2020/01/25 のログ
ご案内:「屋上」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > 「あーあ、やだやだ。早いとこ暖かくならねえかねえ。」

正月気分もすっかり冷めきった一月の寒空の下、暁名無は普段と変わらず煙草を咥え佇んでいた。
業務はひと段落ついたところだが、そろそろ受験シーズンとなり進学予定の生徒たちの面倒やら何やらで春先まで落ち着ける気配は無い。

「進路相談とかされても何の手助けも出来ないんだよなー。
 就職先の斡旋なら出来なくもない気はするけども。」

まあ、個人的には余程の事情が無い限り生徒には進学して貰いたいとは思う名無である。

暁 名無 > 「さて、と。休憩終わりーっと。」

ぐるぐると肩や首を回して僅かな凝りを解し、大きく伸びをする。
年末から今日までデスクワークに徹してきた所為か名無の体はあちこち軋み始めていた。

「温泉でも行きてえな……休み……休みねえなあ……。」

ぶつぶつ。この世全てに恨みを抱いたかのような顔でぼやく。
そのまま幽鬼の様にふらふらと、校舎内へと帰っていくのだった。

ご案内:「屋上」から暁 名無さんが去りました。