2015/07/27 のログ
ご案内:「静止軌道上の、ステラの宇宙船内」に嶋野陽子さんが現れました。
■嶋野陽子 > 青白い光の柱が消えると、部屋の
中央にはスポーツビキニ姿の陽子が目を閉じたまま立
っている。光が消えてしばらくすると、陽子は目を開
け、勝手知ったるかのように正面の扉を開けて出てい
く。「ステラ、準備はいいの?」と陽子が話すと、宇宙
船のスピーカーから女性の声で、
『準備はできてるわ、陽子。早速医務室に向かって
頂戴。こちらは直ぐに超光速航行の準備よ』と答え
が返る。ステラの意識を宇宙船のコンピューターに
移転しているのだ。
「判ったわ。時間がないのはお互い様だから、私も急
ぐわ」と言うと足早に医務室に向かう陽子。
医務室では陽子が余裕で横になれるベッドと、その隣
の台の上に乗った金属製の物体がある。物体は、直径
15cmの球体の両側に直径10cm、長さ15cmの円筒を付け
た形状で、よくみると台の上に浮いている。
「ステラ、これがMBHRの本体なの?」と陽子が尋ねると、
『そうよ。今からそれを陽子の体内に挿入するのよ』
と答えるステラ。
『中央の球体がマイクロブラックホールとその格納
容器で、両側の円柱がブラックホールから出るガンマ
線をエネルギーや重力場に変換する変換炉よ。対消滅
させる物質さえあれば、これ1つで地球上の全電力を
賄えるわ。』とMBHRを説明するステラ。
『挿入する時は、赤く塗った方から挿れてね』と言う
と、発進シーケンスのカウントダウンに入るステラ。
■嶋野陽子 > 全長45cm、最大直径15cmのこの炉を、
陽子はこれから下半身で呑み込まないといけないのだ。
敬一君が治療中で性交できる状態でなかった頃に、よ
くやっていたので、自慰のやり方は良く判っている陽
子は、離ればなれになって3か月目の敬一君、特にそ
の人間離れした巨根を思い出しながら自慰に耽る。
陽子の秘所が充分に濡れて解れた所で、ついに両手
でMBHRをつかむ陽子。マイクロと言ってもその質量は
地球の質量よりも大きい。万が一遮蔽が破れてマイク
ロブラックホールが露出したらば、地球は滅亡する。
そのため、マイクロブラックホールが放出するエネル
ギーの99% は遮蔽の維持と質量のキャンセルに使われ、
残る1%が自由に使えるエネルギー源となる。
ぐちゅ、と音を立てて、陽子の陰唇が炉の先端を呑み
込んで行くと、じきに中央の球体部分に差し掛かる。
みちみちっと音を立てて拡がる陽子の陰唇だが、それ
は裂けたり切れたりせずに、最大径の部分を受け入れ
る。最後尾が呑み込まれて見えなくなるまで約一時間、
更に一時間かけて炉の全てが陽子の子宮に収まる。
これで第一段階が終了。ここからはナノマシンによる
一体化作業となる。
手術そのものに3日、MBHRとMode Aegisの各種機能の
習熟に約3ヶ月。この主観時間を、超光速航行の時空
歪曲で6時間に圧縮いようというのがこの航行の目的
だ。ついでに小惑星帯で必要なレアメタルや貴金属を
採掘して、物資調達を行う。
■嶋野陽子 > 地上の時間では翌朝には、新しく
なった嶋野陽子が地上に降り立っているはずだ。
ご案内:「静止軌道上の、ステラの宇宙船内」から嶋野陽子さんが去りました。