2016/05/30 のログ
ご案内:「アンテシュクレ常世島店」に東雲七生さんが現れました。
ご案内:「アンテシュクレ常世島店」に那岐夜車丸汀さんが現れました。
■那岐夜車丸汀 > お友達…? いや、まぁ 見られれば面白おかしく噂というのは出来るのであって、
紆余曲折の果てに本人たちの前に廻ってきたころには大抵真実は何処へ行った具合が大半だ。
もう 手遅れな気がするのは気のせいでしょうか。
ポージングをやめたからと言って 扇情的なこう大人チック満載の古下着姿で 突っ立っている。
さぁ 女の子(一方が仮)チェックを存分に致して下さい的に どう、どう、とか企み含み微笑んでいる。
スリーサイズはやはりだが 記憶にあったサイズより大きかった、序に多少大きく柔らかく育っていた。
…胸以外にも肉付もいいので…どこを触ってもふにゃんはあったと。
…暗闇ふにゃん事件 迷走中。
「どこ? こう 意中の殿方に ここぞの勝負の際にお見せしたりする際に使うのですが 何か」
一寸立ち位置を変えてみた、下着に包まれていてもこう着物を脱いでいるので 揺れる 主に胸部。
たゆんたゆんとそれはもう盛大に。
■東雲七生 > 誰が何と言おうとお友達である。
むしろ知り合って日が浅い仲である。周りがどう思おうと本人たちがそう思わなければそうではないのだ。たぶん。
……そもそもそんな事は無事、専門店に来た事で回避されたのだが。
一体何をチェックすれば良いのかさっぱり分からないし、
やたらと女の子であることを強調されたチェックを要求されているしで目が回りそうである。
ともかく胸が大きいのは分かった。よーく分かった。
分かり過ぎたほどである。でもあれが胸だったかなんて定かではないのだ。
……若干もうそんなことどうでもよくなってきてるけど。
「じゃあ、今ここで全然別の人に見せるのってどうなのさ……!!」
すぐ傍に店員さんが居るので声を押し殺しながら突っ込む。
こんな格好して来たから男である事を忘れかけられているのか、そんな馬鹿なと。
──それといちいち視線が誘われる様に動いてしまうのでちょっとじっとして貰いたい気分でもあった。
■那岐夜車丸汀 > あれ、いつの間にか友達に昇格していたのですね。
知り合って日は浅い、そうそもそも演習施設で主に出会っているともいう。
こう外堀から埋めている気はしているのは この少女だけであって目の前の彼女(男の娘)はそうは思っていないのだ。
二人っきりではない 目撃者は 今日の事は 店員が目撃者であり…。
こう 色である。形状やサイズは少女が一番分かっている。
最初に彼には伝えているのだ 色だけは分からないから こう着物の下を飾って日の目を見ないだろうけど
似合っているだろうかって!大したチェック項目は無い筈だ。
「…色は問題ありませぬか?
…ああ、素晴らしいツッコミ有難う御座います。
鈍い方ですね…少なからず あなた様をお慕い申し上げておりますのに。
そもそも下着屋に お願いをするに当たりまして 多少気づいて下さっても宜しいのですのに。」
少し頬を染め くねっとしなを作り
胸の前で両手を組み 首を傾げて見つめてみた、その際もたゆんと揺れた。
…言葉遣いで店員には どこかしら 東雲は 『あらあら そういう』とか思…目つきで視られているのかも知れない。
じっとできる…下着姿は意外と寒いのです 一寸動かないと冷えてしまうのでちろちろ動いている―
■東雲七生 > いつの間にかも何も基本的に一度会ったら友達精神の強い七生である。
以前道端で遭遇し女子寮まで案内してから後輩で且つ友人だと、七生はそう思っているだろう。
……もっとも大体後輩の方に比重があるけれど。
色、色だ。色だった。それを確認しろと言われてる事をここで漸く思い出した。
とはいえ、何色が合うか、おかしくないか、と訊かれても色白な少女の肌の事、大抵の色は映える様に思う七生である。
「……も、問題ない!……と思う。
ああああ、もう!もう、そういうからかいは良いから!
ほら、風邪ひく前に次のにしたらどう!?」
流石にチェック以外にもいちいち付き合っていたら心がもたない。
先刻店員さんが複数持ち込んでいたのは確認済みなので、他にも幾つか候補があるのだろうと予測した次第である。
那岐夜車丸の一挙手一投足に赤面しながら、七生はぐるりと背を向けた。
妙な視線の主、店員さんには横目でギリッと睨みつけて、鋭く「違いますッ!」と言っておこう。
■那岐夜車丸汀 > こう顔見知り程度ではとついぞ思っていた考えが一部古臭い汀だ。
上下関係は辛うじて理解している、上の物に従ってこその関係であると。
学生生活?…昔の事過ぎて 懐かしさ満載で学生を過ごしておりますが。
色のみお願いしますとあれだけ言って居たのに。
漸く本来の流れに戻れた気がする。色白過ぎて若干青白さ満載だが
如何せん 異能でも色が分からないから それは第三者の目が必要不可欠であり、
着物は己で色は決めていない、柄は分かってもそれだけだ。
「…左様ですか…
本心ですのに。
…次ですか。分かりました。」
複数。後2セットあります。今のは大人チック下着フルセット。
彼が背を向いたので 一応だが カーテンをシャット閉めた。
ごそごそと下着を脱ぐ音 違うものを身に纏う音 …ぱさっと落ちたのは今しがた着ていた下着だった。
店員さんは 『会計の際にまたお声かけますねー』とそそくさーと
姿を奥へと引っ込ませていった。
睨み?効いていなかったと思います。あらあらうふふな具合に。
そうしているうちに 再び カーテンが開かれた―
今度の下着セットは 先程のが漆黒の下着に対し 今回のは純白のフリルが満載な下着セットだった。
どこからが肌か分からない位に 同色してた。
そのうえ 何故なんだろう 脱衣室の床に正座を崩した状態で彼を見上げている姿を晒したことに。
「どうですか? 七生様」
■東雲七生 > 実際に口で言わなきゃ伝わらない事もあるよね、とそれだけで解決してしまう事なのだが。
如何せん今季から先輩になった七生は舞い上がっててそれどころではないのだ。
忘れていたというか、それどころでは無くなってしまっていた。
何せ相手は90オーバーという大敵である。思春期の大敵だ。
熱くなった頬に手を当てて冷ましつつ、次へ行けと言ったものの今のを何度もやられたら堪らない。
その背後で何か言っているが、如何せんこの少女は真意を汲み取り難い。
尤も、本心からだとしてもその場で気の利いた答えを返せる柄でも無い少年だ。
「手短に、おねがい、します。」
カーテンの閉まる音、そしてその場を離れる店員に内心安堵しつつ振り返って。
衣擦れの音に再び緊張してきたところで再びカーテンが開かれ。
──視線の先に姿は無く
「……な、何して──何してんの!?」
一瞬何も着けてないかと思ったのは正直なところ。
しかしよく見ればフリルの影が肌に落ちていた。びっくりした。
しかも何故か正座しているし。七生様って呼び方まで変えて来たし。
先程とは別の困惑がいっぱいである。
■那岐夜車丸汀 > 色恋には経験がある筈だが 如何せん この世界に来たのは分かるが記憶が無い。
自身の過去についてが真っ白すぎる。こうこの世界よりだいぶ文化面で時代が昔な…
もうそれは口より目で会話をせよ、がありそうなそんな世界。
…あまり良く覚えていないのだけど。
正確には95とかいう胸のサイズですが。既に95ではない胸が下着に包まされている。
正確なサイズは先程店員に知らされたが まだ成長しているってどういう事!?
次と言われたので 次の下着へと着替えている最中。
己も自覚しているが 真意はおろか表情が余り崩れない、動かなければ人形の様と称されたほどだ。
そして口を開けば 本心か冗談か嘘なのか分かりにくい始末。
だからか、本心をここぞの時に告げても きちんと伝わるかどうかは低いという…。
「手短ですか。」
正座をしてなおかつ 三つ指をつこうとした位だった。
視線は現在 見上げている体勢。白の下着は …先の黒より毒であろう?
何せどこから肌なのか 下着なのか見分けが付きにくい。
様付で呼んでみた。三つ指をついたときに さらりと横髪が肩へとかかったがそれはそのままに。
「では 手短にお伝え申し上げます。
お慕い申し上げますわ 東雲七生様。出会った時から 一目惚れならぬ一耳惚れに御座いました。
これ以上は 乙女の口からいうのは 少し…」
恥ずかしいのですが、とゆっくりと腰を上げてしなをつくりつつ立ち上がろうか
―あ、足が痺れていたのか ぐらっと体のバランスが崩れた。
■東雲七生 > 少女の記憶については仔細を聞いたわけではないので分からないが。
それでも、よもや過去の記憶が欠落したもの同士だなどとは思わない。
やたら時代錯誤な雰囲気だなあ、元居た世界がそうなのかなあ程度である。
「確かに手短って言ったけど俺……!」
突然の告白である。
もうちょっと場所とか時機とか考えられなかったのか、
とかとか色々言いたい事が浮かんできそうなものだがそういうこともなく。
何せ突然すぎて言葉なんてそうそう出やしない。
「ちょ、ちょっと待って。ちょーっと待って!
いきなり、そんなこと、言われても!
……しかも下着姿で!」
前にも一度、告白を受けた事があった。
その時は相手は水着で、場所はプールで。
相手を全裸一歩手前で告白してくるなんて、人生で二度も経験するものなのだろうか。
「そんな冗談、いや、冗談だったらホント……
えっと、その、何て言うか……」
言葉も考えもまとまらず、ただ顔を赤くして狼狽え掛けたところで。
「──あ、危なっ」
幾ら混乱を重ねたところで、盲者が転びかけることの危うさくらいは判る。
咄嗟に支えようと腕を伸ばし、自分より少しばかり高い体躯を抱えようとするだろう。
■那岐夜車丸汀 > そもそも過去と記憶についてまだ喋っても語ってもいない。
彼も同じようだとは存じてもいない。…出身世界と時代が違う位は分かる。
身に纏っていた着物と装備がこの時代と比べたら圧倒的に古かったし 端末に至ってはナニコレ的だったし。
どうにもあれは慣れようがない。簡単に言えば 500年前の人物がスマホを持たされて操作してみろ 位だ。
訳が分からん。
「もっと極論を言いましょうか?」
唐突過ぎた 場所と時機とか全く想定 考えてもいない。
そもそも作戦が既に破綻していた。下着屋に来て途中までは順調だったが 気づけば破綻してた。
色々と手順をすっ飛ばし過ぎたらしい。でも驀進するしかないで ここまで来てしまった!
じっと見つめるさまは 真摯なモノ。
「待て。この姿で? それは一寸そのう。
下着姿…包み隠さぬ姿で言うべきでしたでしょうか? …裸しかありませんが。
…包み隠さぬ状態で口上を述べるが よしと勘考した末ですので
私 此度 この状態ですが 発言するに罷り越しました」
彼の恋愛事情 知らない。そもそも調べてもいない。
まぁ 此方は 殿方にこんなことを言うのは この世界では初めて。
「あら?足がしし、しびっっ」
足の感覚が片方なかった 痺れていたのと立ち上がった際にバランスを元々崩していたのと
そもそもどこかで捻っていたのかもと 色々と積み重なって 彼の方へと転がるようにー!!
むにょんと二の腕か彼の体に下着越しだが 胸部とかも当たるだろうか?
肉の壁によって 当たっても痛い とかではないと思う。
密着度が増した 今が チャンスと 考え?
「…冗談ではないのですが どうしたら分かっていただけるのか!」
聊か 声は硬かった、照れもあるし どことなく涙目だ―痛みによってだが。
■東雲七生 > 転びかけた那岐夜車丸を、その腕で抱えて。
女性特有の柔らかさであるとか、匂いであるとか、そういうものが一気に押し寄せて来て混乱に拍車をかけてくる。
直前までの彼女の言を思い出し、その言葉に偽りは無く。
多少──どころではなく暴走傾向にある事は十分に伝わった。
同時に、それに至るだけの好意も、──伝わった……気がする。
まだ少し半信半疑ではあったが、ダメ押しとばかりに至近距離で詰られては信用するしかない。
信じよう、彼女は──真剣だ。
「──解った解った。
……良いからちょっと落ち着け、な。」
背の丈だけで言えば、15cmばかり七生が低い。
抱きかかえると言うよりは半分支え上げる状態で、僅かに苦笑を浮かべて。
ここで自分が取り乱しては、彼女にも悪いと、精一杯の虚勢を張りつつ。
「大丈夫か、立てるか?」
■那岐夜車丸汀 > 如何せん 異能を使っていない方が多い。
であれば長年の勘と経験で立ち振る舞うしかない。だがそれがどうしてもできなかった。
彼に支えられて異能を使うのはやめておこう、と。頼ってみるというのを少しずつやってみよう。
勢いのままに言ってしまった …後悔はないが反省はしたい。
わが人生悔いはない 的に燃え尽きそうになったが 元々白くて燃え尽きようがない。
至近距離に迫ってみて良かった 信用に値するかどうかは 見えていないが視線を合わせようとした結果。
何となく ここかなーっと視線というか瞳孔を向けてみたと。
「わかっていただけましたか!?
………落ち着きます 落ち着いてます わたくしは。」
背丈 此方の方が高い筈 支えてもらう格好で今度はきちんと見た。
先程よりは波が落ち着いてきたのか 徐々に声のトーンは落ち着いてきた具合。
立てるかどうかを聞かれれば 立てます、とゆっくりと一人で立ってみよう。
…下着買う買わないが 何か違う空気に…。いや、下着は全て買うつもりですが。
■東雲七生 > “視えて”ない。
何となく、直感的に那岐夜車丸の今の状況を察する。
彼女は異能を使って視覚を得ていない。
それなのに、真っ直ぐにこちらに瞳を向けている。
距離がどうとか、息遣いで顔の位置を割り出すとか、そういうのもあるだろう。
だが、そうでもはなさそうだった。
「よく、解ったな。
えっと、俺の顔……。今、ちゃんと向き合えてる。」
気恥ずかしくなりながら、一人で立とうとする汀の手を取って支えて。
再び元の脱衣室へと戻せば、わずかに底上げされた床が身長差に加わって、図らずも視線の高さが胸と一致した。
今は辛うじて、汀の顔を見上げているが……非常に目のやり場に困る。
「落ち着いたなら良いんだ。
それで、ええと……本気なんだよな。」
念を押す様に問う。気の迷いではないか、と。
■那岐夜車丸汀 > 異能が無かったら マジで見えていない 全盲に近い弱視…
正確に言えばほぼ 全盲だ。視えてもいないし明かりの明暗が分かる位だ。
ほぼ 勘と経験で彼の方を見ている、距離感?勘。息遣いで顔の位置分からないでもないが 今は やっていない。
「…勘ですが。
それは 嬉しいのです。記憶のある限りこう至近距離で殿方と語らう事が皆無でしたので。」
彼に支えられる状態で 脱衣室へと戻されればー脱衣室の床は若干高い。元々の身長さがある以上に 床の高さで尚―
今再びバランスを崩した場合 胸が彼を直撃―しそう。だが それは今はない。足は痛いが崩したくない。…?
「本気と信じてもらえないのであれば く、く 口づけお!するしかっっ!」
気の迷いだったら すでにやめている、と言いたいが
どうしたらわかってもらえるのか 考えがまとまらない つまり 余裕がない そして 混乱した!
その混乱した頭で再び 『口づけをするしか』…本気度は高かったが 着地点がおかしい。
■東雲七生 > 「いやいやいや、分かった!
本気なのは分かったから!落ち着けって!」
ここまで言われれば信じるしかない。
一耳惚れ、なんてそんなのあるのか分からないが、本人が言ってるのだから、あるのだろう。
ふぅ、と一息吐くと、戸惑い続ける心に軽く檄を飛ばして。
「気持ちはよく分かったし、えっと……嬉しい、よ。
汀、綺麗だし。スタイルだって、良いしさ。」
勿体無いくらいである。くらいと言うか、実際勿体無い。
それでも、
「──ごめん。ちょっと、俺には、まだ、
……一人の誰かを、異性として好きになるのは“まだ”早いと思ってるん、だ。」
情けない話ではあるけど、と泣き笑いのような顔で。
俯いてしまいたくも思えたが、それは単なる逃げでしかないから。
■那岐夜車丸汀 > 「左様ですか! それは何よりです」
案外 猪突猛進だった。目が見えないのだから 視覚以外に
そう一目惚れは 視覚があってこそ。では 視覚以外に頼る汀の場合は―耳だった。
声 息使い 音 それで聞き分けるしかない 異能が無ければ。
「…そうですか… 分かりました。
悔いは御座いませんし 後悔も御座いません。
ですが 諦めませんよ!! …一寸着替えをしますので失礼っ」
そういえばそうだ この格好 試着してた。下着姿だったのだ。
ごそごそ ごそごそっと音を立てて 瞬く間に着替えを終えるとそこにいたのは着物というか和ゴスの少女だった。
異能と勘と経験を駆使して 店員を呼び止めると 試着品諸々を手渡し
商品と引き換えにー諸手順を購入とか手続きを終わらせると怒涛の勢いで
彼の手にあった自分の財布をそっと手に取ると 会計を済ませ 脱衣室からするっと抜け出し
店員から品が入った袋を受け取ると 彼の方を向いて
「 答えが見つかりますまで 私は お待ち申し上げますね 結果がどうであれ
それでは ごきげんよう。 東雲七生さま。」
淑女の礼を最後に締めくくるようにすると 一人で颯爽と―去っていったという。
■東雲七生 > 「えっ、あ、その、ちょ」
正直、どうしたものかと困る暇も無かった。
自分の言葉を聞き終えた彼女は、落ち込む素振もなく、
むしろ諦めない宣言までして、そしてそこから早かった。
呆気に取られる七生の前で着替えを済ませ、下着の購入まで済ませて去ろうとする。
「ちょ、ちょっと待って汀!」
その背に慌てて声を掛ける。
──半端な答えを聞かせて情けない事の上塗りになるが、この場に一人置いて行かれるのは正直厳しい。
ご案内:「アンテシュクレ常世島店」から那岐夜車丸汀さんが去りました。
■東雲七生 > ──見事に置いて行かれた。
あらあらまぁまぁ、と面白半分で見ている店員さんに気付くと、
耳まで真っ赤になりながら七生も店を後にした──
ご案内:「アンテシュクレ常世島店」から東雲七生さんが去りました。