2020/08/01 のログ
■持流 童男 > 「さてと病院に帰るでござるかぁ」
くわぁーと背伸びした後に、病院に歩を進めようとする。
ご案内:「図書館 休憩室」から持流 童男さんが去りました。
ご案内:「図書館 閲覧室」にレナードさんが現れました。
■レナード > 暑さ。
それを逃れるに、ここは最良である―――
幾度となくそう考えては、ここにやってきて時間を潰す。
そんな日々が何度過ぎたことだろう。
「……んー、ふー。」
学園は夏季休暇中で、ここにわざわざ来る生徒も殆どいない。
そう考えて今日もやってきた彼は、ソファの上で行儀悪く寝そべりながら漫画本を読んでいる。
すっかり自宅か何かと同じ扱いでもしているのだろうか。
盛夏に関わらず、ここは一定の…言ってしまえば夏冬構わず過ごしやすい気温に調整されている。
晴れていようと、雨だろうと、暑かろうと、寒かろうと、
ここはいつも変わらないそんな平和な時間を、彼は謳歌しているのだった。
■レナード > 「……くぁ。」
一つ欠伸をした。
怠惰に過ごしてきたが、気づくとそうし始めた頃から結構時間が経っている。
ぐいと身体を起こして、ぐーっと伸びをする。
やはり辺りには誰もいない。
「…そろそろ戻らなきゃ、かな。」
肩をぐるぐる、首を左右に倒したりして、僅かに覚えた眠気を払ってから
ソファからひょいと降りると、ふらふらと歩いて出口へと向かう。
…道中で読んでいた漫画本を返すのを忘れずに。
ご案内:「図書館 閲覧室」からレナードさんが去りました。