2020/06/22 のログ
ご案内:「第二教室棟 購買部」におこんさんが現れました。
■おこん > さあさ、遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ!!
我らがロケット研究会特製クッキー、今ならなんとアレじゃ! あの…やすい!!!
(後ろにロ研バックバンド(全員シンセ)を引き連れ、購買部の前でおこんは叫んでいた。
なんだなんだと物見にやってきた連中を力強く指差す。)
はいそこのおぬし早かった!! どうじゃあ~~?
ロケット研究会のクッキーじゃぞ~~~??
こう…すごいぞお~~??アレじゃぞ~~??
(ぐいぐい来るアピールに生徒は露骨にビビっていた。
いろんな生徒に迫ってみるも結果は同じなので嘆息した。)
■おこん > わかったわかった!制作風景をな!おぬしらに見せよう!
こう…アニメ映画とかを作るときも、封切り前に必ずやるからのう!
ほれ、あれを見よー!!
(しょうがないなあ、といった感じのオーラを纏いつつ、野次馬たちに語りかける。
力強いシャウトとともに指差した先は校庭。 そして校庭にそそり立つ単段式ロケットである。)
ロケットエンジンの燃焼ガスでクッキーを焼くんじゃよ。
(レンジでチンじゃよ、ぐらいの簡単なトーンで語りかけてから、
生徒たちの方をドヤ顔で見る。 生徒たちはざわついていた。)
おぬしらが不安に思うのもわかる。 まあ見てみい、あそこじゃ。
ノズルの下に板があるじゃろ、あそこの上に焼く前のクッキーが置いてある。
今から燃焼をするわけじゃな、燃料の。 そうすると、こう…ガスジェットが出るじゃろ。
それでウワ―っと焼成というわけじゃよ。 オーブンでじっくりやるよりよっぽど高火力じゃな!
(生徒たちは再びざわついた。 ロケットエンジンのガスジェットの温度は3000度にも達する。
「焼成どころか焼滅では?」そんな思いが生徒たちの頭をよぎる。しかし同時に
「おこん先生ならなにか秘策があるのでは?」という考えも去来していた。
ゆえのざわつき、そして困惑であった。)
■おこん > よし、燃焼ゴー!
(元気よく拳を突き上げる。
合図を受けたメンバーが、数百メートル離れたコントロールスターターの前に立つ。
「燃焼開始」「燃焼開始了解」 2名のチェックによってイグニッションスイッチが押された。
冷却ガスによってエンジンそのものを保護する準備をした後、燃焼が開始される。)
ワハハ―!!見るんじゃよー!!!これがロ研のちから!
宇宙に行くだけではない!これが…これこそが…ワシの!!
(瞳の中にぐるぐるを生じさせながらロケットの燃焼に見入るおこん。
それとは正反対に、燃焼を行う二人の担当者は冷静だった。
「チャンバー内、圧力降下」「チェック」 「減圧止まらないですね」
「アボートで」「アボート、了解です」 「自壊処理」「了解」
感極まったおこんがなにか叫ぼうとしたその瞬間、ロケットエンジンは爆発四散した。)
■おこん > (まず閃光、そして衝撃と化した音。 ビリビリと窓ガラスを揺らすだけで済んだのは、
きっと窓に防御の術でもかけられていたのであろう。
衝撃が収まった後、ロケットがあった場所には焼け焦げた何かが転がっていた。
化学消防車が大慌てで現れ、ロケットの残骸に消火よう薬剤を散布する様子を、
じっとおこんは見つめていた。)
ワシは…どこで間違えてしもうたのかのう、風紀さん…。
こんなはずじゃなかったんじゃよ、こんなはずじゃあ…
(夕日をバックに悲しげなBGMが流れる。
風紀委員がそっとおこんの手にジャンパーをかけ、
購買部の外に待機させていた警ら車両におこんを案内していった。
この後事故調査委員会が入り、関係者への聞き取り調査等が行われた。
調査の結果として提出された「そもそもロケットエンジンでクッキーを焼くのが無茶」という結論は、
あまりに当たり前すぎることだったので、何故か事故調査委員会が関係者に
「真面目にやってください」と怒られたという。)
ご案内:「第二教室棟 購買部」からおこんさんが去りました。
ご案内:「第二教室棟 屋上」に暁 名無さんが現れました。
■暁 名無 > 教師は学校以外に行くアテがない。
そんな風に思われやしないだろうか。違うのだ。
俺が特別仕事に追われて学校から出られないだけである。
「とまあ、誰に言い訳してんだってぇ感じだけどもォー」
いつも通りの屋上、いつも通りの咥え煙草。
いつも通り過ぎて一周割って何か新しげな独り言とか呟いちゃったりする、そう暁名無、俺である。
「今週もおしごとおわりそうにないよーぴえん。」
ぴえんじゃねえ。
■暁 名無 > そりゃあ俺だって山や海や川に行きたい。
というか本業のフィールドワークとかしたい。転移荒野も行きたい。
でもね、お仕事をしないと生きていけないのよ大人は。
「飼育生物の餌代のカンパでも求めてみるか……生徒に……」
いや、それはダメだろう。バレたらめちゃくそ怒られそう。
とまあ、そんなわけで自力でどうにか稼がないとならないわけ。
「……ぴえん」
だからぴえんとか言ってる場合じゃねえんだって。
ご案内:「第二教室棟 屋上」にセレネさんが現れました。
■セレネ > 己にとって太陽は天敵である。
眩しいし暑いからだ。
「でも、屋内は屋内でちょっと寒いしな…。」
冷え性には辛い冷房。
外がいくら暑くても上着は外せない。
腕を擦りながら屋上への扉を開けば、なかなかの景色に目を細める。
成程、これは良い眺め。
すると視界に映った見覚えのある後ろ姿。
そっと抜き足差し足で近づけば、
「お一人ですか?」
なんて声をかけてみようとする。
■暁 名無 > 「おぉう?」
現状で不労所得で食っていくにはどうすれば良いか考えていたら声を掛けられた。
思わず煙草を取り落しそうになるが、どうにか踏み止まって振り返る。
先日、図書室で会話を交わした女生徒だった。ええと、名前は──
「よぉ、セレネだったな。
見ての通り、絶賛お一人様だ。」
おっと、流石に女子の前でタバコは止そう。
ましてやそれが転入したての清楚系ならなおさらだ。
俺は手の中の煙草を携帯灰皿に突っ込んで、その辺を漂ってるであろう煙を払う。ぺいぺい。
■セレネ > 驚かしは成功の様子。この間の仕返しが出来て満足。
内心小さなガッツポーズをしては、己の名を告げた相手に微笑みを浮かべ。
「お名前、憶えていてくれて有難う御座います。
お一人なんて寂しいですねー、私で良ければ話し相手くらいにはなりますけど?」
盛大なブーメランを投げながら言う。
吸っていた煙草をもみ消し、携帯式の灰皿に捨てる気遣いには
有難い気持ちもあったけれど
「先生も煙草吸われるのですね。
…吸い過ぎないように気を付けて下さいよ?」
百害あって一利なし、だ。
一応の注意。
■暁 名無 > 「可愛い子の名前は特別覚えてんのさ。
お、有り難いねえ。仕事の疲れも吹っ飛ぶってもんだ。」
けらけら笑いながら、じゃあベンチにでも座った方が良いだろうかと考える。
幸い他に人も居ないし、今日は梅雨の晴れ間で日差しもあるし。
ベンチは良い具合に乾いている事だろう。朝だったら危なかったかも。
「とりま、向こうのベンチでも……
ん?……ああ、タバコか。
そうだなあ、体に悪いように見られるもんな。」
まあ、俺の場合訳ありの煙草な訳だがそれは置いといて。
分かった分かった、とひらひら手を振りつつセレネをベンチへとエスコートしよう。
■セレネ > この間と同じよう、さらりと可愛いなんて言われると一瞬蒼目を丸くして。
「ま、また、そういう…!!
どうせ女の子全員に同じ事言ってるんでしょうけれど、いつか後ろから刺されても知りませんからね?」
赤らむ顔を逸らしながら、軽薄な相手にほんのり拗ねる。
怪我をしても治してあげないぞなんて思った。
晴れ間の日差しに眩しそうに目を細める。
色素が薄い為、諸々厳しい。
「日陰だと助かります。
ニコチンは薬物と同じように依存性の強いものですし、血管の収縮作用もあるので冷え性に……あぁ、すみませんいつもの癖が。」
長くなりかけた話を止め、謝罪。
元居た世界での職業の癖がどうにも抜けないようだ。
エスコートされたなら大人しく付いていき、相手が座るまでベンチの傍で立って居よう。
■暁 名無 > 「えぇー、じゃあグラマーに言い換えた方が良い?」
なんてな、と笑いつつひらひらと手を振る。
実際刺されてもおかしくない自覚はあるが、まあ俺の場合口先だけの男だと言う認識が広まってるのだろう。
未だに背中は綺麗なままである。ありがたいね。
「ほいほい、日陰ね。てことはこっちのベンチの方が良いか。
ちょうど貯水タンクの影になるんだ。この時間は。
……いやいや、身を案じてくれてるのが伝わって来るよ。優しいなセレネは。」
うーん、もう少し喫煙本数減らした方が良いだろうか、と本気で考えさせられてしまう。
いやまあ、減らしたところでそこまで影響はない…無いかな。大丈夫かな。
■セレネ > 「それは女性の身体だけしか見ていないと判断致しますが。」
居るんだよね外見だけしか見てない男性って。
はぁぁ、と溜息までついてみせた。
…ちょっと嫌な事を思い出して眉間に皴が寄る。
「私吸血鬼なので太陽苦手なんですよ。」
溶けちゃいます、なんてげんなり。そして種族についての嘘をつく。多分まともに受け取らないだろうと思ってのジョーク。
「べ、別に優しくなんて。
先生がちょっと、私の身近な人に似てただけです。」
見た目じゃなくて、性格とかの中身的な意味で。
■暁 名無 > 「はーいじゃあ可愛いからってことで。
ていうか否定しないのね……可愛いってのにはすぐ反応するのに……」
論破ー、と全く持って大人気ない事を口にしながらベンチに座る。
まあ、そうは言うものの人間の第一印象なんて8割が外見だ。
よっぽど個性的でない限り割合がひっくり返る事も無いだろう。
「なるほど、そりゃあ一大事だ。確かに日陰の方が良いな。
……へえ、身近な人に?そういう風に言われんのは、なかなかなくて新鮮だな。」
一体どんな人に似てるというのだろう。我ながらこんな男そうそう居ないと思うが。良くも悪くも。
■セレネ > 「肩が凝るのは自覚しておりますし、
平均女性よりかは発育が良いとは他の方からもよく言われておりましたので。」
自覚せざるを得なかった、というのが正しいかもしれない。
未成年に対し大人げない発言をする相手に呆れた顔を。
座ったのを確認すれば、少し間を開けて隣に座る。
「…まともに受け止められるとは。冗談ですよ、吸血鬼だというのは。」
人では無いという点と、太陽が苦手というのは否定せず。
全て似ている訳ではない。けれど、どうしてもダブって見えてしまって。
「だからなのか、つい同じ態度を取ってしまうんですよね。
生徒らしくしろと仰るのならそうするよう努めます。
先生は先生であって――それ以上でもありませんし。」
相手から視線を逸らせば、床に落とす。
■暁 名無 > 「そういう事を言われるとつい目が行っちゃうからやめなさい。」
冷静に説明されるとどうしたら良いのか分からなくなる。
少なくとも俺は求めてたのは真っ赤になって胸を隠し恨みがましい視線を送ってくる、って感じのやつだったんだが。
え?マゾじゃないよ。
「いやまあ、実際居てもおかしくないしな、吸血鬼。
何にせよ日陰が良いって言うなら日陰にするだけなんだけどな。」
事も無げに言って、ベンチの背もたれに体を預ける。
日向のベンチと比べて少しだけひんやりとしている気がしたが、まあそのうち他のベンチ同様乾くだろ。
「………うーむ。
まあ普通は目上の人間は敬えー、とか言っとくべきなんだろうが。
別に俺は生徒の態度とかよっぽど酷くないと気にしないしなあ……。
セレネが出来る自然な態度で良いと思うぞ?」
そもそもあんまり教員としての威厳とかは意識していない。というか無駄だとすら思う。
だって、ねえ……先生らしくないからセクハラが許されてる、ってとこあるし……。
■セレネ > 「手出しできない生徒に言われたら辛そうですね。」
片手で口元を覆いクスクスと笑う。
やられたらやり返さないと気が済まない質なのだ。
「本当に、多種多様なんですね。
日焼けしたくないじゃないですか、先生は男性ですけれど。」
長く勤めているからか、別に驚く事もしない相手。
人であるか、そうでないかなど関係ないと思っているのかもしれない。
「……。
そうですか。貴方が良いならこのままで。
有難う御座います。」
こうあるべき、と示すのではなく、自然体で良いとの言葉。
薄らと笑みを浮かべては礼を述べた。
■暁 名無 > 「まったくだ。まあ、目の保養にはなるけどな。
そう言えば、制服着て来たんだな?やっぱ似合ってるじゃんか。」
ほれ見ろ俺の言った通りだった、と得意満面な俺である。
そもそも制服が似合わない人間などそう居ないという点は目を瞑って欲しい。
「そうなの多種多様なんだよ。だからもう異邦人かどうかなんて考えない事にしたの。キリ無いから。
……日に焼けるよりも俺は蒸し暑さの方がしんどいわ。気温が低くても湿度でやられる。」
髪とかもうえらいことになるんだよな、湿気多いと。
へらりへらりと笑いつつ、俺はセレネを見て
「いやいや、どういたしまして。
……ところで、その身近な人ってのはどういう間柄なんだ?
家族……父親とか、男兄弟とか?」
少しばかり肩の荷が下りた様な表情のセレネに少しだけ満足しつつ。
ちょっと気になったので質問をぶつけてみる。
■セレネ > 「…年下趣味の気が?
えぇ、昨日届いたんです。似合って、ますか?
そうですか…それなら、良かった。」
得意げな相手。似合っているなんて言われると気恥ずかしくて。
でもちょっと嬉しさもありはにかむ顔。
「――そういえば、異邦人街に住んでると仰っておりましたが。
先生は異邦人なのです?
…私は日焼けも暑さも嫌いです。」
夏場は文字通り地獄である。梅雨時期も同じく辛いけれど。
「あぁー……まぁ、そうですね。
私の父と似ているなって。」
一瞬、言おうかどうか悩んだ。
が、此処で言い淀むと変な空気になるかと思ったから、素直に伝え。
■暁 名無 > 「栄えある霊峰に歳月なんて些事だよ些事。」
小難しい言い回しをして誤魔化す。
実際のところ我ながら女生徒に面と向かっていう事じゃない事言ってる自覚はあるし。
にしても真新しい制服に身を包んだ姿ってのはいつ何度見ても初々しくて眩しく見えるもんだ。
「──うん?あー、いや。俺自身は異邦人って言うよりは……
……うん、未来人だな。
暑さが苦手なら水分補給しっかりな、汗もこまめに拭くんだぞ?」
割とあっさり透けるからなー、制服ブラウスは。うん。
「父親、と?
……あーん、そっかあ。俺もいよいよ生徒の親父さんと比較される歳か……。」
聞かなきゃよかったかも、と軽くへこむ俺である。
■セレネ > 「先生、お付き合いしてる女性とか居なさそうですものね。
居たとしたら軽々しく可愛いとか言わないでしょうし。」
ふーん、なんて足と腕を組んでは相手を見上げ。
「未来人?
え、先生はこの時代とは別の時代から来たと…?
水分と塩分も適度に摂ります。汗は…そうですね、不衛生は嫌です。」
濡れて透けたら顔を真っ赤にするに違いない。
「とはいえ、父とは血が繋がっておりません。
所謂養父というものですね…。
私には実の両親はいないので。」
凹む相手にフォローになるか。言葉を付け足して。
■暁 名無 > 「うっさいよ。居ないけど。
まあ、軽々しく生徒に可愛いって言う為に相手を作らないってところはあるかも。
……ごめんなさい普通に出来ないだけです。」
そんな事を言わせながら何故スタイル強調するかのような姿勢を取ってるんだろうこの女生徒……。
と、生徒をそういう目でみちゃいけないって話だったでしょ、名無のばかばか。……はぁ。
「そ、未来人。
つっても、何百年も先じゃないぞ?ほんの10年ちょっとだ。」
とはいえ、この時代で何年か過ごしているから、もう10年切ってるんだけども。
「ほーん、複雑な家庭なのか。
ああ、もし話しづらいような事があれば無理して話さなくて良いぞ?
別にプライバシーを根掘り葉掘り訊くつもりはない。」
あらかじめ断りを入れておく。
その上で話したければ話せば良い。そこはセレネの自由だ。
■セレネ > 「……見た目は悪くない。
性格は…まぁちょっとアレですけど気さくで話しやすいタイプじゃないですか。
なのに何故出来ないんです?」
スタイルについては癖なので無自覚です。
本当に不思議そうに首を傾げた。
「たった10年?
…何のために此処へ?」
疑問が増えた。
「私、拾われただけなのでそこまで複雑では。
捨てられたとかじゃ、ないんです。
記憶がないだけで。」
一番古い記憶は、父に拾われた5歳の頃。
それ以前の記憶と両親の顔は、どうやっても思い出せないのだ。
■暁 名無 > 「な、何ででしょうね……
ていうか、なあにこれ。何で俺彼女居ない事を生徒に詰られてるの?
なぜ出来ないか分かってたら今居ないって事は無いと思うんだけど?」
全く悪意なくグサグサ刺してくるセレネにどんな顔をすれば良いのか分からない。
ほらほら、あんまりがっつり腕組みすると肩凝りの原因が持ち上がってボタンとボタンの隙間から肌が見えちゃうぞ☆
「それは秘密。
教えてあげるには友好度というか信頼度というか、そういうものがまーだ足りないかな。」
ふふん、と自分の口の前で人差し指を立ててウインク。
「ほうほう、記憶が……ねえ。
まあ、思い出せないんじゃしょうがないか。お前さん本人もあまり深刻に捉えてなさそうだしな。
まあ義理の親とはいえ親子仲が良いみたいで何よりだ。」
そして育ての親に似ていると言われた俺になるわけだが……
育ての親って、実の親より年上だったりしない……?
■セレネ > 「別に詰っている訳ではないですよ?
原因を探して一緒に考えてあげようとしているだけです。
…独りでは寂しいではないですか。」
善意の言葉のナイフ全力投球。
胸元については思考に気を割いているので気付いていない。
「では攻略する為に今後も沢山話しかけにいきますね?」
秘密だと言われれば、それを暴く為に動くしかあるまい。
ウインクにはウインクを返す。
「忘れてしまったものを無理に思い出す必要は今の所ありませんからね。
私にとって、自慢の父ですよ。」
人間性はアレだけれど。
大丈夫、外見年齢は少なくとも相手とそう変わらないから。