2015/07/25 のログ
ご案内:「灰色の部屋」にシインさんが現れました。
■シイン > 軍人は灰色の部屋の前に立つ。
いつもの軍服に、いつものハイヒール、そして髪をポニーテールに束ねている姿。
彼が『やる』と決めた時の格好。此処ではない、軍部に居た時は頻繁にやっていたが、最近は全くとやってなかった。
それも普段とは違い、業務に馴れず授業内容を考えて訓練メニューなどをかんがえてた所為でもある。
だが最近になってようやく暇が少しずつ出来てきた。
「下僕には鞭を、そして飴を。定期的に与えねばならない。
そうでないと手綱から離れてしまうのだから。」
灰色の扉は開かれる。
■シイン > 灰色の扉は開かれ、軍人は室内へと入る。
広いとも言えず、狭いとも言えず、中途半端な大きさの部屋。
部屋の隅々には様々な用途に使われる『道具』が置かれている。
その中の一つ、『鞭』を手に取った。
黒く彩色されており、先端には幾つもの獣の皮で編まれたお手製の鞭だ。
丁重に畳まれた其れを、解きながら軍人は言葉を紡いだ。
「今日はどんなことをしようか、寝かせるつもりはないから色々出来るぞ。楽しみかな?ん?」
其れは独り言ではない、室内の中央に裸体で赤い椅子に縛り付けられて、身動きが取れず、言葉を話すことすら許されない『彼』に向かっての発言。
ご案内:「灰色の部屋」にやなぎさんが現れました。