2020/06/06 のログ
ご案内:「廊下」に二式 鵠さんが現れました。
■二式 鵠 > 「さて次は、と2組か。宿題出してやったが…どうなってるかね」
のんびりと、廊下を歩く教師。
学生に近い年齢ではあるが、適切な教育を受け、本人の希望でこの都市にやってきたのもいつのことだったか。
今ではすっかり馴染み、歴史の教師として勤務している。
授業の合間の休憩時間。
騒がしい声が聞こえてくるも、それも心地よい。
そんな中を…次の授業の事を考えながら歩く。
「次の休みは潰せんからな…今日はちょっと残業して……」
僅かに下を向きながら、強面を歪ませ、ぶつぶつと呟く。
その姿を見た男子生徒が
『オタせんせー、ぶつかるぞ。まーた変な事考えてたんだろー』
「失礼な。変な事ではないぞ。今は時間が足りないから勘弁してやるが、今度また、たっぷり魅力を語ってやる」
強面に似合わない気さくさでそう言えば、うわーーそれはヤダー、と笑いながら、生徒が去っていく。
からかわれたり、ネタの種になるのは彼にとっては喜ばしい。
少なくとも、嫌われるよりは授業も指導も行いやすいから。
さて、後は廊下を曲がって少し行けば、目的の教室だ。
休み時間はまだまだ余裕がある。
生徒や同僚と話しつつ、ゆったりと歩いて行って丁度くらいだろう。
■二式 鵠 > 「さあ、授業始めるぞー」
ご案内:「廊下」から二式 鵠さんが去りました。