2020/08/11 のログ
ご案内:「部室棟・廊下」にサクヤさんが現れました。
サクヤ > 部室棟、ほとんどのフロアには数々の部室や店舗が入っているが、
この階層は違う。まだ新規の部室が入ってない空き部屋か、
かつてあった部室が廃部になってそのまま備品が取り残されている場所である。
その廊下にサクヤはいた。

祭祀局へ、重要度の低い案件として巡ってきた仕事なのだが
「部室棟の空きフロアの廊下をすごい勢いで走り抜けていく怪異が出る」という噂があるのだった。
その真偽を確かめ、それが真実であった場合は対象の怪異と交渉をして別の場所に移動してもらうか、
聞き分けのない場合は調伏するのが今回の仕事である。

「こんにちはー、どなたかいらっしゃいませんか?」

そんな声をのんびりとかけながら、誰もいないフロアを探索する。

サクヤ > 「……今日はいらっしゃらないのでしょうか?」

独り言をぽつんとつぶやきながら、広いフロアをくまなく歩いて探す。
それなら、ここに結界を張って怪異が出入りできないよう封鎖しようかなぁとも思うのだが
どちらかと言えばそれはしたくない。
怪異にとってここが住処なのかはしらないが、不在の間に差し押さえるような真似より
双方話し合いで納得して場所を移動してもらったほうが穏便だからだ。

サクヤ > どうやら怪異はお留守のようなので今日はこの場を去ろう。
また別日に来れば出会えるかも知れない。

ご案内:「部室棟・廊下」からサクヤさんが去りました。