2016/10/18 のログ
ご案内:「女子寮近くの路地裏」に龍宮 銀さんが現れました。
■龍宮 銀 >
(夜の路地裏。
表通りからは見え辛く、また路地の入り口も目立たない位置にある。
路地裏と言っても落第街のように治安の悪い地域ではなく比較的安心して歩けるため、たまに道を急ぐ学生が近道代わりに突っ切ったりもする。
しかしやはりと言うか表を歩く者が圧倒的に多く、通ったところで大したショートカットにはならないので、人通りはほぼない。
日付が変わる少し前と言った夜中となれば、尚更だ。)
――っ、く……っは、ぁ、――
(そこに龍宮銀は居た。
いついかなるときでも身に纏っているはずの赤い制服ではなく、いたって普通の格好。
赤い制服と言う印象が強い者なら、すぐには自分と気付きにくいであろう格好で、壁に手を付いて荒い息を吐いている。)
……ぁ、ん――っふぅ、――
(静かな夜だ。
自身の近くで耳を澄ませば、水音が聞こえるだろう。
そして自身がその音に合わせて肩を震わせていることも。)
■龍宮 銀 >
(服の下で蠢くモノ。
それは外からは見えないモノだ。
今ワンピースの内側に着けているものは下着ではない。
水着のようなそれは、その内側にびっしりと触手のようなものの生えた自慰用の魔法具だ。
――いや、触手のようなものと言うより触手そのものだろう。
股の部分の内側二箇所には長めの触手が生えており、当然と言うべきか、それらは着用者の「穴」へと潜り込む位置にある。)
ぅ、ぁ――は、んっ……。
(その触手服がずっと自身の身体を攻め続けている。
自室を出たのが三十分ほど前。
その短い間に、触手によってすっかり身体は出来上がってしまっている。
しかし、その間一度も達していない。
こちらの体のリズムを読み取っているのか、もしくは反応から察しているのか。
とにかく一度もイかせてくれないのだ。
加えて自室を出る前に肛内に流し入れて来た多量のローションが腹を攻めているのだが、触手がみっちりと詰め込まれた肛門は、それを排泄する事を許してくれない。
それがまたなんとも言えない快楽を生み出していると実感してしまうのだ。)
うぅ……く、あぁぁ……
(正直自分でも引くくらいに変態染みた行動だと思う。
それでも二年前から続けている密かな習慣。
その惨めさに、どうしようもなく興奮してしまう。)
ご案内:「女子寮近くの路地裏」に不知火 械徒さんが現れました。
■不知火 械徒 > 「ちーっくしょ…ついてねぇなぁ、もぉー…!!」
益々秋めいてきた今日この頃。
自家製の焼き芋を売りに夜にわざわざ女子寮近くに出てきたのだが、
運が悪かったのか場所が悪かったのか、風紀委員に追いかけ回されることとなった。
「えっと、あそこに隠れっか…!」
脇に荷物を抱えたまま、一心不乱に動かしていた足を止めて追手を撒くための潜伏場所を探す。
そして、たまたま目に入った路地裏への入り口を見つけると、我先にと飛び込むように駆け込み、しゃがみ込んで口を両手で塞ぎこんだ。
「………よし、行ったかぁ………ん?」
複数の足音が近づいて、そして遠のいていけば緩やかに立ち上がり安堵する。
それと同時に、路地裏の奥から聞こえる微かな水音と声に気付くと、そちらへと足を進めて声をかける。
「…おーい、誰か居るのかよ?」
■龍宮 銀 >
(イけず出せず辛くも心地良い感覚に浸っていれば、不意に声が聞こえた。
全身から汗が吹き出、心拍数が跳ね上がった事を自覚する。)
っ、ふ……。
(声を上げたら間違いなく見付かる。
口を手で押さえて、出来るだけ物音を立てないように近くの室外機のそばに、)
――っ、う、あ……!?
(急に触手の動きが激しくなった。
身体を昂ぶらせて維持する動きではなく、明らかにトばそうとしている動きだ。
思わず声が漏れ、慌ててしっかりと手で抑え直すが動きは激しくなるばかりで。)
……んっ、ぁ、――や、だ……!
(耐える。
こんなところを見付かったら、どうなるかわからない。
だと言うのに見てもらいたいと言う気持ちがあるのを自覚してしまうし、二つの穴と胸の先端、陰核を責める触手の動きはどんどん激しくなる。
室外機の陰に隠れる事も出来ず、その場に膝を付いて喘ぎ声を漏らす事しか出来ない。)
■不知火 械徒 > 「………気のせいか?なぁーんか声が聞こえたような気がしたんだが…」
もしかしたら、自分の勘違いだったのだろうかと思い、一旦足を止めて腕を組む。
だが、やはり微かにだが声が聞こえる。それも高い声、恐らく女子のもの。
「やっぱ、誰か居る…よな。おい、誰か居るのか?具合悪くて、動けないとかなのか?」
何故、路地裏に居るのかという点は解決していないが、もしかしたら具合が悪くて動けず、
助けも呼べない状態なのかもしれないという推測をする。
もしも、そうであるならば不良生徒という立場ながらも、人を呼ぶなどの対応をしなくてはならないと思い、
路地裏を進んでいく。
丁度白衣のポケットに入れておいたペンライトを取り出して、前方を照らしながら歩いていれば、
地面に膝をついて、何かを耐えている様子の少女の姿を見つけた。
「…おい、あんた。どうした、大丈夫か?どっか調子悪いのか?」
ライトで照らしながら、少女へと声をかける。
■龍宮 銀 >
(光が見えた。
逃げなければ。
でも体が動かない。
きっと触手に身体中を弄られて力が入らないからだ。
決して、見付かる事を、望んでなんか――)
っ、――!
(光が、自身の姿を捉える。
咄嗟にそちらに目を向けるが、逆光で声の主の姿は見えない。
見付かった事に絶望し、体が硬直する。
同時に、言い様のない快感が背筋をゾクゾクと刺激した。
自分の身体を抱きしめ、自身が泣き笑いのようないやらしい表情を浮かべている事に気付いた瞬間。)
っ、あ、や、やめ、っあ、あ、あああ――!!
(触手が胸の先端を弾き、陰核を絞り上げ、子宮口を叩き、腸壁を抉った。
彼に気を取られた一瞬を突かれた形であっという間に絶頂まで押し上げられ、膝を付いたまま身体を丸める。)
や、やだ、止ま――う、あ、見な、見ない、あ、ああ、やめ――
(それでも尚止まらない。
絶頂から下ろして貰えず、呂律の回らない口で見ないでと懇願しながら、身体をびくんびくんと跳ねさせることしか出来ない。
彼に見られて絶頂した、と言う事も余計に感じてしまう一因となっているだろう。)