2020/06/14 のログ
ご案内:「商店街」に伊都波 凛霞さんが現れました。
伊都波 凛霞 >  
「ひゃああ」

ぱたぱたと駆けてくる少女
足元には雨水を跳ねさせながら、シャッターの締まっている店先て慌てて避難するように…

そう、にわか雨である

「この時期とはいえ、いきなりだなあ……」

すっかり濡れて肌に張り付いてしまった制服を手持ちのタオルで少しでも水分を吸わせよう、と頑張る
うーん、焼け石に水
傘を持ってくるべきだったなー、と後悔するも後の祭りだ

伊都波 凛霞 >  
この時期だしある意味風物詩、なのだろうけど
あっやばい、と思ったときにはどざーっと降ってくるのだから堪らない
バケツを引っくり返したような…とニュースでよく表現されるやつだ

頑張って途中までは避けてたけど、さすがの凛霞お姉ちゃんでも大雨で全ての雨粒を避けることはできなかった

ご案内:「商店街」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > 「ひゃああ」

ぱたぱたかけてくる少年はすでに濡れ鼠。
悲鳴は少女とにているが
男子学生のそれなので可愛くはない。

バケツの水をかぶったように髪も張り付いて
まるで幽霊さながら
ほうほうの体で見つけた軒先へと逃げ込む。
先客もいるようだ

「あ、さーせん!ちょっと、あまやどりを……」

ご案内:「商店街」に月神 小夜さんが現れました。
ご案内:「商店街」から月神 小夜さんが去りました。
伊都波 凛霞 >  
「あ…いいよいいよ。こまっちゃうよねえ急に降って来るんだもん」

お、お仲間発見ーといった状態
余裕をもって雨宿りができるようにちょっとだけ移動してスペースをあける
とはいえ店先である、それなりにスペースは狭いが

ぎゅーっとスカートを絞るとぱたぱたぱたと水が滴ってきた

水無月 斬鬼丸 > ……
改めてみてみると、いつぞやのセンパイだ。
こんなところで休んでいることもあって
自分と同じく濡れ鼠。

そう、濡れ鼠。

そっと、自然と視線を雨降る道側へと向けた。
これは無意識の自衛行為と言ってもいい。

「そっすね、こまっちゃいますよねぇ!」

やや声を張って気恥ずかしさを払拭しようとするも…
まぁむりだ。

伊都波 凛霞 >  
スカートをぎゅーっと絞ってるだけでもむちとつぃた濡れたふとももがなんかこうアレですが、濡れたままはいけないので仕方がない

「ねー、朝に雨って言ってたかなあ…あれ?」

ようやくそちらへと視線を向ける
濡れねずみなのでわからなかったけど、いつだか会った後輩くんじゃなかろうか──

「えーっと…水無月斬鬼丸くん!…だよね?」

過去に一度会ったきりでもしっかり名前を覚えている、この先輩

水無月 斬鬼丸 > 急に名前を呼ばれてビクッと驚いたように跳ねる。
あったことはある。
それはおぼえてる。
目が覚めるような美人のセンパイだったので。
あと、制服のボタンを閉じてないので、よくおぼえてる。
名前を呼ばれると流石に目をそらしたままとはいかない。
そちらを向けば…

うん、非常によろしくない。
シャツとかバッチリ透けている。

「あ、はい…うす。どーも…」

曖昧に返事をする。
このセンパイ、名前なんつったっけ……

伊都波 凛霞 >  
「うわー…見事に濡れちゃってるね…使った後だけど、はい、風邪引いちゃうよ?」

薄いシャツがばっちり透けている、下着が黒のレース、とじっくり見ればわかっちゃうくらい
これも全部雨ってやつの仕業なんだ

使いかけのスポーツタオルを差し出して、使うように促して…

「覚えてない?3年生の伊都波凛霞、まあ一度会っただけだもんねえ」

自分は風紀委員だから人の顔と名前覚えるの、得意だけどー、と笑っている

水無月 斬鬼丸 > 「あーー、へーきっす!!こんくらい
あれ、あれですよ!なれてるんで!!!」

センパイが使ったあとのタオルを使うとかとんでもない。
ってか、この人こんな下着つけてんの?
風紀委員なのに?だいじょうぶか?いろいろと。
というか、俺の風紀が危ない!!

「あはは…あー、あったことはあるってのはおぼえてるっす。
あれ、あれっすよね。あの、路地裏の…」

なんとか言葉を紡ぐものの
脳内はテンパっている。
顔に張り付いた髪が気持ち悪いのでかきあげて両目をさらす。
別になんてことはない。眼力がやや強いので半分隠してマイルドにしていただけなので。

リンカセンパイ、おぼえたぞ。
にしても、これは…うん、よろしくない。

伊都波 凛霞 >  
「だーめ、だって。こんなに濡れてたらすぐ風邪引いちゃうよ、ほら!」

姉というのは世話焼きの概念である
余計なお世話は焼きたくなる性質を持っているのだ

「ほら、頭だけでもちゃんと拭こう」

タオルを手渡そうとぐいぐい、受け取らなかったら直接拭きにきそうな雰囲気がある

「あ、覚えててくれたー」

それだけでも嬉しいのか、ぱあっと笑顔に変わっている

水無月 斬鬼丸 > 「だ、大丈夫なんで!
っつかセンパイまだ濡れてるじゃないっすか!
俺はあれっすよ、こうみえても、風邪に対してのあれ・・・
抗体ってやつが、すごい?そういうやつなんで!!」

もちろん嘘である。
そんなやつがいたらお目にかかりたいものだ。
グイグイされるもののノーの姿勢。
だってこの時点でいい香りがするんだもの!!

「あっはい、印象深かったもので…」

特に胸元とか。
あれは男子には特効をもっている。
脳幹に焼き付く隙間だ。

伊都波 凛霞 >  
「遠慮しなくていいから、ほら!」

どうやら遠慮されているととられたようです
自分ももちろん濡れているけど、他人のほうが気になるし他人のほうが優先してしまう
この伊都波凛霞という人間の厄介なところかもしれない
苦しい言い訳は置いといて、がしっとその肩を捕まえて後ろを向かせればタオルでわしゃわしゃと髪を拭く
凛霞のほうが身長も高いし簡単な作業だ。苦痛にならないよう拭き取る手付きはどこか優しいけれど

水無月 斬鬼丸 > 「え?」

ほらではないが。
その格好と言うか、その状況で男子に無防備に近寄るのは風紀委員としてどうなのか
しかし、それを問うことはできない。
なぜならセンパイはそんなこと気にしていないようなので。
ここで自分だけそんなスケベマインドをもってると知られれば流石に引かれてしまうのではと危惧したのである。

「ぁぁぁぁ……」

つかまった。
流石にこの雨の中飛び出していけば、先輩は追ってきそうだ。
そうなっては元の木阿弥。
抵抗虚しくワシャワシャと拭かれてしまう。
やべぇ、すげぇいいにおい。

伊都波 凛霞 >  
もちろん風紀委員として風紀や秩序を守るのは当然の義務で役目である
けれど目の前でびしょ濡れになっている人間を放置できないのもまた事実
男の子ってこういう時には強がるから、という印象なのもあって、余計なお節介を焼きがちなのである

とりあえず水も滴る…といった状態さえ脱すれば多少は違う

「格好つけても風邪引いちゃったら意味ないんだからね。はい、よし!」

タオル斬鬼丸少年の肩にかけて、手を離した
好きに使って、という意思表示である

一方少年の頭を拭き終わった先輩はようやく自分のことをしはじめる
具体的には結ばれていたリボンを解いて、ポニテがストレートに

水無月 斬鬼丸 > 姉をもたない自分には姉がどういうものかはわからない。
ゆえに、姉がどういうものかはわからないが
このセンパイが極度の世話焼き気質であることは確かだ。
というか、こう、なに?
雨のせいか、湿度のせいか、気温のせいかはわからないが
背後にしっかりと熱源を感じてしまう。
いいにおい、体温、柔らかな手付き。
緊張と恥ずかしさとその他諸々でくらくらしてしまいそう。

「だ、大丈夫っすよ。こう見えても……びぃっきし!!」

くしゃみ一閃。
ちがう、これは髪が鼻先をくすぐっただけだ。
てか、タオル渡されても…と視線をセンパイに向ければ
しっとりとした髪が降ろされているところだった。

え?なに?女神でも降臨した?

「……すげ…」

すげぇ綺麗。

伊都波 凛霞 >  
くしゃみをする様子に思わず苦笑する
ほらー言わんこっちゃない、と言わんばかり

「シャツの水分とか吸い取るだけでも結構違うから、ね?」

使ってー、とタオルを使うように促す
その一方で解かれた長い髪を手で漉くようにして水分を可能な限り落としてゆく

ポニーテールにまとめている時とはやや印象も変わろうが、少年の反応には「?」といった感じの反応

「? どうかした?」

水無月 斬鬼丸 > 前後不覚の真っ只中、女神が降臨すれば
見惚れるほかはない。
誰だってそうするし、俺だってそうする。そうなる。なった。
いい匂いのタオルを手にしたまま、ぼーっと先輩の方をみていた。
声がかかるまで。

「…いや、きれいだなって…………
はっ…!なんでもないっす!!」

セーフ!!
ごまかしきれた。
慌ててタオルで頭やら顔やらを拭く。
顔熱…
良香…

「ふえっきし!!」

伊都波 凛霞 >  
「あはは、誤魔化さなくてもいいよぉ、ありがとう」

褒められれば当然悪い気はしないし、嬉しいものだけれど
今はなんというか、大丈夫かなー風邪引かないといいけどー、という思いが勝る

「大丈夫?寒くない?」

…温めてあげようか?──人肌で… と思春期の学生なら妄想上の続きがありそうな言葉を投げかけつつ、髪の手入れが終われば再びくるん、とリボンで纏める慣れた手付き

「この時期は折りたたみ傘くらい持っとくべきだねえ、失敗失敗…」

水無月 斬鬼丸 > セーフだった。
いや、アウトだったのか?セウト?
ともあれ、現状は切り抜けたように思える。

「あ、いえ!いえ!むしろこちらこそ、タオルとか…
あざっす!!」

深々と頭を下げる。
タオルは洗って返そう。
新しい柔軟剤を買おう。高いやつを。
寒くないと問われるが、むしろ熱いくらいだ。主に顔が。
脳内妄想を頭を振って振り払う。邪念よされ。センパイは善意で優しくしてくれているのだ!!

「へーきっす!むしろ暑いくらいで…つかセンパイこそっすよ
俺はもう大丈夫なんで!!」

髪をまとめる仕草。
うなじが再登場だ。よくない演出だ。このセンパイわかってんのか?

「そーっすねぇ…ふあ……くしょぇぇい!!」

なんか鼻がムズムズする。ティッシュ……は、もうだめか…おそらく…

伊都波 凛霞 >  
いつもどおりの髪型に戻る凛霞
雨宿りするスペースにしては狭いのでうなじなんかが近くで見えるのは仕方がない
少年にはある程度のことは諦めてもらうしかないのだった
 
暑いくらい?というよくわからない言葉に少し首を傾げつつ、大丈夫ならいっかー、と納得する
男の子は強がるもの、ということも知っているし、あまり突っ込むのも野暮なのだ

「困った時は互い様、だしね。
 ──帰ったらちゃんと熱いシャワーとかお風呂とか、するんだよー?」

盛大にくしゃみをしちゃってる後輩に苦笑を返しつつ、自分も今日は帰ったらすぐお風呂だなーと思いつつ

「雨足も弱まってきたかな…?これくらいなら帰れそう」

水無月 斬鬼丸 > センパイの髪の長さからしてまとめなければ邪魔になる。
それは当然。当たり前。しかたのないこと。
なのだが…うん、何だその無防備さは。
ここに風紀委員がいたらしょっぴかれているところだ。

タオルでもう一度顔を拭う。
顔の暑さを拭い取るように。
だが、そう言えばこのタオルはセンパイのタオルだった。


「その割には助けられてばっかっすけどね!
前のときといい今といい…タオルは洗ってお返ししますんで!はい!
いや、新しいの買ったほうがよけりゃそれで…」

おもえば男子が家に持ってたタオルよか真新しいヤツのほうがいいかもしれない。
このタオルは……洗って額に飾っておこう。

「そうっすね。流石にこのままってわけには…
あ…そう、みたい?え?」

たしかにさっきまで雨脚は弱く見えるが…

伊都波 凛霞 >  
──もちろん無防備さには理由がある
一つは、共に雨宿りしている少年にそれなりの信頼が一応あること
この場合の信頼とは状況を利用して何かを企む類の者ではない…といったもの
そしてもう一つ、前者が精度の高い偽装であり、この場で襲いかかられたとしても問題がない、ということ

そんな雰囲気は一切表には出さない
故に少年には凛霞という先輩がひどく無防備な女に見えているのかもしれないのだが──

「え?気にしなくてもいいけど…でも、まぁ、うん…じゃ、そうしてもらおうかな?」

男の子がわざわざ気を使っているのだ、無碍にするものじゃない
凛霞はそういった部分にも一応気を回せる女であった

「このくらいなら避けながら帰れるかなー…
 うん。多分もう少し待ってれば雨もあがるだろうけど、
 早くお風呂入りたいし、先に帰るね」

またね、とにっこり笑って、店舗の軒先から一歩踏み出す
僅かに左右にブレたような…気がする
もしかしなくても 落下する雨粒をギリギリで回避してる

「じゃあまた、学校でねぇ」

手をひらひらと振って、なんかブレながら去っていく先輩の姿は
どこかこの学園が普通の学園とは違う場所なんだ…と改めて認識させるものだった──かもしれない

水無月 斬鬼丸 > 「あ、はい、そんじゃ店で一番フッカフカなやつ買って返しますんで!!」

姉概念である彼女がこちらの提案を受け入れてくれれば一安心。
あざーす!と深々と頭を下げる。
無防備に見える女性ではあるが、そんな彼女に襲いかかるなど
そんな恩知らずかつ、犯罪者的なことができるわけもない。
しかし、彼女の続く言葉には、流石に怪訝な表情を見せる他なかった。

「え?あ?はい?いま…」

今なんつった?この人
下げてた頭を上げれば、そのセンパイは
一歩踏み出す。と思ったら…
なんかブレた。シルエットが。え?なにそれ。
モーションブラーでもONにした?

「……あ、はぁ…」

生返事を返しつつ、ブラーをまとったセンパイの背を見送る。
かわしているのか?雨を?

うん、なに言ってんのかよくわかんない。
結局雨が止むまで30分ほど立ち尽くしたという。

ご案内:「商店街」から伊都波 凛霞さんが去りました。
ご案内:「商店街」から水無月 斬鬼丸さんが去りました。
ご案内:「商店街」に紅月 純さんが現れました。
紅月 純 > 学生が賑わう商店街。
大きめの通りを歩く、治安の悪そうな男がいた。

バットケースを背負い、周囲を睨めつけてながら歩いている。

遠くにいる学生は見なかったことに、近くにいる学生は道を譲って離れる。

彼にはどうでも良かった。人のことなど見ていない。
治安を一段階下げてまで探しているのは、

(どこだ。どこに売っている。ネコ用のブラシ)

ペットショップだ。

紅月 純 >  
実はもう店を通り過ぎたのでは?
そう思い、たまに引き返し、裏道に入っては戻りを繰り返す。

よく目立つ不審者である。
お店が見つからないことで余計に顔が険しくなっている。

「ぜってー見つけてやる……」

換毛期のネコを喜ばすのは俺だ。
ニヤリと笑い、地図を取り出して目印を探す。

紅月 純 >  
「正反対じゃねぇか……」

全然違う場所へ進んでいた。
とまれ、無事にペットショップは見つけられた。

目的のものは決まっていたので、さっさと購入して立ち去る。

これをネコに試したい。
その一心で商店街を早足で抜けていく。

ご案内:「商店街」から紅月 純さんが去りました。
ご案内:「商店街」に神代理央さんが現れました。
神代理央 > 学生街のマンションに一人暮らしをしている身としては、基本的に生活用品は自前で揃えなければならない。
しかし、此処は都市計画ばっちりな学園都市。必要なものは大体ネットでサクッと注文。『生活用品セット』とやらを申し込んでおけば、定期的に必要な物が届くので不便は無い……のだが。

「…偶には外に出て買い物しろっていうのは、どういう助言なんだろうか。というより、あれは小言の類だったんだろうか…」

そんな生活習慣を語ったところ、とある先輩委員から『外に出て買い物する習慣をつけなさい』と呆れた様な助言が一言。
その意図がどういうものかはさておき、先輩の助言を無視する訳にもいかないので久し振りにてくてくと商店街を散策していた。

といっても、切らしているものも無ければ買うべきものも無い。
適当に雑貨やお菓子でも買って帰ろうかと、放課後の商店街をのんびり散策中。

ご案内:「商店街」に雪城涼子さんが現れました。
雪城涼子 > 「ふんふふんふんふーん♪」
上機嫌な今日はお買い物デー。
なにか買うあてがあるかといえば、まあないのだけれど。
とはいえ、そこは歴戦の主婦。
お買い得品とかあれば買っておきたい、なんて欲がある。

「考えてみれば、この間の参考スイーツ散策も途中でうやむやになっちゃったのよねえ……」
そんなコトを思い出し。
ならば、甘いものを買うのもいいだろう、なんて一瞬考えたりもする。
まずは気の向くままに、歩いてみよう。

神代理央 > 家に常備すると言えばクッキーかビスケットかな。
偶には和菓子も良いだろうか。そうなるとお茶の葉とか買ってもいいかもしれない。ついでに美味く茶を入れる機械とか欲しい。

等と、牧歌的な思考に耽りながら自然と足が向かう先は商店街の菓子屋が並ぶ一角。買い物だの買い食いに訪れた生徒達でそれなりに賑わうその場所で、ふと視界に入るのは見覚えのある銀髪――

「……怪我をしていなければ小言を言われる事はあるまいな」

先日、衆人環視の中で己に説教をかました少女の姿。一瞬身構えそうになった己がちょっと物悲しい。
とはいえ、後ろめたい事をしている訳では無い。何も悪びれる必要は無い、と気を引き締めて菓子屋へと歩みを進める。
僅かに道の端によって彼女に気付かれない様にはしていたりするのだが。

雪城涼子 > 「んー……あれも、これも良さそうよねえ……」
あまり顔を動かさず、しかし、視線は油断なく隅々に巡らせて。
狙うは、特売、特価、極上スイーツ辺り。

「そういえば、この間ちょっと気になったのあったわね。
 どこのお店だったかな……えぇっと……」
確か、この辺り。だったような気がする。
ちょっと記憶が曖昧なのだけれど、歳……なんて、そんな。
いやいや、まさか。

「……ぁ!」
そして、目的と違うものを見つけてしまった。
思わず声をあげる。

「神代くん!」