2016/06/25 のログ
ご案内:「地区ごとの駅」に綾瀬音音さんが現れました。
綾瀬音音 > (放課後。

実習地区に異能の訓練でも、と学園最寄りの駅へと足を運ぶ。
改札を通って駅構内へ。
放課後ということもあって、遊びに行く学生や自分のように実習地区、その他あちこちに向かおうとしている学生でごった返していた)

混んでるなぁ……
(別に歩いて行っても良かったのだが、結構距離があるし、何より今日は特に歩きたい気分でもなかった。
所定のホームに向かって足を進めていく)

綾瀬音音 > (身体鍛えるなら歩いて、もしくは走って行くのが正解なのだろうとは思いつつ、駅構内を歩く。

そして、ふと目に入った鏡にちらりと時計を確認してからそちらへと歩み寄った。
自殺防止用に設置していある、ということは知っているが、鏡には変わりない。
見えたついでだ、身だしなみでも整えようかと。
鏡を見ながら手櫛で髪を整えて、化粧が崩れていないか確認する。
制服の微々たる乱れを直し、靴の汚れをチェック。

朝と全く同じとまでは行かなくとも、誰に見られても恥ずかしくない程度にはちゃんとしていることを確認すると、口角を上げて鏡の自分に微笑みかけて)

綾瀬音音 > (微笑みかけて―――――

ふと。
自分と目が合った。
いや、今までだって鏡は飽きるほど見ているわけだし、別にそれ自体は珍しいことでもないんだけれど、ふと。

本当にふと、なのだけれど――)


(――――――自分自身に、目覚めた異能を行使したらどうなるのかと考えた)

(鏡に見入るようにしたまま、その場に立ち尽くす)

ご案内:「地区ごとの駅」に那岐夜車丸汀さんが現れました。
那岐夜車丸汀 > (普段 列車を使わない人間?が 駅を利用してみた。)

「……童がたくさん居ります故 捌き切れますでしょうか。」

(口を僅かに開いて また閉じて 異能で場の空間(一部屋根が無いだろうけど)を把握―完了。

人の大まかな流れは移動するからして都度 舌打ちはしなければならないが、五感の内視覚は除外しても
その他が優れている分 人やモノ段差など様々な障害物は避けて歩を進める。
何より 駅構内にはありがちな床の凹凸が進むべき道のりを正しく?誘導してくれる。

その先に 鏡を見つめているであろう とある人物―綾瀬音音のすぐ後ろを通ってしまうかもしれないが
―運悪ければ ぶつかったかもしれない。)

綾瀬音音 > (自身への異能の行使は出来るか否か――で考えるのであれば、出来るだろう。
それも容易く。
いとも簡単に。

ならば。
もしかすれば―――――)

(呆然とぐるぐると思考を回しながら鏡の中の自分と見つめ合っていたから、接近してくる人影があることには気づけなかった。
自分が床の凹凸を踏んづけていたことも悪かった。
歩いてきた少女と接触してしまって)

――あ!! 
ごめんなさい、ぼーっとしてて……
(突然の外部刺激にビクンと大きく肩を跳ねさせると、ぶつかってしまった少女へと視線を向けた。
転んだりはしてないだろうかと)

那岐夜車丸汀 > (人の声 人の息遣い 人の足跡 人の騒めき ひっくるめて喧噪というが、
それを視覚なしで四感と異能と経験で捌くのは慣れていないと至難の業。
そもそも人の動きは予想が極めて不可能に近い 気分で 何となくで 移動をしたり方向転換したり
立ち止まったりするナマモノだ。それを経験と失敗と異能で避けたりしているのだが
それにしても 放課後という時間帯 舐めておりました!! そして急に道の先の凹凸が消えたー!?)

「えっ  !  …わぁ!!……っっ だ、だぁ!」

(手に持っていた書類の束が―すべてホチキス止めにしていたのが幸いだが、散らばって落ちた。
転ばずには済んだが、バランスを崩して―た拍子に 手に持っていた書類の束が 大惨事。

書類は その殆どが 常世島の詳細で細かすぎる地図の一部。)

綾瀬音音 > (放課後、浮かれきっている人もいれば、明日のことに悩み憂いている人もいるだろう。
流れはあっても、その一個一個は不規則で自由気ままな動きをしている。
動きはなくとも、人でごった返してる中で呆然と立ち尽くしていたこの少女もまた、ある意味では自由気ままな1人であり、
尚且つ視覚障害者に優しくない位置に立っていたという、運の悪さであった)

あ、わ、わわわ!!!
ごごごごごごめんなさい……!!
本当にごめん……!!
(少女の驚いた声と、バサッと音を立てて落ちた書類に平謝りの姿勢。
取り敢えず転びはしなかったようなので安心はしたが、紙の束を落とさせてしまった。
屈んでそれを拾って――ふと見えた内容。
この島の地図。しかも凄く細かい)
―――地図?
(疑問はそのまま、唇をついて出た。
拾った地図を手渡そうとしながら)

那岐夜車丸汀 > (視覚障がい者に間違えられ―いや正しいのだが、異能で色なき世界と化しているが一応見えてはいる。
それが動画の様ではなく静止画のようだ、が正しいのであって 場が密閉空間でない限り都度更新のために
使用しなければならない制約があるが、生憎 此処は生憎喧噪溢れる駅構内、
舌打ちをしないとならない反響定位の使い過ぎは 怪しい人物 といういやな対象にもなりかねず、
視覚障がい者に必要不可欠な白杖を持っていない事から 障がい者通り越して舌打ちをしている うさん臭い人に見られかねず。

色々と見た目から普通の人の様に動いていたのが 結果 運の尽き)

…地図が落ちました、ね!…踏まれない内に拾わな…え、ぶつかってましたね!

申し訳ございません、避ければ良かったのですが 間に合いま…。どうかしました?

(非常に細かすぎる地図。点字も打刻されているが非常に細か過ぎる 見るからに怪しい地図の束。
配管やビルの構造、地下空間まで地図の束がとある地区の精密地図の様で
地図の使い方によっては 有意義に使える事だろう。犯罪から捜査まで幅広く。

その様な地図の束が3つ散らばった、というか落ちた。 舌打ちではない異能で地図を拾ってくれた彼女から
首を傾げ乍らも地図を受け取ろうと 手を伸ばそう。) 

綾瀬音音 > (当然というかなんというか。
白杖もなく見た目も普通であるのなら、こちらは彼女のそんな事情も知ることもなく、たまたま運悪くと言うか自身の、もしくはお互いの不注意でぶつかってしまった不幸で良くある事故の相手としか認識は出来なかったが。

拾った地図に打刻された点字、それにざっと見ただけでも細かい――これって一歩間違えばなんか凄く不穏なことに使えるんじゃないかなって位に細かい地図を見て、数瞬押し黙った。
何処の地区のものかはさっぱり解らないし、その細かい地図と点字の因果関係も今一よく理解らないので、不躾なのは解っていながらその地図を差し出したまま見ていたが、掛けられた言葉に、はっと少女に視線を向けて、軽く笑んだ)

ううん、こっちもぼうっと立ってたから悪いんだ。
本当にごめんなさい。
――や、細かい地図だな、って
(とは言え、突っ込んで聞いて良いのか解らずに、触りを探すかのようにごく当たり前の事を言いながら、伸ばされた手に地図を渡そう)

那岐夜車丸汀 > (白杖で一度だけ動いた事はある。…あればあるだけよかったが 最近は白杖を持っていると逆に危ない場面が多くて
使うことをやめてしまった。普通の人並みに動く事を求められるのならば、致し方ないが異能を使うしか。

不注意にしても その後が問題だったーそう 地図)

こちらこそ すみません。凹凸ブロックが唐突に消えたので 驚きまして。
あ、ええ、趣味で作った地図なんです。
『視えて』いないので 地図を作って把握してから移動をと思った次第で。
…これは 歓楽街の地図ですが。三つで並べましたら 形はなります。

作って何ですが どこか有効活用して下さる 組織とか知りません?

(作った目的? 色なき世界を地図にして 地理を把握する為に作成してみたと。
その後 この地図の束は有効活用してくれそうな組織が分からないから 
そういう組織を探しに行こうとしている事も告げよう。

地図はその後 受け取る事だろう 渡して下さればだが)

綾瀬音音 > ――凹凸ブロック?
……あ、ごめんなさい、うっかりしてたよ。
(と、自分の足が凹凸ブロックを踏んづけていたことに今更気づいた。
それと続いた言葉に彼女が視力に不自由を抱えている事にも漸く思考が行く。
全然そんな風に見えないのに、と言う言葉は余りに失礼なものなので、口にだすこともなかったが。
彼女の綺麗な目をちらっと見つめてから)

趣味でこんなの作れちゃうなんて凄いね。
しかも視えないのに。
歓楽街ってこんな風になってるんだね……考えたこともなかったよ。

…………これを有効活用してくれる組織は果たして真っ当な組織なのかなぁ……。
(細かく使いみちが多岐にわたるであろう地図にそんなことを漏らして。
基本的には普通に――多分普通の生活を送っていた自分にはそんな組織は知らない。
ふと思い当たったのは自身の先輩の顔だが、必要かどうかは不明である。

にしても、歓楽街……。
歓楽街くらいなら……)

んー……有効活用できるかは解らないけど、ちょっと気になるなーって位じゃ、ダメかな?
悪用しないって約束はするし
(興味本位、が大半ではあるのだけれど。
そんな提案。
彼女に地図を渡しながら。
受けてくれるにしても、その地図は今は彼女のものなのだし。
受けてくれなければ、あっさりと引き下がる心持ち)

那岐夜車丸汀 > そう。聞いた話では黄色いか若干オレンジ系のブロックです。
それが凹凸ブロックという代物なのですが…ご理解がお早くて助かります。
(生憎色は分からないのですが、と最後に付け加えて。軽く会釈をする程度に。
異能がなくば鋭い感覚と経験と失敗から動くしかない。
普通の人並みに動けるようになるまで多々時間はかかった あとは慣れだった。 
視られている事は余り気にしていない風に振る舞い そして)

この位でしたら 一区画一週間くらいあれば。
歓楽街の大まかな構成は覚えましたので、迷子にはならないかと。

組織の候補は ああ、幾らか御座いまして 公安か風紀か、位しか存じませんで。
この地図の他に 他地区の地図も作っては覚えてをしておりますし。
(配管の位置や恐らく隠し扉とか裏口とか裏通路まで 人の目では視えないどう道具を揃えて作成したか
不明極まりない精密精巧地図。あっちこっちに ここは移動可能 とか矢印もびっしり。
店の名前までは 正確に調べたらしく それは点字で打刻していた。点字が読めなければ意味はない。)

有効活用して下さいそうな組織を存じて…興味ありますか?
悪用されても 文字は全て点字と暗号で打刻されています。
何より… あ、いえ どうぞ。

(地図は受け取った、が、有効活用してくれそうな いやいや興味があるらしい。
何より これから探しに行って 最終的に風紀なり公安の受付に行く也で渡すつもりだった。
歓楽街の地図 差し上げても大差問題はない。多分…。受け取って何だが、彼女に三つとも差し出そう。)

綾瀬音音 > うん、普段はあんまり気にしているわけじゃないけど、見慣れてはいるからね。
――――そっか
(色がわからない、と告げた彼女に、ちょっとだけ眉を下げて。
彼女の世界はモノクロで見えているのだろうかと。
全く見えていないわけではないらしいので、弱視というものなのだろうか、とは思うがそれ以上は理解が及ばない)

――凄い。
私なら一ヶ月かかっても絶対無理だよ。
にしても、こんな細か地図……ううん……

普通にしてたら違法部活には関わらないし、公安風紀あたりが安心な組織だよね。
ううん………こんな感じの地図何枚も……それってもう趣味とかじゃなくてりっぱな技術だよね、うん。
(どう考えても専門的な道具か、異能でも駆使しないかぎり出来そうにない地図。
そうだとしても、見えたとしても大変な労力だと思うし、“視えないのなら”尚更ではないだろうか。
そこは正直に凄いなぁ、と感嘆が漏れて出た)

うーん、ちょっとね。
ちょっとした冒険心。
暗号はあれだけど点字位なら調べればなんとか……時間はかかると思うけど。
――うん、ありがとう。
お礼はどうしよっか。
今手元にあるのだと色気ない話で悪いんだけど、お金くらいしか無いんだ
(差し出されれば遠慮無く受け取って。
然しながらこれだけのものなのだから、対価は必要だと思ったのだが、あいにく色気のないものしか持っていないのが現状であった。
どうしたらいいかな、と首を傾げて)

那岐夜車丸汀 > 最近は 音声付きの端末というのがあるらしく、凹凸ブロックだけに頼らなくても
動けるようですが、何分 その端末はどうやら 風紀委員等のお借り端末しか無かったようでして。
一介の生徒にはとてもとても手が出せる端末の値では御座いませんでした…!
ええ。
(色は分からない。ただし今は。遠い昔は見えてはいたのでその時の色と異能による色なき世界に
記憶の色を足して 視えている に過ぎない。異能を抜いたら ほぼ見えてはいない。
弱視?…極力至近距離にまで文字を近づけて見えるか否かの世界。)

憶えるのは得意ですので。現地で調べるのが三日、後は作業と編集です。
測量の技術があり 人手があれば 今はPCもありましょうし 数時間でできるのではないでしょうか。
私は生憎 アナログですので時間がかかって仕方ありません。

知り合いが 思い起こせば 風紀に偏っておりまして…そうでしょうか?技術でいいのでしょうか。
(異能と召喚で作っている地図。普通に考えたら睡眠時間削らないと一週間で出来ない筈だが、作っているらしい。
視えて居たら 色も塗って似非カラ―版にするつもりだったが むりだった)

お礼?特にいりませんが。お金は…では 今はいいです。
…私の名を告げておきますので 次の機会がありましたら その際におごって頂ければ嬉しい限りです。
私は 常世学園 1年 那岐夜車丸汀 と申します。良しなに。
(金銭は特に要求せず。欲が今は浮かんでこないのか 次回に延期を願いたく 敢えて次回にしたいと希望を出したい。
お礼にしても その返しにしても 形の残らない方がいいのではと思っての提案を投げたいし、
最後になってしまったが 名乗りもして置き 会釈をしておこう。)

綾瀬音音 > そんな便利なものがあるんだね……。
でも値段……!!
それは痛いよね……先立つモノがないのはどうしようもないし。
お手軽レンタル、って世界でもないんだろうなぁ……。
(風紀の装備に関しては詳しくは無いのだが、そう簡単にレンタルしてくれるものでもないのだろう。
ううん、と唸りつつ。
こうして話している限り、どこにも不自由があるようには視えないのに、それでも彼女は不自由を抱えていて――と思うと不思議な感じもするが。
自分では思いもつかない不便やらがあるのだろう、とは思うことくらいは出来る

3日でここまで把握するのはやっぱり凄いんじゃないかな……。
前提条件はそこだけど、それを1人で一週間でやっちゃうんだから凄いなって。
アナログでも、凄く綺麗だし解りやすいし。

風紀の人はいい人多いよね。
うーん、私の感覚だと技術かな、何使ってるかは解らないけれど。
少なくても、この地図は見やすいし解りやすいから。
(どう考えたって、これだけのものは簡単に作れない、と言うのは自分の感覚である。
ので、ツールが何だとしても(異能魔術であったとしても)やっぱり凄いと思うのだ。
しかもアナログだという。それに点字を打って、となるとかなり大変な作業だと思う。

ので、の提案でもあったのだが)

うん、了解。
じゃあ今度あった時にでも、なんか奢るよ。
なんか逆に気を使わせちゃったみたいでごめんね。
汀ちゃん、だね。
私は3年の綾瀬音音だよ。こちらこそよろしく。
(次回、と言われれば一つ頷いて。
彼女がそう言ってくれるのであれば、そうしたい心持ち。
名乗られれば自分の名乗り返して、へらっと笑った。
それから、時計に視線をやって)

――あ、電車。
そろそろ着ちゃうかな。
汀ちゃんも電車、でしょう?
(ありがたく頂戴した地図をスクールバッグにしまいつつ。
お互いこの場所に居るのだから電車の時間もあろうと)

那岐夜車丸汀 > 一度だけ1週間ほど風紀委員から借りているのです。
その際は 私 恥ずかしながら迷子になってまして。特別だったようですよ?
(風紀とのファーストコンタクトが其れ。全盲に近いので普通のスマホに準ずる携帯端末は使えない。
その場に居合わせた人及び風紀委員から借りて迷子からは脱した。
それからだ 地図を真っ先に 異能と技術と経験と諸々で作成し始めたのは。
今年の秋までには島全域は大まかに地図としてできるかも知れない。
その際には地図集を…作ってみたい。 夢は大きいし無謀かもしれない)

デジタルは出来ませんから。極力アナログでしか作れませんし。

技術としては 夜に 小動物か蝙蝠を大量に呼んで飛び回らせるだけです。
あとは 報告待ちで待機。それが3日。で後はその動物からの聞き取りで残りがつぶれ
編集を経て出来るのですが、昼間にこれをすると問題でしょう?

その間 欠席をせざるを得ないのですが。
ちょっといけない学生だったりします、ハイ。
(大量召喚 と 一寸したツールと技能が織りなすアナログ地図造り。
点字は打つのがとても大変だが 慣れれば簡単だと思っている。

時計…ちらっと駅構内にある時計を 異能を持って視た 把握した。)

では次回 折を視まして食事会でも。

そろそろでしたか 私も…時間が来ている様な。
電車…ええ、まぁ。今日は…異邦人街の方へと行くつもりですし。
では、御前失礼致します。
(電車の時間は正確だとしたら -そもそもここのホームではない。
隣のホームだったはずだ、彼女に別れの会釈と挨拶をしてから、回れ右をして颯爽と そのホームを後にしていった)