2016/07/04 のログ
烏丸秀 > 「えーっと、凛霞は保険課だっけ?
同じ保険課の、雨宮さんって人なんだけど」

本当はバラしたくないが、さすがに名前も言わずに司を預ける気もないだろう。
どうせ一蓮托生だ。

「まぁ、信頼っていうなら、ゼロに近いね。
あれは本当、いわゆるマッドサイエンティスト、マッドドクターの類だよ。
堅気が関わるべき存在じゃない」

ボロクソに言う。
本当、なんであんなのと関わってしまったんだ。

「でも、腕は確かだし、ボクらに手段を選んでいる余裕はない。
それに、たぶんウィルス関連の知識が欲しいだけの人間だろうから、そこは信用できる。
できれば司ちゃんを預けて、思う存分研究してもらうのが望ましい」

いざとなれば、蕎麦屋に頼んで簀巻きにでもしておもらおう。

伊都波 凛霞 > 雨宮…聞いたことがあるし、一度顔を見たこともある

噂には聞いていたけど、マッドサイエンティスト……

「司ちゃんは信用しないだろうなぁ…。
 でも現状すがれるところ、それしかないよね…」

はぁ、と項垂れる

「出来る限り説得はしてみる…。
 でもあの子、頑固だからなあ……」

烏丸秀 > 「うん、ちなみにボクが名前言った事は内緒で、ついでに他の人に言わないでね。
消されちゃうから、ボクも凛霞も」

肩をすくめて忠告しておく。
たぶん、比喩表現でも何でもなく消される。

「まぁ、いざとなれば司ちゃん簀巻きにしてでも放り込むしかないねぇ。
蕎麦屋さんともそんな話したけど」

手段は選ばない。仕方の無い事だ。

「あとは、はるかちゃんのデータも採取しなくちゃね。
髪の毛と、血と、皮膚、それにちょっとだけ肉も取れれば」

なお、はるかは渡す気がこれっぽっちもない。
大事なはるかをマッドドクターなんぞに渡せるわけがないのだ。

伊都波 凛霞 > 「…まぁ、命には変えられない…かな」

あとの文句は自分が全部かぶろう、そう思った

「髪の毛はどうとでもなるけど、血…もどうとでもなるか」
えっちな妄想をさせれば絶対鼻血が出る

「皮膚と肉は難しそう、細胞と遺伝情報なら爪でも良かったっけ…?」

うーんと悩む

烏丸秀 > 「うーん、できれば内臓の肉片が欲しいとか言ってたけど、無理があるねぇ」

まぁ、仕方が無い。
司を思う存分切り刻ませればいいだろう。
遺伝情報だけなら爪でもいけるはずだ。
いけなかったら別の手を考えよう。

「まぁ、まずは司ちゃんをどうやってマッドドクターの所に放り込むか。
これを考えよう。優先事項はひとつに絞らないと」

うん、と頷き、これからの行動を示す。
明確な目標があれば、人は諦めないで済む。

伊都波 凛霞 > 「…私から説得してみるけど…危険はないんだよね?」

内臓がどうとか、さすがに色々と単語が怪しい

説得するといえは騙すようなことはしたくないし
司自身の意思でその彼のところに行ってもらうのが一番ではあるはずだ

烏丸秀 > 「化け物になる危険性より大分マシだよ、本当」

世の中に完全は無い。
結局、誰を信頼し誰を信頼しないか。
何を信用し何を信用しないか。
その取捨選択でしかない。

「――うん、ここに来た時より、大分良い顔になったね、凛霞」

伊都波 凛霞 > 「…司ちゃんは知ってるのかな。
 その…適合率のせいで、化け物になっちゃうかもしれないってこと」

もし知らないなら…それも告げなければならない
さすがに気が重くなっては来る
それでも前をムカなければならないのだけれど

「…そうかな。烏丸くんのおかげだったりして」

そう言ってハーブrティーを飲み干して
マーマレードも、また一つ

烏丸秀 > 「さて、ね。まぁ、君が言うべき事かな。
ボクは彼女の前に出たら殺されかねないし」

実際開幕で何か飛んできそうな気がする。
触らぬ神にタタリ無し。

「うん、少なくとも、目的ができたのは良い事だよ。
ボクもはるかちゃんの事を諦める気はないからね」

どこまでもしつこく諦めないのがこの男だ。

伊都波 凛霞 > カタン、とティーカップを机に置いて

「…ありがとう、色々やることが定まった。
 私なんかじゃもう出来ることなにもないって塞ぎこんでたけど…」

ゆっくりと立ち上がって

「おかげ様でなんとか道が見えたみたい。
 今日はこれくらいで帰るね。…今度、何かお礼しないと」

くすりと笑って、小さく頭を下げてから玄関へと向かう

烏丸秀 > うん、どうやら凛霞は前を向いたようだ。
何よりだが、それにしても強い女だ。
――後々また攻略するにしても、骨が折れる事だろう

「どういたしまして。――またいつでもおいで」

できれば泊まりで、とは声に出さないでおく。
この男にも最低限のデリカシーはある。

「お礼ね。あ、凛霞とはるかちゃんの手料理、忘れないでね」

伊都波 凛霞 > ドアを開けて一度振り返り、もう少しバタバタが落ち着いたらね、と笑って

バタン、扉が閉められた

ご案内:「烏丸のマンション」から伊都波 凛霞さんが去りました。
烏丸秀 > 「――さて」

モバイルを再び立ち上げる。
どうやら、この男にも本気を出す理由ができたようだ。

ご案内:「烏丸のマンション」から烏丸秀さんが去りました。