2017/11/03 のログ
ご案内:「◆保健室」に咲月 美弥さんが現れました。
ご案内:「◆保健室」に暁 名無さんが現れました。
■咲月 美弥 > Now Loading......
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■咲月 美弥 > ------------------------
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「……シャワーは……有るのであれば……」
魔性の香りはともかくとしてやはりそういう物は気にかかるもの。
思う所があるのか少しその瞳が揺れる。
それこそ近くの部室棟や……この島の保健室に関しては
必要処置の幅広さから設置されている場所も実はあったりもするが
この部屋にあったかどうかは定かではない。
とは言えこれから起きる事を考えるとやはり少し欲しい……
なんて考えてしまうのはどうしようもない事。
「やはり、気になりますもの」
朱の刺した頬のまま少しだけ身を捩り
胸元でわが身を庇う様にきゅっと腕を握りしめた
■暁 名無 > 「……だよ、な。」
この部屋に駆け込んで来たことを思い出し、一応形式として聞いてみたものの。
流石にこの保健室にシャワーまでは設置されていない。
とはいえ、聞いておいて『まあ無いんだけどね』とは言えないよな……。
「よし。
ちょっと待ってな、すぐ準備するから。」
とすれば、作るか、持って来るか。
まあ即席のシャワーなら作れない事も無いし、
幸い窓から差し込む月光を浴びていた所為か魔力も持て余しつつある。
それを発散させるのも兼ねて、最寄りのシャワー室との空間を繋げてしまおう。
言葉で表すのは簡単だが、相応の魔力量と集中を要するので平時ならやろうとも思わない芸当ではあるが。
■咲月 美弥 > 「…?」
待っていろと言われた言葉に少しだけ疑問符を浮かべて首を傾げるも
返答代わりに数秒その唇を自分の物で塞いだあと、恥ずかし気に頷く。
幻惑の香りとは別に髪に残る僅かな香りが鼻腔を擽ったかもしれない。
「……お願いしますね」
準備と言えばある程度空間跳躍の必要性があるものの
ある意味信頼というべきか
違うような様子は微塵も見せず、
寝かされた姿勢のまま片手を伸ばし
貴方の頬へと手を伸ばす。
「ふふ。柔らかい」
頬をそっと撫でた後首筋に向かって流れる貴方の髪を
遊ぶように指に絡ませて小さく笑った
■暁 名無 > 「こーら、くすぐったいっつの。」
頬撫でられ、そのまま髪を弄る姿を横目で見て。
小さく笑いながら片手でトリルキルティスの喉元をお返しとばかりに擽る。
「……よっこい、せっ、と!」
おっさん臭い掛け声とともに半ば無理やりに空間座標を重ねて、保健室の中にシャワー室を設置する。
さながら家具配置ゲームの様相だが、やってる方は結構しんどい。
「お待たせ、あんまり長く置いとけないから手短に頼むぜ。」
ベッドに腰掛けて、今しがた出現させたシャワールームへと促す。
時間制限付きなのは、まあ、後で改めて一緒に行くという事で許して貰いたい。
■咲月 美弥 > 「ぁ……」
喉元を擽る手にピクリと体を震わせ
吐息のような声を漏らす。
続く少しだけ年を感じさせる掛け声に
はっと我に返ると
「……あ、えと、その、……はぃ」
視線を逸らしてそちらへと駈ける様に
足早に入っていく。
そのまま後ろ手にドアを閉めると……
「~~~~~~---!」
声には出さずに顔を覆いながら座り込む。
正直顔から火が出そう。
今なら頭の上でお湯を沸かせる気がする。