2015/06/12 のログ
レセナ > パンッと乾いた音と共に射的が揺れる。
撃鉄を起こし、狙い、トリガーを引く。
2発、3発、4発、5発。
弾倉を開いて、空薬莢を排出。ちょっと熱い。

弾倉を嵌め、スッとホルスターに収める。
―――もちろんメイド服にホルスターなど付いていない。こういうのはイメージとポーズが大事なのだ。
中空に消える拳銃。

レセナ > 手元のボタンを押すと射的が寄ってくる。
わりと本格的なんだけどこの射撃場。ホント誰が何のために作ったの??
――8点、10点、8点、9点、7点。計42点。
イイね!30メートルだもんこんなんで十分。私はスナイパーじゃないし。
おおよその位置に当ればいいし、実戦でこんな遠距離からは撃たない。

まぁ、拳銃は違法なのだけれど。

レセナ > さて、あと3セットほど撃っておこうかな。
弾の補給とかしないとなーと思いつつ、全て撃ち終え、射撃場をあとにした。

ご案内:「Free1」からレセナさんが去りました。
ご案内:「学生通りのとある路地」に白崎玲刃さんが現れました。
白崎玲刃 > ――――――――――
【サヤとの戦闘から数時間後
玲刃は未だ、学生通りの路地に気絶して倒れたままであった。
道行く人々は、血だまりとその上に倒れる男を一瞥すると、
面倒事に関わりたくないという様な表情で血だまりを避けて、
倒れている玲刃を無視して、見なかった事にして歩いて行く。】

ご案内:「学生通りのとある路地」に雛元ひよりさんが現れました。
雛元ひより > 「今日も良い一日だったの♪ あれっ?」

お付きの騎士と共に野路に入った少女は倒れている白崎を見つけるとすぐに傍に駆け寄った。
どうやら息はあるようだが……。

白崎玲刃 > ―――――――
【玲刃は気絶したままである
傷が深い様でなかなか目覚めないだろう、
しかし、幸いな事に彼の異能の再生により一命は取り留めている様だ。
腹からの出血の量は少なくなっており、
右腕と右肩も一応はほんの少しではあるが辛うじて繋がってはいる。】

雛元ひより > 「こ、これは大変なの! 具体的にはメロン大福とクリームいちご大福が同時に襲い掛かってきたくらいにピンチなの!」

テンパっているのか訳の分からない事を言っている。
とりあえず背負ってる鞄からハンカチを取り出すと騎士に細かく切り裂いてもらいそれを白崎の傷口にあて止血を試みる少女。

白崎玲刃 > ―――――――……っ!……!?…っ!
【傷口にハンカチが当たった刺激による激痛で玲刃は気絶から目覚める
傍に誰かが居る事に気が付き、咄嗟に警戒態勢を取ろうと起き上がろうとするも
その衝撃で激痛が走り、顔をしかめながら地面に膝をついた体勢となる。】

雛元ひより > 「きゃっ!?」

白崎が起き上がった勢いでバランスを崩し血だまりの中で尻餅をつく。
一方、騎士は少女の様子を伺いつつも白崎の負担を和らげようと手を貸している。

「いたた……良かった、目を覚ましたの。」

白崎玲刃 > ………っっ!
【気絶から起きた直後で、朦朧としていた意識が
激痛によって醒めてゆく。そして、目の前に居る二人?の人影に警戒をしながら問う。】

……誰だ!?
【玲刃は、満身創痍の状態であるからか、普段よりも幾分か警戒心が強い。しかし、】

ああ、いや、すまなかったな。手当してくれてたのか…?
【少女が手に持っていたハンカチに血がついている事に気が付き、その少女は、
自分の傷を止血しようとしてくれていたのだと推測し、警戒したという非礼を詫びると、
手を貸そうとしている騎士に気がつき、軽く礼をしてからその手を貸りた。】

雛元ひより > 「ひよりは、雛元ひよりなの! お兄さんは?」

血だまりから立ち上がり、無邪気な笑顔で自己紹介をするひより。
騎士の纏う鎧は石で出来ており、そのひんやりとした感触が白崎に伝わる。
それは継ぎ目が無い完璧なもので人間では無いと一目で分かるであろう。

白崎玲刃 > ひより…か。
ああ…俺は…っ、白崎玲刃…だ。
【ひよりの自己紹介を聞き、玲刃も名前を告げる、
しかし、その声と表情には苦痛が混じっている。】

ふむ…これは、ゴーレムか?
【騎士の鎧を見て、そして、手の感触と温度から、
石で出来ていると推測し、その騎士の様子をまじまじと見て、
もしや石で出来た魔術により作成される兵士 ゴーレム、かと推測し、問うた。】

雛元ひより > 「しーちゃんなのね! よろしくなの!」
「よくゴーレムって分かったね! それとまだ傷は癒えてないの、大人しくアレスに寄りかかると良いの!」

アレスと呼ばれたゴーレムは白崎の身体を支える様に肩を貸している。
そして白崎の傍まで歩き、傷の具合を確認するひより。
包帯代わりにハンカチの切れ端を巻いていく。

白崎玲刃 > し、しーちゃん?
【玲刃は、なんでも屋として、今まで生きてきた中でそのようなあだ名をつけられた事が無かった。
故に玲刃はその新鮮な呼ばれ方に戸惑う。】

ああ、これでも一応魔術にはある程度詳しいんでな
アレス、すまない。ありがとう。
【ゴーレムと見抜いた理由について玲刃は語る。
玲刃は魔術に詳しい、なぜならば、混成補助魔術という魔術は、
玲刃が魔術の才能が希薄な自分でも実戦で十分活用できる魔術を求め、様々な魔術書や摩導書を読み漁り
様々な術式を解析し、混ぜ合わせた結果出来あがったものであるのだから

そして、満身創痍の現在、大人しくひよりの厚意に乗り、
アレスと呼ばれるゴーレムに礼を言って、寄りかかった。】

雛元ひより > 「? それともれーちゃん?」

天然なのか、頭にはてなマークを浮かべつつ魔術に詳しいと聞くや素直に尊敬の眼差しで白崎を見つめるひより。
そしてあらかた傷口を塞ぐと路地を歩き出す。
それに合わせてアレスも動き出す、白崎に負担をかけないようゆっくりと。

白崎玲刃 > れーちゃん…まあ、呼び方はどっちでもいいが…
俺はひよりって呼んで大丈夫だよな?
【れーちゃんという呼ばれ方にも慣れず、玲刃は戸惑いながらも、どっちで呼んでも良いと、苦笑いを含みながら言った。】

ふむ、ひよりも、魔術に興味あるのか?
【魔術に詳しいと言った時のひよりの眼差しから、そんな事を推測し、玲刃はひよりへと問うた。】

ああ、手当ありがとうな。
【ひよりに手当をして貰った事に礼を言い、玲刃も路地を歩き出す。
しかし、玲刃の重傷であった傷はそう簡単に治るものでは無く、
彼は常に激痛を抑えながら、そして、血が抜けて力が出ない体を、
身体強化の異能を使って、どうにか無理やり動かしていた。
しかし、彼にはありがたかった、繋がったばかりで取れそうであった、
右肩と右腕にハンカチが巻かれた事により、それが補強となって、右腕が取れる心配が幾分か減ったのであった。】

雛元ひより > 「えへー、ひよりで良いよ! ひよりもれーちゃんと呼ぶから!」

眩しい笑顔で何か色々と失いそうな呼称を行う宣言をしたひより。
「魔術はすごいの! 不思議な事がいっぱい目の前で起こって楽しいの!」

痛みに顔を歪める白崎を見かねたアレスは彼を背負って歩こうとするだろう。

白崎玲刃 > 不思議な事…か。そして、楽しい、か。
【ひとりの言った言葉に対し、玲刃は驚いたように目を見開き、
今まで、魔術を戦闘や探索の為の手段として見ていなかった玲刃は、
ひよりの純粋な考えに対し関心して頷きつつ、
自分の長年のなんでも屋としての生き方で曇った心を思い、苦笑いを浮かべた。】

ああ、いや、流石にそこまでして貰うわけにはいかないさ。
【背負おうとするアレスに、流石にそこまでしてもらうわけにはいかないと、
玲刃は、遠慮うして背負われるのを拒否した。】

雛元ひより > 「ぶー! 怪我人は大人しく言う事を聞くの! アレス、やっちゃうの!」

白崎の遠慮にぷくーっと頬を膨らませ、強引に背負うよう命令するひより。
それは優しさか、はたまた押し付けとなるか。

白崎玲刃 > だから、いいと……っ!…
【背負われるのを拒否しようとするも、満身創痍の為抵抗できず、
そのままアレスに背負われる、玲刃は背負われた時の衝撃で、少し痛みに顔をしかめた。】

まあ、そこまで言うなら仕方ないな…
【アレスに背負われる玲刃、少し申し訳な下げに、かつ、不満げに呟いた。】

雛元ひより > 「応急手当しか出来てないから病院へ行くの!」

満足げな笑顔で語りかけるひよりと出来る限り衝撃を与えないようにそっと動くアレスの対比。
それは子供とその保護者である。

白崎玲刃 > 病院…か。そういえば、再生の異能に気がついて以来行った事も無かったな…
【病院と聞き、玲刃は、少し影のある苦笑いで呟いた。】

すまないな。ありがとうな、アレス。
【アレスが、自分に負担をかけない様にそっと動いている事に気が付き、
玲刃は申し訳なさそうな笑みでアレスに礼を言った。】

雛元ひより > 「ここのお医者さんは優秀なの♪」

ひよりが先導する一団は路地から立ち去っていったのだった。

ご案内:「学生通りのとある路地」から雛元ひよりさんが去りました。
白崎玲刃 > ふむ…優秀か。
【ならば、この傷も早く治って、また戦える様になるかな…
まだ、ロストサインとの戦いは始まってすらいない…
それに、未だに数々の事件が起きて、それに関した依頼だって数件受けてるんだ
早く治さなくてはな…
そう玲刃は考えながら
ひより達と共に病院へと向かって行った。】

ご案内:「学生通りのとある路地」から白崎玲刃さんが去りました。