2016/07/20 のログ
綾瀬音音 > 前も言いましたけど、趣味ってお洋服位しか無くて。
自然とそんな感じになっちゃったんですよね。
いや、楽しいことがお洋服だけって事はないんですけど。
(確かこの先輩と会うときは違う服――少なくとも同じ組み合わせ、と言うことは殆ど無かった気がする。
男の服装にそこまで気に留めているわけではないが、おおよそ落第街と今いるような学生街と余り変わらない気がするのは気のせいでは無いだろう。
とは言え人の服装に口を出すのは好きではないし、不潔だったり異質だったりするわけではないので口をだす必要もない。
自分が気に入った服を着ればいい。
自分に関しても他人に関しても、服装に関してはそんな認識だ)

年齢と甘さと水着であることのセクシーさの兼ね合いの加減が。

無難ですか……。
ううん、でもリボン可愛いと思ったんですけどね。
(反応はいまいちのようだ。
男の主観において選ぶのを手伝って欲しい、と言ったのだからそこに趣味が入るのはまあ当然だろ、位の軽い気持ち故にそこまで深い意味は無い……はずである。
時々自分でも気持ちの置き場が何処かのか解らなくなることがあるのだが、それは自分の中でもスルーの方針)

年齢層を上に……ううん、もうちょっとお姉さんぽい感じですか……。
フリルは大好きですけれど、でもここまで来たら潔く行ったほうが良いですかね……。
うううう……
(何処まで来ているのかは不明だが。
何やら唸りつつ、まずは真っ先に目に入った真っ赤なビキニ――それ隠れるの? と言いたくなるようなものを手にしてから、それは流石に違うと首を振って戻しつつ。
幾つか物色しつつ、最終的に取り出したのは三角ビキニ、一つはオレンジに黄色の縁取りと紐のシンプルな物、
もう一つは白にオレンジの花が胸元のラインに付いているものだ。
どちらも胸はある程度隠れるだけの面積はある。
ボトムも紐で結ぶものが、同じく布面積は確りとしている)
こんな感じですかね……?

五代 基一郎 > 所謂趣味として、それがどうであるかは判断できないし幅の広い言葉でもある。
別にそれを研究するのかとか突き詰めていくというわけでもないだろうし
それこそ楽しいからやる、ことなのだろう。
それがどういう意味で、何の切っ掛けになるかは無粋な詮索になるだろうし……
とても普通な話でもある。普通な話であるかもしれないからこそ
普通を装うために生まれたのではというものが闇の中から首を擡げてくる。
実際綾瀬の服装の好みは奇抜すぎるわけでもなく、ただそこにあるが
自己の主張のあるものではないだろうか。
以前の服選びの時もだが、何か障害もなく受け入れていた雰囲気がある。
故に……
されどそのようなものを、見て見ないようにしては押しとどめていく。
いずれ消え去る類の思考だろうと

「年齢と甘さと水着であることのセクシーさの兼ね合い。」

思わず復唱する。復唱するがなんだろうかその間に挟まった甘さとは……
自分の知らない概念が出てきているような気がする。
服が趣味の人間にしかわからない判断基準なのだろうか……
見知らぬその概念をなんとか噛み砕こうとしつつ、また選ぶ話に戻ればであり

「甘くてもいいかもしれないが、そうだな…年齢と今三回生ということを考えれば
 甘さは控えめでとは思えないかな。無糖でというわけじゃないだろうけど……
 例えば初年度とかならまだしも仮にだけど何がしかの団体に所属していたら
 君には後輩がいてもおかしくない年齢となわけだし」

四年で卒業……入れ替わるこの島であるならばというものであり
上の方、と見られるのであればそれなりの服装がともなるものではないだろうかという話である。
最もそれらに関してまず体型がどうのという話にもなるのだが、あくまでそういう話なのでさておいてだ。

「それは違う。」

明らかに合ってない、というよりここに並べるのはどうなんだという
赤のビキニを手に取った綾瀬に、綾瀬自身がまず何かどうかと言う前に口を出している。
機能性がそもと言う話でもない。海に何をしに行く人間を購買層として考えているのか。
遺憾である。

「こちらだな。オレンジの方はシンプルで、となるが逆に抑え過ぎている感じがあるし
 来年ぐらいならと思うけど今なら要望のを加味すれば
 白の方がいいいんじゃないか。ワンポイントに花があるところが控えめな甘さとして確かにある。
 他に欲しいのが、気になるのがないのならばこれで決めてもいいんじゃないかな。
 あと下……ボトム?周辺に巻くのとかいいの……?」

綾瀬の選択に肯定しつつまたこれは違うといいつつ何を解説しているのか聞きたくなるような肯定文を語る。
食事の良しあしを語るような口調なのは甘さの概念からだろうか

綾瀬音音 > (男の思考を知ることもないが、少なくとも自分にとっては洋服を着ることと選ぶ事はそれこそ楽しい趣味であり、
その延長線上であるこの水着選びも趣味なのである。
要するにこの時間を楽しんでいるのは事実で、それ故に尚更気づくことはない。

水着を選んでいるの様子は真剣ではあるが、楽しげなものである)

(こっくりと、復唱された言葉に頷いて肯定する。
甘さは大事だ、フリルとかレースとか、花柄とかそう言う女の子らしさというか。
大事なことである)

部活なり委員会なり入っていればそうだったんでしょうけれど。
入ろうかなーってそれこそ部活は1年生の頃には思ったんですけれど、結局そこまで興味引かれる物もなかったですし。
中学校で部活でもやってればその延長でーって言うのもあったと思うんですけど、帰宅部でしたし。
ううん、甘い感じの色とかレースとかフリルとかやっぱり好きなんですけどね……。
水着はともかくですけれど
(年齢が様々とはいえ、一応は3回生となれば学園生活も半ばを完全に過ぎていて、色々考えるべきなのかもしれない、とも思いつつ。
とは言え未だに進路は曖昧だったし、具体的な将来も描けてはいない。
部活に関しては義務教育から一貫して帰宅部だったために所謂後輩らしい後輩というものは殆どいなかった、少し寂しい事実)


――!!!
……ですよね。これは流石に……
(は、と見られていた事にびっくりしたように目を瞬かせて。
如何わしさしか無い、と言う言葉は飲み込んで戻した。
流石にこれに手を出す気はない。
多分永遠に無い)


じゃあ白にします。
こっちのほうが可愛いですしね。
オレンジも色合いは可愛いですけど、やっぱり飾りはあったほうが良いですし。
ん――パレオよりは丈の長いラッシュガード探したい感じですね。
にして来年……来年、かあ……。
(真面目に語る先輩が少しばかり可笑しくて小さく笑いながら。
来年の事、をちらりと言われれば全く想像も出来ないとふ、と息を吐いて。
しかし、去年の夏はこう言う風になるとは思っていなかったので、今から考えた所で意味もないのだろう。

言いつつサイズを確認して白地に花のついたものを手にとって、少しばかりまた移動する。
自身が言った通りラッシュガードを物色しつつ……此方は丈が長めの腰から下がフレアになっているものを手にとった。
お尻もすっぽり隠れる安心丈である。

まあ、脱いだ時はそれこそ潔く、だ)

五代 基一郎 > 「まぁそうなんだけどさ……んー」

所謂大人がいる社会が延長線上にあるのが部活やらサークル、委員会だろう。
特にこの島であれば特にそれが色濃いし、卒業後も関わることだ。
であるならばそういった年齢や環境にそって選ぶということも……
ということなのだが、何か説教臭い気がしたので、さてどうするかと考えれば

「んー……そうだな、なら俺といるときにそれでいいのかってことになるのかな。
 あまりそう少し下の層に寄せたデザインはどうなのかってならない……?」

何となく、ようは年齢層の話であり自分が選ぶの手伝うわけだし
他人の目をとなるとそうなるのではないか、とかあまり雰囲気が離れていてもと思う。
今の私服は好みもあるのかだいぶ寄ってはいるのだが、これらとなれば年齢が出るわけだし些か離れすぎないか、という
疑問だったのだが口に出せばこの綾瀬音音と海に行くことが確定しているかのような物言いになっていたのだがさて

「だよね。飾りの度合いもまた重要ということがわかる比較だったというかな……
 文字通り華がなくともというかさ。
 来年も夏は来るよ。」

パレオはその名前を聞いたこと見たことはあったが、さてラッシュガードとか
また新たなカテゴリーが出ればそれについては黙りそれらを物色していく
綾瀬を見つつ思う。そも来年を迎えらはしなかったのではないか、とか
来年も……来年とはと。自分で言っておきながら
四年制ではなく自分が来年までどうこうといえるのだろうかやら
その先は……とか、見ないようにしていることがふと日常で見せつけられたような……そんな……

「それじゃ会計でいいのかな」

それらを打ち切るように、一応の確認を取りつつ店員を呼び止めた。
今はただ先を考えたくないから今で打ち切るように。

綾瀬音音 > でも今から入るにはちょっと遅いかなぁ、って思うんですよね。
順調に行けば後1年半以上はあるわけですけど……ん……。
(もう半分も残っていない学園生活。
どう過ごすか、を真剣に考えないといけないのは解っているが、目の前のことに気を取られてばかりだ。
相変わらず“何か”を為したい訳ではないのだ)

そうですね……そう言われたらちょっとあんまりに子供っぽくなっちゃうと、って余計に思いますね。
これなら先輩と一緒でも恥ずかしくない……?
や、先輩が恥ずかしくない……?
(俺といる時、との言葉に普通に返していたが、なんだか自分の言っている言葉が可怪しい気がして首を傾げる。
とは言え特に酷い矛盾を感じたわけでもないのでまあ良いだろうとそのまま首を戻す。
海に行くことが確定している様な言葉にも特に矛盾も不満も感じているわけでもないようだ。)

飾りはやっぱり無いよりあったほうが良いような。
バランスは大事ですけれどね。
取り敢えず今回はこれで。

――――そうですね。
来年も夏はありますよね。
(そう言って目を伏せるようにして笑って。
来年、たった1年だ。
だけれど、決定的な何かがあれば一年の内に――それほどかからなくても――変わってしまうのも、理解している。
来年の夏はどうしているのだろうか。
こうして笑っていられるのだろうか、それとも――)

ん。そうですね。
外は暑いですし、何処か入って甘いものでも食べてから帰りましょうか
(選んだ水着とラッシュガードを抱えて、店員に案内されてレジへと向かう。
まだ、一年後は遠くて、想像が付かなくて。


―――少しだけ、怖かった)

五代 基一郎 > 「まぁね……こちらから薦めるわけにもいかないし。」

それこそ活動のこともある。あれが部活と言えばそうかもしれないが。
かといって来年も、とさせることにしたいわけでもない。
それこそ理由がまだ曖昧なのだから。まだ巻き込まれた少女から抜け出してはいないと思うし……

「そうなんだよね。別に身内の年齢が下の親戚と来ているような状況でもないしさ。
 違和感はそうないと思うけど……?」

けどなんなんだろうか。まぁ何か疑問が出るようなことでもない……
ような気はする。ので先に送ろうと思う。
この話の違和感も特にないはずである。

「こうなると服装のアクセサリーとなるワンポイントなんだろうけど
 あるとないとでは違ってくるしね。うん、これでいいと思うよ。」

今回は、これでいい。
今年はこれでいいだろう。これで、と言うには十分すぎる時間なんだろうが
それをどういえば……評すればいいのかはわからない。
ただ今までにはない時間であることは間違いなかったが。

「何がいいかな……あまり冷えるもの食べると後が辛くて……
 いや年寄みたいなのじゃなくて、最近結構大盛りのがさ……」

そんな先のことではなく、今のことを話題にしながら長財布を開く。
遠い先の話としているが近かった。既に時間は流れて流れては今に至る。
時間制限ばかりの選択肢しかないこの中でどうなるか。

それを先送りするかのようにとりあえず今、この後の店はどうするか
綾瀬音音という隣にいる少女に聞くのであった。

時は待ってくれいないのではあるが。
そこにあることを忘れるために。

ご案内:「ショッピングセンター「風露」」から五代 基一郎さんが去りました。
ご案内:「ショッピングセンター「風露」」から綾瀬音音さんが去りました。