2016/12/09 のログ
ご案内:「どこかのそうこ」に蛍さんが現れました。
■蛍 > 「ほな、今日はここまでやな。」
時刻は深夜。
場所は一般公開されていない、彼女自身が所有していた隠れ家。
…今は、別のことに使われている。
「ぶぅぶぅ文句言うなや、男やろお前ら。」
右を見ても左を見ても裸のむさっくるしい空気の中で、一人清廉な雰囲気を纏う少女。
プラチナブロンドを正しく表現したかのようなサラサラのロングヘア。
その頭の上には小さな三角の耳がちょこんと乗せられている。
「尻尾」を出せるようにした特注の肌がよく透けるベビードールは、男達の視線をひきつけるのに充分なもので。
「あぁもぅ、わかったわかった。後で相手してやっけ、今は退いとき。」
この馬鹿共が、と呆れ気味に言い捨てる彼女の鈴の音を鳴らすような綺麗な声を聞き、男達は雄たけびをあげる。
何分、単純なものである。
「ほら、お疲れさん。立てるか?………って、聞くまでもないか?」
「ん………………、お疲れ様、死ねば?」
「まだやることがあるからなぁ?それが終わるまで精々気張れや。」
なお、この場に少女はもう一人居る。
その少女の名前はミリアリア=オーレリア。
…とても、正常といえる者ではないけれども。
■蛍 > 白濁液をかけられて居ない部位を探すほうが早く。
最初はそれはそれは綺麗な赤い吊り目をしていたそれも、今は伏目がちになっている。
その紫髪は、今は銀髪や白髪と表現したほうが正しいだろう。
肩で息をしているかのように見紛うほど呼吸は整っておらず。
またも破り捨てられたであろう遠くで「水分」を吸った服を見て、少女はため息を漏らす。
「はぁ…アンタなぁ、少しは抵抗しようや。あれ高かったんやで?」
「………手前がそれを言うの?」
周りの男達の嘲笑から分かるとおり、ミリアリアは「やられた」後である。
そんな少女に平然と話しかけて、あまつさえ冗談(本人は真面目)を言い放つ様。
誰がどう見ても蛍が周りの男側であることは否定しないだろう。
そして、それは真実である。
「ほら、カメラ交換しようや。」
自身が持っていたカメラを丁寧に渡す金髪。
周りの男から引っ手繰って乱雑に投げる紫髪。
「………ん。確認した。」
「当たり前やろ。アタシは嘘は言わんよ。」
「商人の癖に?」
「商人やからな。」
『自身の隷属と引き換えに妹の身体の安全を保障する。』と取引を交わしていた二人。
それがちゃんと履行されているかの確認である。
実際、今はミリアリアの手の中にあるカメラの中では、今日も元気に部下に懐いている妹の姿がきちんと今日の日付で録画、もとい盗撮されている。
「おいディラン!プロジェクター持って来い!」
自身の身長を大きく上回る屈強な男を顎で使う蛍。
それで平然と用意して俊敏に用意してくるディランとやら。
異様な光景である。
「悪趣味だよな、手前。」
「商人やからな。」
商人に対する風評被害が横行している。
■蛍 > 『はぁっ!ぁぁああっ!!♥♥♥ いい、いいのっ!///
お、ほぉっ…!?!?♥♥♥二穴同時は、やだぁ………♥』
壁面に映し出される肌色。
否、正しくは目の前で恨みがましく殺意を飛ばす紫髪のむちむちとした臀部である。
「楽しそうだな、手前。」
「『商人だからか?』な………台詞被せんなや。」
全国の商人に謝罪をしなくてはいけない金髪は、今は恍惚とした表情を浮かべている。
そしてそれは、画面の中のミリアリアも負けてはいない。
『ぁ…なんで…なんで抜くんだ…?
………………わかった、言う!言うからぁ…っ!♥♥♥
……私は、ミリアはもう身も心も堕ちた変態龍人です…♥
お口も、おっぱいも、おまんこもおしりも、全部全部ぜぇーんぶ気持ちよくなるために使ってください♥
だから、だからはやくチンポください…っ♥
ガッチガチに固くなった極太デカマラで、私の子宮壊れるまで滅茶苦茶にして欲しいんですっ♥』
そのおねだりを皮切りに、画面の中の男が一気に群がり壁一面にその絵が映し出される。
ただそれでも、一際大きく上がる少女の嬌声は、喜びを、悦びを現していた。
そしてその声を聞いていた、壁の前の光景。
男共はその事を思い出してまたいきり出した奴もいる。
ミリアリア自身は何を考えているかわからない無表情だ。
ただ、その火を噴くような真っ赤な顔は火を見るより明らかで。
■蛍 > そして、もう一人の少女。
大谷蛍。
彼女の浮かべる表情は、嫉妬・妬み、恨み。
暗い方向ではなく、羨ましいといった方向の類で。
隣で見ていたミリアリアでさえ惹かれそうなその淫靡な表情。
今彼女の手が自身の股座をまさぐりかけている事を指摘すればどんな反応を示すだろうか。
その細指が自身の豊満な胸を刺激している事を教えればどんな顔をするだろうか。
女の、先ほどまで酷い目にあっていた少女でも、その自慰行為は異様に、そして淫らに映っていた。
そしてそれ以上に劣情を催したのが、周りの男共だ。
先ほど静止されて足りないこともあったのだろう。
ゆうに片手では数え切れない人数の男が蛍に近づいていく。
「くく………しょうがないなぁ?ええで…好きにしてな?」
卑猥な表情をそのままに、男達に身体を預ける少女。
それを見てまーた始まったと呆れる少女。
彼女が何を考えているかも思考せぬまま。
■蛍 > 『自身の隷属と引き換えに妹の身体の安全を保障する。』。
………「身体の安全を」な。
ようは、身体に危害は加えないという約束や。
………つまり、精神攻撃は許可されてるということや。
いや、心まで身体に入っていると指摘されたら、まあそれはそれでごまかすけど。
この溜まりに溜まったデータを見せればどういう顔するかなあ?
怒るかな?嘆くかな?泣くかな?発狂するかな?
想像するだけでタマランわぁ。
まぁ、直接接触するのは流石にリスクが高いやろ。
そのまま怒り狂うて反撃でもされたら困るしな。
そやなあ…「部下」ちゃんにでも預けようか?
そこらへんにいそうな蒼髪くらいしか特徴しかないけど、それだけあれば充分やろ。
「ああもう…急かすなて。お前らは準備満タンでもこっちは前戯無しやぞ?んっ…」
まんざらでも無さそうな顔をしながら舌を絡める少女。
四方八方から手を伸ばされても、その手を退ける様子は見られない。
いる意味は無いといわんばかりに出て行くミリアリアを尻目に乱交は続いていく。
また一つ、悪意が人と人を動かす。
それを知るのは、今は大谷蛍ただ一人。
ご案内:「どこかのそうこ」から蛍さんが去りました。