2018/07/31 のログ
神代理央 > 暫くの間、宙を待っていた7腕が止まる。
窓の外には、産業区に林立していた工場から、夜の帳に対抗している様な沢山のビルであった。

「今日の夕食は……まあ、適当に何処かで済ませるといよう」

こうして、少年を乗せた列車は黄昏から夜へと移り変わるレールの上を突き進むのであった。

ご案内:「列車内」から神代理央さんが去りました。