2016/10/17 のログ
■羽切 東華 > 「うん、鈍がそうやって人の楽しさを学んでくれるのは俺としても嬉しいけどさ」
元々学習能力が高い相棒だし、人間の文化にも妖刀だった頃からの経験で慣れている。
ただ、食文化に関してはつい1ヶ月ほど前に半人半刀になったばかり。
だからこそ、味や食感、酔う感覚などがどれも新鮮なのだろう。
「へぇ、地元でも結構有名なお肉屋さんとは聞いてたけどブランド肉も扱ってるのか…」
成る程なぁ、と頷きながら先ほど彼女が食べていたカイノミに箸を伸ばす。
焼き加減は完全に目測であるが、そこは勘とか見た目の具合で判断していく。
「そっか。じゃあ取り合えず滝沢君に今度メールで伝えておくよ。ソニアさんには滝沢君から話が通るだろうし。」
と、彼女の了承に頷いてカイノミをもぐもぐ…これもまた美味い!!
むしろ美味い以外の感想が中々でない。焼肉ほぼ素人だからしょうがない。
と、そこで今度は相棒からリブロースを差し出された…って、っこれは伝説の…!はい、あーん!というヤツか!?
「え、えーーと………あ、あーん」
何だこの羞恥プレイは!と、言いつつも口を開けてリブロースを頂いていくノリ。
…いかん、恥ずかしすぎて味がよく分からんかった!なのでお返しにこっちもリブロースだ!
「ハイ、鈍も一つ…」
ほら、あーんしなされ、という笑顔で箸に挟んだいい焼き加減のリブロースをお口の前に差し出していく。
■影打 鈍 >
でも一番楽しいのは、東華さんと一緒にいるときです、よ?
(グラスで顔を隠すようにしながら、恥ずかしそうに告げる。
顔が赤いのは酔っただけではないだろう。)
――有名なのは別の理由だからかもしれませんけど。
(多分「肉を捌くメイドさんがいる肉屋」みたいな評判の割合は小さくないと思う。
結構写真を頼まれる事も多いし。)
はい、お願いします。
(来週の事について頷く。
差し出した肉にかぶりつかれれば、嬉しそうに笑ってチューハイを一口。
鉄板の上の肉に箸を伸ばそうとしたら、横合いから出てくる肉。
きょとん、としてから肉を見て、彼の顔を見る。)
――、あ、あーん……。
(食べる。
噛む。
飲み込む。
赤くなって俯いた。
味などわかるわけが無い。)
■羽切 東華 > 「嬉しい事を言ってくれますなこの相棒さんは…」
と、グラスで顔を隠しつつ恥ずかしげに告げてくる相棒。顔が赤いのは酔いのせいだけではあるまい。
刻刀モードの鈍はついつい弄りたくなるが、何時もの彼女に戻った時の逆襲が怖いので程ほどにしよう。
ともあれ、またまた手を伸ばして撫で撫でしていく。相棒の髪の毛はサラサラして撫で心地が良いのだ。
「――別の理由って……あ、あぁ…メイドさんが肉捌いてりゃあ、ね」
何ともいえない笑みを浮かべて。すっかり仕事着&普段着になっているそのメイド服。
流石に洗濯機やコインランドリーでは洗えないので、これだけはクリーニングに出していたりするが。
「うん、纏まったら鈍に俺からメールかなんかで伝えるからもうちょっと待っててな。」
と、頷きながらもお互いにあーん、攻撃で撃沈というか相打ちの流れである。
これは想像以上に恥ずかしいというのは、身を持って体感したし彼女も恥ずかしそうだった。
「う、うん取り合えずホラ、残りのお肉も食べちゃおうか」
と、明るく笑って誤魔化しながら残りのお肉も二人で平らげていくだろうか。
そうこうして食っている間にも綺麗に完食!という感じに無くなってしまいそうだが。
「…ふぅ…焼肉って美味しいけど結構胃にくるなぁ」
野菜も何か用意するべきだった。味は文句無いが、流石に胃がちょっと凭れそうで。
■影打 鈍 >
そんな事言いながら、恋人になってくれないじゃないですか。
(なんせまだ恋人ではないのだ。
傍から見れば「告白してきた女の子と一緒に住んでやる事やってるのに付き合ってもいない」と言われても否定出来ないだろう。
からかうように笑いつつチューハイを一口。
この姿でもからかうときはからかうのだ。
頭撫でられて嬉しそうにしてるけれど。)
最近たまに店の前で解体ショーみたいなことやろうかって話にもなってたりするんですよ。
(大変スプラッタな映像だろう。
とは言えやるとしたら血抜きもしていない肉を使う訳は無いだろう。)
は、はい、お願いします。
(恥ずかしさを紛らわすように返事。
この姿になるとどうもいつもの調子が出ない。
焼いては食べ焼いては食べしていたら、確かにちょっともたれてくる。)
何かさっぱりしたもの作りましょうか。
(立ち上がって冷蔵庫を開ける。
確かレタスか何かがあったはずだ。
適当にドレッシングを作ってサラダにしようか。)
■羽切 東華 > 「それはそれ、むしろお隣に言って欲しいセリフだね」
と、笑顔でサラリと受け流すノリ。実際冷静に考えると結構な鬼畜野郎な気がする。
とはいえ、色々あって踏ん切りが付かないのも否定出来ない訳で。
男らしくないとは思っているが、まぁ色々とあるのだ。色々と。
むしろ、恋人より大事な無二の相棒という感情の方がどうにも強いらしい。
「……待って、何その公開スプラッターショーは…お子様が見たらトラウマじゃないかな」
勿論幼い子供に限るだろうが、あの辺りは親子連れも普通に居るかもしれないし。
勿論血抜きとかは抜かりないだろうが、だからといって安心できるものでもない。
しかし、刻刀モードの鈍は丁寧口調でしおらしい。これが何時もの方の鈍だと…
(うん、隣どころか膝の上を占拠してくるからな…間違いない)
主としてそこは断言出来る。あと、さっきの暴走モードは彼女の黒歴史になりそうだ。
ともあれ、胃凭れをやや起こしつつも二人して食べ終えれば。
「あ、うんありがとう。じゃあ適当にサラダとか」
言うまでも無く、サラダくらいは作れるだろうがそんなに在庫の野菜は無い。
ともあれ、鈍も料理の腕前は日に日に上がっているし、サラダはそんな難しくも無い。なので、ノンビリ待つとしよう。
■影打 鈍 >
――私じゃなかったらいつか刺されますよ。
(その返事にむすっとした顔になり、そんな言葉を口にする。
とは言え別に返事をくれない事が不満なわけではない。
むしろこうして一緒に暮らしているだけで楽しかったりするから、今のところはこれで良いのだ。)
私もそう思うんですけどね、店長さんが随分乗り気で。
(もし実現となったら、出来るだけスプラッタにならないようスタイリッシュを心がけるつもりである。
冷蔵庫からレタスを出し、適当にちぎって皿に乗せる。
ついでにトマトも切って、醤油と酢と油を混ぜてそれに掛けた。
簡単サラダの完成である。)
お待たせしました。
――。
(そうして元の位置に戻ってちゃぶ台にそれを乗せた。
そのままチラッチラ彼の方を見る。
正確には、彼の脚というか膝の辺りを。
チラッチラッ。)
■羽切 東華 > 「だろうね…(斬りあいなら受けて立つけど)」
と、不穏な心の呟き。勿論自分がただで刺されはしない。刃物が関わると本気で相手するタチである。
と、いうより隠しきれない人格破綻者なのでどうしよーもなかった。
「中々にチャレンジャーというか、アグレッシブな店長さんだと思うなぁ」
うーん、と何ともいえない苦笑いを浮かべつつの。ちなみに、相棒のスタイリッシュ解体ショーは見てみたい。
ともあれ、そんなこんなでサラダが完成したようで。彼女が持ってくればありがとう、と笑顔お礼を…ん?
(何だろう?鈍がこっちを見てるような…いや、俺の脚を見て…ははぁん)
内心でニヤリ。なので笑顔で鈍に向けて膝の上をポンポンと叩いてみせる。
遠慮しなくていいんだぞ?という念話をしておくのも忘れない。
どうやら、どっちのモードでもこちらの膝は彼女にとってお気に入りポジションらしい。
まぁ、こっちも密着できるから文句は無い。むしろ歓迎であるが。
■影打 鈍 >
もう。
(不穏な心の呟きは聞こえるはずも無い。
だけれどそれなりに付き合いが短い訳でもないし、薄い訳でもない。
なんとなく考えている事を察し、苦笑しながら呟いた。)
伊達にここで仕事してる訳じゃない、って事ですね。
(流石の常世島の肉屋である。
彼の脚をチラッチラ見ていれば、彼が膝を叩く。
ついでに念話も飛んできて、恥ずかしそうに俯いてしまうのだが、)
――お邪魔します。
(結局欲望に負けてしまった。
彼の膝の上に座る――のではなく、頭を乗せる。
膝枕である。
しかも彼の腰に手を回し、ぎゅむと抱き付くオプションまで。
体勢的に自身の胸が色々とアレなところにアレするかもしれないアレ。)
■羽切 東華 > まぁ、この少年が色々と不穏なのは今に始まった事でもなく、相棒である彼女は承知済みだろう。
しかし、この常世島は肉屋さんであっても猛者なのは揺ぎ無い事実か。
「ハイ、いらっしゃ――あれ?」
彼女の言葉に笑って頷きつつ膝を貸す…筈だったが、何時もならそのまま跨ったり椅子代わりにするのに。
今夜はそうではなく頭を乗せる膝枕に近い。…が、腰に手を回されていた。
うん、胸とか胸とかおっぱいとか胸がアレな所にアレしてるんですが。
「…鈍、胸を当ててるのは意図的なのかな?」
と、尋ねつつも役得なので退けたりしないが。ただ、生理的反応はしてしまうけれど。
(これはもう、今夜は寝かさないぜコースかなぁ、とかボンヤリ思いつつ)
■影打 鈍 >
(しばらくそのままくっついていたが、声を掛けられて数瞬後、がばと跳ね起きて離れた。
どうやら意図的なものでは無かったらしく、顔を真っ赤にして背中を向けてしまっている。)
――えっち。
(背を向けたままぼそりと呟く。
むくりと起き上がった彼の彼はしっかりむにんとアレしていたらしい。
なにやらしきりに胸を撫でたり抑えたりしている。)
ご案内:「羽切宅」に羽切 東華さんが現れました。
■羽切 東華 > 「おおぅ…?」
何かいきなりガバッ!と起き上がる相棒様。こちらの指摘が間違っていたのだろうか?
と、暢気に思いながらも顔を真っ赤にして背を向けている様子。そして掛けられた一言にほぅ、と頷いて。
「いやぁ、えっちなのはそりゃ男ですし。あとおっぱい好きですし」
むしろそこは否定しない、というか肯定するしかない。おっぱいは正義。
あと、しきりに胸を押さえてあり何なりしている相棒に苦笑を浮かべる。
(うーん、刻刀モードの方が大人びてる分照れ屋なのかな…何時もの鈍はむしろリードする側のイメージがあったし)
と、何か無駄に冷静に考えていたが。取り合えずその間にサラダをムシャムシャ。
ややあって、ご馳走様、と手を合わせつつ。
「ありがとう、美味しかったよサラダ。んーと、じゃあそろそろ片付けて寝る用意しようか」
勿論、普通に寝るという意味でハッスル的な意味ではない!……筈だ。
■影打 鈍 >
いえその別にえっちなのは嫌いではないですしそれ含めて好きになってるわけですからそのままで良いんですけどもう少しその女性に対するデリカシーと言うかなんというかゴニョゴニョ……。
(だんだんと声が小さくなりついには黙ってしまう。
多分そう言うのはいつもの方の自分の態度が原因なんだろうという事はしっかり理解しているし、あちらのときはそれはそれで楽しかったりするのだけれど。)
――あ、いえどういたしまして!
(などとゴニョゴニョ考えていたら、いつの間にかサラダを食べ終わったらしい。
慌てて振り向いて、皿などをまとめて流し台へ。
手早く洗ってしまおう。
その後メイド服から寝巻き代わりのワンピースに着替えてベッドへ。)
――――あの、東華さんは、明日、早いんです、か……?
(二人で布団にもぐりこんでしばらく経った後、そんな言葉を小さな小さな声で。)
■羽切 東華 > 「デリカシー……いや、ぶっちゃけ鈍以外にそんなハジけてはいないつもりなんだけど」
少なくとも、おっぱい連呼とかはしていない筈だが。主にデリカシーが無いのはほぼ相棒に対してである。
ともあれ、後片付けを全部彼女に任せる訳にもいかないので、こちらはカセットコンロとか諸々を片付けておこう。
寝巻きは基本ジャージなのでこのままこちらは寝るつもりであったりする。
ともあれ、二人してベッドに潜り込めば彼女の言葉にうん?とそちらに視線を向けて。
「いや、何時も通りって感じかなぁ。バイトの早番の時は早起きだけど」
明日は普通に学園だし、バイトは夕方からなので特に問題は無い。
それがどうかしたの?という視線を向けつつ。
■影打 鈍 >
――知ってます。
(やっぱり自分のせいだった。
明日からいつもの姿でもあまりからかわないようにしよう。
ちょっと反省した鈍ちゃんであった。)
あ、学校、学校ですよね。
そうですよね。
(なんだかがっかりした声。
しかしそう言いながらもぞもぞと近付き、かと思えば布団の中に潜り込んでいって――
そこから先は、またべつのおはなし。)
■羽切 東華 > 「え、じゃあ何で尋ねたの…」
あと、何時もの鈍でも全然構わないというのが主の方針である。
まぁ、刻刀モードはおしとやか、何時もの鈍はからかい好きでちょっとエッチぃのが素敵なのである。
と、いう訳でそのままの鈍で居てくれ!と、念じまくっていたかもしれない。
「うん、でも多少なら寝坊してもいいかなぁ…って」
彼女が布団の中にゴソゴソと潜り込んで――その夜、何があったかは謎。ちなみに遅刻しかけたとか。
ご案内:「羽切宅」から影打 鈍さんが去りました。
ご案内:「羽切宅」から羽切 東華さんが去りました。