると、「それ、絶対違いますから!」と全力で否定
する陽子。
出る幕が無いの感想には、
「一応、転送荒野のパトロールは、生活委員会の担当な
ので……」と決まりが悪そうに説明する陽子。
自己紹介をして、狙撃銃に関心を向けるダナエさんに
は、
「まだ電気が残ってるので触らないで下さいね」と注意
しつつ、狙撃銃を地面に立てて接地放電する。感電さ
せたら始末書モノだ。
■ミウ > ダナエちゃんの自己紹介を聞いて、ミウはそちらに向き直る。
そして品のある笑みを浮かべて、自己紹介をする。
「わたしは神よ。
名前は、ミウと言うわ。
よろしくね、ダナエちゃん」
ミウが翼を広げると、羽根が周囲に舞った。
■トト > 「違うんだ?ううん、じゃあなんて言えばいいんだろう。」
陽子に違う、と言われると、なんか真面目に考えているようで
「ふふ、別に大丈夫だよ、僕は結果的に、人類に被害を及ぼしかねない存在が目の前にいたから
排除しようとしただけだもの、【誰が】なんて事に拘りは無いもの、気にしないさ
…ふむふむ、そっか、生活委員会、というのはそういう事もしてるんだね。」
陽子の説明を受けて、羊皮紙をポシェットから取り出して、メモを取ったりする
■ダナエ > 「ほう、何か特殊な能力があるのだな?
良ければ詳しく聞かせてもらえるか、
海の水を何に混ぜてどう使うのだ?」
好奇心を刺激され、質問。
「いい思い出か。
私は海にはいい思い出はあまり……」
目が虚ろになりかけるが、すぐ戻ってくる。
「どんな思い出なんだ?」
「落ち込むことはない、貴公は貴公の世界のゴーレムとして
胸を張ってここにいればいいのだ」
慌ててフォロー。
にこー、という笑顔には、可愛らしいなとほのぼの。
「どんな種族でも自分が自分であることには変わりはないが、
種族特性が分かれば色々と生活も楽になるかもしれん。
早く種族が分かるといいな」
釣られてこちらもにこにこ。
「トトか。いい名だ。
……ああ、すまなかった」
フルフェイスの面甲を上げて中身の顔を露出。
「この通り、中身は普通の人間だ」
顔は汗だく。
■嶋野陽子 > トトさんには、
「そう言えば、折角教えて頂いたのに、まだ身代わりの
依り代を探せていません」と経過報告する陽子。
「私に言わせれば『ドジッ娘』でしょうかね?初弾外し
てるし」と、的はずれな答を返す陽子。
ミウさんに会えたので、薬師寺さんの義腕の件を
相談してみることにする陽子。
「ミウさんに調べて頂きたい物があるのですけど、
いつならばご都合よろしいですか?」と相談を持ち
かける陽子。
ダナエさんには、
「この銃からは、雷とほぼ同じ威力の電撃が出ます」と
説明する陽子。
■ミウ > 陽子ちゃんから、調べてほしい物とはなんだろう?
きょとんと首を傾げる。
「調べてほしい物ね。
明日は、空いているわよ」
と、返した。
■ダナエ > 「……デンキ!!」
思わず飛びすさる、が、鎧の重みで半歩下がったくらいの動きにしかならない。
雷撃、という異邦人の自分にも分かりやすい説明をしてくれたことに感謝。
「知っているぞ、デンキは便利だが恐ろしい。
絶対に濡れた手でコンセントを触ってはならないのだ。
……だが武器にもなるとは知らなかったな、
銃の中にデンキを溜められるのか?」
恐ろしいが興味深い。武人のサガか。
■トト > 「能力?うん、液体を含むものなら、何でも、好きなように粘体、固体に変化できる能力…
って説明すると分かりやすいかな?元にする水分の混ざりものが多い程、自由度が高まるんだよ
… そうだね、汚泥とかも、かなり僕的には使いやすいかな?」
と、自身の能力を説明する
「うん、僕の大切な人と一緒に、初めて遊びにいった場所なんだ!スイカ割とかしたり、一緒に泳いだのさ。」
楽しい思い出?と聞かれると、満面の笑みで答える
■トト > 「ドジっ娘かぁ、それも萌え、なのかな?うんうん、そういうのは簡単に見つかるものじゃないしね
見つからないなら作ってみるのもいいんじゃない?呪術の授業ってこの学校にはないのかな、ホラーだとそういう類らしいし。」
陽子の報告に、うーん、と口元に指を当てつつ考えたり
■ミウ > 「ダナエちゃん知っているかしら?
雷も、あれは電気よ。
人を殺傷する能力すらあるわね。
だから、それを攻撃で利用すれば、強力な武器になるわ」
電気が武器になり得る事を知らない様子のダナエちゃんに、やんわりと説明する。
■嶋野陽子 > 『明日は空いている』と言われ、
「調べて欲しい物は義腕なので、持ち主と一緒に伺え
ばよろしいですか?それとも私の部屋にお越し頂けま
すか?」と場所を確認する陽子。
『銃の中に電気を貯めているのか?』という
ダナエさんの質問には、
「別な場所で作った雷を、この銃の奥にある『門』から
打ち出しているのですよ」と説明する陽子。
■ダナエ > 「かっ、神!?!?」
■ダナエ > 水色の髪の少女、ミウはなんと神と名乗った。
「……そ、その冗談は神への冒涜だ。罰が当たるぞ」
信じられずそんなことを言っている前で、広げられる翼。
「なっ……!?!?」
しばし硬直。先程の一つ目巨人ばりに硬直。
「…………………………」
とにかく作り物なのか本物なのか確認してみようと、
恐る恐る神の翼に手を伸ばしてみる。
■嶋野陽子 > 依り代は呪術で作れると
いうトトさんの説明に、
「問題は、売っている店に行っても、どれが依り代なの
か私ではさっぱり判らない事なんですよね」と、魔力が
無さすぎてアイテムの良し悪しも判らない事を告白す
る陽子。
「ドジッ子萌えですか?眼鏡とセットの場合が多いら
しいですね」とますます脱線する陽子。
■ミウ > 「持ち主と一緒に天界へと足を運ぶのは、少しばかり大変でしょう?
わたしからあなたの部屋に伺う事にするわね。
時間は、いつ頃都合がいいかしら?」
そして、陽子ちゃんの門という言葉にミウは強く反応する。
「門……?
今、そう言ったわよね?
陽子ちゃんはもしかして、『門』を自在に用意する事ができるの?」
ミウは、門について調べていたのに、ヒントすら得られないのが現状だった。
それが、目の前の銃に門があるなんて……。
思わず、痺れる事を忘れて、その銃に触れようとする。
そして、ダナエちゃんの方に向く。
「逆よ。
わたしが、罰を与える側なのよ。
神だもの」
そう傲慢な様子で、だが優雅に言い放つ。
翼に触れると、それが作りものではなく、正真正銘本物である事が分かるだろう。
そして、ミウは翼に触られるとこしょばそうに、少しだけ反応する。
翼からも感触が伝わるのだ。
■ダナエ > 「ほう……。
粘土細工のようでなかなか面白そうな能力だな。
それに、確かにゴーレムらしい」
トトの能力に目を見張り、確かにゴーレムなのかもしれないと。
「雨の日の野戦なら、その能力で敵を一網打尽にできそうだ」
雨の日の戦の、足下のぐちゃぐちゃのぬかるみを想像しながら。
「すいかを、割る……?」
すいか味は知っていても、すいかは見たことがない。
「うむ。トトの大切な人物にとっても、
きっと楽しい思い出になっていることだろう」
満面の笑みに思わず、
ガントレットのまま頭を撫でようとしかけて手を止めて。
いそいそガントレットを外して小脇に挟み、
改めて相手の頭を撫でようと手をかざす。
■ダナエ > 銃の説明に出てきた、門という言葉に驚愕。
「……『門』!?
『門』というと、異世界とつながっているという、
あの『門』か!?」
「貴公は、『門』を自在に開け閉めできるのか!?」
武器に『門』を使っているということは、そうなのだろうかと。
■嶋野陽子 > ミウさんに時間を聞かれると、
「これから持ち主と相談しますので、後程連絡します。
連絡先は…ありますよね?」と答える陽子。
『門』を操作できるのかというミウさんの問いには、
「先日お見せした瞬間移動と同じ原理で、この世界の
異なる場所の間を短時間だけ結ぶ『門』を構成しま
す。この場合はこの銃の中と、この砲の本体がある船
との間を結んでいます」と説明する陽子。
ダナエさんにも同じことを聞かれ、
「異世界との間を結べる『門』ではなく、あくまでもこ
の世界の中の別の場所につながる物です」と答える陽子。
■ダナエ > 神の翼に触れる。罰を当てられそうな行為だ。
それはフワフワで柔らかく、確実に──
「…………本物だ。
と、ということはつまり──」
この少女は、神ということになる。
だが目の前の少女はどう見ても十に満たないくらいの幼い少女。
自分の神のイメージは、強く厳しく──
仮に受肉するとしても、中年か老年の男性だろうといった印象。
「ほ、本当に………………神、なのか……?」
信仰心の強い人間ゆえに、そう簡単には神とは信じられない。
目が泳ぎ、また汗をダラダラとかく。
■ミウ > ダナエちゃんの反応を見て、ひとつの可能性を導き出す。
彼女もミウと同じように、異邦人で、元の世界に帰る方法を探っている人なのだろうか?
陽子ちゃんに連絡先を聞かれたので、
「分かったわ。
連絡先ぐらいあるわよ」
そう言って、携帯を取り出す。
陽子ちゃんの説明を聞いて、一度頷く。
「あらかじめ設定してある場所に転移させるのね。
多くの異邦人が被害に遭っている、異世界からこの世界に転移させているあの“門”とはまた別のものなのかしら?
わたしは、“門”について調査している身なのよ」
神のイメージは人それぞれあるだろう。
ミウが神のイメージにそぐわないという人も、いる事だろう。
それでもミウは事実創造神である。
目が泳ぎ、汗をかくダナエちゃんに大きく頷いた。
「そうよ。
わたしは、万物の創造を司る神なのよ」
そう堂々と言い放ち、笑顔を向ける。
■トト > 「ん… そうだね、血液が流れているなら、大体は僕のほうが有利だと思うよ。」
少し声のトーンを抑えてみたりして、にこー、と笑ってみる
「なんてね、まぁ、やった記憶はまだないから、よくわからないけどね。」
そういってくすくすとダナエに笑いかける
「じゃあ、そういうのが分かる人と一緒にいくしかないかもしれないね?僕もそういうのは詳しくないけど
誰か、心当たりはいないのかい?」
と陽子に
■ダナエ > 『門』の説明に頷き、
「……そうか。世界と世界をつなぐ『門』ではなく、
この世界の場所と場所をつなぐ『門』なのだな」
ゴッと音を立てて肩を落とす。
「だが、その銃の『門』をもっと高度に応用できれば、
世界と世界をつなぐこともできるのではないか!?
文明の初めには内海にしか出られなかった舟も、
改良を続けていくうちに大海に耐えうる大船になったように」
この『門』を改良すれば異世界とつなぐことも可能かもしれない。
興奮しすぎて鼻息が荒い。
同じことに興味を持っているらしい創造神には、
「貴公も『門』を探しているのか?」
■嶋野陽子 > ミウさんが『門』について調べて
いるとなると、情報交換した方が良いかも知れない。
「ミウさんの言う『門』は、異なる世界や次元の間を
結ぶ『ワームホール』と呼ばれる種類の物ですね。
残念ながら私の扱える範囲を越えた現象です。ワーム
ホールは、一方通行の物がほとんどで、双方向に通行
てきる安定した物は少ないそうです」と、ステラが持つ
ワームホールの知識を、ミウさんに開示する陽子。
■トト > 「ふむふむ、もしかして、みんな別の【世界】から来た人達なのかな?元の世界に戻りたいの?」
といって皆をじーっと見回したりして
「いいなぁ、みんなの世界、僕も見てみたいかもね… 僕の世界は、多分無理だろうけど。」
口元に指を当てながら、考え込むようにしてみたり
■ダナエ > 目の前のこの愛らしいゴーレムの能力は、
血の流れる戦場で無類の強さを発揮できるのではないだろうか?
無邪気な笑顔を見ながら、
幼い子どもがマシンガンを持ち歩いているのを見ているような危機感。
「……やらないで済むなら、その方がいい」
真面目な顔で。
別の世界から来たのか、との問いに頷く。
「うむ。
『門』がつながったなら、私の世界を見にくるといい。
食事をおごるぞ」
トトの世界は無理、と聞けばきょとんとして、
「なぜ無理なのだ?」
■ミウ > ダナエちゃんの質問に首を縦に振る。
「そうよ。
正確に言えば、元の世界に帰還する方法を探しているわね。
『門』は、その数少ない手掛かりという事になるわ。
わたしは元いた世界を創りだした創造神。だけれど、うっかり門に巻き込まれてしまった異邦人でもあるのよ」
そして、陽子ちゃんからの情報を聞いた。
「わたしの探す『門』の正体は、そのワームホールというものなのね。
一方通行となると、帰った後、こちらの世界に戻る事は出来ないという事になってしまうわね……」
やはり、元の世界に帰った後に、再びこちらの世界に来ようとするのは都合の良い話なのだろうか……。
「他に何か分かっている事はないかしら?」
そう、陽子ちゃんに質問してみる。
トト君の質問にも首を縦に振る。
「そうね、わたしは創造神だもの。
わたしの創りだした世界が気になるに決まっているわ」
■トト > 「うん、僕も人類に対して、そういう事はしたくないと思っているよ、人類に対して敵対的な相手なら別だけど。」
こくこく、とダナエに対して素直に頷く
「どうしてって、簡単だよ、僕の世界はもう存在しないからね……… うん?」
うん、うん… と何度か頷いて
「そうそう!存在しないんだよ、僕の世界はもう、思い出した思い出した。」
その事実より、思い出した、という事のほうが嬉しいのか、しきりに頷きながら、ダナエに事も無げに、そう告げる
■トト > 「そっか、ミウが作った世界、それはどんな世界なんだい?ミウみたいに羽のついた存在も一杯いたりするのかな。」
ふむふむ、と頷きながら、ミウの世界にも興味を示して見せて
■嶋野陽子 > (自分達が飛ばされた事は伏せて
いたのに、トトさんはあっさりと見抜いた)
トトさんの言葉に対して、
「私は、このままこの世界の流れを見守っても良いかな
と思い始めているわ」と答える陽子。
「私のいた世界は、この世界に魔術や異能が来なかった
世界だから、そんな違和感なく馴染めてしまった。む
しろ異能が存在する分、私の事も異能の一種として普
通に受け入れられてしまったわ」と過去を振り返る陽子。
■ダナエ > 汗が流れていく。
「ほ、本当に貴公が神ならば、不遜は承知で言うが……
何か証拠が、貴公が神と信じられる証拠が欲しい。
そうだな、創造神ならば今ここに何か創造して見せてくれ。
どんなものでもいい、頼む」
半ば懇願。
目の前の少女が神にせよそうでないにせよ、
疑ったままでいるのは心苦しいので白黒つけたい気持ち。
『門』の話題には少し嬉しそうに、
「そうか、ならば仲間だ。
ともに『門』の仕組みを解き明かし、元の世界へ帰ろう」
聞こえてきたワームホールの話にはこちらも期待し、黙って質問の答えを待つ。
■ミウ > トト君にどんな世界か聞かれたので懐かしむようにして答える。
「神の箱庭にはとどまらない、とても素敵な世界よ。
あらゆる生物が“成長”し、“発展”し、そして“進化”していく。
そしていつしか、強大な科学力と魔法技術を生み出し、神であるわたしを驚かせたわ。
わたしは、そのきっかけを創ったに過ぎないの。
翼のある人型の生物は、神であるわたしに直接仕える存在で、“天使”と呼ばれているわね」
優しく微笑みながら、自分の世界を語る。
その世界とかいわば“子”のようなものであり、それがすくすく成長していく素晴らしさを、創造神として体験した。