2017/03/29 のログ
ご案内:「露天温泉」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > 「いてて……はー、今日もこっぴどくやられたなあ。」

月明かりの下、湯気の立ち込める温泉で。
月の定例となっている転移荒野での一戦を終えた七生は傷の回復も兼ねてお湯に浸っていた。
今日の怪我は肩口と脇腹、それと大腿。獣の爪による裂傷だ。

「春だからか、だいぶ気が立ってたもんなあ。」

溜息と共に脇腹の傷を指でなぞり、背筋を這う様な痛みに眉を顰める。

東雲七生 > 「この辺りはだいぶ静かだけど……とりあえず明日も転移荒野、行ってみるかなあ。」

どうにも春先だから獣たちの気が立っている、というわけでも無さそうなのが気にかかる。
まあある意味では落第街以上のブラックボックスと化している転移荒野、何が起きていても不思議では無いというのは七生も重々理解しているが。

「……しっかし、こうやって湯治してるのも併せて、知り合いに見つかったら咎められそうだよなあ。」

少なくとも医療機関に掛かれと言われそうな気はした。