2016/09/27 のログ
■谷蜂檻葉 > ……良いのかなぁ。
味のある表情をしてしまう程度には、難しい問題である。
お互いに、ズルズルと駄目になりそうで。
ともあれ、今は――――
唾液の水音が。
互いに汗ばむ体がすり合う水音が。
まるで泉のように湧き出る愛液が濡らしたベッドの水音が。
部屋に、ゆっくりと音を大きくしていく。
体を交える、そんなスローセックス。
■比良坂 冥 > お互いがお互いを心地よく感じる
そんなスローセックスの中で、僅かに擡げられる蛇のかま首
「ねぇ…もっと激しくしよ…?v」
冥の口調が饒舌になりはじめる
もっともっとと求めるように身体を擦りつけ、
檻葉の手を掴んで自分の股間に誘導する
貪欲な影をその瞳に落として、じわりじわりとその本性が覗きはじめる
■谷蜂檻葉 > 「いい、よ…v 流石にそろそろ、物足りないかな…っ!v」
どこか呆れたような、同情するような。
性質的に、何処か似ている冥のヒートアップに苦笑交じりに応える。
自分がされたように、しかし舌をだらんと出して大きく首元を舐め取り、
指を鍵にして入り口を刮ぐ。 反対の手で、お尻をぐいと割り開いて谷間の”付け根”を指で刺激する。
■比良坂 冥 > 「あはッvv」
自分に応えてくれる檻葉とその指に、歓喜の声と笑みを見せる
指のこそぐ部分が、撫でられる場所が熱を帯びてぞくぞくとした快感として昇ってくる
それに身を震わせながら、深い深い瞳を目の前の雌へと向けて
がぷっとその片方の乳房にかぶりつく
ぐりぐりと舌で押し込むようにして、その丘の柔らかさと先端の固さを確かめるように舌が蠢く
■谷蜂檻葉 > 「ぅ、ふぁっv っく、ぅぅあ…っvv」
甘く喰んだ刺激、押し込む舌に反応は著しく、乳首は立ち上がった様子から更に張り詰めていく。
舌でつつけばプルプルと跳ねるほど勃起した刺激に表情が歪む。
けれど、その手は止めずに愛液を掻き出すように指を動かし、ゆっくりと汗ばんだ尻の谷間を滑って行き、「出入り口」をくすぐる。脚もフルフルと電気按摩のように腹部を突き上げて揺らすように刺激を飛ばす。
冥の太腿に、ごぽりと音を立てる勢いで愛液が吹き出る。
■比良坂 冥 > 「んは……ねぇ、ほら、見てすごい。こんなに固くなってる…v」
口を離し、むにりと片手で持ち上げた乳房の先端を舌でころころと転がして見せる
お互いに溢れるものを感じながら、更に高まってゆく
心音も心なしか、体温も
「はぁ…vすごく、ぬれてる…わたしも…おりはも‥…vv」
太ももに熱いぬめりを感じると、自身も腰を厭らしくくねらせる
そこはもうぐっしょりと、膝裏まで垂れるほどに濡れそぼってひくひくと歓喜に震える
■谷蜂檻葉 > 「はぁっ…v え…? ぅうわ…なんか…っvじ、じぶんのじゃ、ないみたい…っっくぁぅっv」
自分だけの快楽では、到底至ることもない体の変化に戸惑いと、ゾクゾクした背徳的な悦楽を覚える。
冥が腰をくねらせれば、挟まれた自分の脚に揺すられて自分の腰もくねる。
その淫靡な動きに、また心が震える。
「―――冥、そろそろ…っvv」
どくん、どくん。と互いの心臓が大きさではなく、伝わる。
冥の体を腕で締め付けるように絡めて、また口吻を求める。
■比良坂 冥 > 「はぁっ…vきもちいい…v…ん、あ……おりは…もう…?」
自分が求められている
もっと求められているその環状が何よりも嬉しく、落ち着く
ここちがよい
「じゃ…キスしながら、イっちゃおうかな……v」
はぷっ、と再び喰いつくような、勢いに任せた乱暴なキス
頬の内側を舐り尽くすように、その舌を吸い上げるように激しくぐちゅぐちゅと涎を垂らしながらキスをする
同時に太ももを強く強く、檻葉の女陰へと押し付け擦る
上からも下からも、快楽と共に卑猥な水音が───
■谷蜂檻葉 > ―――やがて、二人の荒い息だけが部屋に戻る。
いや、身動ぎをする度にベッドが吸い込んだ水分がぐじゅぐじゅと嫌な音を立てている。
互いの体液が飛び散り、溢れた分を全て吸い取ったベッドは乾いても二人の匂いが染み付いてしまっただろう。
また部屋に二人の匂いがこびり着く。
「疲れた……でも、考え事も全部飛んじゃったかも……。
やっぱり、こういうのも、心の栄養って感じ、するかも。」
濡れたシーツが気化熱で冷え始めたのを感じて、冥にまた覆いかぶさるようにして重なる。
■比良坂 冥 > 「……ん」
覆いかぶさる檻葉をきゅっと抱きしめて
温かい温かいその体温をもらうように
「(役に立ててる…かな…)」
必要とされなくならないように
もっともっと、何を求められてもいいように
「……じゃあ、よかった」
それが お互いの ため
やがて溶け合うように、まどろみに落ちて行く
爛れた時間はまだしばらく、この部屋を支配する───
ご案内:「女子寮 ***号室」から比良坂 冥さんが去りました。
ご案内:「女子寮 ***号室」から谷蜂檻葉さんが去りました。