2015/06/27 のログ
■矛海 遼 > 淡々と、【何処か】へ連絡を入れていく。
この男の、【本来の仕事】である。
一度通話を切ると独り言を溢す
「……後は風紀に連絡だな………」
表向きには襲撃された、と言う事で済ましておこう。
自身の因縁に生徒たちを撒きこむわけには行かない。
「……………」
ちらりと外を見ると、表情を顰めて行く
「………嫌な予感がするな……………どうにも」
視界に写る物、それは赤き行軍。感じる物は危機感。
――――――――ふらりと、その場から大きく飛び出し、その場を後にする。
【人だった物】と血の匂いをその場に残して
ご案内:「スラム近くの廃屋」から矛海 遼さんが去りました。
ご案内:「Free2」に祐樹 臨助さんが現れました。
ご案内:「Free2」から祐樹 臨助さんが去りました。
ご案内:「落第街 『開きかけた門』の近く ビルの屋上」に一樺 千夏さんが現れました。
■一樺 千夏 > 「ここなら、ある程度は対処できるでしょ。
ビルごとなぎ倒すとか、超遠距離からスナイプされるとかでもなければ ね」
跳んだり跳ねたりをしたせいで、若干だけ息が上がっているがそれだけだ。
後は誰かこないかだけを気をつけていることにしよう。
ご案内:「落第街 『開きかけた門』の近く ビルの屋上」に天津芳野さんが現れました。
■天津芳野 > 「……本当に、安全運転もなにも、あったもんじゃないですね……」
【頭をぐらぐらとさせながら、答える。
跳んだり跳ねたりの結果、脳はいい感じに攪拌されていた。
思わずへたり込みながらも、視線を門へと向ける。】
「……対応が早かったようですね。
どうやら崩壊を始めているようだ」
■一樺 千夏 > 「跡地見学ツアーにならなかったんだから、そっちを認めて欲しいんだけど」
反省もしないし、後悔はもっとしない。
「優秀ねぇ、この島にいるユウシャサマは」
軽口を叩きながら周囲の警戒を続ける。
同じような輩がいないとは限らないし、何よりそれを警戒した見回りとかち合うのはもっとよろしくない
■天津芳野 > 【様子から見るに、術者が撃たれたのか。
落ちていく術者らしき少女を、助けようとしている者達が見える。】
「ふむ……」
【……まあ、そちらには興味はない。
術者に話を聞ければそれは確かに良いことだが、無理だし。】
【崩れ行く……いや、閉じていく門に、視線を向ける。
魔術を展開し、その向こうを見ようと試みる。】
■天津芳野 > 「……まあ、早さは、認めはしますがね」
【しかし、それとこれとは別の問題だと思う。】
■一樺 千夏 > 実際、別問題である。
「しっかり見学してよねー、アンタだって易くない額を支払ったんだろうし元は取るようにしてもらわないと」
タバコを探そうとして、切らしているのを思い出して渋い顔。
「あと、3mくらいなら視線を高くできるわよ。
意味あるかはわからないけど」
■天津芳野 > 「……ここからなら見えますので、そういうのはいいですよ」
【それに、なんか厭な予感がするし、という言葉を飲み込む。】
【注視する。
虹色。紅色。門。
その向こう側を、見通そうと試みる。
……けれど。
見えない。今の彼女には。
寄るべきモノもなく、抉じ開ける鍵もない彼女には。
門と、それを開く鍵には届かない。】
■一樺 千夏 > 「あら、そう?」
ブラブラと右手を揺する。
この右手で持ち上げれば、3mどころか最大で4mくらいには届くんじゃないだろうか。
「おーおー 人がたっくさん。
この騒ぎを餌に他の悪い奴が爆弾でも投げ込んだら大騒ぎに発展しそうだわー。
治安組織とか一網打尽って感じよねー」
■天津芳野 > 「……見えない……く、っ……」
【顔をしかめ、一心に門を睨む。
しかし、けれど。
彼女の睨む門の像は、彼女に何も見せることなく崩れた。
門はそこにまだあるのかもしれない。しかし、彼女には見えなくなった。
虹色の液体も、彼女には何も見せない。】
「……今の私では無理か……」
【悔しげに呟く。
だが、無駄ではない。
今では無理、という事実が理解できたのだ。】
「……眼が、必要ですね……よく見える眼が」
ご案内:「落第街 『開きかけた門』の近く ビルの屋上」に神崎 聖さんが現れました。
■天津芳野 > 「……人が集まってきました、か。
……見つかりそうなら、逃げましょうか。
どうやら、こちらのやることは終わったようですので」
【公安や風紀の連中が大勢見える。
厄介事になる前に逃げた方がいいかもしれない、と思った。】
■神崎 聖 > 白い翼を生やした黒衣の女がこっちへ飛んでくる。
そして着陸すると…制服に白銀の髪に深紅の瞳の姿になる。
「や、帰って来ましたよ。間近で撮れたのありますが、いりますか?」
帰って来ての一声がこれだった
■一樺 千夏 > 「……機械の目でよけりゃ、探して見るけど?」
違うだろうなぁと思いながらもそうとだけ声をかけて。
「そこらの有象無象に見つかったなら喋れなくしちゃえば居なかったのと一緒よ」
物騒極まりない事を言いながらも。
「イベント会場は楽しかったかしらん?」
と見かけただけの少女に感想を聞いてみた。
■天津芳野 > 「……おや。」
【飛んできた聖に、視線を向ける。】
「いつも思いますが、便利な能力ですね。
……要りますので、それを寄越してください」
■神崎 聖 > 「まぁね。間近で見るとかなり違いますよ。」
そう答える。
「しかし、不思議ですね。
殺そうとした相手を助けようとするなんてね。」
今、見た光景をそのまま話す。
「劣化したので宜しければわたしましょうか?
私のそれを」
冗談めいた声で話す。本気かは分からない。
■天津芳野 > 「……それにも興味は無くはないですが、違いますね」>千夏
【そう。
欲しいのは異界を見通す眼だ。
かつて自分が持っていた、異界と繋がる異能のように、異界を視る眼が欲しい。
……それを得る方法は、後々考えるとしよう。
おそらく、手はある。】
■天津芳野 > 「そっちは要りませんよ。記録の方です」>聖
【微かに笑って。
確かに便利ではあるが、得体の知れないモノに手を出す気分にはなれなかった】
■一樺 千夏 > 「便利なんだけどねー コレ」
自分の目を指しながら。
どうもサイバネ技術は一般的ではないらしい。
技術体系が似ているから、数年先はどうなっているかわからないだろうけど と密かに思う。
「生け捕れば、そこから情報を引っ張れるから とかじゃないの?
個人でやるには規模が大きすぎるわ。
誰かさん達がバックアップしてたって考えるのが妥当でしょ?」
■神崎 聖 > 「じゃあ、渡しますね。」
すると、記録した端末からメモリースティックを
コピーしてそちらに手渡す。
「後でゆっくり御覧くださいな。」
ふふふと笑顔で微笑む。
「まぁ、それもありますね。
敢えて生かすことで得られる情報もありますしね。」
■天津芳野 > 「ありがとうございます。
礼はお金でいいですかね」
【メモリースティックを受け取り、白衣に仕舞い込む。
映像記録にどれだけデータが残っているかは未知数だ。
が、無いよりは明らかに良い】
■神崎 聖 > 「それで構いませんよ。
異能や魔術が理想ですがね。」
生きてた頃に貰っていた可能性もある。
なら、金でいいだろう。
映像記録はかなり残っていて
鮮明に観られるはず。
■一樺 千夏 > 異能や魔術を要求すると言うことは、模倣・ないし取り込む手段がある人物か。
注意だけはしておこうとアンテナを張っておく。
そちらに傾倒してる相手なら、まだ相性は悪くないはずだがそういう手合いは骨が折れると相場が決まっている。
「お人好しが殺すの嫌がってるだけって可能性のが高いかしらね、ここじゃ。
理解はできるけど、共感はできないわー 割と本気で」
■天津芳野 > 「はいはい」
【異能は根本的に見せられる類いの能力ではないし、そもそも今は残っていない。
魔術は……見られたことは、確かにあるかもしれない。
懐から薄い札束を取り出して、聖に投げる。
お金自体は適当に違反部活から押し込み強盗したり、海底遺跡を漁ったりで手に入っている。
最近は、いくらか金遣いが荒くなってきた気はしているが。】
■神崎 聖 > 「毎度あり!」
笑顔でそうかえす。
「さて、そろそろ帰らないと足がつきそうですが
私は大丈夫として、お二人方は大丈夫ですか?」
私みたいに別人になれるなら大丈夫だろうが
■一樺 千夏 > 「存在しない人間を捕まえるのは並大抵の労力じゃないのよー?」
笑いながら左手をヒラヒラさせる。
「クライアントが引くなら、歓楽街のはずれくらいまではエスコートするけどね。
荒っぽい運転で」
■天津芳野 > 「……どうします?」
【最悪、自分だけなら時空間の位相を弄って短距離転移《テレポート》の連続とかできなくはないが。
非常に疲れるし、自分一人しか運べないし、下手をすれば壁に嵌まり込むのでよくない。やりたくない。】
「であるならば、エスコートして頂きたいですがね」
■一樺 千夏 > 「舌、噛まないでね」
再びひょいと担いだ。
「……別の体勢にするなら、今のうちだけど」
■神崎 聖 > 「ほいじゃ行きますか。」
私は今度は男性になる。
足が早そうな青年だ。
■天津芳野 > 「……」
【担がれた。】
「……いや、このままでも構いはしませんが」
【微妙に不満そうな声色ではあるが。
実際に口には出さなかった。】
■一樺 千夏 > 「抱っこされたきゃ、王子様にお願いしてね。
今は売り切れ中らしいんだけどさ」
声音には気がついているが、要求がなければ無視していく。
行きほど急いでないのでまだマシかもしれない。
「ズラかりましょーかね」
ご案内:「落第街 『開きかけた門』の近く ビルの屋上」から一樺 千夏さんが去りました。
■神崎 聖 > 「よし、ズラかろう。」
そういって消えさった。
ご案内:「落第街 『開きかけた門』の近く ビルの屋上」から神崎 聖さんが去りました。
■天津芳野 > 「……やれやれ。」
【そのまま、荷物のように、大柄な女に担がれて、青髪の少女は現場近くから退場していった。】
ご案内:「落第街 『開きかけた門』の近く ビルの屋上」から天津芳野さんが去りました。