2015/07/20 のログ
ご案内:「常世寮/女子寮、自室」に鈴成静佳さんが現れました。
鈴成静佳 > ……はむ………んちゅ………っはァ……。

(カーテンの向こうも闇へと包まれ始めた夕刻。全裸の静佳は自室のベッドのうえで一人、ヨガに興じていた)
(……否。自慰中であった)

(仰向けの頭を枕の上に乗せたまま、大きなお尻が頭上に来るまで腰を曲げ、両膝は今や耳のそばにある。静佳の体は柔軟なのだ)
(自然と会陰部が天井を向く。全裸ゆえに、艶めかしく開閉する陰唇もぷっくりと膨れた肛門も、蛍光灯のあかりに煌々と照らされ衆目に曝される形となる)
(こんな姿を友人に見られたら絶交モノであろう)
(そして、陰核があるべき場所には代わりに、巨大に膨れ上がった男性器が脈打つ……しかしその刀身の半分は、静佳の唇に埋もれていた)

(いわゆるセルフフェラである)

鈴成静佳 > ふうっ……ん、んぷ……ふううううっ!

(ざらざらの亀頭をざらざらの舌で舐めあげると、体の奥の方、いわゆるGスポットがある位置の少し奥側の辺りで、快感が膨れ上がる)
(ふたなり形態でいるとき、きっとそこに「前立腺」があるのだろう)
(また膣の下側、大陰唇の脂肪の内側にもコロコロとした腫瘍めいた違和感を感じるのは、おそらくこれが「精巣」か)

はふ……っちゅ……。

(先走り液に混じって、時折潮水のほとばしりも口中に感じる)
(軽い潮吹きであろう。ふたなり形態のときは尿道も陰茎側に集約している)
(排尿がやりやすくなったのは利点といえる。拭き取らなくても少し振るえばいいし、何より(服装にもよるが)男子トイレを使えるのがありがたい)

鈴成静佳 > っく! ふううっ! うううう!

(大きなお尻が震え、天に向けられた2つの穴が小刻みにヒクつく。一瞬遅れて、口中にどろりとした熱い粘液がなだれ込んでくる)
(射精だ。これで今日はすでに3回目、いや4回目だろうか)
(舌で樋を作って自らの雌精液を味わいつつ、喉へと流し込んでいく。嫌いな味ではない)
(ふたなりになってからはこの体勢で自慰をすることで、精液や潮で部屋を汚す心配がほぼなくなった)
(ありがとう『自販機』さん……と、射精のたびに感謝の念を送る静佳であった)

……ふぅ……。

(男子の絶頂は、女子の絶頂にくらべて「鈍くて重い」気がする。ひとしきり出し終えると、骨盤の中身全体が重く濁っていくような感じがする)
(そして、思考もメスイキのときと比較して、よく冴え渡るような気がする。これが真の「賢者モード」なのか)

鈴成静佳 > (やや柔らかみを帯びてきつつも巨大さを失わない陰茎。その先端を唇で捉えながら、静佳はまんぐり返しの姿勢のままで、しばし思考を巡らす)
(……それは、くくる先生のこと)

……零くんにはあんなこと言ったけど、実際アタシも、くくる先生の考え、分かんないんだよな……。

(零くん・氷架さん・くくる先生の間になんらかの確執があったことはほぼ確かだ。そして、零くんには先生の考えを理解するよう、対話を促した)
(きっとうまいこと本心を聞き出して、和解してくれるだろう。そうであってほしいと願う)
(だから、自分がくくる先生の本心を聞くのは、そのあとでも良い。あるいは氷架さん等周辺から聞くのでもいい)
(……とはいえ、知りたい。そうでないと、溜飲が下がらない)

(お腹を揺すると、ちゃぷ、と胃の中で精液が跳ねる)

鈴成静佳 > (ならば、くくる先生の考えは今は「想像する」しかない。くくる先生の根底を。異邦人、蛇の化生たる彼女の意思を)

……蛇、か。長生きな蛇……。

(くくる先生は蛇である。蛇が主で、人間形態は従だ。そして具体的な年齢は知らないが、「とても長生き」であると聞いた)
(……ここで、受講していた考古学の内容を思い出す)
(アルスマグナ先生は言っていた。蛇という生物はさまざまな神話・文明において、往々にして神聖な動物として扱われると)
(例えば「脱皮」。あれは一種の成長過程・代謝過程に過ぎないが、「転生」のシンボルとして扱われる例もある)

……転生……。

鈴成静佳 > (またもう一つ、蛇を用いた有名な意匠が「ウロボロス」、自らの尾を食む蛇の円環。ちょうど今の自分の体勢のように…)
(転生を繰り返す蛇の頭部と末尾の概念がなくなることで、永遠の「死と再生」「不老不死」を表す意匠だ)
(……よほど、古代文明の連中は不老不死に憧れていたのだろう。きっと、そういう連中はこの島にも、未だに……)
(さて、転生というキーワードが出てくれば、幾つかの疑問点には一応の答えが出る)

……やっぱり、くくる先生、自分でも何をしたいか分かっていなかったんだ。少なくとも、あの時点では……。

(長命の生物や異邦人は、その膨大な過去をすべて記憶として背負ってきていると思っていた。でも、そうとは限らないのかもしれない)
(たびたび「生まれ変わり」を繰り返し、過去を捨て、同一の魂と新たな生命として生き直す。そういう人もいるのかも)

……アタシも、ひどいこと言っちゃったッスね、先生に。

鈴成静佳 > (括流先生……いや、それさえも仮の名前かもしれない)
(その「個」の括りで生き続けている以上、たとえ間に転生があったとしても、過去に引きずられることはありえる)
(そして、その思考、あるいは本能に戸惑いを見せることさえも……)

(さて、そうなると、新たな心配事が脳裏をよぎる)

……また、同じことに、なるんスかね……。

(零さんに「相手の心を理解しよう」と諭した。ところが、相手自身も自らの意思を真に「理解できていない」としたら)
(……和解なんて、絶対に無理なのではなかろうか)
(この考えが正しければ、くくる先生はまた、自分さえも与り知らぬ「本能」に引っ張られ、また問題を起こすかもしれない)

難しいッスね……人の心を分かり合うっていうのは……。

鈴成静佳 > ………んっ…♥
(深く考え事をしすぎた。徐々に短くなっていく陰茎に待ったを掛けるように、鈴口を吸い立てる。ちり、と竿の腹に痺れが走る)

(過去をすべて詳らかにされることは、必ずしも良いことではない。自分だって嫌だ)
(その時のことを忘れるために、快楽主義の道に入ったのだ。否、これは理由の半分に過ぎないが)

(だから、長命なる者と分かり合うというのは「膨大な過去」を知ることではない、それを踏まえて「どう生きたいか」を知ることだ)
(相手が自分自身の意思を理解できていなかったとしても、必ず、「分かり合う」道はあるはず。そう信じたい)
(……上手い人なら、そこも含めて相手に適切なアドバイスをできるのだろう。自分はまだその境地にない)

鈴成静佳 > (静佳の掲げる「快楽主義」は、「快楽」が人類共通、あるいは異邦人にとっても共通の言語であるという前提にある)
(快楽を心から嫌う人なんていない。それをもってすれば、多くの人と心を通わせられ、分かり合える)
(もちろん、唯一の手段ではない、いわば「とっかかり」だ。それでも強力な武器だと思っている)

(クランおばあちゃんに会い、異邦人も集う娼館『ハニー・バレット』に所属したのも、この理屈を証明したいがためだ)
(自分の選んだ道が、正しかったと、自分はいろんな能力・境遇・過去を持つ人々と分け隔てなく分かり合えることを)
(その為に、アタシは《過激な握手》を続けよう。この「生き方」を曲げたくはない)

(今はまだ、異邦人の友人……カエラムさん、棗ちゃん、蒼穹ちゃん、くくる先生……彼ら彼女らのことを分かっているとは言い切れない。でも……いつか)

鈴成静佳 > (とりあえず、直近の命題はくくる先生だ。できれば、氷架ちゃんと零くんの関係は邪魔をしてほしくはない)
(氷架ちゃんは、幸せになるべき女の子なのだ)
(……でも、くくる先生が不幸を被ったり、本心を抑えつけられて潰れるような未来も嫌だ。みんながハッピーでいられるためには)
(そのためには、何が何でも、くくる先生を「理解」したい。できるだけ早めに、正確に……)

……氷架ちゃん、そろそろ「アレ」、使ってくれたかな……? フフッ……。

(ひとり呟きながら、静佳は自分の陰茎を再び深く咥える。チリチリとした塩っぱさが、舌に心地よい)
(セルフフェラに気づく前はコンドームを使って自慰してたものだが、それはそれでコスパが悪い)

鈴成静佳 > (……その後、さらに5回ほど自らの胃へ射精して、静佳のエクストリーム自慰Act.2は落ち着いた)
(まだまだ射精することは出来たが、クランおばあちゃんに「ソレを娼館で使うなら自分でヤリすぎるな」と釘を刺されている)

(タオルで汗を拭き、シーツや壁紙に消臭剤をシュッシュッ)
(そして市販の錠剤「吐息ケアくん」を数粒嚥下。肉料理の匂いを消してくれるなら、きっと胃に溜まった精液の匂いも消えるだろう)

……さーて、晩御飯でも作るッスかね!

(セルフフェラを覚えてから、自分の夕食が細くなった気がする。実にエコロジーな自慰方法である。『自販機』に再び感謝)
(その分、氷架ちゃんの食事を増やせるなら、人のためになってるともいえる。キッチンに向かう静佳は鼻歌まじりだ)

ご案内:「常世寮/女子寮、自室」から鈴成静佳さんが去りました。