2021/11/02 のログ
ご案内:「大時計塔」にリスティさんが現れました。
リスティ >  
「ここが遠くからも見えてる塔か……」

立入禁止?無視無視。
人の出入りの痕跡もある。どうせ誰も守ってやしない。
すいすいと浮遊しながら音もなく階段を上がっていく。

「おー……思ったより高いな……」

落ちて死ぬことは無いが、直接飛んで登るのは難しそうだ。
登りきって、まずは先客がいないかを確認する。

リスティ >  
「なんだ、誰も居ないのか……」

こんな見晴らしのいい場所、たまり場にでもなっていそうなのに。
居たらお話でもしてもらおうと思ったのだが、居ないのなら仕方ない。

テラス部分の柵から身を乗り出して下を確認する。

「ほー、高い高い。期待通りの眺め」

ふわりと手すりに飛び乗り、島の風景を眺め始めた。

ご案内:「大時計塔」に追影切人さんが現れました。
追影切人 > 警備部の仕事というのは、どうにも暇でしょうがない。
大体突っ立って睨み効かせるだけで切った張ったが無い。
そんな感じで、日々じわじわとストレスは溜まってくる。
で、そんなストレス発散の一つが高い場所で一服するというものなのだが。

「………あン?」

無遠慮に無造作に、そんな足取りで大時計塔の階段を黙々と登って辿り着いた先。
何やら見慣れない金髪幼女が居た。何で幼女が居んだよ?と、訝しげに一度目を細めるが。

(…つーか、別に見た目と年齢がぶっ飛んでるのなんてゴロゴロ居るし)

手摺に乗っかって風景を眺めている様子に、「うっかり落ちてくたばんなよ?」と、声を掛ける。
挨拶代わりの第一声がこれだ。まぁ、そもそもこういう男だからしょうがない。
彼女から適度な距離を置いた位置で足を止めれば、懐から煙草とライターを取り出しつつ。

リスティ >  
前にもらった資料を頼りに、実際の地形や区画の位置を把握していく。
目的の一つはおよそ達成された所で、どうしようか考えていれば。

「お」

響く乱暴な足音。人か、あるいはそれ以外か。まあ、なんでもいい。
意識をそちらに向けていれば、声がかかった。
何を言うかと思えば……まぁ並の人間だったら即死だし当然か。

「大丈夫、落ちても平気だし」

手すりからテラス内にふわりと飛び降り、そちらにゆっくりと近づいていく。

「此処にはよく来るの?」

煙草を取り出す様子にもお構いなしだ。

追影切人 > 「あー…まぁ、何となくそうだろうとは思ったがよ。」

彼女の悠々とした態度…矢張り落ちても”問題無い”から手摺の上に居たのだろう。
ふわり、と重さを感じさせない軽やかな仕草で手摺の上から飛び降りた謎の金髪幼女を眺めつつ。
…と、いうより身長差のせいで完全に見下ろす感じになってしまっていたが。

「あ?…あー前はちょくちょく一服しに来てたりはしたがよ?
ここ最近は来る事が無かったから、今日は久々にってやつだ。」

箱から1本取り出して口に咥えつつ、ジッポで火を点けながれば立ち上る紫煙。
ゆっくりと吸い込んでから、静かに紫煙を吐き出してから口を再び開く。

「んで?そっちは景色でも眺めに来たのか?まぁ、ここいらでは特に高い場所だからな。」

自分はもう見飽きてしまっていて、喫煙をする方がメインになってしまっているが。