2018/07/17 のログ
美澄 蘭 > 頼も自分を子供だと思っている部分があると言われれば、驚いたように目を瞬かせるが…

「あ…でも、前にそんな話聞いたこともあったっけ。
…そんなものなのかしらね、やっぱり」

と、少し落ち着く。
「2歳くらい違う」と考えることも出来るが、「2歳くらいしか違わない」と考えることも出来るのだ。
そして、改めて落ち着いて謝罪されれば…

「…受け流したりする技術が私にない、ってのも、すごくまずいとは思うんだけど…
こういう関係でそうするのも、何か違う気もするのよね」

頼がメニューを覗き込んでいれば、「どうぞ」と頼の方に向けてみせた。

八百万 頼 >  
そんなもんやとは思うよ。
先生なんかでもいい年してヤンチャな人とかおるし。

(もっと極端なことを言えば、いわゆるロリババァ的な。
 人はいつまで経っても子供な部分を持っていると思う。)

イヤなことはイヤって言った方がええし、文句とか気に入らんとこはどんどん言ってくれた方がええな。
ため込んでたって直せんし、我慢しとるのもイヤやし。
――あー、ボクはもう決まってるからええよ。

(ひら、と手を振って。
 彼女が決まれば店員さんを呼ぶつもりである。)

美澄 蘭 > 「「ヤンチャ」かぁ…実技系だとそういう人も多いのかもね」

くすくすと、おかしげに笑う。
…確かに、「全面的に」「大人になる」って、ある種の求道者かもしれない。

「ありがとう…そう言ってくれると嬉しいわ」

「イヤなことはイヤって言っていい」との言葉に、ほっとしたのか表情を緩めて…

「…それに、近づきたかったり傍にいたかったりするのは違わないのに、変に冷静なふりするのも何かおかしいものね」

と言って、少しはにかんだ笑みを浮かべた。

「あ、そう?」

決まっていると言われて、メニューから視線を外す。こちらももう決まっているようだ。

八百万 頼 >  
ヤンチャと言うか、子供と言うか、うん。

(見た目完全に小学生とか。)

これから長く付き合ってくのに、我慢しとるのはおかしいやろ。
こういうのは思った時に言わな。

(良いことも悪いことも、思ったことは素直に言うのが長続きのコツだ、と思う。
 多分。
 二人とも決まったのなら店員さんを呼んで、コーヒーゼリーとミルクレープを注文。
 ついでに自分のコーヒーのお代わりと、彼女はどうだろうか。)

美澄 蘭 > 「まあ、見た目だけじゃ判断出来ないのがこの島ではあるけどね」

くすくすと笑って。
「これから長く付き合ってくのに」の言葉には、穏やかに頰を赤らめて

「…そうね。分かり合うためには、まず「分かり合うべきこと」が表に出て来ないといけないものね」

と言って、はにかみがちに微笑んだ。

相手がコーヒーのお代わりを頼めば、こちらもアイスティーの残りを一気に飲み切ってしまって、お代わりを頼む。

それから、二人の会話は休日の午後のゆるやかさに乗るように続いたのだろう。
大詰めを迎える試験のこととか、蘭がこれから控えている演奏会のこととか、それから…。

八百万 頼 >  
歳とか性別どころか、人やないのもおるからなぁ……。

(別に差別するつもりもないが、隣人が人外なんて、以前はファンタジーの世界にしかなかったと言うのに。)

大抵のことはすぐ謝ればなんとかなるけど、謝れへんかったらどうにもならんからな。

(注文を通して彼女の話に耳を傾ける。
 たまに相槌を売ったり、自分の話をしたり。
 恋人との平和な時間は今日もまったり過ぎていく――。)

ご案内:「学生通り外れの喫茶店」から美澄 蘭さんが去りました。
ご案内:「学生通り外れの喫茶店」から八百万 頼さんが去りました。