2018/08/13 のログ
Λ1icθ >   
最早意識があるかも怪しいような様子の少女は文字通り蹂躙されていた。
その瞳の焦点は定まらず、まるで痙攣のようにその手足が、つま先が、その肩が
何度も何度も震えながら酷く不器用な糸繰り人形の様に踊り跳ねる。
度重なる絶頂の合間にひときわ強い波が来る予感を感じてはいたが
最早意識は空白に塗りつぶされておりそれに備える事もない。
それでも健気に無意識のうちに腕を首に絡め、
足を絡め、耳元で喜悦の聲を響かせ、
自身の支配者にご褒美の瞬間を甘くねだる。

「ぉ、っ、ぁぁ、あー♡」

……意識など在ろうと無かろうと関係はない。
それはもう、目の前の”彼”をただ悦ばすためだけのモノ。
どんなに手荒に扱われようと、肉体の限度を超えようと
ただ”契約者”を只管に声で、腕で、唇で、胎で、その全身をもって慰める。
それだけで良い。それだけに逃げ込んでしまえるように。

「――――――――――――――――っ♡」

今までの中でもひときわ強く、最奥を叩き潰そうとするような衝撃に
およそ少女に似つかわしくない、悲鳴のような声がその喉から零れる。
僅かに残った意識に感じたのは……火のような熱。
身を灼くような熱は最も深い場所を抉り上げると
最奥をこじ開け、その胎内へと欲望を吐き出しした。
本来であれば到底入りきるはずもないような量の欲は
鞘のようにびったりと強く締め付ける肉壺に飲み込まれる。
一滴も余すことなく飲み込んだそれは腹の形を変えながらも
胎内を、その主の体を意志を持ったかのように抉じ開け犯していく。

「――っ♡、―!、――♡♡」

余りの激しい感覚に文字通り雷に打たれたかのようにのけ反り体を震わせる。
琥珀色の瞳からは雫が、声を漏らす口からは細く唾がぽたぽたと水面に落ちて消えていく。
息を吐き切り、哀れにも水上に引き上げられた金魚のように
口をパクパクとさせる少女の表情には、酸欠にも拘らず
ただただ快楽と肉欲の悦の色だけが鮮やかに浮かんでいた。
同時に少女の頭上に黒色の稲妻が円状に走る。
それはさながら堕天使の天輪のごとくバチバチと
音を響かせながら少女を”塗り替え”ていく。
これだけの激しい”運動”にも関わらず
カチ、カチと規則的な音を刻みつづけていた音が僅かに狂い
軋む様な音が確かに一度響く。

「ぁ、…ぁ」

永劫にも続くかのように感じられたその時が終わると同時に
少女の体から完全に力が抜ける。
虚ろに見開かれた瞳は精機を感じさせないもので
一瞬酷く脆い硝子細工のような印象を与えるが……

「……は」

数秒後強制的に引き戻された少女の瞳に光が戻ると
再びその体は肉欲の質感を取り戻す。

神代理央 > 本来であれば、欲望を放った後には倦怠感と理性が己を支配する。それは単純な雄としての機能。子孫を残す為に太古より遺伝子に刻まれた理性。
それが訪れない。正確には、物事を思考する理性は僅かに取り戻しているものの、それを上回る欲望の焔が己の内側で燃え盛っているというべきだろうか。

「…っく……ふぅ…っぁ…」

少女を蹂躙し、汚し尽くした己の逸物は、尚も衰える事無く少女の体内で主に次なる快楽を求め続けている。それでも、掻き集めた僅かな理性で再び獣の様に腰を動かす事だけは辛うじて耐えた。
それは、眼下に組み敷く少女の異変を目の当たりにした為。まるで己を罪人だと訴える様な漆黒の稲妻が少女の頭上で輝いたのを視界に捉えれば、まるで人形の様に生気を失った少女の頬に緩慢な動きで手を伸ばした。

「……どうした。もう壊れたのか?それとも、乱暴に扱う主人に何か言いたい事でもあるか?」

光を取り戻した少女の瞳を見下ろし、その頬を緩やかに撫でながら僅かに首を傾げる。
乱れた息を整え、乱雑な口調を吐き出しながらも、まるで割れ物を扱うように。己が触れる事で少女が壊れることを恐れる様に、その手は静かに少女の頬に触れているだろう。

Λ1icθ >     
彼は知る由もないが少女の躰は酷く脆い。
時を刻む時間を変える機能が無い心臓は
どんな状況でも等しい量の血液を送り出し
それ故に少しの運動で少女の息は切れ、思考は途切れそうになる。
造り物の躰は急速に崩壊し、衝撃に酷く脆く、
自身の体を支える事すら時におぼつかない。
それでも、その口が紡ぐ言葉は

「……やめない、で?
 もっと、願って?」

それはどちらの願いだっただろうか。
悦楽に焼かれ、白濁した意識の合間にも
手を伸ばし、その頬に触れ、いつもの笑みを浮かべる。
そう、彼の記憶の中に”いつもあったように”
全てを受け入れるような優し気な笑みを。
それは体のみならず意識や記憶すらも捻じ曲げ
まだ残る欲の炎に餌を与え続ける。
何処までも貪るように、何処までの餓えるように。

「もっと、奪、って?」

その言葉がきっかけであったかのように
未だ萎えない強直を収めた胎内は再び蠕動をはじめ
緩やかに撫ですさりながらそれを煽る様に再び締め付け始める。
ゆっくりと足を絡め、文字通り強い感覚に震える体を寄せ、
唇を重ねると、その手を取り、自身の心臓へと当てる。

「ほしい、まま」

じっとのぞき込むように見つめるその瞳は何処までも純粋で透明だった。

神代理央 > 願えと告げる少女に、果たして己はどの様な表情を向けていたのだろうか。
再び肉欲に溺れる歓喜か。それとも、これ以上少女を蹂躙し、壊してしまうことの恐怖か。この歪で爛れた時間の中で、少女に対して芽生えたかもしれない情愛か。或いは、それら全てが入り混じったモノか。
今の自分には理解出来ないし、する必要も無い。捧げられたモノを、貪欲に喰らうだけだ。

「…上等だ。一度中で出しただけで息も絶え絶えなお前が、俺が望むままに奪えと言うのだな。良いだろう。所有物の望みを聞くことも、支配者に必要な嗜みというものだ」

少女の胎内が蠢く度、己の逸物は次なる刺激をと主を急かす。
その本能の赴くまま、己の頬に触れる少女の手を取り、その手を水面に縫い付ける様に押し付けると同時に、未だ萎えぬ逸物をゆっくりと前後させ始める。

「鳴け、喚け。お前はただ、俺を悦ばせ、愉しませ、満足させればソレで良い。だが、壊れるな。理性のあるまま、快楽に溺れろ」

再び少女の胎内を蹂躙し始めた逸物は、先程までの荒々しい動きでは無く、少女の中を擦り上げ、刳り、快楽を与える為だけに緩慢に動き出す。
快楽に焼かれきった少女に再び与えられるのは、強引にねじ込まれる様な快楽の波。
しかし、その動きは少女が達する前に遅滞し、達するための刺激を与えない。さながら、餌をぶら下げて待てと命じる飼い主の様に、達する事の出来ない快楽を延々と注ぎ込むだろう。

Λ1icθ >   
ぐったりとしていた体は再び動き出した強直に応え、
疲れを知らぬかのように動き始める。

「ぁ……♡」

再び上がる官能の声。肉欲に卑猥に崩れる表情の奥深く、
身を捩りくねらせるその本人すら感知できない領域には
ある意味何処までも冷静で冷徹な思考があった。
そしてそれは”契約者”の命令に一つの答えをはじき出す。

「……っ」

こらえ切れない様を示すかのように丸めたつま先がフルフルと揺れる。
それでも、口を押えて声を殺し、固く閉じられた瞼の端からは止めどなく涙が零れ落ちる。
”鳴け”という指示に抗い溺れた人のように息をする。
それでも脳を焼く様な快楽に声を漏らさぬように苦鳴のような吐息だけを漏らし、身を丸める。

「……!…♡、……!!」

最後の一線が超えられない。先ほどまでの鋭敏過ぎる感覚はそのままに
本当のぎりぎりで止まる様に体が”調整”されている。
焦らされれば焦らされるほど、時間がゆっくりと進んでいるような錯覚すら覚える。
激感を与えられながらも満たされない、それにいやいやと首を振るような仕草をしながら
手の間から、喉の奥から、嬌声が漏れた。

神代理央 > 過度に与えられておきながら、決定的なものが満たされない。
それは肉欲に限らない。生命のあらゆる欲求を制限し、抑圧するという単純な支配は、知性を持つ生命が原初に持つ支配欲だろう。
そして今、己が組み敷く少女は正しく己の欲望を満たしていた。幼い動作で首を振る少女が一線を超えるには、己が【命令】しなければならない。その事実が、支配欲を満たした興奮と共に背筋を震わせる。

「随分と可愛らしい様じゃないか。だが、声を我慢するだけの余裕はある様だな。良いぞ、我慢強い奴は嫌いじゃ無い」

それは、少女を犯し、壊している最中とは思えぬ程の柔らかな声。絶頂を迎えられない少女を労る様な声色ですらある。
だが、少女に与える快楽は止まらない。胸の先端を。細い腰を。少女の身体をゆっくりと撫でながら、くつりと笑みを零す。

「それとも、鳴き方が分からぬか?なら、選ばせてやろうか。犬の様に甲高く鳴くか。それとも、猫の様に媚諂うか。何でも良いぞ?好きな獣に成り果てろ」

逸物は変わらず緩慢に、しかし少女の胎内を最奥までゆっくりと前後している。気の向くままに少女に快楽の暴力を注ぎつつ、傲慢な笑みと共に言葉を告げる。

Λ1icθ >   
先程とは真逆、どうしても足りない感覚に身を捩り、
焦がれ腰をくねらせるも僅かな、そして決定的なそれは得る事は出来ない。
目前の”カレ"が望むのは支配。圧倒的な優位性と万能感。
それを満たす条件は単純かつ明快な回答。
”一度抗わなくてはいけない。”
契約者の欲を満たすためには時にその願いに抗いさえする。
それが願いを歪め、愛を嘯く彼女らと言う存在だ。
最もそこまで明確な意識を彼女は持つ事は出来ない。
それは彼女に深く植え付けらている彼女の根幹思想なのだから。

「……!」

零れ出る嬌声を握り潰すかのように口元を抑え、
気を抜けばそれ以上を求め動き出そうとする体を押さえつける。
追い詰められた表情の少女は滂沱の涙を流しながらも
正しく支配下にあり、そしてそれに抗っている。
けれど

「ぁ、 ぁ……」

漏れる。声が、欲が、その内の渇望が。
手の隙間から、瞳の色から、止めきれない体と隠しきれぬその表情が
”もっと”を求めて漏れ出し、水面と濡れた髪を揺らす。
けれどそれは何処までも彼の掌の上にしかない。
それを理解した瞳にドロリとした感情が混ざる。
欲と渇望、そして与えられない絶望と恐怖の間に揺れるそれは
自身が耐えられる時間が少ないという事を如実に周囲へと伝えていた。

神代理央 > 「…良い表情だ。壊れず、抗い、良く耐えている。そうで無くてはならない。お前は、俺の欲望を、俺の醜い内面を良く理解している」

己が発した言葉は、理性や知性で出たものではない。
本能が告げるのだ。この少女は、明確に己の欲求を満たす為だけにあると。己が欲するあらゆる欲望が満たされるのは、巨大な充足感と僅かな恐怖ですらある。
しかしそれでも、眼下の幼い少女の欲望を支配しているという事実は、己の理性と魂を狂気で歪めていく。

「……イキたいか?ありす。お前は良く我慢した。良く俺の欲求に応えた。だから褒美をやろう。お前が声に出してちゃんとおねだり出来るなら、お前の飢えを満たしてやるとも」

身を屈めて、少女の耳元で囁く。囁いた唇は、そのまま軽く少女の耳朶を喰むだろう。
慈愛すら感じられる口調で囁きながらも、蠢く逸物は残酷な程緩慢な動きになりつつある。耐えられる時間が短い事は視界に映る少女の痴態から十分に察している。それでいて、与える快楽は少女が達するに至らない。
既に次の射精を求めて少女の胎内で膨らみ、硬度を増す逸物すら、己にとっては少女を快楽に叩き落とす道具でしかない。
言葉に出せば達して良い、と告げつつも、少女が言葉を発するのを防ぐ様に耳朶から首筋まで舌を這わせた。

Λ1icθ >   
「わ、私…、…は……っ」

快楽と困惑に瞳が揺れる。
ともすれば途切れる呼吸を懸命につなぎ、少女は言葉を吐き出す。
何を告げるべきなのか、少女にはわからない。
彼女はあまりにも経験が足りなかった。
ただ抱擁しようとするこの感情も、素直に溺れてしまいたいのにそう出来ない事も
何故それが出来るのかは分かっても、それ自体を理解できているとは言えない。
けれど深い部分で知っている。わかっている。
それが必要だという事を。
それを感じるままに、ゆっくりと言葉にしていく。

「イイ、の。もう、ずっと、イってた、の。
 気持ち、良くて、どうしようもない、位。
 駄目、なのに。でも……」

身を震わせ、しゃくりあげながら口にするそれはまるで自分に言い訳するかのよう。
強き力に抑えられ、外に道がなくなった者が諦念と共に折れる瞬間に
よく行う自己正当化のように、ぽつりぽつりと口にする。

「イケ、ない、の、苦しくって、でも……
 もっと、欲しい、の。もっと、もっと
 あ、ぁぁ……」

首元を這う感覚に身を捩るも、それでも意識を焼く感覚はやってこない。
今この瞬間も信じられないほどの快感を感じている事は変わらない。
気を抜けば嬌声になりそうな声を押さえつける事が出来ている事もそれは命じられているから。
際限なく高まっていく快感は少しも和らぐことはないのにそれがどこまでも満たされない。
この感覚を彼女はよく知っている。この苦しさを彼女はよく知っている。
たった一つ、教えられるまでもなく確信している事がある。
先程まで、強大な存在感に満ちていた少女は涙を浮かべ、弱弱しく懇願する。

「おねがい、しま、す。
 壊れちゃう、まで、ありすを、イかせ、て、くだ、さぃ……」

――私達はきっと、出会うずっと前から、壊れてしまっていたのだ。

神代理央 > 「く、クク…ハハハハハハハハハ!………ああ、良いとも。俺は、従う者には寛容だ。慈悲もある。寛大な心を持つ努力もする。だからお前の願いを聞き入れよう。望み通り、壊してやるとも」

幼い少女が快楽に屈服し、たどたどしい口調で懇願する様を見て、存分に満たされた支配欲が高らかに、吠える様に嗤った。
こんなものが、果たして愛と呼べるのだろうか。少なくとも、【普通の】良識ある者達から見れば己がしていることは嗜虐と暴虐を尽くす醜い獣でしか無い。
だが、己にとってはこれが全て。他に知らないのだ。支配しているという充足感を、その欲望を目の前の相手に全て注ぐ。
少女に溺れる前から、己はそれしか知らなかったのだ。

―そして、蹂躙は再開される。逸物は再び淫猥な水音を立てながら荒々しく少女の胎内を蹂躙し、射精を求めて激しく突き動かされる。
何度も最奥を突き、何度も膣内を刳り、欲望を吐き出す為だけに逸物は胎内を擦る。

それは生物としての本能。雄として、眼前の少女に精を吐き出そうと、愉悦の色を浮かべた瞳で少女を見下ろしながら抽送を繰り返した。

Λ1icθ >   
「ぁ……あぁぁ♡」

再び無遠慮に強直が動き出す。
今はソレだけが全てだった。
それは容赦なく肉壁を抉り、
今まで抑えられお預けされていた最奥に叩き付けられる。

「ぁ、っ♡、ぁぁ…♡、あぁぁ」

先ほどよりも明確に、激しく
突き上げられるたびに抑えきれない声が零れる。
お預けされ続けた秘所はまるで涎を零すかのようで
確りとくわえ込み、肉棒を舐る。
繋がったまま姿勢を変え、より深く楔が打ち込まれるよう俯せになり背を向ける。
それはまるで雄の力に平伏し組み伏せられる獣のよう。
形良い尻を浮かせ、無防備に秘所を相手に晒す様な姿勢は
自身を差し出すように媚び、情けをねだるような、まさに服従の証。
ただ孕ませることが目的の獣が如く叩き込まれる快楽に飲まれるように
肉を打ちつける音と嬌声、卑猥な水音の三重奏が教会に響いていた。

神代理央 > 少女の胎内を激しく擦り上げる逸物は、先程射精したにも関わらず十分過ぎる程の硬度と、何時暴発してもおかしくない程膨れ上がった質量で少女に快楽を与える。
精液と愛液が入り混じった少女の胎内で、己の欲望を吐き出す為だけに逸物は胎内を蹂躙していた。

「…フン、自ら姿勢を変えてまで、快楽を貪りたいか。良いぞ。我慢した褒美だ。獣の様に鳴き喚いて快楽に溺れ、俺に慈悲を乞うが良い」

視界に映るのは、陶磁器の様な美しさをもつしなやかな少女の背中と、世の男性の劣情を誘う尻から太腿に繋がるライン。
その細い腰を両手で掴めば、己の身体の質量をそのままぶつける様な勢いで逸物を突き出した。
淫靡な水音と、肉を打ち付ける乾いた音のリズムは、己の欲望の高まりと共に次第にリズムを早めていく。

元より、己の欲望も十二分に高まっていたのだ。散々少女を焦らし、翻弄し、弄んだ代償は、膨れ上がった逸物と僅かに開いた鈴口から与えられる早く吐き出したいという昂ぶった本能。
そして、その欲求は既に限界を迎えており、射精に至る為に容赦無く腰を動かし、先程よりもより深く、少女の最奥を叩き続けていた。

Λ1icθ >   
快感に震える指先はかりかりと床を掻き、
辛うじて手の届く場所にあった椅子に縋るように腕を絡める。

「ひ、あ、ぁぁ……ぉ♡」

姿勢を変えたことからより深くに打ち込むような衝撃が内臓を揺らす。
喘ぎ声と同時に打ち据えられた内臓を吐きだしそうな錯覚すら覚えるほど
胎内のそれは膨れ上がり、激しく打ち据えられる。
そんな苦痛でしかないような状況も先ほどまで焦らされ続けた影響もあり
獣性に支配され、浅ましい嬌声を響かせる一つの要素でしかない。

「はぃ、ぁ♡、出して……アリス、のなか、いっぱい出し、て♡」

上ずり、ろれつの回らないまま懇願する。
最早箍の外れた快感は彼女の表層意識を真白にするほどのものとなっている。
元々感度の高い事に加え、体の最適化やそこからさんざん焦らされたことで
通常では考えられないほどの快感がその少女の脳に与えられている。
まるで全身がそれになったように胎内を出入りする物体の動きがミリ単位で明確に感じられる。
引き延ばしされた時間の中で思考がスパークするほどの快感が絶え間なく襲う。
それはある意味拷問に近い物だったが少女はそれを嬉々として受け止めていた。

神代理央 > 少女に懇願されるまでも無く、既に限界を迎えていた逸物を更に激しく突き動かす事で少女の言葉に応える。
だが、不思議と先程と違い吐き出す吐息には乱れが少ない。というよりも、少女を嬲り、支配する言葉を発するだけの余裕があると言う方が正しいか。
無論激しい運動によってそれなりに吐息は荒く、頬を伝う汗は少女の身体に滴り堕ちるのだが、それでも獣のように息を荒げる事は無い。
まるで、自身がそう望んだからそうなっている、と言うような違和感ではあったが、それに警鐘を鳴らす理性は既に無かった。

「……主人の命に応えた褒美だ。一滴たりとも零さず、全て飲み込め。犯され、汚され、俺の精を受け止めるだけに歓喜を覚えろ…っ…!」

そして至る絶頂の瞬間。
少女の腰を掴み、己の身体を打ち付け、激しく我武者羅に突き出されていた逸物は、その瞬間だけゆっくりと、その欲望の全てを少女の中に注ぎ込もうと最奥へと至り、そこで停止して――

「…っく、う…!出る……出すから、な…!お前の中を、全部、俺、で…っ…ぁ!」

ぐりぐりと最奥に押し付けられる逸物。そして、煮え滾った欲望は大量の精液となって、少女の中に吐き出された。
それはまるで、どぷどぷと下品な音が聞こえる様な長く、大量の射精。雄としての本能が、眼下の雌を求めて精液を吐き出し続ける。
本格的に身体が可笑しな事になっているな、と遠くに烟る理性が思考したが、それを熟慮する前に、獣欲によってかき消された。

二度目の射精を終えた身体は、疲労では無く少女の身体の柔らかさを求めて、倒れ込む様に少女に覆い被さるだろう。

Λ1icθ >   
「は、ぃ、私は、貴方だけ、の、奴隷、です……♡」

全て受け止めろという指示に悦びの声を上げながら従属を示す。
尻を振り、締め上げ、全身を使って奉仕者であると叫ぶように
既に体の準備は出来上がっている。

「ひ、ぁぁ♡
 ワタシ、を染め、て……!」

ただ望まれるために、望まれるように。
全ての獣欲を受け入れる様に既に体は変質している。
それと同時に記憶をも塗り替えていく。
”ワタシ”はずっと前から傍にいたと。
”ワタシだけ”がずっとそばにいたのだと。
そしてその二人の契約が今、為されたのだと。
文字通りすべてを染めるそれは甘美でひどく歪な嘘。

「あ、あぁぁ、あぁぁぁぁぁ♡♡」

そしてその改変を終わらせるに十分な意識の空白……
迎えたひときわ激しい絶頂に体を押し付けるように身を震わせ甘い声を響かせる。
彼女の体は孕むようにはできていない。
その体はただ貪り、享楽を得るためだけの道具だ。
それは道具らしく吐き出される精を受け止め、脈動に合わせ体を震わせる。
再び大量に注ぎ込まれるそれを最奥で受け止め、飲み込み強直ごと咀嚼する。
零れる艶声は注ぎ込まれる感覚によって激しい絶頂に至ったことを表すかのような声。

「……は…ぁ♡」

何度かに分け注ぎ込まれたそれを指示通り余すことなく受け入れると
それはくったりと頽れ、荒い息のまま余韻に酔う。
時折不規則に震える体は感覚の残滓だけでも何度も軽く達している。

神代理央 > 二度の射精を終えた逸物を、ゆっくりと少女の胎内から引き抜く。
未だ衰えず、次の快楽を求めて反り立った逸物を引き抜けば、ソレは白濁と愛液に濡れ、光を反射して妖しく輝いていた。

「……はぁっ…はぁっ…。随分と、良い具合に仕上がったじゃないか、アリス。相変わらず、男を喜ばせる事に関しては最高の道具だな」

快楽に震える少女の身体を抱き寄せ、己の腕の中に収める。
その頬に手を伸ばし、少女の顔を此方に向ければ、快楽と欲望を注ぎ続けた少女がどんな顔をしているのか、と視界に捉えようとするだろう。
己が今しがた囁いた「相変わらず」という単語に、奇妙な違和感を覚えつつも―

「……まだ壊れていないだろう?まだ、汚されたりないだろう?なあ、アリス」

低く、愉しげに囁きながら、引き抜かれた逸物を少女の身体にゆっくりと擦り付けていた。

Λ1icθ >   
「は……」

ゆっくりと引き抜かれていく感覚に息を殺し、
身を震わせた後一つ大きく息を漏らす。
その震える背中はうっすらと汗ばんでおり、先ほどの情事を思い出させるかのよう。

「……私は、そういうものだから」

それは”相変わらず”ひどく優し気な笑みを浮かべていた。
彼はもはや記憶していないだろうけれど、当初の幼子のような雰囲気は少し消え、
腕の中に納まるその少女はぴったりと腕の中に納まるほどの大きさに変わっている。
文字通り理想的な身長差であり、それに合わせて若干年頃の娘のような雰囲気を纏い
元は凹凸に乏しかった体も多少メリハリがついている。
彼を悦ばせ、彼を受け入れるとき浮かべていたような笑みは”いつも通り"
ひび割れに染み込む水のようにその傷口へと入り込み、根を張っていく。
何時しか傍にいたように、いつも傍にいたように。

「……はぃ」

だきとめられた腕の中、小さく頷く。
詳細な返事は口にするまでもない。
擦りつけられる剛直をその体を、その身の限り慰める。
求められるままに何度でも何度でも。
それが”いつものこと”なのだから。

神代理央 > 「……フン。手酷く扱われているというのに、それでもその身を捧げるのか。何時も思うことだが、お前も随分と物好、き………?」

僅かな違和感。それは、少女の体つきが変化した事でも無く、奇妙なまでに見慣れたその笑顔に対してでも無い。
己の発した言葉と、その認識と記憶。そこに、僅かな齟齬を感じたのだ。そもそも、自分と彼女は何時出会ったのか。其処に至るきっかけが、何かあった様な――

「……考え過ぎ、か…。まあ良い。お前の中は散々に汚してやったが、まだその身体にも証が必要だろう?…先ずは手を使え。その後、胸でも太腿でも、お前の身体全てで俺を愉しませてみせろ」

乱れた着衣のまま仰向けになり、傲慢な口調で少女に奉仕する様に命じる。
先程までの性交では無く、単純に少女の身体だけで逸物を欲望の放出へ導けと、緩慢な動きで手招いた。

Λ1icθ >   
「貴方、が望むなら、どんな事、で、も」

例え腹に武器をねじ込まれても
同じような慈愛に満ちた表情を彼に向けているだろうと
確信させるような表情と仕草で小さく首をかしげる。
先程から響く不規則な打刻音には軋む音が混ざり続けているが
そんな事など全く気にかけた様子はない。
彼女以外その意味を知らないのだから何も問題はない。

「はい」

言われるがままに体を引きずるように横たわる体の真横へと寄ると
その細い指で躊躇う事無く逸物を柔らかく握る。
手の大きさには持て余すそれを揉みしだきながら
表情を伺うように視線を向け、微笑む。

「未だこんなに大きい…」

何処か陶然とした口調で呟くとゆっくりと手を上下に動かし始めながら
その表情を眺めくすりと笑みをこぼした。

ご案内:「◆嘆きの教会(R注意)」からΛ1icθさんが去りました。
神代理央 > 「当然だ。お前は、その為にあるのだろう。お前は俺の物だ。その身体も心も全て、俺に捧げる事だけを考えていれば良い」

少女が告げる言葉に、傲慢な笑みと共に緩やかに頷く。
しかし、耳を打つ打刻音の変化には、僅かに眉を潜めるだろう。少なくとも、良い変化たり得ているとは思えない音が聞こえるのだから。

「……お前、無理をしているのではあるまいな。お前を壊してやるとは言ったが、自壊する程手荒に扱うのは好かぬ。俺がお前を壊すまで、勝手に壊れられても困…っ…」

流石に無理をさせすぎたか、と思考に灯る理性がそれ以上の行為を押し止めようとする。尤も、戻った理性は既に記憶や認識の変化を疑う事は無いのだが。
だが、その言葉は己の逸物に与えられる刺激によって遮られる事になる。
そして、少女から紡がれる甘ったるい声と快楽に表情を歪めつつ、上半身を起こした。

「…それは、お前が……いや、違う。兎に角、もう良い。お前も疲れただろう。少し、休め」

未だ天を衝く程に反り立った逸物は、主の言葉に不満だと言わんばかりに少女の手の中で僅かに震える。
それでも、身を妬くような欲望を断ち切り、少女の行為を中断させようとするが―

ご案内:「◆嘆きの教会(R注意)」から神代理央さんが去りました。