2016/08/12 のログ
夢乃 亜莉朱 >  
「なるほど・・・・・・
 それにそうですね
 そろそろお風呂から上げて上げないと」

施術が終わればそっと車いすへ抱き戻す

「えっと、これは流しなおした方がいいのでしょうか?
 それとも拭くだけの方が?」

さっぱりわかっていなかっただけあってどうすれば良いのかわからないようだ
湯船の外まで運び出して指示を仰ぐ

白泉椿丸 > 「ン~……そ・う・ねェ。
 拭くだけで大丈夫だけど、髪についた分だけは流してあげた方が良いかもしれないわ」

眠り姫の黒髪についていた花をとってやり、お願いできる?と。
しぼりかすとなったオレンジをハンカチにポイと入れて、綺麗にたたむ。

「かぶれたりはしないはずだケド、もしそうなったら連絡してちょうだいな」

夢乃 亜莉朱 >  
「はい。わかりました」

そういっててきぱきと後始末を進める
排水したあとに残った花びらをまとめてネットに集める

慣れているのだろう非常にこなれた感じであった

眠り姫へは髪を丁寧に流して体を拭く
乾かすにはドライヤーで長い髪もしっかりと

まるで妹か娘でも扱うかのような丁寧さだった

「ささ、湯冷めしないうちにささっと戻りましょう
 使った花びらも廃棄ですかね?」

白泉椿丸 > 小瓶などは風呂敷につつみ、圧縮魔法をかけてどこかへしまいこんでしまった。
看護師の手際の良さに、眠り姫ちゃんは好かれているわねェと微笑ましく見守る。
そう刷り込まれているものとは、流石のオカマもつゆ知らず。

「ええ、全て廃棄で大丈夫よン!
 魔法も放出が終わっているから、何も起きないはず―…」

そう言って、忘れ物はないかと周りを見る。
先程絞ったオレンジは、ヒルガオの縁結びの力を借りたもの。
あの赤い滴りはいわば印だ。花に願った道しるべを、ひとまわり強くする。

「……ウンウン、いきましょっか」

夢乃 亜莉朱 >  
「ええ、本日はありがとうございました
 このこにかわってお礼を申し上げますね」

そうして入ってきたときと同じように車いすをからからと押して浴室を後にする

眠り姫が通った後には花々と柑橘系の良い香りがうっすらと漂う
本人が目覚めていたなら上機嫌だったことだろう

果たして彼女が目覚めるのはいつに日になることだろうか

白泉椿丸 > 可愛らしくその肩をすくめ、生徒が元気になるためなら安いものよと。
そのまま眠り姫を病室まで見送り、彼女にまた来るからネと挨拶をした。

また次の機会があったら、もう少し濃い薬を持って来るべきかしらねェ…。

ご案内:「第4病院」から白泉椿丸さんが去りました。
ご案内:「第4病院」から夢乃 亜莉朱さんが去りました。