2019/05/18 のログ
ご案内:「図書館」に佐藤重斗さんが現れました。
佐藤重斗 > 世界は不平等で不公平である。
それがこの俺、佐藤重斗が18年間感じ続けていることだ。
人間には才能という基礎値があり、努力には限界が存在する。
この世には天才も凡才もいて、人は他人を羨みながら生きている。
世界はそういう風にできている。

つまり総括して何が言いたいかというと…。

「実技がダメだと分かりきっているからといって、強制的にレポートを提出しなければならないってどういうことなの…?」

ここの教師は横暴だと思います、まる。

佐藤重斗 > いやまあ、理屈はわかる。
異能なし、魔術カス、特殊な技能もゼロ。実技をやっても単位はもらえず、卒業どころか進級できずにサヨウナラ。
こうならない為の配慮なのだろう。

しかし、やりたくない物はやりたくない。俺はNoと言える日本人なのだ。
………その場合、学園生活にチェックメイトなのだが。

「えっと、何々?
ルーン魔術は北欧神話のころから存在し、文字に力を持たせることで奇跡をなす魔術である、と。」

手元にある紙に丁寧に書き写していく。

ご案内:「図書館」に鳩森 速都子さんが現れました。
鳩森 速都子 > (トランクケースを持ち、前髪で瞳を隠した男が彼の存在に気づいたのは本の返却する手続きを終えた後だった。カウンターで本を返却した後、何の気なく革靴の音をさせながら歩み寄る事ができるならば近寄って、本の内容を覗き込もうとするだろう。)

キミ…それ、全部写すの?随分大変そうだけど。

(近寄れてもそうでなくとも挨拶代わりに言葉を掛けてみようとして。興味が何となく湧いたのは、内容も気になったが書物の内容を丁寧に書き写してるがそれを一冊丸々やるのだろうか?それとも一部を書き写さないといけないのだろうかという事で。)

佐藤重斗 > (青年がレポートを唸りながら書いていると後ろから声を掛けられた。年は青年に近いだろうか?
金髪で癖っ毛の髪を上げれば如何にも美少年というような男だった。
誰かが近づいてきたことに微塵も気づかなかった青年は椅子から転げ落ちる。)

うあぁっ!?………い、いや全部じゃないぞ?この本をレポートにまとめて提出するんだ。

(椅子から落ちた体勢で答え、立ち上がる。凡才の自分はレポートを提出しなければならないと説明し、何とか会話を続けようとすろだろうか。)