2015/07/07 のログ
ご案内:「高度Free」にリグナツァさんが現れました。
■リグナツァ > 特別銀河鉄道ミルキーウェイ。
七夕に合わせて運行する、一夜限りの「空飛ぶ列車」である。
全ての乗務員には
「天の川が穏やかに流れるからこそ彦星と織姫は会える」
とのことで、より一層のタイムスケジュール管理が求められている。
客席はコンパートメントとなっており、座席チケットは当日券なし。知り合いの鉄道委員会から譲り受けられるものも居れば、
勿論八方手を尽くしても手に入れられないものもいる――
■リグナツァ > この場における名ばかりの鉄道委員会特別顧問の仕事は、
何か有れば責任を取ることと…自分の魔術によって、車両をデコレーションすることに有った。
外から見れば真っ白の天の川にしか見えないこの列車、
車窓からは七つの色彩に彩られた星々が独占状態であり、
厳しく管理されたタイムスケジュールの中にはオーロラのような演出さえ有るという――
とはいえ。飛行魔術にも鉄道機関にも関係がない以上、
この常世島上空にあっては踏むものというと地団駄くらいのものなのだが。
■リグナツァ > 「……」
列車の外からは、与えられたコンパートメントの中で魔術師が使い魔に何を言ったかは聞き取ることは出来ない。
ただ、列車は空を目指し…
一夜の息抜きの権利を得た幸運な者たちを、星界へと連れて行くのだ。
ご案内:「高度Free」からリグナツァさんが去りました。