2017/04/14 のログ
ご案内:「学生通りの一角」に真淨在処さんが現れました。
■真淨在処 > 「――うへぇ、派手にやってんなぁ?なーんかあったんかねぇ」
何やらちょっとした騒動があったようだが、途中から来た赤毛の青年にはまだよく分からない。
往来や野次馬に混じり、少し遠くから何時もの締りの無いヘラリ、とした顔でそれを眺めており。
「ってゆーか何だかねぇアレ。四足歩行の愉快な顔のロボットに猫耳の剣士さん?に、最後の一人は服装は普通ぽいけどただモンじゃないんだろーし」
愉快そうに面白そうに眺めている。加勢?無理無理自分弱いし。そんな事よりも…。
「――ロボットさんと猫耳剣士さんは…アレ、風紀委員かぁ?と、なると…「あちら」の「お仕事」に差し支える可能性あんのかぁ。
…うっわ、マジで憂鬱だわぁ。もうちょい立ち回りを考えないとキッツそうだなぁ」
意味の分からない独り言をつぶやいて苦笑い。
■真淨在処 > へらへらとしながら、騒動の中心人物たちの動きをぼんやりと眺めている。
「あちら」の時に遭遇する可能性がゼロではない以上、どういう動きをするのか把握しておく必要がある。
まぁ、「こちら」の自分はそれでもマイペースだ。今も、煙草を吹かしながら野次馬ぽいノリで見ているのだし。
「……ん、ん~~……」
時々、何か思案しているのか呻くような呟きが漏れるが、視線は騒動のほうを見据えており。
(――もうちょい近くで拝んでおきたいけど、巻き添えとか面倒だしなぁ。道化師さんとしては日和見ポジションキープな訳よ)
昨日の一件で道化師というフレーズが気に入ったのか、ヘラヘラと笑って…あ、周りに変な目で見られそうだから笑みはやめておこう。
「……つーか、騒動とゆーより、まるで何かの特撮ショーみたいな派手さだねぇ、これ」
本人達は真面目にやっているのだろうが、道化師からは率直にそう見えてしまうらしい。
煙草を吹かしながら、半分眠たそうな目でジーーッと、三者三様の立ち居振る舞いを眺めつつ。
■真淨在処 > 「……んー…成る程、成る程……おーけーぃ、”覚えた”」
唐突にそう呟いてヘラヘラとまた笑う。単に騒動の中心人物達の顔とかを覚えた、という訳ではなさそうだ。
可能性は如何程かは分からないが、『無貌』の時にどういう対処をするかは大まか決まった。
何か、1,2羽ほど変な怪鳥がこっちに飛んで来ていたので、取りあえずカランビットナイフで首を刎ねておく。
周囲はそれに気付かない…それほどの鮮やかな手際だった。
「あーーらら、こっちに飛んでくるなんてお茶目さんだ事」
あんまし切り応えが無いのがちょっぴり悲しい。
■真淨在処 > 道化師は日和見だ…渦中に入りたがらないし実際面倒くさい。
ただ、外側から高みの見物をして、ケラケラとそれを笑って嗤って哂うものだ。
カランビットナイフはすでに懐の中に仕舞い込んでおり、避難しながらも遠目から見ていた周りの野次馬達が首の無い鳥の死骸に驚いている。
もっとも、式か何かだと思われるのですぐに雲散霧消してしまうかもしれないが。
「……あー…あのリーマンさん詰んだなぁ。ここらが潮時ってやつかねぇ」
おそらく”外”から来たのだろうが。真淨の情報網に引っ掛かっているか一応確認してみるのも…あ、やっぱ止めだ面倒くさい。
「…しっかしアレだねぇ、あーいう連中が「お仕事」の邪魔しに来たら余慶に面倒そーだなぁ」
まぁ、その時はその時だ。どのみち『無貌』を捕らえるのも殺すのも不可能だろう。
「うーーし、帰ってメシでも食おう食おう」
くるん、ときびすを返して野次馬を擦り抜けるように歩き出す。
そのまま、雑踏の中を一人のんびりと歩き去るのであった。
ご案内:「学生通りの一角」に真淨在処さんが現れました。
ご案内:「学生通りの一角」から真淨在処さんが去りました。