2016/08/29 のログ
ご案内:「病院」に水月エニィさんが現れました。
■水月エニィ > 4日目、3日後。
身体を起こす。見かけ上の傷は癒えた。
手を握ってみても痺れは無いし、内臓などについても問題はない。
怠さを覚える辺り体力そのものは完全に回復し切っていなさそうだが、退院可能な範疇であると告げられれば退院を選ぶ。
問題は替えの服がない事だ。
元々着用していた服は洗わなければ着るに堪えない。
修繕の必要もあるかもしれない。
なので、知人に持ってくる様にお願いしたのだが――
(そろそろかしら?)
ご案内:「病院」に阿曇留以さんが現れました。
■阿曇留以 > 知人の病室を訪ねておよそ704歩。
距離にして実に337m。
片手に紙袋をもって、目当ての病室に着くと軽くノックをする。
「エニィちゃん、入っても大丈夫かしら~?」
名前を告げてないのは、多分分かってくれるだろうとおもってからか。
■水月エニィ >
本名は全く以って把握済み。
それが阿曇留以の声だと分かれば、視線を出入りの方角へ。
「ええ。大部屋だから気を付けてね。」
■阿曇留以 > 他の人に配慮しつつ、エニィのベッドのカーテンを開ける。
「は~い、これ頼まれてた衣服。
でも入院してただなんて、なにかあったの?」
紙袋を適当な場所に置いておく。
入院した理由をメールで聞こうとも思ったが、どうせ服を持っていくなら会って聞けばいいと思い。
■水月エニィ >
「ちょっと怪我しちゃってね。3日4日で退院できる程度よ。」
彼女は私と違って純粋に優しい女性だ。
だから不安がらせる事もない。そう思えば軽く誤魔化してから。
「ありがと。……あ、きなこチョコとか食べるかしら?
お見舞いで貰ったんだけれど、食べきれなくて。」
思いついた素振りで有料TVの上にあるビニール袋を手繰り寄せて広げる。
コンビニスイーツ(きなこ系)の山だ。
■阿曇留以 > 「あら……その程度で済んだならいいけれど……。
あ、もらえるなら貰うわ~。
きなこチョコって最近みかけるわよね~」
嬉しそうな顔でどれにしようかと迷っている。
「ん~、と、じゃあこれにしようかしら。
あ、あと下着とか服は、これであってたかしら~?
ちょっと確認だけしてもらえる?」
■水月エニィ > 「好きなだけどうぞ。お礼にもならないけれど。
ま、お礼は別にするわよ。」
一つ頷いて袋を渡し、持ってきてもらった着替えを受け取る。
「ええ。適当に持って来てもら……」
中を覗けば、この前一緒に買ったちょっと可愛すぎる下着。ちょっとだけ懐かしいような、嬉しいような、抵抗があるような。
衣服はどうだろうか。制服として利用している普通のものか、癖のないカジュアルなものか、可愛いすぎる奴か。
適当に持ってきて、と、エニィは告げたが――。
■阿曇留以 > 封を開けてチョコをヒョイパク。
幸せそうに食べる姿はどっちかというと少女っぽい。
「えっと~、てきとうにっていってたから、下着はタンスの手前にあったちょっと色っぽいのにしたわ~。
で、服なのだけれどどうせならと思って、途中で服屋さんによってオフショルダーワンピース買ってみたけど、どうかしら?
エニィちゃんも胸が大きいから、一応私と同じサイズで買ってみたけれど……、ワンピースの丈、ちょっと短いかしら?」
わりと短い白のオフショルダーワンピースをわざわざ買った模様。
善意8割着せ替え目的2割のお気持ちを受け取ると良い。
■水月エニィ >
「えっ」
えっ。
まさか買ってきた――などとは思わず、抜けた声が漏れる。
オフショルダーのワンピース。つまり肩が出るタイプだ。
それ自体は何の問題もないのだが、思考の整理にも少々の戸惑いが出たらしい。
「え、ええ……嬉しいけれど……
……そんなに安くはないでしょう? 後でちゃんと払うわよ。」
素直に受け取る。
取り出して改めてみれば サイズ比で言えばあっている。
あっているが、そもそものデザインとして短い。
下手に動くと見えてしまう短さだ。
(これ、見えるわよね……? しかもあの下着だし……)
■阿曇留以 > 「あら~、別にいいのよ~。
ほら、エニィちゃんが入院してるだなんて知らなかったから、退院祝いのプレゼントってことで~」
にこにこ嬉しそうな顔。
自分で着る自信がないから他人に着せようという魂胆なのか。
それとも純粋にエニィに似合うと思って買った服なのか。
その真意は測れないほど、嬉しそうな笑み。
ちょっと風が吹けば、簡単に見える丈だ。
「あっ、カーテンの外に居たほうがいいかしら。
女の子同士っていっても恥ずかしいものね?」
そういって、何か言われる前にカーテンの外に逃げる留以。
■水月エニィ >
「え、ええ……」
真意はさておき、改めてオフショルダーのワンピースを改める。
やっぱり、少しでも靡けば見えてしまいそうだ。
とは言え好意で貰ったものだ。
意を決して黒レースの可愛らしい色の強い下着を身に着け、
オフショルダーのワンピースに着替える。ソックスもやや甘いものか。
ブラジャーは無かった。
十分弱後、カーテンから顔と胸元だけ覗かせるエニィの姿。
当然肩も胸元も露出がある。
……これって短くない?ブラジャーなくていいの?
チラチラと胸元や裾を気にしているのか、うつむきがちで戸惑いがちだ。
「ええと……これでいいの? ブラジャーもないし、ちょっと短い気もするけれど……」
■阿曇留以 > 「……」
うーん、と首を傾げる。
ブラがないのは良い。
そういうものなのだ。
それはともかく、予想以上に丈が短い。
ちょっと危険域なように思える。
「……えーと……、その、ごめんなさい。
私が服の上から合わせたときはちょうどよかったのだけれど……。
ちょっと……危ないわねぇ~……」
苦笑。
もしかしたらエニィのほうがぼいんのきゅのぼいんなのかもしれない。
■水月エニィ > 胸と尻は大きい。恵まれている。
彼女自身、本来は色々と恵まれているのだ。
故にメリハリのある胸や尻はワンピースを引っ張るものとなる。
この少女が童顔――大人びた顔立ちでないこともあり、
幼さと女性らしさが同居した所謂"トランジスタグラマー"的な色気を放っている。
要するに、えろす。アガペーでもエロスでもなく、えろす。
「え、ええ。でも着れなくもないから大丈夫よ。」
■阿曇留以 > 「そ、そうねぇ~……」
この絶妙なえろす。エロ。
通り過ぎれば、10人中10人の男性が振り返るであろうその姿。
それはいろんな意味を含めて。
「も、もうちょっと服を下にずらしたらどうかしら。
そうすればなんとか……」
そういって、エニィのワンピースをちょいちょいと下に下げてみようとする。
北半球が大きく露出するが、下がみえるよりはマシかなと思いつつ。
■水月エニィ >
「え、ええと……」
少し下に引っ張られる。
元々ちゃんと着こなしているし、構造上崩してもそこまで下がらない。
北半球が危険域まで露出し、脇も見える。
下も気休め程度に下がる。胸が強調された分、更なる色気を呼んだ。
……妖精めいた、ファンタジーめいたえろさだ。
■阿曇留以 > 「…………」
だめだった。
なんというか、やってはいけないことをやってしまった。
爆弾で赤と青、どちらの線を切るかと聞かれたときに赤を迷い無く切って爆発させたぐらい、やってはいけないことをやってしまった。
そんな気分だった。
「……ごめんなさい、エニィちゃん。
もうちょっと……大きくて長いの、買ってくればよかったわね……」
■水月エニィ >
「いえ、平気よ。……多分。」
装いを整える。
多分普通に着た方がマシだと思った。
「とりあえず、着替えも終わったわ。
荷物は纏めたし……最後の手続きがあるけど、一緒に来る?」
当然ながら既にカーテンの外だ。
そうでなければえろすは振りまかず。
纏めてあった荷物を手に取り、廊下へ向けて数歩歩く。
凄く見えそう。黒レースの下着が見えたかもしれない。
■阿曇留以 > 「えぇ、そうね。
一緒に――」
服が白ゆえか。
その黒いものはものすごく目立ってしまっていた。
せめて黒のワンピースにしてあげればよかったと後悔する留以だった。
「……一緒にいきましょうか、エニィちゃん。
あ、あと。
何をしてたかは知らないけれど。
あんまり無茶しちゃだめよ?」
■水月エニィ > 「……」
そっとお尻を抑えた。
慎重に歩かないと痴女と間違われてしまいそうだ。
「ええ。前は宜しく頼むわよ。
…………。」
何かを言おうとした素振りがあるものの、案じる言葉には何も返せず。
それはそれとして、阿積の……悩んだ挙句前に出る。
お尻の遮蔽になって貰って、胸元や前は自分で気を払おう。
■阿曇留以 > エニィちゃんのお尻は留以が守る。
そんな気概、があったかどうかはわからないが、頑張って遮蔽物になろうとして歩く。
「あっ、退院祝いになにか美味しいもの、作りましょ~。
エニィちゃん、なにか食べたいものはあるかしら~」
ぽむ、と手を叩き名案といったふうに提案する。
おそらく、服のこともあって名誉挽回したいのだろう。
■水月エニィ >
「うぅん、何にしましょうか。
スーパーにでも寄って考えましょ。」
自身の装いを忘れて、と言うよりも自然な態度で応える。
反射と言う程でもないものの、装いに気が向く前に調理→スーパーへと思考が流れたのだろう。
ともあれ、都合4日で退院を成す。
……手続きに付き添っていれば、阿積も何かしらの違和感を覚えるかもしれない。
軽いものだったのか? と。……あるいは、既に察しているか。
ご案内:「病院」から水月エニィさんが去りました。
ご案内:「病院」から阿曇留以さんが去りました。