2021/12/22 のログ
ご案内:「風紀委員会本庁ビル ロビー」に幣美奈穂さんが現れました。
幣美奈穂 >  
提示版の前のポスターに足止め。
はうはうと目をキラキラして見上げる美奈穂です。
そう、クリスマス会なんてのが今年もあるそうです!
うなぁん?
一緒に見上げていたにゃんこさんは首を傾げさせます。

「ふむふむなのです・・あっ、おでんとかいいかしら・・?」

去年までは子供会組、お手伝いよりも遊んできてというのでしたが。
今年からは一般の学校であれば中等部生相当のお歳。
そう、もうオトナです!
お料理側とか、あと、バザールに不要なのとか出すのもいいかもしれません。
大きくなって着れなくなりました、去年までのワンピースとか。
両手を胸前に、ぐぐっと夢が広がる美奈穂なのである。

幣美奈穂 >  
あっ、プレゼント交換!
そう、ちょっとしたい美奈穂です。
どういうのがいいでしょうか?

「あなたたちも来られますの?」

下を見れば、足元で座ったりうろりとするにゃんこさんたちである。
彼らからすれば、早く秘のあたりのいいいつもの場所に行こうよ、という気分でしょうか。
美奈穂の脚に頭を擦り付けです。
たぶん、というか。
食べられる機会を逃さない彼ら、もちろん参加するのでしょう。

「もうすぐ、サタンズズロースの捕獲ですけど。
 皆様、えいえいおーです!」

たぶん、いえ、きっと刑事部で特捜班など造られているでしょうが。
美奈穂たちも負けられません!

ご案内:「風紀委員会本庁ビル ロビー」に芥子風 菖蒲さんが現れました。
幣美奈穂 >  
今年も、枕元とか、宅配便でクリスマスプレゼントが来ることでしょう。
ふんふんとポスターをよく読んで覚えましてから、
いつものロビーの隅にあります日当たりのいい場所にです。
先日のお昼ご飯の時に敷かれた畳二畳がそのままで居心地アップ。
おこたがあれば置いてしまいそうな美奈穂ですが、
電気こたつは美奈穂の体質から使えません。
使うとしたら、中心に炭置き場があるおこたになります。

机にしている段ボール箱を組み立てまして、お座布団を敷き・・。

「どうぞどうぞですわ」

にゃんこさんの足の裏を順番に拭いてから、畳の上にです。
お外歩いた後は、拭いてからでないと美奈穂が煩いのです。
おれ、ちょっとふんばってくるわ、と。
そんなにゃんこさんも。
中ですると、追い出されたりしてしまいます。
シモはお外でするのに、扉を人の流れに合わせて出ていくにゃんこさんもいるのです。

芥子風 菖蒲 >  
風紀本庁の自動ドアが開く。
すっかり冬の空気になったおかげで、この中はとても暖かい。
今日も任務帰り。例の怪盗とは別件だ。
学生街に進出した所謂"半グレ"の取り締まり。
あの調子なら暫く"補習"は免れないだろう。

「ふぅ……」

暖かさに、安堵の溜息。
異能者と言えど、半グレ程度であればあの怪盗に比べれば楽なものだ。
担いだ漆塗りの鞘でトントン肩を叩きつつ、とりあえず報告へ向かおうとする。
すると、日当たりのいい例の暖かゾーンに見覚えのある姿を複数発見。

「あ、美奈穂……姉さんと猫」

初めて会った時もこんな感じだったっけ。
今日もやたら猫に群がられている。
とりあえず少年も日向へと歩み、よっこいしょと美奈穂と猫のお隣へ胡坐。

「今日はまた随分といっぱいいるね。膝の取り合い?」

幣美奈穂 >  
自動ドアが開けば、その合間をちょろりと軽快な足で通り抜けまして、
向かいの茂みにと向かうにゃんこさん。

「それでは、第7回連続家宅不法侵入犯サタンズズロースの捜査会議を行いますわ」

座布団に集まりまるまるにゃんこさんたちを前に、
段ボール箱に両手を置いて開催をお伝えするのです。

「・・夜は、もっと大人な方が担当で。
 わたくしは夕方までの担当になりましたの・・」

と、連絡事項をお伝え、うなぁと欠伸をする猫だまりなにゃんこさんたちです。
真剣な表情、ちょっと唇とがる美奈穂です。
でも、夜遅く、深夜とかは起きていられないのも事実!
お昼の間に捕まえられたらいいのですが。

「――あっ、菖蒲様!」

姉さんよびとオトナっぽいとかんじましたので、とがった唇も元通り。
ぱぁ~っと明るい笑顔のお顔をまっすぐに見せるのです。
ぴくりっ。
いいとこに膝が・・と菖蒲様の胡坐の間に乗ろうとするにゃんこさんが現れます。

「違いますわ。
 捜査会議ですの」

こくり、と頷く美奈穂。真面目なお顔です。

芥子風 菖蒲 >  
鞘を立ててすっかり休息モード。
戦ってばかりと言うのも疲れる。
ふぃー、と一息ついてのほほんと気抜け。
開いた両膝、胡坐足。正座とは違って丁度すっぽり丸める穴があるぞ!

「捜査会議?」

何時に無く彼女の顔は真剣だった。
それにここで捜査会議だなんて剣呑だ。
気の抜けた顔も引き締まり、ぱちくり青空も瞬きだ。
にゃんこさんに群がられつつも、美奈穂に目を合わせる。

「へぇ、美奈穂もそう言う事するんだ。
 それで、どんな奴が相手なの?またユーレイ?」

祭祀局ならそう言った仕事も多そうだ。
猫もそうだけどあの時の幽霊もまだいる。
何とも憑き物が多い少年であった。

幣美奈穂 >  
今日はウサギさんリュック。
そこからがさごそ、にゃんこさんたちが耳ざとくお耳を動かしてみますが、
出てきたのが水筒だと判ると興味なくまた目を細めます。

お茶を、カップに入れまして菖蒲様の前に。
今日はほうじ茶です。

「はいっ、捜査会議です!」

真剣なお顔をしてこくりっ。
お外でお手洗いを済ませてきましたにゃんこさん、
また人が入り口を開けたタイミングで。
さぶさぶっ!
と言う感じで駆け足、美奈穂の横に。
足の裏を拭いてあげてあげてから畳の上に。
ふぅ~・・と落ち着いてお座布団に向かおうとしまして、菖蒲様がいるのに気付き。
びくっとした反応を見せます。

「わたくし、風紀委員のベテランさんですもの!
 えと、ほら、毎年、24日の夜に現れます
 家宅不法侵入犯のサタンズズロースを捕まえる会議ですわ」

そんなの、いません。
お友達が冗談で言ったのを美奈穂が信じてしまっただけです。

芥子風 菖蒲 >  
「ありがと」

用意がいい美奈穂に礼を言いつつ
カップを受け取りずず…と啜る。
うん、ほうじ茶の程良い美味いと暖かさが芯に染みる。
ほんのりしていると、帰ってきたにゃんこと目が合った。
どうも、と軽くカップを上げて会釈しておこう。
先にやってるよ。

「サタンズズロース」

何だか聞いた事の無い名前だ。
誰だソイツ。んー、と悩みながらほうじ茶を啜る。美味い。
ついでに足にくる猫は軽く喉を撫でておいた。
最近猫の扱いに慣れてきた…かもしれない。

「……もしかして、サンタクロースの事?」

聖夜の夜に不法侵入…かはわからない。
だが日付的に似たような人物は恐らくそれだ。
神出鬼没、正体不明のプレゼンター。サンタクロース。

「美奈穂、サンタの事信じてるの?」