2021/11/05 のログ
ご案内:「大時計塔」にマディファ=オルナさんが現れました。
■マディファ=オルナ > 時計塔に、犬耳の少女……マディファ=オルナが佇む。
眼下に町並みを見下ろして。
「……」
傍目には、黄昏れているようにも見える。
■マディファ=オルナ > 「……うーむ。
どうしたものか」
眺める先には落第街。
まるで砲撃が有ったように……否。
砲撃したのだろう跡が刻まれている。
「……否、何も指示がなかった以上儂は知らなんだ。
……いや、それで良いんかのう……?」
かれこれしばらく、懊悩している。
■マディファ=オルナ > 云々唸りまわっている。
この問題は、雇い主に問い合わせれば済む話ではあるのだ。
だが、その問い合わせに二の足を踏んでいる。
これほどの痕跡を残すのならばそれに当たり連絡してこなかったことの意味は予想できる。
だが本当に連絡してこなかったのか?
自分が連絡の取れない地域に居たのではないか?
そう考えてしまっている。
そしてそうであれば、彼の信頼を裏切っているに等しいからだ。
事実、昨日のマディファはそんな場所には足を踏み入れていない。
にも関わらずそんなことで悩んでいるのは、己が異邦人故に無知であると思っているためである。
■マディファ=オルナ > 「……もう、覚悟を決めるしか無いかの」
そう言って、マディファ杯を決してこの件について連絡が来なかった旨の、
参加指示をしていないことを確認するメールを送信するのだった。
その送信に更にもう一時間ほど懊悩したのはまた別の話。
ご案内:「大時計塔」からマディファ=オルナさんが去りました。