2016/06/28 のログ
ご案内:「風紀委員仮眠室無性専用」に佐伯貴子さんが現れました。
ご案内:「風紀委員仮眠室無性専用」に寄月 秋輝さんが現れました。
佐伯貴子 > 【続き】

(人気のない仮眠室で休んでいた佐伯貴子。
 高熱の寄月秋輝に迫られて押し負け、
 いよいよ彼自身を受け入れてしまう)

寄月 秋輝 >  
挿入する前に、じっと目の前の女性の顔を見る。
色白で、それに映える黒髪。美しい瞳。
吸い込まれそうになるような感覚すら覚える。
そして何より、『彼女』がもう浮かばない。

(……この人で、よかった……)

心から感謝する。

「……ありがとう、ございます……」

それを囁き。
ゆっくり、体を重ね、繋がっていく。

佐伯貴子 > (相手が何を考えているかは、今はどうでもいい。
 一旦はじめてしまえば、男が果てるまでは、
 身も心も任せてしまったほうが楽だ)

あっ…ぅんっ…♡

(予想より大きかった。
 これで、射精すると逆向きの棘が生えるとか、
 瘤ができて抜けなくなるとかだったらどうしよう。
 そんな不安が頭をかすめたが、
 避妊具が人間用と酷似していたことを思い出し、
 不安をかき消すのだった)

寄月 秋輝 >  
「ん……ん」

温かさと柔らかさに包まれ、小さく声が漏れる。
はぁ、と熱い息を吐く。

同時に貴子の正常な気の流れに少しだけ乗り、自分の体調を整えはじめる。

「大丈夫、ですよね……
 痛み、ありませんか……?」

自分のモノを納め切ってから尋ねる。

佐伯貴子 > 結構…大きいな…
大丈夫だぞ…好きなだけ動いてくれ…

(佐伯貴子は処女ではない。
 右腕で目元を隠しながら、
 男に体を委ねる)

寄月 秋輝 >  
「普通くらいと思ってました、けど……」

実際、一般的な人間よりは少しばかり大きいのかもしれない。
元の世界の基準のため、どこまでかはわからない。

ぐっと押し込みながら、耳元に顔を近付ける。

「……痛かったら、言ってくださいね」

優しく、吐息を吹きかけるように囁いて。
腰を揺らし始める。
正常位で繋がったまま、優しく、恋人を扱うように。

佐伯貴子 > ちょっと大きめだな…

(経験豊富というわけではないが、
 圧迫感がある)

あっ…んっ…もっと…激しく…いい…♡

(心理的には指が入るのも男性器が入るのも同じだが、
 身体的にはやはり大きさや太さが違う。
 そして何より身体が密着している。
 嫌がおうにも興奮は増してくる)

寄月 秋輝 >  
「そう、ですか……?」

そう言われた経験が少ないのか、曖昧な返事。

「ん、激しく……します、よっ」

貴子の腰を掴み、ピストン運動を激しくする。
奥をあまり押し込むと苦しいことを良く知っている。
内側を擦って、女体に快感を与える。

自分もまた、興奮が高まる。
触れ合う体の温かさも、漏れる女性の声も、全てが自分の心を高ぶらせる。

頭を空っぽにして、快感をむさぼる。

佐伯貴子 > …♡

(大きくて、そして硬い。
 激しく動かれれば、その腰使いに驚く。
 てっきり奥を突かれると思っていたからだ。
 もっとも慣れているので覚悟を決める程ではなかったが)

あっ♡ いい…♡ もっと…もっと激しく…

(強請るように、腰を上下に動かす。
 水音と肉のぶつかり合う音が仮眠室に響き渡る)

寄月 秋輝 >  
「ん、っ……可愛らしい声、です……ね?」

快感の中に一筋残る冷静さで、優しく、少し意地悪く囁く。
魅力的な女性を抱くことがこんなにも楽しいことを、なんとなく思い出した。

「……っく、そろそろ、限界……」

唇を小さく噛んで、限界近い快感をこらえながら囁く。
もう少し、もう少しだけ楽しみたい。

体を倒し、貴子の体をゆるく抱きしめた。

佐伯貴子 > 言うな…ッ…♡

(かろうじて残っていた余裕で反論する。
 何の抵抗にもなっていないが)

イ…ク…♡

(相手の限界を知ってか知らずか、膣壁が蠢く。
 膣口が締まり、精を受け入れる形になる)

寄月 秋輝 >  
「っふ、たか、こ……さん……!」

きゅっと、女性を抱きしめる。
逃がさない、という意志を示して。

「んっ……!」

びくん、と膣内で竿が跳ねた。
射精の反動でぴく、ぴく、と中で何度も跳ねる。
避妊具の内側に精液は留まるが、それでも男の絶頂を知らせるのは十分だろうか。

「……は、ぁ……」

満足した様子で、目を細める。
その瞬間の、貴子の顔を見たかった。

佐伯貴子 > ……っ♡

(抱きしめられ貫かれる。
 嫌悪感なしにここまでこれたのはひとえに男の気遣いあってのことだ。
 嫌悪感どころか快楽に飲み込まれてしまっている)

ぃ~~~っ…♡

(胎内に熱を感じた。圧迫感の変化も。
 まるで対抗するかのように体液が分泌される。
 腕はもう顎先を隠すにとどまっており、
 真っ赤に蕩けた表情が伺えるだろう)



…よかった…

(しばらく呼吸を整えながら余韻に身を委ねたあと、
 再び腕で顔を隠してそう言った)

寄月 秋輝 >  
「……安心しました」

その蕩け切った表情を見て、笑顔を浮かべた。

秋輝自身は、余韻に浸りたい気持ちを押し殺し、すぐに射精を終えた竿を引き抜く。
萎えてきたら、せっかく塞いだ精液が漏れだしてしまう。

「……本当にありがとうございます、佐伯さん」

感謝を述べる。
温かさも、優しさも、甘い声も、全てが心に満ちた。
心身ともかなり安定したか、顔色も呼吸も随分良くなった。

「それと、すみません、無理を言って」

自分の処理をそこそこに、かばんからタオルを取り出して、貴子に差し出した。

佐伯貴子 > ぁ…はぁ…ぁ…

(後処理まで手慣れたものである。
 最悪事後避妊どころか肉体破損まで考えていたので非常に助かった。
 異邦人との行為は危険が伴う)

何を言っている。
君のためにしたのではない。
お互い様というやつだ。

(目元を拭って潤みを誤魔化し、相手を見据える。
 タオルは素直に受け取るが、さて男の前でどう使おうか)

…しかし、君について話してもらうぞ。
なぜ私だったのか。
その体調でなぜそんなに飢えていたのか。
この2点は必ず答えろ。

(そうでなければ納得出来ない)

寄月 秋輝 >  
「……ありがとうございます」

もう一度、小さな笑顔を浮かべたまま礼を述べた。

詰問されれば、さてどう答えたものかと悩む。
正直に言えば期限を損ねそうだが、嘘を吐くのは苦手な上にバレたら怒られるでは済まなさそうだ。
ちゃんと正直に答えよう。

「……元の世界に居た、昔の恋人。
 彼女が黒髪で、病的に白い肌でした。目元は髪で隠れてしましたが。
 ……いつまでも、彼女の幻影が頭から離れないんですよ。
 だから……もう帰れないということ。帰っても彼女は居ないということ。
 それを理解して……
 何より、もう全て諦めて……こちらで生きていこう、という思いを確かにしようと思ったんです」

正直に全てを語り、じっと貴子を見る。
恐らく、昔の恋人よりもスタイルはもちろん、顔立ちも美しいだろう。

それでも、重なって見えるほどに、秋輝の心はくすんでいた。

佐伯貴子 > なるほどね…

(両手を頭の後ろに回し、腕枕の体勢で聞いていた。
 脇を処理していてよかった。
 しかし)

そうか、私は元カノとの未練を断ち切るために抱かれたというわけか。
君も元カノも災難だっただろうさ。
私にはその心情はわからないよ。
だが、私はハサミじゃないんだ。
抱いたからといって未練が断ち切れるものなのかな?

(真剣な眼差しである。
 怒りたいのは山々だが、
 相手にも相手の論理というものがあるのだろう。
 とにかく誰でもよかったという答えだけは聞きたくない)

寄月 秋輝 >  
「……本当に、申し訳ないと思っています」

恋人の代わりに抱いたと取られても仕方ないだろう。
それも否定は出来ない。

「……十分です。
 僕に見えた佐伯さんは、確かにこちらの人でした。
 魅力的で、温かくて、優しくて、可愛くて。
 この世界で僕は確かに生きていて、佐伯さんと触れ合えた。
 断ち切られるのではありません。
 あなたが居てくれるから、受け入れてくれるから、僕はここで絶望せずに居られたんです」

それもまた、本心。
こちらに来て、たった一度だけ心から弱みを見せられた女性。
その優しさに、心を開こうと思えた出会い。

それには、秋輝自身本当に感謝しているのだ。

「……僕は、『彼女』を抱いたんじゃないんです。
 ここで出会えたのが佐伯さんだったから……だったんです」

もし、他の誰かだったとしても、抱かせてくれとは言わなかっただろう。
その感謝と想いがあったからこそ、この場で会った貴子に囁いたのだ。

佐伯貴子 > …。

(謝るくらいならやるな、という言葉を飲み込む)

ふうん…

(つまり。
 寄月にとって、佐伯貴子は「この世界」の象徴であり、
 それを抱くことでこの世界と交わることを果たしたのだろうか。
 それならなんとか理屈が繋がる)

だったらさー、もっとムードとか考えろよな。
一言説明してくれればセックスくらい協力してやれたのに。
私じゃなかったら、押し倒された時点で異能で殺されてたかもしれないぞ。

(苦笑してみせる。
 つまり、不満はあるが許してやるという意味である。
 どう読み取るかは相手次第だが)

さあ、私もタオルを持っているから、これで色々拭いて、
部屋から出て行ってくれないか。

(仮眠室の中にあるシャワー室のドアをタオルで示す。
 こちらが出て行くのはなんだか負けたような気がして嫌だ)

寄月 秋輝 >  
「……素面でセックスしてください、なんて言えるわけないでしょう?」

苦笑を浮かべて呟いた。
何より、その時点では失った体力が大きすぎた。
ようやく落ち着けたというのも、話せた理由の一つだ。

「……ええ、ありがとうございます。
 後日、洗ってお返ししますね」

タオルを受け取り、体を拭く。
服装を整え、かばんを取った。
床に立った足は、かなりしっかりしていた。

「……ありがとうございました。
 またお会いしましょう。
 ……あんな音声を流すなら、せめて鍵はしてくださいね」

シャワー室ではなく、外の廊下へのドアに手をかけ。
振り向きながら、意地悪くそう言った。

佐伯貴子 > 時と場合によるだろうそれは。
お互いの身体的特徴も知らせあわなきゃいけないしさ。

(きょとんとして言う。
 佐伯貴子の貞操観念はおかしい)

いいよ、あげるよ。
ああ、君の体調が良くなったようで何よりだよ。
またな。

…ぐっ…

(寝転がったまま手を振り、途中で止まる。
 指向性スピーカーもアテにはならないものだ。
 今度から気をつけよう。
 相手がドアを閉めれば、こちらも身体を拭って、
 シャワー室へ入っていくのであった)

ご案内:「風紀委員仮眠室無性専用」から寄月 秋輝さんが去りました。
ご案内:「風紀委員仮眠室無性専用」から佐伯貴子さんが去りました。