2015/06/23 のログ
ご案内:「とある奴隷商人の屋敷」に白崎玲刃さんが現れました。
■白崎玲刃 > 【時刻はまさにウシミツ・アワー
落第街にある、とある奴隷商人の屋敷
今宵、その屋敷の中には、凄惨な戦闘の跡が残っていた
屋敷の中の床には、血の跡が広がり、
ところ所に、奴隷商人が雇った十数人の護衛達の斬首された死体が無造作に打ち捨てられていたのであった。
その凄惨な光景の中を、屋敷の奥へと向けて全身を帰り血に濡らし歩く一人の男が居た
その男は玲刃である。
彼は、クゥティシスを捕まえて奴隷にしていた者の情報を求めて、奴隷といえば、
で思いついたのが奴隷商人であった為、この屋敷へと打ち入りしたのであった。
奴隷商人が雇っていた護衛達の中に異能を持った者はおらず、
怪我の残っていた玲刃であっても殲滅は容易かった
彼の身体には少しの銃創があるのみであり、それも回復魔法により直ぐに消えていった。】
■白崎玲刃 > ここか………
【彼は屋敷の奥にある一つの扉の前に立ち止まる、
きっと、この奥にはこの屋敷の主である奴隷商人が居るのだろうと推測する、
その奴隷商人を尋問するべく、】
ちょっと、失礼するぞ
ふむ、ノックがちょっと強すぎたかな?
【彼は、ドアをぶち破った。
そう、ドアを開けるのではなく、自らの拳を使いぶち破ったのである、
そうして、冗談めいた笑みを浮かべて話しながら室内へ入ってゆく
中に居た奴隷商人は、慌てふためきながら、玲刃へと拳銃を向け撃つ
しかし、身体強化を重ね掛けしている玲刃に銃弾を避ける事は、容易であった。
銃弾を避けた玲刃は、長剣を構えその奴隷商人の右肩を貫き、
そのまま、壁へと磔にした。
無論、奴隷商人が持っていた銃は、身体強化による握力で握りつぶす。】
■白崎玲刃 > ちょっと聞きたい事があるのだが良いかな?
【何か道でも聞くかの様な調子で奴隷商人へと笑いかけながら、問いかける玲刃、
無論、奴隷商人は首を振って話すものかというだろう、
するとすかさず玲刃は、奴隷商人の左手の人差し指を折った
悲鳴を上げるもののまだ、答える気にならない様子の奴隷商人を見て、玲刃は言う】
ふむ……本当にちょっと聞きたいだけなのだがダメかな?
【そう言いながら、奴隷商人の左手の中指を折る。】
■白崎玲刃 > 【指を二本折られ奴隷商人は少し観念した様に、
玲刃にとりあえず、質問だけでも言ってみろ、と言った。】
ああ、ようやく話しを聞いてくれるつもりになってくれたようで俺も嬉しいよ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
………この様な少女なのだが知らないか?
まさかお前が扱ってた事があったりとかはしないか?
【クゥティシスの特徴を告げて、知らないか?と奴隷商人に、玲刃は問うた。
奴隷商人は知らないと答えたが、
無論、そんな言葉を直ぐに信じる玲刃では無い、まずはしらばっくれてるという可能性を考える
故に、取り合えず、奴隷商人の左手の薬指を折る。
それでも知らないという奴隷商人を見て、
左手の小指を折る。】
■白崎玲刃 > ふむ………本当に知らないみたいだな…
【左手の指を全部折り、右手の中指まで折った所で
この奴隷商人は本当に知らない様だと、納得し息を吐く
奴隷商人も信じて貰えた事に安堵し憔悴した表情で息を吐いた、
…しかし、まだ地獄は終わらない。】
■白崎玲刃 > では、だ。お前の知り合いから当たるにするとしよう。
お前が知ってる限りの奴隷について関与してる人物について全員、洗いざらい吐け
【玲刃に自身と繋がりのある奴隷に関与する人物を言えと言われ
奴隷商人は、それは信用に関わる事だから言えないと拒否した。】
ふむ……では、こうなるという事もわかっているな?
【拒否をされた玲刃は、
奴隷商人の右手の薬指を折る、
こうなるともう手慣れた流れだ。】
■白崎玲刃 > 【指を全て折られた所で
奴隷商人は笑って言った、それは狂ったかの様な疲れたかの様な笑みであった。
もう折る指は無いぞ?どうするんだね?と
それを聞いた玲刃も奴隷商人を見ながら笑った。】
ああ、別に指を折るだけで済ませるつもりは無かったぞ?
【玲刃は奴隷商人に笑いかけながら言う、表情こそは笑っているものの雰囲気は険呑、その者である。
玲刃、彼は他者の自由を奪い虐げ、他者の道具の様に扱う奴隷商人という人種は大嫌いであった、
故に今宵の彼は残虐であった。
玲刃の様子を見て、先程まで笑っていた奴隷商人は怯えを見せる。
そして、次の瞬間。
玲刃の身体強化された左手が奴隷商人の右胸へと突き刺さり、
ハートキャッチ!
奴隷商人の心臓を手に取っていた。
幸い、脈は繋がっている様で、まだ奴隷商人は生きてはいられるだろう】
■白崎玲刃 > 【心臓を掴みながら玲刃は、
悲鳴を上げる奴隷商人へと語りかける】
幸い、脈は繋がっているが故に、適切な処置を施せば生きていられるかもしれないぞ?
そして、俺は回復魔術を使える。さて?どうする?
【文字通り、奴隷商人の命は玲刃に握られているのである、
奴隷商人は、信じられないような現実に慄きつつ、
観念したかの様に、玲刃に情報を語っていった。】
■白崎玲刃 > ああ、ありがとう
助かったよ。
【自身が知っている情報を全て話した奴隷商人は、
玲刃が満足した様子を見て、
心臓を掴む力が緩まったのを感じて、もの凄く憔悴した表情で安堵する
しかし、】
じゃあ、さようなら。
【それも束の間、玲刃は、奴隷商人が安堵した瞬間を見計らって、
心臓を奴隷商人の身体から引き抜きながら潰した。】
お前の様な奴隷商人を生かしておく訳がないだろ
【そして、奴隷商人の亡骸を見ながら、
吐き捨てるように言い捨てた。】
■白崎玲刃 > 【その後、奴隷商人の屋敷を物色し、
奴隷商人が持っていた金を、屋敷制圧の報酬として勝手に持っていこうと決めた後、
玲刃は、屋敷の地下牢を見つける。
そして、そこに閉じ込められていた奴隷を達を見た
流石に、手に負える数では無い…
無視するのが妥当だと、理性ではそう考える玲刃
しかし、もしかすると、クゥティシスと同じような境遇のものが居るかもしれぬ、
もしかすると、自分もなんでも屋にならなければこの様な者達と同じような境遇であったかもしれないと考えると、玲刃は無視できなかった。
玲刃は、屋敷で適当に奴隷の人数分の衣服を見繕いそれぞれの檻に投げ入れ、
その後、一文無しでは生きていけるな、と、クゥティシスを思い出しながら、思い。
自身が報酬にしようとしていた屋敷にあった金を一部ずつ、檻に入れていった、
そして、屋敷で檻の鍵を見つけた後、逃げた奴隷同士が争いを起こさない様に一つ一つ時間を置きながらと開けてゆくのであった。】
■白崎玲刃 > 【玲刃が奴隷を全員逃がし終えた頃には、もうすっかりと空は明るくなっていた。
結局、手元に残ったのは金は、屋敷にあったうちの一割未満であった。
それでも十分な金額ではあったが。】
……………ふぅ
【先程の行為をしていた自分を思い返しながら、
自分の残虐性を省みて
一つ大きく溜め息を吐き思考する。】
(そうだ、俺はこういう人間なんだ…
気に食わない事をする奴にはとことん外道なんだよ…
俺は善人では無い、良い奴ではない、
こんな奴が音音の隣に居て良いのかな……)
よし、行くか。
【そして、再度溜め息を吐いて、気持ちを抑え込んで切り替えると
その後、得た情報を脳内で反芻させながらメモに取りながら
凄惨な光景の広がる屋敷を出て、
落第街へと歩いて行くのであった。】
ご案内:「とある奴隷商人の屋敷」から白崎玲刃さんが去りました。