2016/11/06 のログ
ご案内:「女子寮 ***号室」に谷蜂檻葉さんが現れました。
■谷蜂檻葉 > 殺風景な、目につくモノがシミの目立つシーツがかかったベッドしかない部屋。
生活臭は一切しないのに、『人の匂い』が強く染み付いた部屋。
埃がないのは、物が少なすぎて掃除が簡単なだけ。
その部屋のベッドで、檻葉は大きな枕を抱いてゴロゴロと寝転がっている。
待ち人来ず。
というには時間なんて掛けていない。
今さっき送って、それでもすぐ目の前に来ない少女を既に待ちわびているということ。
ご案内:「女子寮 ***号室」に比良坂 冥さんが現れました。
■比良坂 冥 > コンコン
小さなノックの音がドアからする
直前まで、人の気配はなかったはずだけれども
それも、きっといつものことなのだろう
■谷蜂檻葉 > 「開いてる。」
その、異常性すら感じる唐突な気配(言葉にすると、というだけで何かを察知できるわけではない)の前に本人である確認なんて不要だった。 寝起きのようなくたびれた声で、招き入れる。
開いた時、冥の鼻は二人の匂い以外のものを嗅ぎ取るだろう。
『男』の匂い。 冥の、よく知る匂いを。
檻葉がそう”創った匂い”を部屋に入れば感づくだろう。その真偽まで見抜けるかは別として。
■比良坂 冥 > 開いてるとい答えには言葉を返さず、キィ…と小さな音を立ててドアが開く
そこから小さく覗き込むように部屋に顔を表したのは、いつものアルビノの少女
「……入るね」
小さくそう言葉を呟いて、靴を脱いで部屋へと上がる
頭に巻かれた包帯もなく、普段のままの比良坂冥の姿で
「(……あれ…)」
そして、小さな違和感に気づく
いつもと、ちがうにおい
■谷蜂檻葉 > 「治ったんだ、おめでとう。」
どこか、突き放したような口調。
感情のこもらない祝辞を送って、またゆっくりと寝転ぶ。
わざわざ呼び出しておいて、とも思っても可怪しくはない疎遠な態度。
匂いも相まって不信感を強く匂わせるような行動を、檻葉は見せつけるようにとっていた。
そのまま、何も言わずに、顔も見せずに寝返りをうって黙り込む。
■比良坂 冥 > 「うん…… 部屋、いつもと違うにおい、するね」
小さな声でぽそぽそと喋りながら、いつもそうしていたように
檻葉の寝そべる横へと腰を落ち着かせる
寝そべる檻葉に視線を落としながら、
以前別れ際にかけられた言葉を思い出していた
■谷蜂檻葉 > 「…………。」
普段なら、直ぐに”枕”を替えるはず。 いや、替えていたのが檻葉のお決まりだったのだが、それもない。
本当に眠るように、黙りこくって冥に背を向け続ける。
ムズムズと、足が動いていることが彼女が寝ていないことの証明だった。
■比良坂 冥 > 「……誰か、他に部屋に入れた?」
向ける視線、その瞳を細めてそう問いかける
どのような答えが帰ってくるのか
それを待つ時間に、僅かな……高揚を覚えながら
「ねえ」
するりとその足を冷たい手が撫でる
■谷蜂檻葉 > 「……どう思う?」
試すような、けれど少しばかり上ずった声で問い返す。
「、んっ…」
しゅるり、と乾き冷たい手が足を撫でればピクンと軽くはね、そのままその手の冷たさに力を抜いていく。
■比良坂 冥 > 「……ふーん…」
答えない、でもなく質問で返す
つまりこれは……
意地悪だ
くすりとその口元に笑みを浮かべて
「……嫉妬させようとしてる…?」
する、する
撫で擦る手はゆっくりと登り、ふとももをふにふにと楽しむ
「……お返しの、つもり…?」
■谷蜂檻葉 > (――――バレてる。)
もう、見せない顔は朱に染まっている。
だって、身体に迫る手の感触は柔らかさを増した身体を確認されるようで。
「なん、のこと…かな…っ」
身体を縮こめるようにして、擽ったさに震える声でしらを切る。
しらを切る、振りをする。
その最中にも多用しない異能を久方ぶりに使った反動なのか、それとも無意識か。
彼女の身体からは花の蜜のような甘い香りが立ち上り、部屋の匂いを上書きしていく。
■比良坂 冥 > 「──違ったら、とぼけたり、濁したり、しないもんね、檻葉…」
くす、くす
小さな笑いが深まっていく
「……柔らかくなったね、前より ……幸せ太り?」
少しからかうような口調で言いながら、
ふとももを撫でていた手を無遠慮に股間へと滑らせて
布の上からスリットを探るように弄ってゆく
「……嫉妬させて…何を期待してたのかな……?
ねぇ、教えてほしいな…私を嫉妬させて…どうされたかったのか……ねえ…?」
■谷蜂檻葉 > 「く、ぅぁ…ふぁんっvv ……っ」
反論ができない。
いや、しない。とも言えるのだろう。
何故なら、檻葉は――――
くちゅ、ちゅぷ…v
――――今までにない程度には、興奮しているのだから。
マゾヒズム、と言って相違ない。
冥を振り回すような主体的な言動を主にしていながら、彼女は今冥に問い詰められるこの状況に興奮していた。
「んぁぅ…っv ふぁっv……んくぅ…っv」
いやいや、と駄々をこねるように小さく首を振って冥の言葉に『聞き入る』。
■比良坂 冥 > 「……答えてくれないんだ、こんなにしてるのに」
変わりにそんな声を聞かせてくれるなんて
自分の胸が高鳴るのを感じる
跳ねる鼓動を感じながら、抵抗がないのであれば───
「……答えてくれない悪い檻葉には……こう、かな…」
遠慮なく、そのだぼっとしたパジャマのズボンを引き下ろしにかかるのだった
■谷蜂檻葉 > 「ぁ、くぁ……v め、い……っv」
名を、呼ぶ。
顔を、羞恥以外の血液で真っ赤に染めてとろんとした瞳で冥を見つめる。
仰向けに体を起こして、縋るように冥の身体に手を伸ばす。
そのまま、ズボンを脱がされればむっちりとした下半身が顕になる。
足を閉じたその谷間がみっちりと隙間がなくなる、肉の付いた身体が晒される。
晒されて、その股をゆっくりと開く。
既に下着は、ドロリとした発情して粘性を強くした愛液で濡れそぼっていた。
「めい……v」
名を、呼ぶ。
■比良坂 冥 > 「……なぁに、おりは」
まるで母親のように優しいトーンで言葉を返す
その瞳が熱で蕩けているのも、その声を出させているのも自分という優越感
手を伸ばされるが、それには応えない
意地悪を最初にしたのは、檻葉のほうだから
「……どうしてほしいかは、聞かないからね」
言うが早いか、開帳された、強い匂いを放つそこへと顔を埋めてしまう
下着の隙間から舌が潜り込み、敏感なところをつつき、舐り、しつこいほどに吸い付く──
■谷蜂檻葉 > 「ぁ、ふぁっv はぁっv あっ…v っく、ぁああっ…v」
声が、1段あがる。
肉を啜るジュブジュブと激しい音に、快楽に腰が一気に震えて反射的に冥の顔を足で絡め取る。
ぎゅう、とボリュームの増した脚で冥を腰に繋ぎ止めるように引きつけてしまう。
甘い香りが強くなる。
アルコールにも似た、独特の酩酊感を及ぼす成分を含んだ臭気が二人を包む。
■比良坂 冥 > 「……ん、むゅ……」
積極的、と言っていいのかどうか
ただ感じるままに動いているのかもしれないけれど
自分が悦んで迎えられている感覚が心地よい
なので甘い甘い香りをはなつソコを執拗に舌で攻めたてていく
固くなったであろう突起をそっと下着の上から確認するように、指で探って摘む
もっともっと、自分しか聞けないような檻葉の声を聞きたくて
■谷蜂檻葉 > 「は、はっv はひっv ぁ、くぁvあっv ぅv ぅあっv ~~~っvvvv」
やがて、更にその脚の締め付けが強くなると同時に勢い良く潮が噴き出る。
断続的にプシ、プシと冥の顔を洗い流すように勢い良く。
それは、長い間『お預け』にされていたものが吐き出されたような。
そういった激しい劣情の塊が破裂したような絶頂だった。
「は~~っ…v はぁ…v 次……冥……私の、番……。」
数分は冥の攻勢になすがままに、貪るように受け続けていたが、
やがて冥が一度手を止めればそうして震える手で身体を起こすと冥を引き倒すために迫る。