2020/06/23 のログ
■暁 名無 > 「気持ちは有り難いけどなあ。
俺としては独りだと思った事は無いよ。
こうして可愛い生徒たちが世話焼いてくれてる間はね。」
ここまで突っ込んで世話焼いてるのはセレネくらいだけども。
しかし釈然としてないので目の保養をさせて貰ってお相子としよう。
あら色白で柔らかそうでまるで大福のよう──
「あら、攻略と言い切っちゃうか。
まあ、俺は構わんよじゃんじゃんおいで。受けて立とうじゃないか。」
うっかり上げ過ぎない様に注意して貰いたいけれども。
まあ、悪い気はしないし構わないか。
「そういう割り切りが若いうちから出来るってのも中々ないぞ?
……そうか、それは何よりだ。」
何か自慢という割に辛辣な評価をしてる気配がするけど。
そこは敢えてスルーする、俺の懐の広さである。ぶっちゃけこわい。
■セレネ > 「私世話焼きなんですよねー。
多分先生も同じタイプだと思うんですけれど。
…何だろう、似た者同士?」
目の保養にされている最中、腕組みをやめると
重力に従って揺れる胸。
「…てっきり断られるかと思ったんですが。
先生の秘密を暴いてやりますから、覚悟してくださいね?」
気になったものはとことん。
ぴ、と相手を人差し指で指せば挑発的な笑み。
「普通の子とは違う経験しておりますのでー。
昔からこうでしたよ。子供らしくないと周りから言われてもきましたし。
…先生は、誰か自慢できる人って居たりしますか。」
次は己が質問する番だと言わんばかり、問いを投げ。
■暁 名無 > 「俺は面倒見は良いって言われるだけで、別段世話焼きなわけじゃ……
いや、そんな事も無い……のか?
ともかく、俺とセレネじゃだいぶ違うと思うが。」
鈍感さというか、天然さというか。
ともかく充分目の保養をさせて頂きました、ありがとうございました。
「ふふ、さあてそう上手くいくものかねえ?
とっておきのピロートークとして温存してるのかもしれないぜ?」
挑発的な笑みをするりと躱しつつ、ならばとこちらも煽ってみる。
これで諦めてくれりゃ御の字なんだが。
「まあ、それもそれでセレネらしさってことで良いんじゃないか?
意外なところで抜けてたりするしな。
……うん?自慢できる人?
そうだなあ……ここの生徒は、みんな自慢の生徒たちだが。」
ふわりとセレネの質問を受け流す。
もうちょっと話を続けたいが、そろそろ次の授業の準備をする時間だ。
「さて、おしゃべりはここまで。
そんなに急がなくとも、これからもっと話せる機会はあるだろうしな?」
■セレネ > 「そうですか?
まだ此処に来たばかりの私に対して、
色々お話してくれる先生も充分素質あると思うんですが。
それも仕事のうちなのでしょうか。」
まさか心の中で礼を述べられているとは思わず。
「…ピロー…?
――あ、ぇ、や、うぅ…っ!」
一拍遅れて意味を理解し、顔を真っ赤に染め上げる。
「…で、でも、でもですね…っ!」
暑くなる頬を両手で隠しながら、尚も告げようとするけれど。
どれも言葉にならなくて。
「そう簡単に、諦めませんから…!」
謎は解明したい己の面倒な心が、それだけを。
「…私そんなに抜けてます?
あー、いや、そういう事ではなくて……。」
流された質問。不服そうに口を尖らせるも。
「…ん、そうですね。
また次の機会にします。先生の研究室も行ってみたいですし。」
■暁 名無 > 「まあ仕事と趣味と半々ってとこだな。
とはいえ、滅多な事じゃ断らないんだが。
あ、流石に仕事中やデスマーチ中はそんな余裕ないけどな。」
そして別に女子に限るわけでも無い。意外に思われたら何か癪だから言わないけど。
そう考えると……案外世話焼きなのか……?
「はっはっは、まあ精々頑張ってみるがいいさ。
俺も精神誠意お相手しようじゃないか。」
真っ赤になって煩悶するセレネが大変面白い。
自然と悪役チックな笑いとセリフが口をついて出て来てしまう。
なお、色仕掛けでもマスターしてこない限り負ける気はしない。今のとこは。
「だいぶ抜けてると思うぞ、抜けてるというか、ズレてる?
致命的な抜けやズレではないから、まあ意識しなくとも良い気はするが。」
よし、と軽く自分の尻とズボンを叩いて汚れを落とし、
「それじゃあ校舎に戻るとしよう。
ん、日差しがだいぶ強くなって来たなあ。今日はこれから暑くなりそうだ。
暑さに耐えられなくなりそうならおいで、大抵はエアコンを利かせてるからな。」
そう言って静かにセレネへと手を差し出す。
拒否されなければ、このまま校舎へとエスコートするつもりだ。
■セレネ > 「流石に私も余裕がない時は他者に世話は焼きませんよ。
そこまで自己犠牲でもないですし。」
もう精神がすり減る事はしたくないので。
あぁ、思い出すと胃が痛む…。
「…わ、私だってですねぇ…やろうと思えば出来るんですから…。」
”初めて”では、ないんですよって。
言っても多分信じないだろうから、今後の行動で示すしかあるまい。
「……此処に来て今の所最大のショックです。」
顔を両手で覆ってシクシク。
「もう既に耐えられないんですけどどうすれば良いですか。
暑くて死にそうです。」
氷属性の魔法さえ使えれば、もっとマシになるだろうに。
顔を上げたら、目の前に差し出された手に数度目を瞬かせて。
少し躊躇った後、おずおずとその大きな手の上に
己の手を乗せた。
■暁 名無 > 「どうやら昔痛い目に遭ってるらしいな。」
顔に書いてある。だいぶ胃をやられたことがあるみたいだ。
少しばかりの同情の念を抱く俺である。
「はいはいはい、がーんばれー。」
言ってみただけであんまり期待と言うか、そういうのは無い。
そもそも一生徒にそんな事をさせられるわけがないじゃないか。
「えぇ……そんなにショック受ける程か……。
まあ、ほら。そんなに暑さでへばってるなら、折角だし俺んとこで少し涼んでいきな。
ついでに授業の準備を手伝って貰おう。」
セレネが手を取ればそっと引き寄せる。
そしてそのまま校舎へと引き連れていくのだった。もちろん校舎内では手は離すよ!
■セレネ > 「昔というか…かなり最近というか。」
つい数か月前の出来事ですけどね!!
そこまでは言う事はなく。
「……。」
かるーくあしらう相手に恨めし気。
誰のせいだ!誰の!
瞳で必死に訴える。
「だって今までそんな事言われた事なかったんですもの…。
はい、勿論です。ただで休もうなんて思っておりませんし。」
むしろ手伝いだけで済むのなら安いものだ。
相手に連れられつつ、座っていたスカートの汚れを片手で叩き落としつつ、ひとまずは校舎内まで。
ご案内:「第二教室棟 屋上」から暁 名無さんが去りました。
ご案内:「第二教室棟 屋上」からセレネさんが去りました。