2020/07/25 のログ
ご案内:「第三教室棟 屋上」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > 「──さてと。」

ようやく試験回りのごたごたも決着がつき、こうして屋上へと来る時間を設けられる程になったのは僥倖。
流石の俺も試験の採点と夏祭りの準備監督というマルチタスクは正直死ぬかと思った。実際2度くらい死んだ。
それでもまあ、これより生徒たちに少し遅れての夏休みと相成った訳で。

「んー、おかしいな夏休みなのに明日も仕事だぞ?」

休みの概念バグってんのかな?

暁 名無 > 「ま、──いつものことか。」

そう、いつものこと。これが日常。
働かなければ生きられないのが現実というもの。
あーあ!霞とか食って生きられねえかな!
そんな愚痴を零しながら、俺はタバコに火を着ける。

「……やれやれだ。」

もう日も落ちて薄闇が辺りを覆い、ここ屋上からは学生街や歓楽街の灯りが良く見える。
こうやって立ってると何て言うか、訳知り顔で世界の動向を見つめる謎の人物的なポジションになれる気がするが、
まーーーーったくそんな事情はありはしないのだから笑っちゃうよな。

ご案内:「第三教室棟 屋上」にセレネさんが現れました。
セレネ > 先客の死角からそっと屋上の転落防止の柵に足を引っかけ、ぴょんと飛び降りる。
と同時、背中の双翼を消してはいそいそと服装を正して何食わぬ顔。
空中散歩がてら周りをぐるっと回ってたら相手を見つけて飛んできたなんて言ったら驚かれるだろうし。

「こんなとこで黄昏てるなんて、かっこつけてるんですー?」

なんてからかうよう、悪戯な笑みを浮かべ声を掛けた。