2015/08/03 のログ
佐伯貴子 > ちゅ、ぷ、ふぅん…
(相手も興奮しているのがわかる)
(心が通じあった行為は嫌いではない)

…ソレは卑怯すぎる。
思わず通販のお気に入りに電気マッサージ器を入れてしまったぞ。
まだ買ってないけどな。
(呼吸を乱しながら言葉を紡ぐ)
(こちらも笑顔だ)

うーん…どうするのが普通かな…
(少し悩んだ後)
ふぅ…ん…
(しゃがみ込み、自ら腰を落としていく)
(きつい。濡れているから滑るように入っていくが、大きい)
(しかしそれが快楽をもたらす)
(じわじわと、しかししっかりと奥まで、全てを飲み込んだ)
う、ごいてくれて、いい、ぞ…
(いわゆる対面座位の変形といったところか)

シズ > アハハー、ぶるぶるに目覚めさせちゃったかぁ。
でもお店の注意書きにもあったとおり、アタシに電気マッサージ器は使わないでね。感電とか怖いから。
アタシがいれば電マ要らずだけどね~。
(目の前で右手を見えるように振動させてみせる。やろうとすれば、電マ以上の激しい振動も実現できるのだ)

おっ、座ったままッスね。深く入っちゃうけどそれでも……っあ……はああああっ!
(目の前に覆いかぶさる貴子さんの巨乳。それが徐々に下がっていくに連れて、陰茎を苛んでいく強烈な圧迫感と熱さ)
(思わず口をぽっかりと開け、舌を突き出しながら情けない声を上げてしまう)
(カリ首がぐねぐねと膣の襞を掻き分けながら、奥へ、奥へ。ゴム越しではあるが初めて感じる、貴子さんの「中身」)

(陰茎が生えてからすでに3週間は経とうとしているが、未だにこの感触には慣れず、新鮮で、頭がどうかなってしまいそうになる)
……はっ、はっ……あああ……貴子ちゃん……熱い、熱いッスよ……いい……。
うん、動く、動くね……はああっ……!
(靄がかかりそうな思考に喝をいれ、目の前の「お客」を悦ばせるべく、まずは腰をベッドへ沈める。反動で、突き上げる)
(座位なのでそのストロークは小刻みで、振幅も短い。その分体重が乗り、深い箇所を丹念にこする形となる)
(ましてや巨根のシズだ。亀頭は確実に子宮という重たい筋肉塊を捕らえ、執拗に揺さぶりをかけていく)

(ねっとりとした粘膜に包まれ、2人を取り巻く空気までもが粘ついてくる錯覚を覚える)

佐伯貴子 > そこはしっかり注意するよ。
ルールを守ってるかの点検でもあるしな。
(冗談めかして言う)
(顔は上気して火照っている)

ぐぐぐ…いいんだ…深いのが、いい…
(相手の反応がやけに新鮮だ)
(反応だけではなく、自分の中にあるモノの形も新鮮である)
うっ!はああぁぁぁっ!?
(膣を擦られる感覚と、子宮を揺さぶられる感覚)
(別の快感が同時に襲ってくる)
おっ…おおおおっ…
(獣じみた声を上げ、こちらも相手に合わせて腰を上下させる)
(空調がきいているはずの室内が暑く感じられる)
こっ…この、このままだと…!
(思ったより早く達してしまいそうだ)

シズ > ほおおっ♥ お゛っ、おおおお! す、すごっ、全部入っちゃって、全部っ♥ 貴子ちゃん……!
(キツイ。ひたすらキツイ)
(コリッとした子宮口が鈴口を舐める感触もよいが、そんなのに気を配れないほどの刺激。竿全体を咀嚼する膣の蠢きが、シズの脳を焼こうとする)
(シズも負けじとケモノめいた喘ぎ声で快感を訴える。音だけ聞けばそれはまさしくケモノ同士の交尾)

はあっ、はあっ……貴子ちゃん、イッちゃうんスか……? いいよ、イッて、何度でもイこうよ。
お腹の奥でイッちゃお……?
(全身汗だくになり、自らの陰茎を駆け巡る快楽信号に歯を食いしばって耐えながら、シズは腰のストロークをより深くしていく)
(ぱん、ぱん、と互いの腿肉が打ち合う音が響く。汗が飛沫になって散る。膣のほうは竿と鞘が密着しすぎて、膣鳴りの情けない音は聞こえない)
(生で出せば一滴も漏れ出てこないであろう)

くううっ……ふぬっ!!
(うめき声を歯の奥で鳴らしながら、それでもシズは紅潮した笑顔を浮かべ、貴子さんの痴情の顔をまっすぐに見つめ続ける)

佐伯貴子 > こっちもキテるっ!ああ、ああああああ♥あ、あああ…
(ぎっちりと相手のモノを締めあげ、逃がさない)
(それでいて愛液は溢れ続ける)
イク…い、いくいくイクイク…♥
(思い切りのけぞり、絶頂する)
(体中を痙攣させ、脳が麻薬のような快感に浸かるのを感じる)

(やがて脱力しながら座り込むが、それでも相手を離さない)
(笑顔でキスをする)
(再び上下運動を始める――)

シズ > ふあああああ……♥ あっ、ああああ!!
(腹膜の、全身の痙攣を感じ、まるで互いの媚神経が繋がったかのように、シズも決壊する……)
(食いしばっていた口を開けると、世界が桃色に染まる。仰け反った貴子さんの絶頂顔を見れないのが残念だ)
(ぶびゅ、びゅる、ぶぴゅ。互いの肉体を通してしか聞こえない、容赦無い射精音が断続的に響く。竿が別の生命体のように脈打つ)
(熱い粘液はゴムに阻まれ、子宮口との間に風船を作っていく)

……はぁ、はぁ……貴子ちゃぁん……気持ちよかったッスか。……んぷっ。
(汗の伝う首筋を舐めようとするが、それよりも先に唇を奪われてしまう)
(発情している。貴子さんは、一度スイッチが入った後はすごい、そのことはすでに身を持って一度体験しているが……)
(対するこちらはオスイキで、冷める期間が必要なはずだ。しかし、女性側の性器がそれを許さない)
(いまさらエンジンがかかってきたと主張してくる子宮が脈打ち、隣にある前立腺をも賦活してくるようだ)

(結果的に、静佳の竿は硬さを失わない。貪るような上下運動を、シズは唇を重ねたまま母親のようなほほ笑みで受け入れ、貴子さんの肩を寄せる)

……ふうっ! ふっ……くふっ!
(敏感になった陰茎を容赦なく締め付けられ、咳込みにも似た断続的な吐息を相手の肺に送り込んでいく)

佐伯貴子 > (自分の中で粘液が放出されるのを感じる)
(しかし粘液自体の感覚はない)
(ゴムがそれを隔てていた)
(相手も感じているということ。それは何よりも嬉しい)
気持ち、よかった…
(うわ言のように、キスの前につぶやく)
(男性器が萎えることは知っていた)
(しかし、相手の硬さを確かめれば、入ったスイッチは止まらない)
(結果、時間まで絞りとるだけ絞りとって――)


(風紀委員の制服に着替え、何事もなかったかのように部屋を出る)
(もちろん鈴成には挨拶など会話を済ませてからだ)
(店を出ると、もう夜になっていた)
(しかし、いつもの景色とは違う、新たな世界が見えたような気がした)
(財布から領収書を取り、千切り、ポケットに仕舞った)
(この店に二度と来ることはないだろう)
(それと鈴成と身体を交わらないのとは話がまた別であった)
(女子寮へと帰っていく――)

シズ > (互いを気持ちよくすることが、シズの役目。少なくとも、目の前の「客」には支払った額分の「幸せ」を与えねば)
(ましてやそれは、自分の大切な友人、貴子さんだ。きっと過去にいろいろあったのだろうが、それを塗りつぶせるだけの「幸せ」を……)
(本当の「幸せ」はきっと彼氏でも作ってその人に任せるべきだろうが、練習は必要だ。だから、自分はここにいる)

(本来自分のものでない男性器が悲鳴をあげ始めても、シズの脳はそれを快感へと変換し、そして、「客」に絞り取らせる)
(コンドームを替える手間すら惜しい。一発でも多くストロークを刻み、腹の奥底へ快感を刻んでいく)
(その快感を糧に、幸せな日常を送れるように。自分を含め、多くの人と素晴らしいコミュニケーションを取れるように)

(………)

(貴子さんは風紀の制服を着直し、去っていった。でも、とても幸せそうで、楽しそうな顔だった)
(体を重ねているときもそうではあるが、こうやって「客」を見送るとき。その満足した表情を見るとき、シズはどんなときよりも幸せなのだ)

……『ハニー・バレット』に入って、本当に良かったッスよ。
(使用済みコンドームから自らの子種を啜りながら、シズは……静佳は、目を細めた)

ご案内:「娼館「ハニー・バレット」歓楽街店」から佐伯貴子さんが去りました。
ご案内:「娼館「ハニー・バレット」歓楽街店」からシズさんが去りました。