2019/02/08 のログ
ご案内:「大時計塔」に櫛田瑞樹さんが現れました。
櫛田瑞樹 > 「ここなら誰もいないかな?」

ギィと軋んだ音共に時計塔の扉を開ければ、周囲をキョロキョロと確認する。
誰もいないことを確認すればてててと島が一望できる場所に移動し、そこで深呼吸。
冷たい空気が頬を撫でるが、偽りの肌は何も感じない。そのうちこの辺も練習して感じるようにしなければ。

「もう明日が試験かぁ...うまくいくといいんだけど...。」

異能の制御に関してはできないということにして、自分の勝負所は座学だ。
今日も先程までしっかり詰め込んできたし、先生にも分からないところは聞いた。完璧だ。
ふふんと満足気な顔を浮かべれば夜の島をもう一度眺める。
そして今自分は何をしているかというと、そう。休憩だ!

櫛田瑞樹 > 休憩!とは言っても何もやることないのだが、あるとすれば間食を取るくらいだろうか。
手頃な段差に腰掛け、ポーチからサンドイッチを取り出せば、一口。

「歴史のほうももっと勉強しないとなぁ、でも覚えるのは苦手なんだよなぁ」

いつもと変わらないマヨネーズたっぷりのサンドイッチを食べながらそう呟く。
勉強することは嫌いではないが歴史や生物学と言った覚えることが大事な科目は苦手だ。
正直どれだけ勉強しても頭に入ってこない。他の人はどうやって覚えてるんだろう、なんて考えながらまた一口。