2016/08/11 のログ
■綾瀬音音 > (元々この少女にとって“日常”は、既に馴染んだそこである。
何処にでもあって居るような――それが幻想だとしても――当たり前の、穏やかに永遠とも思えるように続いていく日々。
だけれど、飽きない程度には変化に満ちていて。
それがとてもとても幸せで、掛け替えのないものであると、気づくこともないような、そんな“当たり前の日々”。
そんな中に、今は確かに。
この先輩といた)
んー、それは私もです。
でも海が冷たいと気分が良いので神様の贈り物だって思っておきます。
普通に普通のメーカーの日焼け止めなので大丈夫だと思いますよ?
(特に信じているわけでもない神様を引き合いに出しつつ。
日焼け止めについてはそんなコメント。
詳しいことは知らない。
詳しくは知らないが、まあそういう物だろうというあまり深く考えないで使っている。
この島で作られた実験薬でもないのだし)
ある程度の薄着はしますけれど、限度がありますしね。
余り露出の高い服は好みじゃないですし
(タンクトップやキャミソールは着ても一枚上には羽織る。
実に曖昧で微妙な関係なのは事実なのだが、この少女にとって居心地が良いのも事実なのである。
自身に関して言えば、結論を出すのは簡単だとしても、
それを避けている――と言うよりは簡単なのだから何時でも良いだろう、位の気楽さにはなってきている。
それ以降このことは、それこそなんとも言えないものである)
(一応心の準備をしてから走っているし、
テンションが上がっているのでそれに比例してちょっとばかり何時もより身体のポテンシャルが高いのかもしれない――もしくは夏がそうさせたのか。
兎も角そこまで危なっかしい足取りでもなく走って、先に飛び込むようにして足を踏み入れた。
じゃぶじゃぶと少し足を進めて、それから楽しそうに一頻り笑い声を上げて、改めて後ろを振り返れば)
――――――あっ
(見事に転んで、波に沈んでいる先輩が見えた。
あちゃー、とでも言うように口に手を当ててから、そちらの方まで歩み寄って)
……先輩?
(屈むと、笑いながら手を差し出した。
馬鹿にしている雰囲気ではないが、目元が可笑しそうに緩んでいる)
■五代 基一郎 > ……ここに居ていいのかもしれない。
そういった疑問を数段飛ばすように、既に思っていた。
ここにいたい。この日常の中にいたい。この少女を通してみる穏やかな世界が……
帰りたいという想いが日を追うごとに強くなっていく。
もう二度と帰れない、手に入らないと思っていた世界。
自分が失った世界の人々は……もう思い出せないが今は確かに、そこにいる少女が
象徴のようにいる。
だから、そこにいたいと思ってしまう。
それは許されないこと、ではないのかと誰かが己の背に問いかけたとしても……
「海の神様か。この島らしいんじゃないかな。色々いるかもしれないけど、昔から山と海の神はいて兄弟でもあったとかあるし
よくはわからないが、まぁ悪い神様ではなかったと思う。
それならいい……のかなぁ?あまり気にしないでもいいと思うけどさー」
それが何か、というわけでもない。
本当に他愛もない話だ。海と陸の神が兄弟で釣り針がどうの……というのは覚えているが
それこそここで綾瀬に何を、と話すのもな話だ。
不敬かもしれないが今はそういう時間なのである。
というか白い綾瀬が焼けたらどうなるんだろうなと思う。
白黒パンダになるわけでもなし……
「そうだね。女性は派手じゃないほうがいいよ。大人しいとかじゃなくてさ。
着飾るという言葉もあるし、服装ので趣味ならそれがいいよ。」
別に似合うならどうでもいい、とは言わないわけであるし。
あまり薄着でいるのが想像できないと思うのも正直な感想だ。
どれだけ綾瀬音音をしっているのか、という話にもなろうが
あまり派手な姿とか露出が多い姿を想像するのは憚られる。
それこそなんなんだ、という話にもなるし。あまり今の関係上からは発言できない……
というより考えるのはよろしくないことであるからして。
二度、波が頭を打つ。
波の冷たさにか、笑い声が聞こえてから
そしてまた近づく、若干先程とは違い忍ぶような笑い声。
手を差し出されれば……ゆっくり、膝を立ててつつ起き上がろうとし
ちらとその姿を一瞥すればわかる砂まみれの顔を綾瀬に向けて
差し出された手を取る……
かと思いきや一歩踏み出して、右の手で、腕で綾瀬の腹部を掴み抱えると
先程とは違うような気合いの入れ方で立ち上がり、そのまま持ち上げて
声にならない声のような、獣の声みたいな声を上げて綾瀬をそのまま海まで連れ去り
放り投げた。
■綾瀬音音 > (触りの様な――本当に触りの様なものしか知らない、男の過去。
それでも、一時期から変容してしまったことは想像がついたし、それが決して幸せなものではないのも。
過去は取り返しがつかないものなのは知っている。
だけど、だからこそ。
幸せになっても良いのではないかとも思うのだ。
思うのだが――今ここでそんな言葉は出てこない。
だって、ここは。
ありふれた当たり前の“日常”なのだから)
そうなんですか? 神話、ですかね。日本書紀とか……?
じゃあ良い神様に甘えて楽しみましょう。
いいんです良いんです。焼けちゃったら焼けちゃったでちゃんとケアしますし
(詳しいことは当然知らぬ。
なので神様に対して凄くかるーい発言をして笑う。
焼けたとしてもこんがり、とは程遠い焼け方になるのだが、それはまた後日の話だ)
先輩とは大体私服で会ってるので服装の趣味は大体バレてそうな気がしますけど。
あんまり派手なのはどちらにしても服に負けちゃうから着れないですけどね、それに可愛い方が好きですし。
(考えるまでもなく私服で会っている回数のほうが遥かに多い。
言った通り可愛い、女の子らしい服装が多いのは既に知るところだろうか。
露出に関しては、現在水着なのでそこまでうるさくは言わないのだろうが、
――どちらにしても、微妙な関係である)
(波になでられる頭を見ながら、立ち上がる男を見つめて。
砂まみれな顔と目が合えば、やっぱり笑うのである。
そして、手を取られると思った瞬間――――!!!)
わ、わわわわわ!!! せ、せんぱ―――い!!!!
(いきなりである。
いきなり疑問の余地すら、驚き以外を挟む余地のない動きで身体を取られてしまう。
抱えられれば声を上げること以外出来なかった。
暴れる余裕もない、びっくりしたままの顔で抱えられて驚きの声を上げた状態で
海まで攫われて、更に。
放り投げられた)
わ、ひゃ、きゃ――――!!!!
(ばしゃん!! と言う大きな水音が悲鳴――楽しげな悲鳴にと共に響き渡る。
幾人かは此方を何事かという顔で見たが、それもすぐに各々の遊びに戻っていく。
投げられたのは浅瀬であったし、そこまで強い衝撃ではなかったが、
お尻から海へと突っ込んで背中を打った。
当然目にも鼻にも海水が入り込んで慌てて身体を起こして、
涙目で先輩を見た。見上げた)
せ、せんぱいひどい…………ッ!!!
(言葉は責めるそれであったが、涙目になってる目元も、海水で濡れた顔も、言葉とは裏腹に楽しげなものだ。
それこそ、今にも大声で笑い出しそうな)
■五代 基一郎 > 「どっちだっけかな。まぁ祟られるようなもんじゃないと思うよたぶん。」
雑の極みというか、失礼でしかないのだがそこはもう流してもらうしかない。
波と共に。そういう時の話題のであるからして、そんな何かというわけでもないのだから。
しかし焼けたら焼けたで大変そうだな、と思うがそれはそれで最初に戻るのでこれはもう終わりだ。
焼けた姿というのも、この時期独特のだからいいんだ。
「でも服に敗けない程度はあると思うしある程度はと思うよ。
ポテンシャルっていうのは高いと思うし。」
美人な方だよ、とまでは言わなかった。若干濁した表現になったが
そうとは見えるよと伝えつつ深くは言わない。
言わない程度には、となってしまうのだから仕方ないのではあるが……
結構に乱暴だったろう。
当然周囲の目を引くが、波ようにそれらは引いていく。
彼らも同じように、こういった夏の海で遊んでいるのだから
ただのじゃれあいか、遊びでやっているのだとすぐに戻っていく。
もちろん怪我はしないだろう、というようにやってはいるが……
それでも結構に思い切ったことだったろうか。
顔から腹部、足まで……いうなれば綾瀬が見ている正面は大隊砂にまみれて
顔の判別が若干しにくいその姿で語る。
「ニンゲン ウミ オソレナイ ウミ コワイトコロ カエレ……
アシキブンメイヨ……タチサレ……」
近代文明が侵食する大自然、その恐れのない行為に対しての
自然と共に生きる者達の声なき抗議か、その言葉が語られる。
当然そんな存在ではないのだが。
自分でやっておいてあまりのしょうもなさに笑ってしまう。
口に砂が入るが、ひきつったような、よくわからない声が出てくる。
普段声を上げて笑うということをしないせいだろうか。
子供向けアニメ映画に出てくる、その作品のみの悪闇みたいな笑い声が出てきた。
■綾瀬音音 > 祟られないなら安心ですね。
まあ神様だって賑やかな方が楽しいでしょうし
(何とも適当に口にしながら。
結局は雑談でそれ程深い意味のある話でもないのだし、神様だって許してくれるだろう。
日焼けに関してはもう諦めというか覚悟を決めた)
…………。
そうですかね。
いやまあ、そう言ってくれると嬉しいですけれど。
(褒められた、とは解った。
なので、正直に照れた。
視線を若干そらしつつ、少しばかり誤魔化すように唇を尖らしたりとしていたが、
それもあっという間に終わりを告げる)
(怪我は当然無い。
受け身を取るような程のものですらなかったし、そんな心の準備は出来ていなかったけれど。
なので、濡れた顔で視線をするすると足元から顔まで上げていき、その、なんとも言い難い砂だらけの姿。
それを見て、何やら海の深淵――この文明とは隔絶された存在のように語る男の姿に、堪え切れなくなって大きな笑い声を上げた。
それこそ、腹を抱えての大笑いである。
男の悪役のような、今のセリフにピッタリのような、そんな笑い声が更に笑いを誘う)
―――っ、ふ、は、はははッ!!
せん、ぱい、おかし……!!
(子供みたいに笑いながら、何とか手をついて立ち上がる。
頭のお団子がぺしゃんこになってしまったが仕方がない。
男の顔に付いた砂を払おうと手を伸ばしつつ)
■五代 基一郎 > そして咽た。
砂が口に入るので出しているわけだが、このように砂まみれだと
口を開ければ入ってくる。
もうひどい有様で、咽たせいか冷静に……というほどでもないが
どうしようもないわけなので、顔についた砂を払ってもらえるのであれば、されるがままだ。
頭が空になっていく。何も考えられない、というより考えなくてもいいのだと
そう感じさせるようなただ何気ない楽しい時間が……
「これもう海水で顔洗った方がいいのかな。目開けられないんだけどあまり……
今どうなってるの俺も君も」
無理矢理喋る度に砂が入れば、横を向いて砂を吐こうと試みているが難しい。
■綾瀬音音 > (咽る様子が可笑しくて、酷い話だがまた小さく笑う。
海水で時々手を洗いながら、丁寧に男の顔に付いた砂を払った。
額から頬、目の周り、顎、少しばかり躊躇ってから唇の辺りまで。
勿論、嫌がられなければ、だけれども)
海水で洗うの結構辛いですよ、さっき目に入りましたけど結構痛いです。
もう私も涙目ですよ、背中はもう砂まみれだと思います。
一回上がって真水で洗ったほうが良いんじゃないですかね、コレ。
(水の中は心地いいものだけど、ちょっとはしゃぎ過ぎて色々大変なことになっている。
取り敢えずは堪能したのだし、一旦陸の方にへと――その手を引こうと手を伸ばし)
■五代 基一郎 > 「お願いします……」
されるがままに洗われていく。
そして海水で洗われてか、綾瀬が言ってることがわかる。
自分でやておいてなんだが、確かにこれは辛い。
目のあたりとか、焼けるのかというぐらいだ。
悪い事をしたな、と思いつつ薄目で……手を引かれれば着いていくだろう。
何か、というかここまでしたら海の中を泳ぐといくのも腰が引けてしまう。
真水で、ということだからシャワーをとなるだろうけど人は結構浜にいる。
まぁ空いてはいなければ適当な水でも何でもと思う。
「というか後どうしよ、なんか考えもなくやっちゃったけど」
本当に考えもなくやったためか、今後のプランなど全くない。
全くないから聞いてしまうあたり計画性も何もあったものではなく…
■綾瀬音音 > (こっくり頷いて。
なるべく目には入らないようにはしたが、結局は手についているのは海水なので、多少はしょうがないと諦めてもらうしかない。
おおよそ、取り敢えずは喋って口に入らない程度には砂を払ってから、
その手を引きながら陸の方へと向かいつつ。
大きな手だな、とぼんやりと思う)
ん――どうしましょうかね。
今ので割りと満足しちゃった感はありますけれど。
何だかんだで楽しかったですし、お腹ちぎれるかってくらい笑いましたし
(ちら、とシャワーがある方を見たが少し人が並んでいる。
取り敢えず先ほど男が作った休憩所に戻って、そこに座ろうか)
手っ取り早くシャワー浴びるなら、何処かの宿泊施設ですかね……?
(言ってから割りととんでもない発言だと思って、口を神妙にへの字曲げて膝を抱えてそこに顎を乗せた)
■五代 基一郎 > 休憩所に、と戻れば若干勿体ない気がするが飲み水で顔を洗う。
他はさておきとなるが致し方なしとした。
「えぇあれで……」
といっても満更でもなかった。実際ひどく笑ったし、充足感は何よりあったのもある。
そんなことを言いながらシャワーがあるあたりを見やればなんだかんだで人が並んでいる。
時間がそうさせるのか、元々人が多いからなのか。
如何に休憩所がある、としてもこのままで過ごすのも何かというものがある。
一応飲み物はあるが、ここで砂がまだ張り付いたまま過ごすのもどうかと言う話だ。
残った水を飲みながら考えれば、あぁという話が出てくる。
「それならそこ、上がって少し行ったところにあったはずだからそこで流そうか。
宿泊施設ならお金払えば風呂とかだけ利用させてくれると思うし」
遊びに行った後に、帰りに温泉やら宿泊施設のに入りそのまま帰るのはよくあることだし
よくやっていた。それはそうだな、と妙案だというように
膝の上に顔を乗せてる綾瀬へと答えて。
ならこの休憩所も片づけるか、というように荷物を纏めはじめた。
大体宿屋の入浴施設を使ってから、また海にというのもアレな話だ。
「食事出来たらそこで食べるのも悪くないかな。」
■綾瀬音音 > (私にも一本ください、とペットボトルの水を強請りつつ。
貰えば自身も顔を濯ごう。流石に顔が海水でペタペタ、と言うのはちょっと辛い)
泳ぎはしませんでしたけどね。
何かこう……楽しかったです、凄く。
(転ばれたり、放り投げられたり。
また来年も、とは思うが上手く声にならなかった。
シャワーを使うには少しばかり時間がかかりそうで、かと言ってこのままダラダラ過ごせば
楽しかった時間もなんだかちょっとばかり締まりが無くなりそうな、そんな気持ちもあっての提案だったのだが、
それがあっさりと受け入れられれば顎を膝に載せたまま男の方を見た)
そうなんですか?
……ああ、そっか。温泉だけとか入れますものね、そう言う施設。
(いやまあその場所が温泉かどうかは知らないが。
ちょっと深く考え込みすぎていた自分を恥じるように、でもそれを気づかれないようにこっそりと息を吐き出しつつ。
普通に入浴施設のみを使えば良いのだと思えば、ちょっとばかり気持ちは楽になる。
荷物をまとめはじめた男に倣うように、自身も手伝いつつ。
お風呂に入れるのであれば、そのまま帰宅で、と自分も思う。
また来たくなったら改めて来れば良いのだし――)
そうですね。なんかちょっとジャンク……? ってわけじゃないですけどラーメンとか食べたいですね。何となく。
■五代 基一郎 > もちろん多めに持ってきてはいる。
それこそ海の家で買えば……と思われるかもしれないが
夏場の水分なんていくらあっても足りないものだ。
そしてそれらが、となれば荷物にならないほうがいい。
水で注いだ手で水のボトルを手渡した。
「泳ぐのならいつでもできるよ。夏なら来年もある。」
声として出されない一方で、それが当然のように
それは声から出てそれが普通であるから本当に何気なく
そのままに言葉は過ぎていく。
擬音など挟みようがない時間として。
確かに海に来たのに、であるがメリハリというのは大事だ。
例え短い時間であっても十分楽しめたのならもういいだろう。
別にとっとと帰って涼しい部屋で過ごしたい……と思っているわけではなく、だ。
とんとんと進むなら、それがいい。
「そうそう。長時間運転した後だと疲れがとれるんだよ。
まだそんな疲れるって程動いたわけじゃないけど、歩いているうちに疲れてくるさ」
綾瀬がどう思っているかはさておいて、拡げたときと同じようにタープを折り畳んで収納し
荷物を纏めていく。手伝ってもらえるなら、それも早いだろう。
民宿にラーメンがあればね。なければ帰りにでもいいかとか話ながらであれば
それこそすぐに終わる。
「さて、それじゃ行こうか。着替えるのは宿でいいさ」
それこそこの辺りにも、でもだし宿に行くまでもそんな人間ばかりだ。
特筆して目立つわけでもない。それなりの荷物だが、別に苦になる程度でもない。
近くの宿屋にでも行けば休めるわけだしと。
先導するように歩きはじめた。
場所自体は知っている。ただ海岸線に近いラインを走らせるにあたり目星はつけていたのだ。
最も車を走らせる、止めるには潮風は天敵であるから結局訪れることはなかったのだが……
無かったが故に、後悔することになるのであるが。
■綾瀬音音 > そうですね。
今月中にまた来れれば来ればいいですし、来年だってありますよね。
でも今月中はキツイかも……?
結構予定ぎっしりな感じですし
(顔を濯いで手を洗いながら。
何気なく、来年の話まで出れば、一瞬きょとんとしたけれど、それが余りに普通だったから。
そうですねって、なんの疑いも無く笑って言えた。
然しながら、まだまだ予定はあるのだし、今年の夏は厳しいかも、とは思う。
まだうだるような暑さは続いているが、涼しい部屋でのんびりするよりは
この先輩と夏の空気を楽しみたい気持ちのほうが上回った。
海は十分楽しんだし、それとはまた少し違う日常を過ごすのもいい)
私は免許持ってませんけど、長時間は疲れるっていいますよね。
疲れが取れるのもいいですけれど、全身ベタベタなのも流せるなら気持ちいいですよね。
(男ほど手際は良くないが、それでも手伝います、と幾らかは手伝って。
無ければお蕎麦でもいいんですけど、何か麺類の気分です、とか何とか笑って話しつつ。
片付け終わり、再びラッシュガードを羽織れば、男の言葉に頷いて)
ん、ですね。
どうせ向こうで一回脱いじゃいますし
(荷物、手伝いますよと手を伸ばしつつ共に歩き始めて。
周りは似たような人ばかりだし、薄着ではあったがそれほど羞恥を感じるほどではない。
何となく隣を歩きながら、お風呂広いといいですね、とそんな事をのんびりと話しながら――。
宿屋に到着して。
恐らくは顔を見合わせることになるのだろうが、それはもう少し後の話である)
ご案内:「海水浴場」から五代 基一郎さんが去りました。
ご案内:「海水浴場」から綾瀬音音さんが去りました。