2016/07/19 のログ
ご案内:「ショッピングセンター「風露」」に綾瀬音音さんが現れました。
ご案内:「ショッピングセンター「風露」」に五代 基一郎さんが現れました。
■綾瀬音音 > (サマーセール開催中! と大きな垂れ幕が掛かる学生街にあるショッピングセンター。
考査もそろそろ終りとなり、夏季休暇も目前の放課後となればそこなりに混雑している。
自身は制服から着替えているが、制服姿の学生も多い。
すっかり待ち合わせするのも慣れたと言える先輩と正面入り口で待ち合わせて、向かった先は特設会場の水着のコーナー。
時期が時期だ、種類も豊富だし、賑やかでもある。
メールで夏ですねー、海も開きましたよねー、みたいな会話から発展して水着を買うの付き合って下さい! となった次第)
こう……色々あると流石に目移りしますね……。
(去年は雑誌を眺めつつも全体的にスルーした水着。
布面積少ない、と当たり前のことを思いながら、思わずお腹に手を当てた。
大丈夫、去年よりは減っている)
■五代 基一郎 > この時期のショッピングセンターなどまさに人の集まるところである。
如何に娯楽がいくらでもありそうなこの島であっても
人を集める機能を考えられて作られた施設なら尚更。
考査を終えたわけだからそれらについてやいの話したり、この夏の休暇期間をどうするかで
集まってやれお茶したり何か集まるのはどこでも同じように起こる。
以前にがんばっているから、と何か褒美でもというような話をしていたもので
夏期休暇前にでも何かそういうのをと話していた流れで水着がどうのとなったわけであり
こうして綾瀬の水着を買いに行くのに付き合うことになったわけだが……
「島の人数から考えたら少ない方なの……かなこれは」
一応正式な島の人数比率からして女性が女性全員水着を着ることとなり
今年は新調しようとしたら一体何着必要になるのか……
目の前にこんなにあると、と一瞬思うもののよく考えればこれでも少ない方なのではないだろうかという
何か現実的ではない疑問が浮かぶ。
「大体どういう基準で水着って選ぶの?」
スタイルとかやら何やらもあるが、大体見かける女子など体系が整っている人間ばかりであるし
どれを着ても似合いそうなものであるのだが、そういった人らは一体どのような基準で
このなにやら見て回るだけで半日使いそうな種類から選ぶのだろうかと
まぁそのそういう風な綾瀬に伺うわけであるが。
以前の服装の話とは逆に、こちらがどういった判断基準で選ぶかを聞くことになった。
■綾瀬音音 > (人混みは苦手ではないし、こう言う色々なものが揃う商業施設そのものは好きだ。
が、考査後のショッピングセンターでこれだ、実際夏休みにはもっと賑やかになるのだろう。
それを思うとちょっとだけ考えさせられる……主にレジの待ち時間とか。
とは言え賑やかな事は良いことだし、遊べる場所があるのも良いことだ)
どうなんでしょうね?
でも選ぶものが少ないとお店としても沽券に関わるでしょうし……。
この時期に選択肢が少ないっていうのは結構辛いものがありますからね。
多いに越したことはないと思いますけど。
(身に付けるものなら選択肢は多いほうがいい。
どれほどの人がこの島で水着を購入するかは解らないが、それは女の子的には事実だと思う。
流石にセクシーな色々際どいビキニなどはスルーしつつ、明るい暖色系の色合いのコーナーに移動した。
何となく色合いで分けられているらしい)
うーん……人それぞれだとは思いますけどね。
取り敢えず私はワンピース系は無しですかね。
さすがにちょっと子供っぽいですし、後はセクシーすぎるのも遠慮したいです……。
(洋服もそうだが好みも人それぞれな訳で、当然ながら水着もそうだろう。
TPOと言うわけでもないが、目的に応じて、にもなる。
後は体型に誤魔化しが効かないので、それに応じて、となるだろうか)
個人的には可愛いもの―って思いますけどね、水着
■五代 基一郎 > 時たま休憩ブースの方をちらと見れば、女子の買い物に付き合わされて
項垂れた男子がちらほらいて男子同士で何か話しているのか……と思ったら
それは日頃の話で考査が終わった今では男女仲睦まじく話しているものだからそういうものなのだろうかと思う。
ざっと見た辺りそういう連れ添いがいるのと、同性同士の割合は
混合していてまばらではあるが……どちらが目立つというような割合ではなかった。
学生街だからだろうか……?
「いや、それはそうだけどいざ買う側になるとどれをどう選ぶやら……
今日の晩の惣菜選ぶ感覚で決めるわけにもいかないしさ。
物を選べる贅沢がある、というのはわかるけどね」
ちらと適当な女性用水着の値札を捲ってみてみれば。
値札の上に半額のシールが貼られた惣菜などよりも桁がそもそも違うという
主張が目に入り、またそれを伏せるように戻した。
水着というよりその季節だけに着用する服のようなものだ、これは。
「ワンピース……あぁ、あぁいう……」
言われてふと店内を見舞わせば、まだ中等部以下だろうか。
そんな年齢の女子学生が男子学生をつれてやいのいっている。
あぁもうその年頃でも、と思いつつそこに並ぶのを遠目に見てから
また綾瀬を見ればまぁ、まずないだろうと納得はする。
そもこう言ってはなんだが凹凸が出来ている女子に着せるものではないだろう。
というか着れるのだろうか……?
そしてまた、それがどれというように……またそれとは別方向を見れば
また上の年齢……自分と同じかそれぐらいか。
そんな年齢の女性がいて男性に水着を選ばせているのがいる。
選ばせている場所にあるものをみれば言わずもがなというか……
「そうだね」
そう綾瀬の遠慮したい、の後に続く様に応えたわけであるが。
それがどうであるかはさておき……
「子供っぽくなく、であるが……ということになるのかな。
どれがそれに当て嵌まるかは判断しづらいけどさ、俺にはね」
綾瀬の年齢から言えば大人と子供の中間地点のようなものだろうか、
中間地点であるがゆえに、子供でもなく大人でもなく……となるのだろうが
それをこう、と決めるのは難しいのではないかと思ってしまう。
■綾瀬音音 > (友達同士であったりカップルであったりと、楽しそうに選んでいるのを横目に見つつ。
特に俗にいう“リア充爆発しろ!”と言う思考はそこまで無いために、仲いいなぁ、程度の緩やかな思考である。
此方も端から見ればカップルなのだろうか、とは頭をよぎるが、軽く頭を振って何処へぞと思考を追いやった)
んー、そこら辺はフィーリングですかね。
何となく、って言うのもありですし、運命的! って言うのもありですし。
やっぱり着るものですから、着ていてテンションが上がるものが一番だとは思いますけど。
(値段に関しては価格帯はおおよそ下調べはしてきているために驚きはしないが、男がめくって戻す仕草に少しばかりの笑みを漏らしつつ。
まあ、シーズンものだし、どちらかと言えば特別な装いなのだから多少は、とは思う)
こう、スクール水着とか競泳水着とかは色気もないし可愛くもないし、後は可愛くても子供っぽいですしね……。
(なので、ワンピースは却下なのだ。
目の前のビキニなどを手にとって眺めた所で、見られて少しばかり首をかしげる。
背は小さいが、それなり以上に出る所は出て引っ込む所は確り引っ込んでいる、そんな体型――とは言え、ゆったりとした衣服なのでそこまで目立つこともない)
そうですそうです。
こう……お子様ぽくないのは当然として、セクシービキニは流石に勇気も度胸もないというか……。
どうせならお洋服と同じで可愛くて着てるとテンションが上がるようなものがいいじゃないですか。
判断しづらい、って言ってますけど、先輩の目もお借りするために付いて来てもらってるんですけどね
(背伸びはしたいけれど、あからさまに女性を主張するようなものは……と言う感じである。
年頃の女の子、が着るような水着がどの位のものなのかは自分でもいまいち判断しにくいので、結局はテンションの上がる水着、と言う余り具体的ではない選ぶ基準になる。
然しながら、一緒にいるんですから選ぶの手伝って下さい、と笑いながら付け足して)
■五代 基一郎 > 「フィーリングか……」
大体において自分の着るものや、それこそ以前綾瀬に話した
服装を選ぶ基準というのは”環境に合わせて、外から見られた姿を意識して”という話であり
フィーリングで決めるようなものではないのだ。
自分が着る、自分のために選ぶという服というのも何か新鮮ではあるが
未知の領域の話を聞いているに近い。
「そりゃそれらはプールとかの方だろうし……子供っぽくもなく、ね。
えぇ………いや、そりゃぁ……」
難しい話でもある。綾瀬を見れば、というが大体の体型は予想できるが
それはさておいて選ぶのを手伝えというのもな話ではないだろうか。
先に思うように誰かから見て、選ぶというのは理解できるが
環境に合わせて、そこにいる人間が見て……という話である。
綾瀬の言い方では自身から見て、という話になる。
環境云々ではなく個人の主観に基づいて綾瀬音音に似合う水着を選ぶのを手伝えという話になってくる。
「……とりあえず、そうだな。合わせて見せてもらわないとなんとも。
いや試着しろって意味じゃなくて。」
当然今試着してあれこれどうのと見た方がわかりやすいのだが
理由というような言葉として説明するようなあれそれとして出すのもと思うもので
それはやめておいたほうがいい、というのは判断した。
要するに女性を主張する部分というのは可視化しないほうがいいこともあるというもので。
■綾瀬音音 > テンションとノリで、って言うのも時には大事ですよ?
ええと、なんて言うんだろう――こう、必要だから服を選ぶ、じゃなくて。
楽しむために服を選ぶ、みたいな。
流石に落第街に行くような服装で普段過ごすのはテンション上がりませんしね。
(機能性のある服の過ごしやすさや利便性は解るが、矢張り自分にとってはテンションの上がる服ではない。
勿論誰かから見られた自分、というモノを意識していない訳ではない――と、言うよりは自分の中の理想像が基本的には可愛い女の子、なのである。
だから、基本日常生活に置いてはそういう風に振る舞うし、服装も合わせてそれに準じたものになる。
非日常に置いてはまだ理想像と言うべきものは出来てはいないけれども)
加減が難しいんですよねー……。
水着とか買うの何時ぶりって感じですし。
―――――ふふ、
(戸惑ったような声を上げる先輩に小さく声を漏らして笑った。
珍しく少しばかり意地の悪い笑い方)
別に難しい話じゃないですよ。
あからさまに派手だな、とか似合わないな、とかその程度で構いませんから。
多少の趣味の反映は構いませんし。
でも、そうですね。
まずはある程度選ばないとー、ですね。
試着はそうですね……サイズは計ってきているので試着までしなくても着れる着れないは解りますし。
(尚も小さく笑いながら、鼻歌でも歌い出しそうな気配で水着を選び出す。
夏だし暖色系――赤というよりはオレンジや黄色系――で、と言うことは予め決めていたので、その中で選んでいく。
自然と視線が行くのはフリルが付いたものが多い。可愛いしある程度のカバー力もある、気がする。
その中からトップスがチューブトップでレース系のフリルになっているオレンジの物と、胸元の中心が大きめなリボンの付いたホルターネックのドットの物を取り敢えず取り出して。
どちらがいいですか、と言うように首を傾げた)
■五代 基一郎 > 「楽しむために選ぶ、ね」
綾瀬の姿を見れば思い出すまでもなく毎度違う服装であろうか。
もちろん大体色の好みがあるようで、それとなく同じに感じるが……
正直自分で自分の姿を見て、と思うような事が無かったものでなんとも答えづらい。
実際今の服装も、そういう末のものであるからして。
これは恐らく普通の日常にいる自分を想定している綾瀬音音という少女との
決定的な差なのではと思う。どこにいても……結局そうなのだろうかと
そういう意味ではいる場所によって変える綾瀬のような意識のほうが、ある種メリハリではないし
起点となるものがまさにズレから生じたものだが、理想的なのかもしれない。
自分に出来るか、やるかはさておき。
「加減……加減かぁ……いや何のさ。
ううん……そうだなぁ……」
大体久方ぶりというのなら、水着を選ぶ経験など自分は皆無だ。
海に出る時や遊びに行くという事はあったがそれとはまた別の話であるし
大体多少の趣味とはなんだろうか。綾瀬の趣味ではなく自分の趣味の反映が構わないというのもなんだろうか
妙な話ではないだろうか……どういう意味かわかっているのだろうか綾瀬は。
「そうだな……形状的にこちらは無難な気がするけど、悪くはない。
こちらはリボン無くていいんじゃないかなって気がしない……?」
チューブトップのはまぁわかる。よくあるタイプなのではないだろうか。
ホルターネック、シングルのワンポイントで止めてるそれは成程という形状だったが
若干リボンの存在が疑問を持たせてしまう。
確かに子供っぽくなく、大人っぽくもなくというが些か潔さにかけるものがないだろうかと
どちらがよいか、という綾瀬に”どちらもどうかと思う”と返す辺りなんなんだかというものでもあるが……
「いっそレースやリボンが控えめなのを選ぶのがいいかもね。
子供と大人の中間というより年齢層もう一つ上に寄せた感じのさ」
趣味がどうこうという話でもなく、希望するコンセプトに対して
真摯に考えることとなる。なった。実際とても難しい判断を要求されるのだが
そこで妥協するわけにはいかない。何故そのようになるかはさておき。
「それかフリルで構成されたものを全面に押し出すか……」