2016/08/10 のログ
ご案内:「海水浴場」に綾瀬音音さんが現れました。
ご案内:「海水浴場」に五代 基一郎さんが現れました。
■綾瀬音音 > (青い海に青い空、白い砂浜に白い雲。
今日も気温は天井を知らないように高い。
それでも太陽がギラギラと容赦なく日差しを降り注ぐ海辺には、結構な人がいる。
辟易したように砂浜で項垂れている者もいるが、大体の人は季節の海を楽しんでいた。
上がる歓声に楽しそうな笑い声、そんなものでこの海水浴場は満ちている)
先輩、海ですよ海!!
結構人がいますねー
(常世島にいればぐるっと周りは海であったし、珍しくも何ともない。
ついでに海に来たことが初めて、と言うわけでもないが、そこは気分と言うやつだ。
テンションを上げつつ、こちらの方が少しばかり足早になっていた為に後ろに居るであろう男に振り返って笑いかけた。
砂が熱い、と言いながら足元を軽く蹴りあげたりなどしつつ)
■五代 基一郎 > 最近この暑い中で外出するのが苦しく感じるようになってきた。
歳食って中年めいた思考になりつつあるのか、と思わずにいられないが
それもこの日差し、驚きの白さの白浜が反射する日光の照り返しを一度味わえば
屋内プールとか、そういうあれでもよくないですかと伺いたくなるものだで
自身もまた、そこらで小数見かけるこの地獄めいた世界と感じることしかできない環境にうんざりしているわえけだが
こうして何かよくわからない、季節の特別感に背中を押されているのか
はしゃいでいる者を見れば
一人で、というのはさておき誰かしらと来ている人間なんてそういう楽しんでいる空気に
雰囲気に連れられて愉快になってくるのだと思う。
頭が愉快かどうかではなく……
「そら最盛期だからね。夏の日差しも盛りの時だよ。
もしかして夏の海は初めてですか?」
なんとなくそのはしゃぎように笑いつつ、愉快になるというより
こうしたその時の季節にしかわからない、感じられない特別な時間というのは
日常的な、だがその先にあるお祭りのようなものがあるのだなと
改めて思いながら荷物を置いた。白浜にブルーシートとクーラーボックス等。
夏用のパラソル……と思いきや二畳ほどあるタープ(屋根だけのテントのようなもの。キャンプ等の休憩所のように使えるやつ。)
の骨組みを置いて
改めてこの砂浜と海岸を見るように仰ぎ……これが夏という世界なんだな、と。
「砂に転がってたら焼かれてしまいそうだな……」
■綾瀬音音 > (元々温度を操る異能を持つせいか、高温低温共に気温変化には強いほうだ。
暑いには暑いが、男ほどつらい思いは感じていない。
最初っから海、と決めていたせいもあり、屋内プール、等と言ったものなら速攻でブーイングを放ったに違いない。
その程度には、この夏の海を既に楽しんでいる。
買って貰ったばかりのラッシュガードを閃かしつつ、振り返った先の男に見せる笑顔は、
太陽にも負けない勢いであったし、この夏と今日のところは海を心底に楽しむ気に満ちていた)
全くの初めてではないですけどね。
実家は海水浴場からは遠かったですし、常世島で授業以外で水着着るのは初めてですし。
テンションも上がりますよー。
でも日差し強すぎて日焼けしないか心配ではありますけど。
日焼け止め海に入ったら取れちゃいそうですし
(笑顔が返って来たので、気分は尚更上々に。
気温同様天井を知らないかのようだ。
荷物を置いたのを見て――最初に見た時には凄い荷物ですね、と目を瞬かせたのだが――
少しばかり戻って横に並んでから、その視線を追うように海水浴場を見渡して、やっぱり笑った)
いい感じに焼けそうですね。
リアルに日焼けも避けたいところですけれど、くっきり残りそうな気がします
(ラッシュガードの襟元を引っ張りつつ自分の水着を覗き見て。
まあそれはそれで夏の思い出としばしは楽しめそうな気がするが。
休憩所の準備をするなら手伝いますか、と顔を上げて首を傾げた)
■五代 基一郎 > 普通の人間であるからして、どうにもこの暑さには慣れず
さておいて、そこらへんは普通の男性であるからしてこうして笑顔ではしゃいでいる姿を見れば
またつられて笑顔になるのも当然だった。
今思えば屋内プールより壁のない開放的な世界だ。
こちらのほうが、とする人のこともわかるような気がしてくる。
スカートではないが、そんな風に自由というか
この世界を流れるように……心の底から楽しんでいる姿を見れば
自分もまたこの世界を楽しんでいる、と思うことも無理もないことだ。
それがこちらに向けられれば、当然のこと。
笑顔には笑顔で返し、またそうして楽しむ人間が増えていくのだろうか。
「海が近いのに海に遊びに行くのが少ない、というのもなんかだよなぁ。
いつでもこれそうな気がするけど海と言えば夏なんだろうかなぁ……
えっ日焼け止めって海には行ったら取れるもんなの……?」
日焼けする程度なら健康的でいいんじゃないの、と言うも
そうとはなれないのが女子なのだろうか。よくよく考えれば皮膚が変色する、というのも大変なことなんだろうが……
軽い焼けどであろうし、とか。
しかしこう、大きく広い……それだけではない。
明るい世界、笑顔や楽しさが満ちている世界を見ればまぁなんというか
何があってもそれはそれで夏の思い出になるしいいのでは、と思った。
「まぁここというか、海に来て日焼けするなと言う方が無理な話だよ。
海に入る度に日焼け止め縫っても何しに来たんだってならない?」
ていうか海で何するんだろうと今更ながら思うが、さておいて。
休憩所の設営についてはもう手慣れた……というよりこのタープ自体レジャー用のもので
手軽さ優先で作られている。
大丈夫大丈夫、と天井を拡げてゴムロープが通されたパイプ通して、で広げれば
ゴムの収縮も相まって簡単に形が作られていく。
あとは適当に足に水が入ったボトルの重石を置けば完成であるからして……
「さてどうするか。走る?」
重石にロープをくくりつけつつ、これから何をするか聞いた。
聞いておいてあれだけど走るというのもなんなんだろう。
泳ぐ、というのもだし。
■綾瀬音音 > (こうもこの先輩が笑顔でいることは珍しい気がして、その笑顔を見れば自然と気分が上がる。
一緒に来ているのならば一緒に楽しみたいと思うのは当然のことであったし、
楽しんでいると解ればそれだけで嬉しいのだ。
これだけで目的の半分くらいは達成したと変わらない。
プールでは味わえない広さと熱い砂浜に、気分も真夏まっただ中。
楽しい、と言う気分が伝染して、より楽しい物になればいいと、
そんなことを思ってやっぱり向けるのは笑顔である)
まあ、やっぱり季節感は大事ですしね。
冬の海も趣があっていいと思いますけれど、遊ぶにはちょっと不適切ですしね。
やっぱり遊ぶなら夏のほうが! って思うじゃないですか。
どうなんでしょう、でも汗かいたら塗りなおして下さい、みたいなこと書いてませんんでしたっけ?
(まあそこまで焼ける方ではないですけど、とは付け足しはしたけれど。
夏の思い出、とするならばそれはそれで良いのかもしれないとはやっぱり思う。
ただお風呂に入った時にピリピリとするのはちょっとだけ戴けないけれど。
それも含めて夏なのかもしれない)
そうですよねー。
日焼けくらいは……って今回は思っておきます。
どうせ水着の跡くらいなら服着るなら目立たないでしょうし
(男の話に頷いて、手慣れた様子でタープやら何やらの設置をしていく様子を感心した様子で見ている。
器用なのか、それもとこれらのモノが簡単に出来るものなのか、自分ではよく判断は付かないので、
凄いですねー、と言うありきたりな感想を口にして目を瞬かせていたが)
走るなら、当然海までですよね。
競争しましょう競争!!
(なんて、言うが早いかラッシュガードをぱぱっと脱ぎ捨てて――変に覚悟を決めて脱いだりすると恥ずかしいので――
水着になると海に向かってダッシュした。
返事は訊いていない、確定事項だというように)
■五代 基一郎 > 知っている人間がいれば、それこそ別の人間と思うかもしれない。
綾瀬音音という少女が見てきた非日常の人間というよりも、ごくごく普通の人間のような
喜怒哀楽がはっきりしているような顔で。
綾瀬音音と同じように、伝染するように今ここの時間を楽しんでいる……そんな顔を向けて
「冬の海って蟹漁のイメージ強いんだけどなんでだろうね…
まぁ、なんか冷たい海に入っていい感じはするよね。実際こう暑い胃中でつたって離していると
御託はいいからとっとと海に突っ込みたい気分になってくるんだ……
汗かいたら、となると体表面がどうのこうのという話じゃないかな……まぁ塗るなら塗ったほうがいいね」
そもそも日焼けとかしない方であるので何か参考になる、ようなことは言えないわけである。
ある程度のことは代謝でどうにかしてくれるため基本屋外にいるような人間だが
そもそも去年も日焼けしなかったほどであるのだから……
若干その夏らしさを味わえないのは、寂しいものがあるが。
まぁ自分が味合わなくてもいいだろうとも思う。
「案外残るもんなの?水着の跡ってさ。よくわからないけど。」
後で見せてよとでも言おうものなら酌量の余地などないのでその言葉はでない。
さておいて、まぁわからないものならわからないで知る余地などないのだからさておく。
知ってどうするのかというのもあるし。
尚タープ関係は趣味の車関係での集まりやらで鳴れていたり、そも構造自体が
簡易になっているためというので、そうたいしたことではないのだが。
「あっちょっと」
準備運動は、という律儀なことを前に走り出す姿に
慌てて自分もパーカーを脱いで走るわけだが、そら準備運動をしていないしもたついたが
とにかく追いつこうと走り出す。
「待ってって!海岸線走るとかじゃないの!?」
■綾瀬音音 > (――最近は。
この先輩の笑顔を見ることが増えてきた。
非日常からも気づかぬ内に遠ざけられてきていて、だから尚更。
この“先輩”が日常で、それが当たり前のような風であるのに違和感は減ってきている。
珍しいな、と思うことはあっても、である。
元々この男が“普段どのような生活をしているか”を知らないのもあるのだけれど。
だけれど、今この瞬間を楽しんでいるようであれば――先日感じた不安も思い出すこともなく)
蟹工船的なのですかね、あれって冬の話か知らないですけれど。
海の中はきっと涼しいでしょうね……これで海の中まで暑かったら地球に文句を言いたい気分です。
なんですかね……一応塗っては着てるんですけど、強いやつ。
(子供の頃外で走り回っていた時は、こんがり焼けもしたけれど。
今は日焼け止めを確り塗って外出するのが常だ。
でも今日くらいは、と思うので、余り気にしないことにした。
些細な事を気にして楽しめないのもつまらない事だし)
うーん、それは焼けてみないと解らないですね。
屋外で水着なんて滅多にないですし。
(当然此方からも見てみますか? と言う事はない。
それは色々まずい気がするのである。同性同士ならともかく、相手は異性なのであるし。
取り敢えず焼け具合は後ほど自身で確かめることにして。
車が趣味というのも知らないし、設置が簡単に出来ることも知らないので、
感想的には「手馴れてるみたいですけれど、凄いですねー」な簡単なものである)
先手必勝です!!
男女差があるんですからこれくらいは!
(きゃいきゃい笑いながら、後ろに向かって声を上げる。
慌てた声が楽しくて仕方がない。
待って、と言われても止まる気配はなかった)
海岸線なんて走ってたら、走りにくくてその内足攣っちゃいますよ!
それより目指すは海です!!
(なんて走りながら器用に喋る。
そこまで長い距離でもなく海はもう目の前だった)
■五代 基一郎 > それはとても”日常”に寄っていた。
日常にいる人間で、普通の人間で、どこにでもいそうな人間になりつつあり
それは特に、この少女といる時に顕著に表れている。
それが引っ張られているのか、そも寄せているのか……それとも、なのだが
それらを考えさせない、考えから遠ざけられているように……遠い世界に置いてきたような
今があり
「なんで海って冷たいんだろうね……そこらへんの原理知らないや俺。
……それ大丈夫?なんか肌に悪いもんとかじない?」
実際日焼け止め塗らないもんだから何がと言われてもコメントできなく、ようはまぁ紫外線を止めるわけだから云々……?
なのだろうか。泥を肌に塗って人間から発せられる熱を隠して宇宙人の狩人と戦うわけではないが
そこらへんの仕組みが体にどう、というのは気になるところである。
「屋外で水着やら薄着だったらあれだしね……流石にね」
大体まぁそういったことは所謂そういう関係の男女がやることであるからして、なのだ。
そら水着を買いに行って海に来ているのだからそういう関係ではないのか、と聞かれたら言葉に詰まるが
明確な答えが出せない現状、微妙な間柄なのだと言い訳にもならない弁明をしたうえでの何かにしからない。
さておいて、走り出した綾瀬を追いかけるように砂浜を走る。
準備運動をしているわけでもない……というのはさておいても砂場で走るのは
足元がおぼつかない。
大体後ろを見ながら走って大丈夫なのだろうか綾瀬は。
ある程度鍛えて、とは言っていたがその成果を今見せられているのだろうか……?
大体浜辺で早朝ランニング…と言えばそんなイメージだったのだが
トレーニングでもなし、遊びに来ているのだからというのでまったく別……
海に向かって平行かと思われたら垂直である。
とりあえず走るが、大体風紀なのか、というぐらい鈍い。
慣れない砂浜を掛け降りるように走れば……砂が、海でぬれた部分に変わるあたりで
もう取り戻せない遅れだったのだが……それを急かしたか
波が引いた部分に足を取られて、海がもう目の前と言う辺りで滑った、
顔から砂浜に落ちて、波が追い打ちをかけるように頭にかぶっていく……
「……」