2015/10/07 のログ
ご案内:「列車内」にリビドーさんが現れました。
■リビドー >
「―――…。」
夜の電車内。
今現在、オッドアイの、年若き風貌の男性――リビドーは電車に揺られながら眠っている。
片手には弱い力でスマートフォンが握られている。途中まで、と、弄りながら眠ってしまったのだろう。
……気持ちよさそうに眠っている。
■リビドー >
仕事帰り、何かしらの用事を済ませた帰りなのだろう。
ぐてーっと心地よさそうに眠っている彼の姿は、見た目相応の少年少女のようにも映る。
言い換えれば、黙っていれば幼いのに。……起きる様子もなく、電車に揺られながら眠っている。
■リビドー >
「っ……」
……ごつん。
棒の手すりに頭をぶつけたのだろう。鈍い音が響く。
……痛みを覚えれば、顔を歪ませました。まだ起きてはいないみたいですが……。
■リビドー > 「……む。」
程なくして、薄く眼を空けました。
流れるアナウンスを見て、一つ呟きます――
「乗り過ごしたか。」
溜息を一つ付いた辺りで、乗り過ごした先の駅へと辿り着きました。
……仕方がないと呟いてから、降りた事でしょう。
因みにこの電車、終電、だったそうです。
ご案内:「列車内」からリビドーさんが去りました。