2015/09/22 のログ
ご案内:「常世島上空」に嶋野陽子さんが現れました。
嶋野陽子 > 購買から寮に戻り、アスティアさんと
別れて自室に帰った陽子に、ステラが深刻な様子で呼
び掛ける。 
[陽子。天界の転送パッドと通信不能よ。あとミウさん
に連絡が取れないの。メールアドレスも存在しないと
言ってメールが帰ってきたわ]
ミウさんも天界も忽然と消えたらしい。これは大変だ。
(薬師寺さんの緊急転送先は、宇宙船にしておいて。
あそこなら天界よりも手出しできないし。あと、記録
に残っている天界の最後の座標を教えて。これから
捜索に行くわ。今日はボイジャー号で捜索しましょう。
宇宙船のセンサーでないと広範囲の捜索は無理だし)
とステラに指示する陽子。
[陽子がロンドンに向けて発った時からずっと低軌道
で待機してたから、その映像記録を調べたけど、陽
子がロンドンにいる間に忽然と消えてしまったよう
ね。昨日ミウさんの話題が出たからチェックしたら
こうなっていたの。宇宙船は高度15000mまで下げた
から、乗り込んで探して見ましょう]
陽子が白い光に包まれ、宇宙船内に転送される。

嶋野陽子 > 3時間後、常世島から半径200海里以内を
くまなく捜索したが、ミウさんの天界は影も形も見当
たらなかった。彼女が消えてしまったと判断せざるを
得ない。
捜索を切り上げて、寮の自室に転送する陽子。

(平岡さんの検査、どうしよう?)
ミウさんが消えたら、知らせなければいけない知人は
多いが、一番差し迫った問題は、平岡さんの検査の件
だ。千里眼が使えなくなった以上、次善の策として平
岡さんに異星文明の検査装置を使う必要があるが、そ
れはボイジャー号の中にあるのだ。
[検査装置を動かせない以上、平岡さんに宇宙船の中に
入ってもらわないといけないけど、どうやって乗せる
の?転送装置と宇宙船を明かすのはきついわ]と返す
ステラ。
(困ったわね…明日中に対策を考えましょう)
動揺している時には良いアイデアも浮かばない。一先
ず落ち着こうと、ここは一度話を寝かせる事にする
陽子だった。

ご案内:「常世島上空」から嶋野陽子さんが去りました。