2015/08/03 のログ
ご案内:「神の居城」にミウさんが現れました。
ご案内:「神の居城」に白崎玲刃さんが現れました。
■ミウ > 地上から遠く離れた上空に浮かぶ空の上の世界、天界。
そこは、人の身では辿りつく事が困難な、まさしく神の領域だと言える。
地上からは、雲などで隠れているため、決してこの天界を見る事ができない。
輝かしい天空島の中央部には、創造神ミウが住む巨大な城がある。
その城は広大であり、どこか神殿のような神秘的な雰囲気を漂わせていた。
ここは、そんな神の居城の一室である。
煌びやかな絨毯が敷かれており、広大な部屋の中央には小さな円卓がある。
豪華な、だが神秘的な城の雰囲気にマッチしたどこか神聖さを感じさせる家具が立ち並んでいた。
そして、部屋にある大きな窓からは天界の景色を一望できる。
円卓の上にはティーセットと、ミウの手作りしたショートケーキが置かれている。
中々に落ちついた雰囲気の部屋であり、少人数での会議にはぴったしな部屋だ。
空の上の世界であるため、会議内容を盗み聞きされる事もまずないだろう。
玲刃君から連絡をもらったミウは、地上にいる彼を迎えに行き、テレポートで神の居城のバルコニーに転移した後、上記の部屋に案内する。
ミウは円卓の椅子に腰かける。
「ここなら、会議内容をまず盗み聞きされる事はないわね」
■白崎玲刃 > 【昨日、委員会街の路地裏にて風紀委員会本部の内部構造の一部を探知の魔術で把握し、
風紀委員会本部への潜入作戦の準備が安了した玲刃は、
作戦前の、最終確認を含めての相談の為、ネットカフェからミウのアドレスへとメールを送り
そうして今、ミウに連れられて再び訪れた神の居城にて、作戦会議を行おうとしていた。】
ああ、確かにここなら盗み聞きの心配はないだろうな
とはいえ、すまないな、こんなケーキまで用意してもらえるとは
【そうして、ミウに連れられ、再び天界を訪れた玲刃は、
相変わらず、神秘的で綺麗な天界の様子に感嘆の息を漏らしつつ
天界で事前会議を行うというミウの提案に、納得した様に呟く
そして、円卓の上に置かれたティーセットとケーキを見やり、ここまでもてなしてくれたミウに礼を言うのであった。】
それでいきなり作戦の話に入らせてもらうが
俺は昨日、委員会街で探知の魔術を使って風紀委員本部の内部の構造を一部把握してきた
それの時に得た情報を交えて作戦を詳しく練ろうと思うのだが、良いか?
【そうして、席に着くと早々に風紀委員会本部への突入の作戦に関しての話を切り出す
まず玲刃が話すのは、昨日に行った探知に関しての話を切り出しつつ
それを交えた作戦立ての是非についてミウに問うのであった。
付け加えて言うなら、昨日の無理な探知の魔術の施行の影響か、話している玲刃の顔色は良くなかった。】
■ミウ > 神の配下たる天使達は下がらせている。
この部屋には門番もいない。
「別にいいわよ。
わたしもちょうど、お菓子作りでもしたい気分だったのよ」
ティーポットから二つのカップに、二人分の紅茶を注ぐ。
そして、片方のカップを玲刃君に差し出した
作戦の話に入る。
「委員会街で探知の魔術を使うなんて、随分とリスキーな事をするわね。
でも、情報を得る事は大切ね。
分かったわ、では作戦を練りましょう」
真剣な表情で、首を縦に振る。
風紀委員の本部から玲刃君の剣を取り返さないといけないので、ある程度リスクを伴うのは仕方がないだろう。
だが、作戦は成功させなくてはならない。
「玲刃君、顔色が優れないようだけど、大丈夫なの……?」
心配そうな顔つきで、玲刃君を見つめる。
■白崎玲刃 > ふむ、ミウは菓子作りとかも出来るのか。
ありがとうな。
【ミウの言葉からケーキを作ったのがミウだと気づき感心した様に言う
そうして、ミウに紅茶を入れたティーカップを差し出され礼を言いい
そして、紅茶に口をつける】
ああ、美味いな。
【そうして、紅茶を一口飲み、ティーカップから口を離して一息吐いた後
美味いと率直な感想を口にした。】
ああ、一応姿を隠して行ったがな、それでも見つかるかどうかは危ないと思ってたが…
どうも風紀委員会本部の方が何か慌しい様子でな、偶然だがそれに助けられた形で上手くいった。
【作戦の話に入ると、ミウの頷きに対し玲刃も頷き返しながら
まず風紀委員会本部を探知していた時の事を話し
そうして、】
それで更に言うとだ、撤退する時に風紀委員の生徒一人に見つかったが、こちらを二級学生だと勘違いして居てな
そいつの言ってた事から推測すると、二級学生も風紀委員本部への突入を企てた事があったらしいって事だ
【撤退際に風紀委員の生徒から聞こえた言葉からと、風紀委員会内部の慌しさから推測した事を話す】
そして、だ。ここからが、思いついた案が、これはある意味非道な策だが、一つある。
それは、自分だとばれない様に変装し、作戦を行ったのを二級学生だと勘違いさせ、作戦後に下手に罪を被る可能性を無くすって策だ
風紀委員会本部、潜入の罪を二級学生に擦り付けるという面で非道な策だが、どうする?
【そうして、得た情報から思いついた、一つ目の策、
作戦の実行後に手配される危険性を無くす策についての是非をミウに問うた。
だが、非道とは言いながらも、二級学生が風紀委員会本部へ突入しようとしたのは事実であり、
その中に謂れのない罪が一つ混じるくらいで、さほど二級学生には影響は無いとは思われた。】
ああ、ちょっとな…探知の魔術で風紀委員会本部の内部を探ったって言ってただろう?
どうも、所々結界が張られててな…それを強引に突破させて探知したから、ちょっとな
まあ、大丈夫だ。
【心配するミウに対し、具合悪げに答える
だが、心配させない様に、言葉の最後には大丈夫だと無理な笑みを浮かべて付け加えるのであった。】
■ミウ > 「どういたしまして。
お菓子作りは少し嗜む程度なのだけれどね」
笑顔で言い、そして謙遜する。
ミウもティーカップに手をつけ、優雅に紅茶を飲む。
玲刃君の味にもあったようだ。
「それは、よかったわ」
上品な手つきで、ケーキを食べる。
「相変わらず、無茶な事をするわね。
でも、剣を取り戻すのには必要な事だし、仕方がないかしらね」
風紀委員が相手だから、多少の無茶は覚悟しなければいけない。
「なるほど……ね。
二級学生の身にも、何かあったのかしら。
風紀委員と二級学生が関わる事だから、色々と想像はできるわね。
それにしても、時期と運がよかったわ」
二級学生、違法組織など、風紀委員にも敵は多いだろう。
「非道な策……ね」
真剣な表情を崩さず、真っ直ぐに玲刃君を見る。
無駄な犠牲を極力抑えるものがいいとは思うけど。
「ひとまず、その策を聞くわ」
あまり考える仕草はせずに、そう返した。
「さすが風紀委員会本部ね。
やはり、セキュリティは万全だわ……。
本当に、大丈夫……なの?」
玲刃君は笑みを浮かべてくれるが、それでもやはり心配になる。
「少し横になる?」
そう、優しく問いかけた。
■白崎玲刃 > いや、俺は料理に関してはからっきしだからな
作れるだけでも凄いと思うぞ。
【そう言いつつ、玲刃は、もう一口紅茶を飲んだ後、
ケーキも食べ始める。
その手つきはミウとは違い、あまり上品では無い】
ふむ、ケーキも程良い甘さで美味いな。
【そうして、ケーキについても美味いと言いつつ
笑みを浮かべて2口、3口と食べてゆくのであった。】
ああ、そりゃあ風紀委員の本部へ入り込むともなれば、
入念な下調べは必要だからな。
【あの程度の無茶は必要な事だと、玲刃は苦笑いを浮かべて頷くのであった。】
そう言う事だ、いろいろあったんだろうな。
まあ、たぶん原因として考えられるのは、二級学生の一斉昇格に多くの二級学生が集まったが
結局、それの審査に多くの二級学生が落とされ、更には何人か捕まりもしたってのが原因だろうな
【そうして、騒動の原因については
先日、音音にメールを送ったのちに、ネットでの情報収集で得た情報と併せて推測し伝えるのであった。】
ああ、いや、上手く伝わって無かったか。
被害を出すような策では無いから安心してくれ、
ただ俺達が作戦を行う時は変装して、適当に向こうにこっちを二級学生って勘違いさせて
風紀委員本部侵入の罪を二級生徒に押しつけるって策だ
【ミウが策について聞きなおした事から
先程言った事が上手く伝わって無かったと考えて、もう一度言うのであった。】
そうだな。万全だったが、思ったより薄かったとも言えたな。
たぶん、もっと上層か地下があるならそっちの方は、もっと防備は固いと思うぞ。
【玲刃が探知を行ったのは、あくまで8階辺りまでで、
深くまでは探知してなかった為、もっと深くは結界や他の防備も厚いのだろうなと推測しつつ言う】
ああ…一応、大丈夫だ。
たぶん、もう一日くらい休めば良くなるだろうな。
………すまない、そうさせてもらうとするかな。
【そうして、ミウの問いかけに対し、少し迷った後
昨日、血をかなり流しており貧血気味であった為、ミウの言葉に甘え横になるのであった。】
■ミウ > 「お褒めの言葉、ありがとう。」
品良く笑ってお礼を言う。
そして、玲刃君はケーキに手をつけた。
上品とは言えないが、それも玲刃君らしいだろう。
「殿方にそう言ってもらえるのは、とても嬉しいわ」
嬉しそうに笑う。
手作りのお菓子を殿方に褒められるのは、とても嬉しいものだ。
今度は、別の料理でも振舞ってあげようかな。
「ひとまず、その下調べでいきなりゲームオーバーにならなくてよかったわ。
むしろ、必要な情報を手に入れたのだから、でかした、と言うべきかしらね」
リスク以上のリターンがあったのだから、当然、褒める事の方が多い。
「昇格に期待した二級学生が集まって、落とされたのね。
ある意味、二級学生を上げて落としたのね。
審査して落ちたのだから仕方がないところがあるのかもしれないけれど、それでは……反発する者も出てくるわよね」
結構、複雑な事情が絡み合っているのだろうか。
「そういう事ね。
つまり、二級学生の騒動を利用してしまうのね。
ナイスなアイデアだと思うわ。
では、それでいきましょう」
あまり非道という策でもない。
しいて言うなら、少々二級学生の印象を悪くするかもしれない。
だが、特定の二級学生に被害が及ぶ、という事はないだろう。
笑顔で承諾する。
「上層や地下にあったなら、取り返すのも随分と困難になっていたわ……。
まだ取り返しやすい場所にあって、助かったわね。
それでも、困難である事は変わりないかしら」
さらにセキュリティがかけられている場所に保管されているよりかはマシだろう。
「大丈夫なら……いいのだけれど」
無理……してないかな?
ちなみに、この部屋にはベッドはないがソファーはある。
「では、今日一日は安静にね」
■白崎玲刃 > ああ、ミウの作ったケーキは美味いぞ
たぶん、あのカフェにも引けを取らない筈だ
【ショートケーキを食べながら、以前行って気に入ったカフェ「橘」を思い出しながら言う
生憎、場所は覚えている様だが名前を覚えて無いらしく、あのカフェという言い方になっていた】
そうか、感想くらいで喜んでくれるなら何よりだ。
【自分が美味しいといった事で嬉しく思っている美羽に対し
玲刃も微笑みながら、ケーキを食べてゆくのであった。】
流石に下調べで捕まるわけにはいかないさ。まあ、前もって退路も確保してたから撤退もスムーズに出来たしな。
ああ、ありがとう。
【褒められれば素直に頷き礼を言う】
まあ、しょうがない事ではあるだろうな。
学園側もそうホイホイと受け入れる事も出来ないんだろうさ…
【ただ、本当に困窮している二級生徒に関してはどうにかしてやりたいとは思うがな…と小さく呟くのであった。】
ああ、そう言う事だ。
少し二級生徒には申し訳無いが、元はと言えば向こうが撒いた種でもある、
上手くあやからせてもらうとしよう。
そういえば昨日の偵察でも、こちらを発見した風紀委員に二級生徒だと頷き
また行くと言っておいたから、向こうも二級生徒だと勘違いしてくれる確率は上がってるだろうさ
ちなみに、ミウは何か身分を隠せそうな変装は出来そうか?
【ミウの笑顔での承諾にほっと安心して一息つきつつ
玲刃としては、少し二級生徒に申し訳無く思いながらも
この期を利用しない手は無いという考えもあり、その策を遂行する事に決めたのであった。
そうして、ふと、ミウは何か正体を隠せるものとかはあるのかと気になり聞くのであった。】
そうだな、もっと上の階や地下にあったなら取り戻すのは困難だっただろうさ…
ただ、それでも、剣は8階にあるらしくてな、普通に正面から入ってはちと骨が折れる
故に、だ。これに関しても策はあるが良いか?
【そうして、告げるのは進入方法についても工夫が必要という事実と、
それに関して玲刃が思いついている策があるという事であった。】
ああ、大丈夫だ?
ミウも知ってるだろう?俺は全身を蟲に食い破られても辛うじて生きてたんだから
これくらいの事じゃ、くたばったりなんかしないさ。
【ケーキを食べ終えた玲刃は、
そのままソファーの方へ行き寝転がりながらミウとの会議を続けるのだった。】