2020/07/08 のログ
ご案内:「禁書庫」に紅月 純さんが現れました。
■紅月 純 > 「……ふーん。随分とあっさり入れるのだな」
特別な許可が降りないと入ることのできない禁書庫。
そこに足を踏み入れるは金属バットを持つ、両手に手甲を装備した男。
顔はチンピラである。
「人はそうそう入って来ない。だが禁書やらで魔力や怪異は豊富。
動くのに最適な場所だな。
なぁクソ博士」
耳に手を当てて、誰かと通話している。
■クソ博士? > 『――――随分な言い草だなァ』
通信機の向こうからは、学園の教師の声。
男とも女とも聞き分けられない、電子的なものを利用している。
『会うなり時空魔法を、大分世界に反逆するようなモノを習得させろと言っておいてなんだね。
私のこれは、もう自分にしか使えないのだぞ』
■紅月 純 > 「そうだな。まぁこういう変な場所で頼りになるのは確かだな」
ため息を吐き、両手を前に出す。
そのまま集中するように深呼吸を重ねれば、腕から赤黒い煙を吹きだす。
「―――集え」
その一言で周囲の魔力が男の前に集まり凝縮、浸食されていく。
■クソ博士? > 『有象無象の魔力が沢山あるここなら、異能で変換し放題だろう。
この島に来て、様々な技術を以て尚解析できないそれに。
全くもって、月とは不可解なものだ』
ノイズに紛れて、飲み物を飲む音が聞こえている。
『それと、修行はそこそこで止めておきなさいな。魔力と一緒に変なもんまで吸い寄せられているし、また戻れなくなるぞ』
ご案内:「禁書庫」に持流 童男さんが現れました。
■紅月 純 > 「その変なもんは一緒に魔力に変わってるよ。この間も実証したしな。
戻れなくなるのは……時間で戻るからいいんだよ」
聞こえてくる声を流して、目の前に集中。
集まった魔力は、別のものに変換され、赤黒い結晶として、徐々に大きさを増やしている。
自分の手から、手甲から発していた赤黒い煙は彼の肩まで包み込み。
■持流 童男 > 「ここなら、「必勝:コミュ力上げ!」があるはずでござる・・・・!!」
手続きを踏みつつも、図書室になかったので、禁書庫に入って、滝書を探そうとして。
「おろ?紅月殿?何してるのでござる?
「すっげぇ赤黒い結晶がなってるでござるよ。結晶すげぇことになってるでござるなこれ。大丈夫でござるか?」
と言いつつ、紅月さんの方向を見つつ近づきつつ。
■クソ博士? > 『―――誰か来たようだが、この間の彼のようだね』
あーあ、と言うように通信機から声がする。
『んじゃ、私は今日はこれで。明日は誰か別の人に許可とってくれ。
ついでに異能を強化する禁書があったらよろしく』
その言葉を最後に、通信機は何も聞こえず。
■紅月 純 > 「……は?おい待て最後!おつかい感覚でやべぇの頼むんじゃねぇよ!」
通信機に叫ぶが、届かず。
「……はぁー。まさか、ンな所で出くわすとはなぁ。
調子はどうだ」
向こうとの対話や、魔力の結晶化を諦め、持流に顔を向ける。
■持流 童男 > 「おう、いいでござるよ。女性の友達も増えたでござるしな!ただ、ここは手続きなしでは入れないところでござるよ。紅月殿」
と少し苦笑いしつつも。
「お主もなかなか大変みたいでござるな。手続きを取ってきてあげようでござろうか?某もここに本があるかどうか見に来ただけでござるし。」
親近感があるような感じで言いながらも
すっと紅月さんに改まって
「ところで質問いいでござるか・・・女友達と楽しく話せるのってどうすればいいでござるか・・・紅月殿・・!!!」
本を探しつつも
■紅月 純 > 「今日はコネ使ったからいーんだよ。明日はダメそうだが」
仕方ねぇ、結晶化の続きを試みる。
「大変も大変よ。膨大な魔力が必要になりそうだから無理矢理かき集めてるわけだし。手続きは……そうだな。できたらでいいわ」
ここは色々豊富でいいなぁ、と赤黒い煙を発しながら答える。
そして最後の質問を耳にして、
「お前は何を言っているんだ」
と呆れ顔に。
■持流 童男 > 「おう、それならいいんでござるが」
相槌をうちつつも
「おう、ちょっとやるでござるよ。許可の手続き」
本を探しながらも言いつつも、
「いや、某、女性と話したことはあったのでござるが、こっちの世界で女友達はできたの初めてだったのでござるよ。だからちょっと緊張してしまって。次あったら何話そうかなって思っちまって。」
少し照れ顔になりつつも
「・・お主のその結晶って大丈夫なやつでござるか。修行中みたいな印象受けるのでござるが。」
少しキリッとなりつつも
■紅月 純 > 「手続きは助かる。
で、女友達か……それも初のねぇ」
そいつは大変だな。どうこたえようか悩む。
女友達と仲良く会話ねぇ。
「向こうが意識しない限りはこちらも異性として見ないってのはどうだ。
悪友とか趣味仲間とか、そんな感じで俺につるむみてーによ」
面倒、と顔に出しながらも一応答える。
「こっちのこれはまぁ俺か魔力が空っぽのヤツにしか使えんだろうな。同じ魔力でも、魔力持ちには毒物だし。
煙は副作用だし放ってりゃ治る」
気にするな、と肩をひそめて。
■持流 童男 > 「それならいいんでござるが。あまり無理しないでくだされよ」
といいつつも、「必勝!コミュ能力↑」を探してつつも
「それはいいでござる!名案でござるな!流石、紅月殿!わかったでござるよ!これでコミュ力もアップでござる!」
ドヤりつつもニット笑いつつも、
「そういえば、ちょっとゲーム持ってきたんでござるよ。探しつつ飽きたら暇つぶしの要領で、一人でやろうとしてたのでござるが。こんなところで、役立つとは」
携帯ゲーム機のソフトを取り出して「常世ブラザーズ」を取り出して、
「修行が終わったらいっしょにかわりばんこでやろうでござろー、それまで某も本探してるでござるよー」
■紅月 純 > 「流石に全部を真に受けるなよ?
答えは人それぞれだから失敗ってのもありえるから」
本当にこれで大丈夫かよ?と半目になる。
失敗したらまた話を聞いてやればいいか……。
「おーおー、風紀委員さまがこんなところでゲームかぁ?
まぁ集中の修行は、他のことをやってても途切れさせないのが真髄だ。
つーわけで付き合おう。協力プレイはできるのかこれ」
結晶を手に持ち、魔力と怪異を変換しながらそそくさと持流のそばに移動する。
■持流 童男 > 「お、やるでござるか!協力プレイはできるでござのだけども」
携帯ゲーム機を起動させつつも、
ゲーム機に「常世ブラザアアアズ!!!」という音量が流れ出す。もちろん小さくしている
「ただ今、持ってきてるゲーム機1つなので、残機を3に設定して3つ、失敗したら交代しようでござろ!」
ニット笑いながらも
「難易度はどうするでござる?イージー、ノーマル、ハードがあるでござるが。イージーは簡単、ノーマルは、普通、ハードは難しいでござるな。ハードは、1ステージ成功できたら立派なもんでござるよ」
楽しそうに言いながらも設定をしようとしていく。
■紅月 純 > 「なるほどな。こういうタイプか」
元の世界で散々遊んでた。
「操作方法さえわかれば、あとはどのタイミングで動くか覚えるだけ。
……まぁシンプルにノーマルでいくか。撤収のリミットはどうする」
ニヤリとそちらに笑いかける。
■持流 童男 > 「お、ノーマルでござるか!いいでござるよー!」
ノーマルに設定を終えて「ノーマルぅ!!!」と決定される
こちらもニヤリと応じて
「撤収のリミットは、50分でどうでござるか・・・?行けるでござるか?紅月殿?」
笑いつつも、悪友に話しかけるくらいに親しく
■紅月 純 > 「バーカ。そういうのは鼻血出すまで足掻くもんだろ?」
肘で小突いて始めようぜと笑う。
「見せて貰おうか、常世のゲームとやらを」
■持流 童男 > 「おう!!」
「スタート!!!」
馴染みの常世学園をもしたような、ブロックに敷き詰められた、ステージに、トコオと呼ばれる、主人公が現れ。
そして敵キャラと思しきいかにもモブキャラといった具合のチンピーラが動いていて、終盤にはゴールの棒が立っている。
道中に、土管のようなものがあり、主人公を阻むだろう!
てれてれてれというポップな音が流れ、そして空中には空飛ぶ常世イチゴがある!
■紅月 純 > 「移動はこれ、ジャンプはこうで、ダッシュは……」
知ってるものと微妙にボタン配置が違う。
チンピーラを倒してあれこれ試しつつ。
「む、ダッシュジャンプじゃ取れないなあれ……オラッそこか……ア゛ッ」
常世苺を得るために隠しブロックを探してたら、滑って落ちてしまった。
「あの苺覚えてろ……諦めて次いくか次」
そのまま強化アイテムを拾ったりして普通に進んでゴールした。
■持流 童男 > 「おお!素晴らしいでござるな!紅月殿」
次のステージは 中盤
図書室から少し薄暗い雰囲気になり、そして本が飛んでくる。そしてなぜか美女化されたゴーストが、トコオを襲い!阻んでくるだろう!
「なぜかここだけ美女化されてるあたり、開発者の執念を疑うでござるようね」
観覧車のような足場があり、奥にはゴールの棒がある!
普通に慣れていれば、クリアできるようだ!
頑張れ紅月殿!
■紅月 純 > 「なんでやねん!!」
思わずツッコミを入れる。
さっきまでのチンピラの雑魚らしさはどこへ消えた!!
「いや美少女のお化けのほうがホラー度増してね?
動きは単調だがこの襲い方よ……あ、はさまれた」
逃げが甘かったらしく、挟み撃ちに遭って死亡。
なんとか後半に進み。
「む、この足場面倒臭い……!」
美少女をよけながらタイミングよく登っていき、
「よっし、これでア゛ァーーーーー!?」
ボタンを押し間違えて落下死。3デスが決まってしまった。
■持流 童男 > 「おお、惜しかったでござるな。」
「ちなみに、この開発者なんでござるが「美女より美少女のほうがいい!!」とかでその信念をかけてやったらしいのでござるが、無理やり通したでござるな。」
小ネタを、入れつつも
「では某の出番でござるな」
といいつつ、「フッ・・・見てるでござるよ!某の手並みを!」
素早くダッシュしつつ、美少女の群れに突撃していきつつギリギリで避けつつ。後ろから迫ってくる少女の群れから逃げ切った後に
「この美少女何でござるがな、たまに実態持って後ろに現れるらしいんでござるよ。ははまさかなありえぬでござるよね」
美少女を避けながらも、足場を登っていき
「よしこれなら・・ぬぉ!!?」
途中に出てきた、人体模型が飛んできて1デス決まるがなんとか普通にゴール!
■紅月 純 > 「それが通るってのも、どうよ。それ美女派も制作陣にいたんじゃ……」
どうしてそんな話をするんだよ、と呆れ顔。
「実体持って後ろに?ってリアル側にか?異能使ってゲーム作ってるならあり得そうだよな」
もしここにいたら多分もう結晶の仲間入りしてそう。
「にしてもなかなかやり込んでるな?超スムーズじゃねぇか。
今度売ってる店とか教えろ」
ゴールした持流にハイタッチ。
■持流 童男 > こちらも、ハイタッチしつつ。
「おう、勿論でござるよ。落第街のゲーム店にあるでござるから今度一緒にやろうでござろー!」
と言いつつも終盤
いかにもラスボスがいるっていう所で、何やら物々しい雰囲気のステージだ!!
城壁があり、なぜか、そらとぶ常世イチゴがいてこれらとチンピーラが!そしてステージの最後にラスボスの「トコッパ」がいる!!
「足場が悪いでござるな・・・!だがしかし!うぬおおお!」
と言いつつも、後半の終盤に「トコッパ」が進化を初めて倒しきれずに3デスを決めた!
「このトコッパを5回連続で、頭に着地しないと決めきれないのでござるがなかなか難しいのでござるよ」
といって紅月さんに対して、携帯ゲーム機を渡す。
「決めてくれでござるよ!紅月殿」
■紅月 純 > 「ほーん?さっきのステージより面倒だな。
あ、いや、なるほど?」
途中、チンピーラが一列に並ぶ崖があり。そいつらを丁寧に踏んでいくと安全に進める場所があった。
こういう風にやれと。思ったより考えさせられる。
道中、チンピーラの残した宝箱から出た常世苺モドキに騙され1デスしてしまうも、ラスボスまで辿り着き。
「クソぁ!!左右に動くな!落ちるわぁ!!落とすなぁ!!!死んだ!!」
せせこましく、時にフェイントを混ぜるトコッパを何回も踏んでは失敗し、
「そこだ……1、2、3のフェイント4で……5!ッシャァ!!!」
5連続で踏み演出が進んだことでゲーム機と結晶を天井に掲げた。
■持流 童男 > 「ヨッシャぁ!!!!!」
こちらもガッツポーズをしつつ嬉しそうに、叫びつつも
「これでクリアでござる!!素晴らしい手腕でござったよ紅月殿!。」
素晴らしいと褒めつつ。
「紅月殿、今度予定が合えば、拙者の家で一緒に協力プレイしようでござろうよ。携帯ゲーム機拙者の家にあるので、遊ぼうでござろ!」
と言いつつ、そろそろ時計を見れば50分だ。
「紅月殿そろそろ撤収するでござる。本はまた今度探しに来るでござるよ」
とコソコソ声で。
■紅月 純 > 「おぅ。そのうち自前で持ってくわ」
こちらも時計を確認して。
「OK、こっちもある程度目的は達成できた。
面倒なのが来る前に退散だ退散」
ゲームを返し、結晶を手に禁書庫から去ろうとする。
その様子はただの悪ガキにしか見えない。
■持流 童男 > 「よっしゃ撤退でござる!」
「やっぱり友はいいものでござるな!」
と言いつつ禁書庫からこちらもさろうとする。
ご案内:「禁書庫」から紅月 純さんが去りました。
ご案内:「禁書庫」から持流 童男さんが去りました。