2015/11/09 のログ
ご案内:「運動場」に朝宮 小春さんが現れました。
ご案内:「運動場」に東雲七生さんが現れました。
朝宮 小春 > (ざしゃー、っと地面を滑る音がした。 痛い。)


(運動不足だから今日は運動をしようと思うの、と生徒に話した際の、
「先生走ったら転んじゃうんじゃないですか?」という言葉に憤慨。
 やる気を出して走り始めた彼女は三歩目で、トラックに埋め込まれたコースの縄に脚を取られて転んだのであった。)

……い、たた、いたた………。

(むくり、と起き上がるのは明るい茶色の髪をした女性。
 生物教師、朝宮小春。
 早く仕事を終わらせて始めた運動であるが、彼女は思った。

 やっぱり駄目かも。)

東雲七生 > 「……あれ。」

今日も授業を終え、運動服に着替えて訪れた運動場に見知った姿があった。
その姿はおよそ運動という言葉に何の縁も無さそうな、無様に転がった姿だったが。

「……朝宮先生? 何してるんすか?」

静かに歩み寄りながら、それとなく声を掛けてみる。
何をしてるのか、なんて見ればわかるでしょうと返されそうな気がしたけど。

朝宮 小春 > ぽん、ぽんっと手で砂を払って、すっくと立ち上がり。

「………今から走ろうと思ってね。 やっぱり運動の一つでもしないと不健康でしょうし。」

何事も。
そう、何事も無かった。 そんな様子で立ち上がって微笑みかける。
ぽんぽん、っともう一度ジャージを叩いて砂を落としながらも、堂々たる様子。

「………………走るくらいは平気よ、平気。」

相手の言いたいことを先読みして、予防線を張る。

東雲七生 > 「………。」

以前、水泳をしている姿を見た事があった。
その時からお世辞にも運動が得意であるという認識は無い。
「平気」をわざわざ二度も言うほどの予防線を張る姿に少しだけ生暖かい視線が向けられる。

「……最初はジョギングくらいにしといた方が良いんじゃないですかね。」

流石に歩いて転ぶという事は無いだろう、と提案をしつつ。
軽く腕組みなどしつつ、苦笑を浮かべる。